■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50 [PINK]エロエロ星人この指止まれ! (19/20)[/PINK] ★強い悪の女戦士を屠る創作スレ★ 1 :名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 16:40:19 ID:2cp/ohwK ボディービルダーやプロレスラー系の格闘女悪役が、 正義役と死闘の末、屠られるってのが基本設計。 例えば肉体に秘められた秘密を探るべく、裸に剥かれ、 最後は死化粧まで施され、肉体美を晒される、ってどうよ。 上記のコスのキャラなら、萌える香具師多そう。 あと使用されるもしないも貴方次第。 あくまでフィクションのノベライズとして、イメージの叩き台のURL↓ ttp://www.nicolebass.com/menu/products/products_photo5.jpg ttp://www.aprilhunter.com/aboutme/faq/ 2 :名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 16:41:44 ID:km3W6/dJ 2げと 3 :名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 16:41:57 ID:2cp/ohwK >上記のコスのキャラ ↓ >下記のコスのキャラ スマソ。 4 :名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 16:43:01 ID:XDnh/wdc 結構難しい設定だな。 俺には書けないな、素人なもんで。 しかも、俺はそんな設定じゃ興奮しないんで創作意欲は湧かない・・・ 5 :名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 16:48:02 ID:xEyOz2VE モエネーヨ 6 :1:2005/04/04(月) 17:17:53 ID:2cp/ohwK 別にムキムキ専とかデブ専とかじゃなくて、 美と強さとを両立させた女を こういう風に倒してみたい、ってだけでもオーケー。 萌えるイメージ静止画像をupでも良いし。 間口は広く、奥行きは不覚がモットー。 7 :名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 17:56:03 ID:XDnh/wdc >1 ためしに、どんな感じがいいのかあんたが書いてみてよ。 それを参考にやってみる・・・ 8 :名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 20:53:55 ID:EGlqelqD 確かに難しいそうな気がする 9 :名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 17:11:41 ID:L2Vu55Uy >>1 強くて憎たらしい女をプロレスの大技で仕留めてやるってのは、見てみたいな。 10 :1:2005/04/07(木) 02:54:34 ID:FM/388sX 即死防止の為にも、那智親衛隊持ってきたいのだが。 誰か触発された職人が現われるまでの繋ぎになるか自信は全くないので。 とりあえず時間稼ぎに、過去レスのコピペ改から、映像化キボンぬシーン・アウトラインをば‥悪文スマソ。 >ttp://www.nicolebass.com/menu/products/products_photo5.jpgのパワフルボディが青のリンコスの代わりに  真紅のガウンに包まれたまま、闇プロレス用に設えられた地下施設のトレーニング部屋内扉を吹き飛ばすごとく、  バスルームの湯気と共に、押し出される。  「誰もいないのかしら、変ね‥‥‥ウッ!」。  …人種的偏見に驕れるドイツ系最強女へ小細工なしで真っ向から勝負を挑み、体力的ハンデを技術的優位でカバーし  逃げだした女戦士をついに吹き抜けホールの二階へ追い詰め、揮身の後ろ回し飛び蹴りを女の横っ面に叩き込み、  既にグロッキーとなってた女戦士は錐揉みしながら宙に舞い、勢い余って階下へ手摺越しに叩き落とされる。  そしてワインレッドの地に花柄のトラックスーツで身を固めた少女の面影を宿した中国風の女が優雅な足取りで  モスグリーン色調のベルベット絨毯敷きの階段を降りていく…  応接セットの脇に敷かれた、由緒ありげなバザール柄の絨毯の表に  白磁の肌を漆黒レース地のセパレート下着で際立たせた地下プロレス女王の肉体が  鍛え抜かれた太腿の付け根を合わせたまま、大の字に横たわったままだ。  目をやや薄く開いて無念そうで凄艶な表情、肉感的なローズピンクの唇から少し突き出した舌先と垂れた唾液の細い一筋‥  冷たく見下ろしたかと思いきや、ストーリーの謎解きともなるネオナチの女戦士の肉体に刺しこまれたタトゥーの秘密を探るべく、  体重差は40キロ前後はあろうながら、女性ならではの曲線美を守った美肉を包む  黒レースのブラジャー、そしてパンティーを遠慮なしに荒々しく剥がしていく。  東洋男を暴力で蹂躙する快感に酔いしれた犯罪組織支部の女ボスに恋人を殺されたスレンダーで中背の美少女。  それは同時にネオナチ女戦士の女の部分への復讐であったのかもしれない。  しかし金髪の美獣の息の根を確かめなかったのは、彼女の過ちであった… 11 :名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 00:58:59 ID:B34vAvHI >>10 >ネオナチの女戦士の肉体 >地下プロレス女王の肉体 やはり股間に訴えるものと来るか? 12 :名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 01:06:16 ID:x9qqa7cx 枯れ木のような老人や美少年相手の方が萌えるかもよ。 13 :名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 03:45:12 ID:G2gcSL1p BL(ブラックレディーズ)の秘密基地に侵入した。彼女達は世界征服を企む多国籍集団。 構成員は全てサイボーグ化した女性で、殺人・テロ・誘拐など何をするにも良心の呵責をもたない非常の集団である。 彼女達の科学力と狡賢い作戦には警察や各国の軍軍隊も対抗することができなかった。 BLに人質にされ俺の命を守る為、サイボーグ研究の第一人者であった母はその手術の執行を強制されていた。 だが、母はBLの非道な数々の行い耐え切れず、秘密裏に俺に改造手術を施した。 俺はその改造された力を使ってなんとか母と二人で脱走したものの、母はその道中で捕えられ、殺された。 ・・・・・・その時から俺はBLに復讐をすることに全てをかけてきた。 そしてこれまで彼女達の作戦をつぶし、ついに彼女たちの首領がいるという秘密基地に侵入したのだ。 14 :名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 03:48:13 ID:G2gcSL1p 俺は排気ダクトから侵入している。この何層にもなる秘密基地のどこかに首領がいるはずだが、 まだ何の手がかりもない。手近な排気口から覗くと下はトイレだった。 そこへ胸を強調するようなレオタードタイプの戦闘服に身を包んだ下級戦闘員が豊満な乳房を上下に揺らしながら あわててトイレに駆け込んできた。もちろん、その理由は一つ、用を足すためだろう。レオタードを脱ぎ足まで下ろす。 改造されているためか、訓練の賜物か、しなやかな無駄のない筋肉質で健康的な肢体があらわれる。 (さてと) 排気口から極力音の出ないように降り、鍵のかかったドアをこじ開ける。 そこにはまだ事態を認識していない半裸の女が一人。その一瞬の隙をついて口をふさぎ、 腹に拳を叩き込む。相手も改造されているとはいえ、所詮は下級。 俺のように徹底的に戦闘用に改造されたわけではない。鍛え上げられた腹筋は何の意味もなさず、 その身体は衝撃で前かがみになる。ただ、口をふさいでいるのでうめき声もろくにあげられない。 15 :名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 03:52:21 ID:G2gcSL1p 「もう俺が誰か知ってるな。さあ首領のブラッククイーンのいる場所を吐いてもらおうか・・・」 腹に拳を突き入れられ苦悶の表情、そして涙を浮かべている戦闘員に質問する。 「私、下っ端だから首領のいらっしゃる部屋などわかりません。だけど、だけどお願い命だけは・・・」 「そうか。お前程度のザコじゃ場所もわからんか、やはり幹部クラスでなくてはな・・・」 洋式の便器に女戦闘員を尻から力任せに押しやり動けなくさせた。元々我慢の限界だったのか 恐怖のためかは知らないが小水を垂れ流している。トイレでなければ俺の服が汚れているところだ・・・ 「駄目だ」俺は右腕を鋭利な刃がついたものへと変形させる。 そして一切の躊躇もなくその刃で女戦闘員の頚動脈をかき切った。 「うぐっ!!」彼女は声も出さないまま噴水のようにその血液を私にかけながら絶命する。 「まず一人・・・・」 俺は再び排気ダクトへと飛びうつり、次の獲物を探す。 16 :名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 03:58:00 ID:G2gcSL1p とまあ、>>1 の嗜好と合致しているかわからないけど書いてみました。(多分、ちょっとずれてるよね) まあ、私もこういったスレが今まで何度もあらわれ、すぐに消えて涙を飲んできたので。 支援の意味をこめて。 17 :名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 04:08:08 ID:e/mPLHpN オリキャラじゃなきゃ駄目なの? 18 :薬師寺準一郎:2005/04/09(土) 04:38:09 ID:I0MNHKOk 女戦闘員をなめきってる主人公が痛い目にあい、殺されるのはどうです 19 :名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 01:34:17 ID:mS2OVfEx >>13〜>>15の続き そこへ…… 「アケミぃ、何してるの?遅くない?班長に怒られるよーーー」と何とも気の抜けた声がした。 どうやら先程の女戦闘員は同僚を外に待たせていたらしい。やれやれ… 同僚の女は「アッ!!」と声をあげた。 アケミと呼ばれた女戦闘員の血がトイレから外に流れているのを発見したのだ。 「し、侵入ぅううう」 同僚の女が動揺した叫ぼうとした瞬間再び排気ダクトから彼女めがけて飛び降り、その勢いで彼女を倒してマウン トをとる。彼女達下級戦闘員でも常人の3倍の力を持つように改造されているが、母が持つ全ての技術を駆使して 造りかえられた俺の身体性能にかなうはずもなく、トイレのタイルの上に押し付けられる。 「いやぁ…」地面に押さえつけられた下級戦闘員が苦悶の声をあげる。 「大人しくしろ、どんなに暴れても結果は同じだ」 20 :名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 01:37:19 ID:mS2OVfEx 「ダークキッド……」 次々に秘密作戦を完膚なきまでにつぶした際にBLで使用されるようになった通称名を女はつぶやく。最初は世界 征服を企む集団にダークなどと呼ばれるのは心外だったが…… ”闇の申し子”という意味でなら、復讐に全てを傾ける俺にはふさわしいのではないかと、 今ではその名を呼ばれることに対して抵抗はなくなっている。 「どうせお前もブラッククイーンの居場所などわかるまい」 「……知らない、知らないわ…………けど助けてぇ!」 「お前等はいつもいつも命乞いをするがな。お前は命乞いをした者を助けてやったことがあるのか。」 BLは幹部などプライドと確固たる信念を持って行動する者達以外は、大抵こういう状況になると、助けを乞う。 それが無理とわかると…… 「わたし、何でもするわ…ねぇ、この身体好きにしていいから……お願い」とこうだ。 色仕掛けで隙をつくことを狙ってるのかもしれないが、こういった誇りをかなぐり捨てた行動には吐き気がする。 何の信念もなく、目先の快楽にだけ身を委ねることを目的としてBLに所属し、 人を殺すことを何とも思わないクズどもには呆れと怒りしかわいてこない。 この女も身動きがとれない肉体ながらも最大限に肉体をしならせ、おのれの魅力をひきだそうとする。 21 :名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 01:42:37 ID:mS2OVfEx 「そうだな…」 俺は腕を抑えていた片手を離し、レオタードの上からも乳首の突起が見えるふくよかな乳房をきつく揉む。 「あああぁあん」精一杯感じたような声を出す……いつもいつも、なんて芸のない。しかしこれで油断する各国の 諜報員がいるというからその効果はまんざらでもないのだろう。俺はその柔らかい乳房を強く揉み続ける。 「あふぅ・・いい、いいの・・・イイ。あはぁああ。」 揉むたびによがる振りをする下級戦闘員に少し憐れみを感じる……何もわかっちゃいない。 「俺の名前をダークキッドと呼んだな、それじゃあお前も俺の噂なら聞いたことがあるのかな」 揉みしだくことはやめず、質問する。 「ハァハァ、アハァ、ええ知ってるわ。最凶の復讐鬼。一切の感情を捨てた殺人鬼。出会った者は全て無惨な骸を アアアハァウン、アンさらすぅううう」 「よく知ってるじゃないか。ならさ、お前はこれからどうなると思う」 乳房を揉むことをやめ20代前半とおぼしき、褐色の肌と口の横のホクロが印象的な女にもう一度問いかける。 「ハァァァン…ハァ……お願いです。もう何もしないから。ここを出て警察に出頭するからぁあ」 ようやく、自分の置かれた絶望的な状況を理解したかと思うと、再び命乞いを始める。何の意味もないのに… ………もうこんな繰り返しはうんざりだった。 22 :名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 01:46:17 ID:mS2OVfEx 「……わかった。そこまでの努力に免じて簡単に逝かせてやるよ」 「えっ?」 両腕を首にまわし、優しく起き上がらせたと思うとおもむろに唇をその熟れた女戦闘員の唇と重ねる。 『ああ、イかせてやるね。フフ、ダークキッドといっても所詮は男。この程度、ならわたしの虜にしてあげる』 とでも思っているのだろうか。舌が自分の口腔に侵入してきた。自分からとは…… 飽きれかえりながらも俺はそれに応じ舌と舌をからませる。この馬鹿は何もわかっていない…… その、数十秒の淫靡な交わりが終わり、唇と唇が離れると女はなんとも淫蕩な笑みを浮かべる。しかし、その余裕を ともなった笑みは長くは続くなかった。自らの両腕を首にやったかと思うと首を振ってイヤイヤをし、何かを訴えか けるような目をしたかと思うとそのまま事切れる。改造された俺の唾液は自分の意思で他人を致死に至らしめる 猛毒を生成できる。その事を知らないこの女は自らディープキスにより摂取したわけだ。 絡ませていた腕をほどく。既に死体となった身体は支えるものが何もなくなった為、そのまま後ろに崩れ落ちた… 「今度生まれ変わるなら、もっとまともな人生を歩むんだな・・・」 外からでは何の傷もなく、眠っているとしか思えない骸にそう言い捨てる。 さて、この女は班長がいるといっていた。班長というと上級戦闘員か・・・何か知ってる可能性があるな。 次はその班長とやらを探すとしよう。 23 :名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 01:49:25 ID:mS2OVfEx DAT落ち回避のために、再び支援。 俺みたいな駄文野郎でなく、真の職人さんの降臨を願う!! まあ、このシチュ萌えな人なんてそうそういないと思うけど…… 24 :本家薬師寺準一郎:2005/04/10(日) 11:22:28 ID:2YHiZJT0 無敵を誇る身体も戦闘で衰えさすのは如何です 25 :名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 21:56:26 ID:Sm5Ka+ah (・∀・)イイ!! 26 :名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 01:19:31 ID:bBB3sU/m >>17 1じゃないけど、既成キャラでもいいと思う。っていうかこんな過疎スレで制限してたらすぐ落ちるかと。 悪の女戦士・・・・・・ゴールデンアックスのズブロッカとかかな。 27 :名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 00:27:23 ID:TSKFvLaf こういうのってさ 正義のヒロイン>悪のヒロイン SEX(犯す)>倒す(屠る、殺す) というように二重に需要がないんだと思う。あと今回は1で限定されすぎな気もするが。 28 :名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 00:41:35 ID:7Ag6b2ZP >>27 確かに。 限定されたすぎたら、いいのが書きにくい罠・・・ 29 :名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 00:58:33 ID:FY+pUVO/ 正義のヒロインが悪に屠られる方が断然萌える! 30 :名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 01:21:00 ID:IqlVtfpD >>27 エロを絡めた屠り方だったら良いんじゃないかな? 1の設定であえて、萌えツボを探ると、 戦士としての属性をはぎ取って、女らしさを露出していくプロセスとか。 31 :名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 01:33:41 ID:GpwHGreM >>1 つ【ttp://www86.sakura.ne.jp/~cccp/syoumen.htm】 32 :名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 02:26:37 ID:GoAMgNne 1ってもうこのスレにいないのかな。 よければ>>17や、どこまで趣旨を拡大解釈していいかについて答えて欲しいんだけど。 ある程度拡大すればひょっとしたら職人さん降臨あるかもしれないし。 33 :名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 04:21:05 ID:1+ak/9aV mS2OVfEx氏への感想が無いようなので書くが すんごいイイ。もしかして某サイトでも投稿してた方かな。 普段は血も涙もないくせに自分がやられそうになると色仕掛けで なんとかしようとする、強くて美しくてあざとい敵さん。 しかし強い主人公にはかなわない、という。このパターン。 34 :1:2005/04/15(金) 16:44:56 ID:uDPXKZP5 みなさん、長らくのご無沙汰、失礼をば致しますた。 >>32 オリキャラ熱烈歓迎。 断りなかなったのは配慮不足でスマソ。 >>6の糊で、どうぞ。 もう、日本人でも何人でも。 例えば美人悪役プロレスラーとか、美人映画女優の悪役とか。 マイナーならイメージ原画像とかリンクしても良しでつ。 35 :名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 22:40:15 ID:i831ZOQP >>34 オリジナルでも、そうでなくても構わんという事ですよね。 17でも32とも違う人ですが。 36 :名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 22:51:45 ID:gGgGzk2S 「北斗残悔拳!!」両手の親指が、胸と股間だけを隠した露出の多い女のこめかみへと挿し込まれる。 「お前の命はこの指を抜いてから三秒、その三秒に自分の罪深さを思い知れ」 北斗神拳今代の伝承者であるその男が女に対して呟く。完全なる死刑宣告であった。 「いやあ、抜かないで、抜かないでぇ」 その女は死の恐怖に震えながらも必死の命乞いをする。 化粧が少し濃いものの、十分美人といってよい顔も恐怖によって既にクシャクシャだ。 部下も全員、この男の謎の拳法によって殺され、後は自分のみ。もはや絶望だけが心を支配していた。 「ごめんなさい、ごめんなさぃーーーーーー」 涙がその豊満な胸にこぼれ落ち、キラリと光る。男はその女の目をじっとみる。 澱んだ悪党特有の目はこんな状況にあっても何の変化もない。 男は何の反省もないと判断した。 37 :名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 22:56:52 ID:gGgGzk2S 「さっきまであんなに笑って村人を殺していただろう。お前に、もはや生きる資格はない」 「いやぁあああ、いやいやいや、助けて、ねぇお願いよぉ」 女はそう叫んだかと思うと こめかみを筋肉の塊のような両腕で固定されているにもかかわらず必死で男に歩み寄り (わざと男が伸ばしていた肘を引いた)、胸を男の身体にすりつぶし小刻みに動く。 そして右手を男の股間に持っていきズボンごしにいじりはじめた。 「お願い。溜まってるんでしょ。こんな時代だもの。  それにあなた『正義の人』みたいだから村人とかに手出さなそうだし」 下卑た笑いを浮かべる。この極限状態においてこんな笑みを浮かべられる神経が男にはわからなかった。 しかし、少し逡巡したあと、 「そうだな、じゃあ一回口ででも抜いてもらおうか」と空々しく呟き 圧倒的な力でこめかみに親指を挿したまま座り込ませる。 「それいかんでは考えてやらんでもない」 その答えを聞いて女は、ニタァと泣き笑いのような顔をつくったかと思うと、 ズボンのベルトを外し降ろし始める。 「ああ、噛み切ろうなんて思うなよ。まあ何かの拍子に  ちょっとでも俺が指をはなしたら……ボンッだからな。」 38 :名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 23:00:40 ID:gGgGzk2S 「はっはひ」 2mにも及ばんとする男の身長に何ら見劣りすることのない、巨根が姿をあらわした。 この荒廃し、水もろくに手に入らない時代にシャワーを浴びるなどということはまずできない。 そのため、半勃ちになったそれはひどく臭った。 しかし女もためらってはいられない、左手で男根をささえ、 舌でその先端をチロチロと舐め始める。 「んふゥ、はぁはぁ」 息をもらしながら必死に舐め続ける。亀頭の先っぽををその横を…… そして左手は根元の皮の部分を上下に動かしこすり始める。 最初はあまり反応もよくなかったが、続けるうちに段々と固くなっていくことに女は安堵する。 「なかなか上手いじゃないか」 「あはぁ、うふふふ」 39 :名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 23:03:46 ID:gGgGzk2S その言葉に一縷の生の望みを見出したのか、女は男を見上げて何ともいえない表情をつくる。 「……さっさと続けろ」 「はひぃ」 今度は巨根すぎて顎が持つかどうか心配だったが、ビクつきながらも意を決して咥えこむ。 何とかいけた。大きすぎるので歯で擦ってしまうのを注意しながら、 吸いついたり、出し入れしたりするする。 チュバチュバと淫靡な音が死体と血に満たされた荒野に空しく響き渡る。 女は口だけでなく、こんな時代にはなかなかみられない形のくずれていない、 豊満な両乳房で挟み込み刺激することも忘れない。 何せ、この数分間で自分の命運が決まるのだ。なんらの妥協も許されなかった。 続けるうちに半勃ちも完全な勃起状態に。射精が近いのか男根もピクピクと痙攣しはじめた。 女はもう顎の感覚がなくなるほど限界だったが、止めるわけにはいかない。 「そろそろだな……」 ドピュッ、ピュピュピュ…… 本当にいつから溜め込んだかわからないほど、濃厚で量の多い白濁液が 女の顔面にふりかかる。たった一回で女の肩から頭部にかけては精液まみれとなった。 40 :名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 23:07:00 ID:gGgGzk2S 「なかなか気持ちよかったぞ」 そう言うやいなや再び両腕に力をいれて無理やり女を立たせる。 最初はこめかみだけで支えられているようなものだったが、 女も最後の気力をふりしぼって足にふんばりをいれて自らの力で立った。 「そ、それじゃあ」 精液でベトベトになろうとも何らの嫌がるそぶりをみせずに、男の決断を待つ。 「だめだ、お前はここで死ね」 冷酷な言葉が投げかけられる。 「そんな、そんな、そんな……約束が違うじゃない、ひどいわ」 生への望みが断たれたことによる狼狽、そして怒りがこみあげる。 「そうだな、ひどいな、ああひどい。けれど、お前らがさっきまでやったのはそういうことだ。  ……間に合わなかった…助けることができなかったが、『子供だけはどうか』と願う父親に  わかったと答えたお前はその後どうした」 静かな怒りが男を震わせる。 41 :名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 23:10:56 ID:gGgGzk2S 「あの子は最期にこう言った、『お父さんがお願いしたのに、僕ごめんなさいしたのに』ってな。  そんな年端のいかぬ子供を辱めた挙句、殺したんだ。それをどう思う」  「あ、あ、あぁあああああああああ」 女は男の怒りを、そして自分の行いが決して許されないことなのだと初めて認識する。 「………別に俺は『正義の味方』でも何でもない。  てめえら悪党にとっては死神だ、恨んでくれてかまわん」 「いやいやいやぁああああ、ごめんなさいごめんなさひぃぃぃぃ」 男は指をためらいもなく抜く。腰が抜けたのか女はその場にへたり込む。 股間からは失禁したのかチョトチョロと小水が地面を濡らしていく。 「いや、いや、死にたわっ」 頭部が、胸が、腹が…すべてが波うちいびつに歪みはじめた瞬間、爆ぜる。 残されたのは内臓と血まみれになった骸のみ、生前の美しい身体の面影はもうどこにもなかった。。 男はそれを見届けると、いずこかへと立ち去った。 42 :名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 23:16:09 ID:gGgGzk2S とまあ、どこぞの『北斗の拳』をモチーフに創ってみました。うーん……精進します。 >>33 mS2OVfExです。拙作を喜んでいただきありがとうございます。 まあチマチマと書いていきたいと思うのでよろしくお願いします。 ただ、私はこのスレが正真正銘初めての投稿ですので、 その某サイトで投稿されていた方とは同一人物じゃないです。 つーか、もしよかったらそのサイト教えて欲しかったり。ぜひ読んでみたいっす。 43 :名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 22:16:23 ID:9mesjriw http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1080476860/l50#tag373 重複? 44 :33:2005/04/17(日) 12:23:05 ID:U6hWL1Ee >>42 キター 今回もやってくれましたな。 あんまり他の人の反応無いみたいけど、俺は正直好き。 心理描写がいいし、読みやすいです。 でもってそのサイトですが「女やられ役」でググってトップに来るサイトの 宝物殿>2001年の小説の中で2回投稿してる人の作品。まわりくどくてスマン。 45 :名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 03:23:10 ID:bNljefRw >>44 レスありがとうございます。頑張ります。     で、サイトについてなんですがサンクスです。   けど何ていうかアクセス数1万の頃からROMってます。そのサイト(もう5年くらい…)。   いや、本当に素晴らしいよねそのサイト。そこ見つけたとき世の中に同胞がいたんだと感謝しました。   同じ性癖の人っているんだって。   あと、僕もそのSS書きの人すごく好きでした。ちょっと非道いくらいが好みなもんで。   考えれば、嗜好が同じだから似てしまったのかもしれないっすね。       46 :44:2005/04/21(木) 21:49:08 ID:OjU0MFyo >>45 やはりご存知でしたか。 これだけのモノを書く人なら知ってるだろうなとは思ったんですけども(笑 これだけのレベルならそこに投稿しちゃっても喜ばれそうですね。 是非次回は媚び媚び萌え萌えだけど極悪なおにゃのこを激しく懲らしめて下さい(希望 47 :ナチスドイツ:2005/04/21(木) 23:02:32 ID:D9VhO3ya 悪のヒロインと正義のヒロインが対決し正義のヒロインが敗北するの希望 48 :名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 03:39:57 ID:OL/gU+Gt 狭い排気ダクトをいくらか進むと、小さな個室があり、明らかに上級戦闘員とわかる赤のレオタードの女と その前に直立不動で立っている下級戦闘員が二人いた。 「アケミとナルンはどうしている。もう3分の遅刻だぞ。BLの掟を忘れたのか」 「キー!アケミが化粧室へ行くといっていました。ナルンがそれを呼びにいったはずですけど・・・」 「ふむ・・・。そんなことで遅れるようでは世界征服など夢に過ぎん。たるみすぎだ」 上級戦闘員が事情もしらず憤っている。……あの女ならもしかしたら何か知っているかもしれない。 俺はまたも排気ダクトから飛び出し、まずは横並びに整列している下級戦闘員に飛びかかる。 意表をつかれ何も行動できない二人の下級戦闘員に対し 両腕を刃に変形させるやいなや、股間から首まで下から上に一気に引き裂く。 服が二つに裂かれ、二人のこぶりだが形の良い乳房と薄い毛に覆われた陰部が露出する。 それに一瞬遅れて身体から血飛沫が勢いよく飛び散り、壁と地面を赤く濡らした。 二人の女戦闘員は声を一度も発することのないまま、自らの血の海に沈む。 49 :名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 03:43:36 ID:OL/gU+Gt 「さてと…お前に聞きたいことがあるんだがな」 「あっ・・・貴様ぁあ」 さすがは上級戦闘員といったところか。 彼女は怯まず、腰に下げてあった黒色の直径10cm程度の金属球をこちらに投げつけてくる。 いくら相手が改造強化してあるといっても、俺とはレベルが違う。 視認した後、俺は少し首をひねるだけで頭部を狙ったその球を避ける。 「ふっ」 その動作を見て彼女は小憎らしい笑みを浮かべる。 「ぐふっ……」突如背中に常人であれば気を失うほどの痛みが走り、一瞬視界が暗くなる。 「くそっ、なんだ」 「あはははははは」 上級戦闘員は巨乳を揺らし高笑いをあげる。 そのそばで先ほど避けたはずの金属球が何もない空中に浮いていた。 しまったテレキネシスか。 下級戦闘員は肉体を強化するサイボーグ手術しか施されていないが、 上級ともなると、今回のようにいわゆる超能力さえも脳をいじることで手に入れている場合がある。 超能力をも科学的に解明したBLの技術力のなせる業だ。軍隊でさえ彼女たちに太刀打ちできない理由がそこにある。 50 :名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 03:46:40 ID:OL/gU+Gt ……そう考えている間にも、 金属球は物理法則を無視する無軌道な動きと弾丸のようなすさまじいスピードで迫ってきた。 ……避けきれない!! 「がはぁっっ!!」 腹部にもろにめりこむ。強化された身体のため、きついボディブローを一発喰らった程度で たいした威力ではないものの何度も喰らうのはどうにもまずい。 「あははは、あんたダークキッドよね。けど大したことないじゃない。皆やられたって嘘なんじゃないの。  ふふ、いいわ。もっともっと喰らわせてあ・げ・る」 左手を腰にあて、レオタードからも谷間がよくわかる大きな胸をそらせて調子のいいことをのたまう。 51 :名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 03:49:20 ID:OL/gU+Gt やれやれ、上級戦闘員程度に不覚をとるとは……。 仕方がない…こんなところで使う予定はなかったが… 「うがぁああああああ!!」声あらげ、そして心の中でスイッチを入れる。 今まで、身体のある部位だけを変形させる為に使用していた俺の最大の武器である変身機能を全身に…… 柔軟性、俊敏性に優れながらも大口径の銃弾であろうと防ぎきる硬質の皮膚への変形、 そして右腕の刃を刀と呼べるような80Cmの長く鋭利な刃へと変化させる。 肌の色は艶かしいてかりを持つ緑色に。身体のあらゆる箇所をその皮膚で覆う為に、 もはや人間とはいいがたい姿になっている。三つある変身形態のうち、近接戦闘に特化したものである。 この変身形態は体力の消耗が著しく10分以上は維持できない弱点を持つ。 それに、俺はもう人間ではないことを再確認してしまうこの完全なる戦闘形態を憎んでさえいた…… いや、そんな逡巡は後でいくらでもできる。 今はこの生意気な、自分の立場をわきまえない女を倒すことに専念しよう…… 52 :名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 03:52:25 ID:OL/gU+Gt 「何だ……その姿は……ふざけるのもいい加減にしろぉぉ!!」 明らかに動揺した表情の上級戦闘員は少し後退する。 「うわあああああ」 そう叫ぶやいなや、先ほどよりもスピードで金属球をこちらに向けて無軌道のまま突っ込ませた。 俺の胸にあたるのを確認してから、すかさず右手で掴み金属球の動きを封じ込める。 本当は先の二度よりも大きい衝撃なのだろうが、この状態ではこの程度ではほとんど痛みを感じない。 「あ、あ、あ・・・」上級戦闘員は茫然自失のようだ。 さてはこの金属球を操るだけが与えられた唯一の能力だろう。 この金属球の中には微力な超能力にも反応するようなモノが埋め込まれているはずである。 彼女にこの球以外のものを動かせるほどの改造手術を施されているとは階級からも考えにくい。 53 :名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 03:54:47 ID:OL/gU+Gt 「さてお返しだな。しっかりと受け取れよ。」俺は大きく振りかぶり全速力で金属球を投げつける。 「ひぃっ」短く彼女が悲鳴を上げたかと思った瞬間、その金属球は顔のすぐ横を抜けて 壁にガンッと音を響かせながらめりこむ。 「ちょっと手元が狂ったかな」 「ああっ」その恐怖から地面にしゃがみこんだ。 赤いレオタードの股間には染みができている。どうやら少し漏らしてしまったらしい。 俺は戦意を喪失し、恐怖で肉体を震わせている上級戦闘員に近づく。 「あ、ああああ・・・」 どうやら恐怖で言葉を紡ぐこともできないようだ。 まずは変身を解く。少し立ちくらみがした。一分ほどしか経っていないのにこの疲労感… ブラッククィーンに辿りつくまでには先が長いというのに…… しかし、まあ何はともあれ 「お仕置きの時間だ……」 54 :名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 04:20:23 ID:OL/gU+Gt >>13−15 >>19−22 の続きです。 なんというか、いまだ戦闘員レベルですんで、スレ名である「強い悪の女戦士」 の「強い」部分が欠けている気がしますが。 もし続くならもっと「強い」のを出したいと思います。 >>44 媚び、萌え、極悪……頑張ります。 55 :ナチスドイツ:2005/04/22(金) 16:07:33 ID:5upmsDlD 隙を見て下級戦闘員に攻撃させ、その下級戦闘員を中級戦闘員に出世させて下さい。 56 :名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 05:22:01 ID:ZbHaEKeI 「あらら、こうも見事にやってくれるとはね。」 場所は深い森の中にある洞窟。 旅人や近隣の村を襲って金品を強奪、時には命までも奪う盗賊団の隠れ家となっていた。 しかし、その隠れ家に動く者は今や二人だけ…… 洞窟内は十数体にも及ぶ盗賊達の骸、そして彼らの流した血の臭いで覆いつくされていた。 「あんた、何かあたいたちに恨みでもあんのかい。」 盗賊団の女首領がこの惨状の原因である男にむかって問いかける。 首領であるレシンダは外見は二十代の後半といったところ。 切れ長の目に銀の髪が特徴的な肉感的な女である。 右手にはナイフ、身を包むのは胸を隠す薄手の布と擦り切れ、太股があらわになるほど短いパンツのみ。 その他に彼女を着飾るものはなく、鍛え上げられた肢体を臆面もなく晒している。 57 :名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 05:23:29 ID:ZbHaEKeI 「盗賊に恨みを持つ者がいても何の不思議もないだろう……  ……十日前にメイル……ある男がこの辺りで殺された。  四肢を切断された無残な姿で往来に投げ捨てられていた、覚えがあるだろう」 黒髪と彫りの深い顔立ちの青年は村人が着るような服装に皮鎧を上半分だけ着込んでおり、 その手にはここにいる十数人もの盗賊団の命を奪った業物の剣が握られている。 「十日前ねぇ……あぁ、あの男か女かもわからないヒョロイ男ね。 『盗賊行為なんてやめて、貴方達も立派な仕事につきなさい』なーんて自分の置かれた  状況完全にわかってなくて説教たれるもんだから、頭にきちゃってね。  あんまし殺すことないんだけど、もう思いつく限り残酷な方法で殺しちゃったわ。  腕も足もちょんぎったのにまだしぶとく生きててね。最期は『助けてカイトォ!』って  あ、あれ、カイトって何のことかと思ったけど、ひょっとしたらあんたのこと?」 58 :名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 05:24:36 ID:ZbHaEKeI カイトと呼ばれた青年は親友であったメイルへの残虐行為、それを何の罪悪感もなく 楽しそうに話すレシンダに、そして救えなかった自分に対する怒りから、完全に頭に血がのぼる。 「死ね!!」 レシンダの息の根を止めようと一直線に襲い掛かる。 今まで十数人を不意打ちに近いとはいえ、かすり傷一つなく殺した剣技はそこにはみられない。 ただ、ただ殺すことだけを考えた突進である。 相手が素人ならばどうにかなったかもしれないが、相手は盗賊団を束ねる首領。 カイトの刺突はかわされ、そのすれ違い様、ナイフで左手を斬り付けられる。 「くっ!」 「はは、大したことないねえ。」レシンダが嘲り笑う。 幸い致命傷ではない、カイトは一撃を加えられた時点で冷静さを取り戻していた。 この女は確かにすばしっこいが、自分が手に負えないほどではない。 息を整えて再び斬りかかろうとした時、視界が歪み、身体に痺れを覚える。 59 :名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 05:26:05 ID:ZbHaEKeI 「あはは、このナイフには痺れ薬が塗ってあったのさ。どうやら効いてきたようだね。」 レシンダは笑みを浮かべると急に動きの鈍くなったカイリに近づいてくる。 「ふふん、さぁさぁもう剣が届く距離だよ。ほらほら斬れるんなら斬ってみな」 挑発するレシンダにカイリは今にも倒れそうな身体に無理やり命令し、剣を振り下ろす。 あっさりとかわすレシンダ。 「ふん、そんなノロくちゃ虫一匹殺せないよ!!」 そういうやいなや、肌と肌が触れ合うほどの間合いに詰め寄り、 もう身体を支えることも難しくなったカイリを腕と足を巧みに使って転ばせる。 「がっ」 受身さえ取れなくなったカイリは頭部と背面をもろに地面に叩きつけられ、 一瞬意識を失う。しかし、ここで意識を手放せばあとに残るのは死のみ。 カイリはなんとか数瞬後には回復し、現状の確認を行おうとする。 60 :名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 05:27:19 ID:ZbHaEKeI その時腹部に重みを感じた。そうレシンダはカイリを転ばせるや、すぐにマウントをとっていたのだ。 彼女の右手にはナイフ、かたやカイリは剣を転ばされた時にどこかへやってしまっていた。 「ふふ、絶体絶命だねぇ。」 ニヤニヤと卑しげな笑みをこぼす。この圧倒的優位の状況が嬉しくてしょうがないようだ。 「くっそぉ……」 友の仇も討てず、命を散らす事が悔しくて涙がでてきそうになる。 しかし、それをこらえて必死にレシンダを睨みつける。 「いいよぉ、その眼ぇ!あたい恨まれてるんだねえ。  そっかぁあんたのお友達を殺した張本人だもんねぇ。そりゃ悔しいよねえ。けど!!」 そういうと、右手のナイフではなく空いた左手で拳をつくってカイリの顔面を殴りつける。 「あたいも大切な手下をあんんたに殺されちゃったんだよ。  こっちが十三人で、そっちが一人なんて割があわないじゃないか。」 自分たちの所業の数々を完全に棚において、カイリを責める。 61 :名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 05:28:49 ID:ZbHaEKeI もはや、レシンダに盗賊行為に対する罪の意識などはない。 なおも、数発レシンダはカイリを殴りつける。身体が思うように動かないばかりか、 マウントをとられたこの状況ではなんの反撃も防御もできない。 口から、鼻からも血がでて、思うように息もできなくなってきた。 「ち、く……」 「ち、く?なんだい、畜生?あはは、もう愚痴をこぼすことしかできないのかい。  嬉しいのか、残念なのかわからないけど、簡単に死ねるなんて思わないこったね。  いたぶりつくして殺してあげるからさぁ。」 愉悦に顔を歪ませ、これからどうこの玩具を使って遊ぼうかと手を休め思案する。 カイリは朦朧とするなかでなんら意識的ではなかったが、 レシンダの胸を覆い隠すだけの薄手の布からこぼれ落ちそうな乳房を凝視していた。             ただ、この行動が両者の運命をわけることになる。 62 :名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 05:30:03 ID:ZbHaEKeI 視線に気付いたレシンダは少し不機嫌そうな顔をつくると 「なんだい、あんたもやっぱり男だねえ。こんな状況になっても胸が気になるのかい?」 「ち…が…」 「ちがうことなんかあるもんかい!!そのいやらしい眼がすべてを語ってるよ、あはは馬鹿だねぇ」 本当にカイトはそんな気は毛頭なかった。友を、メイルを殺した女を 「女性」としてみられるはずはなかった。ただ、たまたま泳いだ目線の先がレシンダの胸だっただけだ。 しかし、勘違いしたレシンダは何かを思いついたのか、いやらしい表情を浮かべる。 「そうだ、あんた顔はいいしね。犯したあとに殺したげるよ。  うちの手下共はブサイクばかりだったから、ヤりたくもなくてさ、男日照りが続いていたんだ。」 「や…めろ」 犯された後に殺されるなどという屈辱は耐え切れない。ただ殺された方がマシだ。 心の底からの想いを必死で言葉を紡ぐ。 「あんたに拒否する権利なんてないよ。それにもっと嬉しそうな顔をしな!  このレシンダ様が直々に犯ってあげるっていうんだから。あんたももう固くしてるんだろ?」 そう言うと、ズボンごしに男根を握ろうとする。しかし、特に固くはなっていない。 カイトには全くその気はなかったのだから仕方のないことであった。 63 :名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 05:31:35 ID:ZbHaEKeI しかし、その事実はレシンダの女としてのプライドを傷つけ、彼女の歪んだ欲望に火をつけることになる。 「フニャチンのままとは…舐められたもんだねぇ。わかった、あんたがその気なら徹底的に犯したげるよ」 レシンダは胸に巻きつけた薄手の布を左手で無造作にひきちぎる。 抑えつけられていた両乳房が勢いよく飛び出した。ウォーターメロンに匹敵するほど大きく、 しかしとても柔らかそうな熟れた乳房、そしてその上にのったピンク色の乳首。 こんなジメジメとした洞窟では到底お目にかからないものである。 「どうだい、触ってみたいだろう?」 右手は万一のためにナイフを握ったままだが、空手である左手でその乳房を揉みはじめる。 淫靡にその形を変える爆乳はカイトを挑発する。 カイトはもう二十歳になる。しかし修行に明け暮れる毎日であった為、いまだ童貞であった。 いくら、ここで反応すれば友に申し開きができないと心を冷静に保とうとしても無理がある。 その乳房と、揉みながら時折漏れるレシンダの卑猥な声にカイリの息子は抑えがきかなくなっていった。 「んふふ、さてと今度はどうかな。」 64 :名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 09:01:29 ID:ZbHaEKeI 数分続いた挑発行為の成果を確かめようとレシンダは再びを左手を股間に持っていく。 そこには、固くなったモノがあった。 「あははははは!なんだいなんだい、あんたの友達を殺した女にアソコが反応しちゃってるよぉ。  復讐だのなんだのいっちゃってくれてたけど、あんたそんな資格全くないねぇ」 嬉しそうにレシンダはカイリを言葉で責める。 「さあて、じゃあ今度は直接拝ませてもらうことにしようか。」 ナイフでズボンを肌を傷つけないよう器用に切り裂くと、固くなり上向きになった カイリの男根が姿をあらわした。 「なかなか、いいもの持ってるじゃないか。  しっかし、なーんか小奇麗だねぇ。ひょっとしたら童貞だとか?」 特にレシンダは意図を持っての言葉ではなかったが、カイリは図星を指された為に顔がヒクついてしまう。 「本当にそうなのかい。ふふふ、そっか初物なんだね、このチンコは、じゃあ味でも確かめてみようか。」 そう言うとレシンダは口でカイリの男根を咥える。 もちろん、口に咥えこまれるなどという行為を体験することもカイリにとっては初めてであった。 全身に快感が駆け巡り、「はぁ…」と情けない喘ぎ声を上げてしまう。 65 :名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 09:02:46 ID:ZbHaEKeI 咥えられただけでもこんな状態なのに、なおも、レシンダはピストン運動を繰り返す。 いかにも慣れた動きでどんどん、気持ちよくなっていく。 免疫のない、カイリは今にもイきそうになっていった。 「ふぅふぅふぅんんん・・・」こらえようとしても声が漏れてしまう。 復讐もなにも考えられなくなっていく。 「あ、あ、ああぁ」 ドピュッドピュッドピュッピュピュ!! 復讐に燃えるあまり、自慰もしていなかったことも手伝ってか、 濃厚な白いスープがレシンダの口腔に大量に発射される。 そのいくらかを嚥下し、残りはこぼれ落ちる。 「あーららあ、イっちゃったねえ。復讐すべき、憎い女の口でイっちゃったねえ。  あの世で何だっけ、そうメイル君が怒ってるよ!『何してるんだ』って!  あんた何もコラえずにイっちゃったもんねぇ。情けないねえ本当に!」 「ちく……ちっく………畜生……」 情けない自分が嫌で涙がこぼれ落ちる。身体も動かずやりたい放題にされる自分が許せなかった。 「いい、いいよぉ。あんたのその顔。最高だ、悔しいよね悔しいよねぇ。  なんかその顔みてるだけで濡れてきちゃったよ。  ねえ、もっともっとそんな顔見せとくれよ」 嗜虐趣味のあるレシンダはこの強い男が涙を流すことにたまらない刺激を感じていた。 言葉だけでなく、彼女の会陰からは淫水がトロトロと流れ落ち、下着が濡れはじめていた。 66 :名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 09:03:49 ID:ZbHaEKeI 「さあて、次はどうするかね……そうだあんた胸好きだったよね。うん、このお乳で今度はイかせてやるよぉ」 もう、万一のことはないと思ったのか、ずっと持っていたナイフを傍らに置く。両手を自由にする。 そして再び馬乗りになり、今度はそのたわわに実った乳房をカイリの顔にすりつける。 「どう・・・んん・・だい。あんたが欲しがってたお乳だよ。気持ちいいだろう。」 「あ、ああ」 気持ちよくないといえば、嘘になる。憎い、殺したいという感情に偽りはなかったが、 その肉の快楽を否定する根拠にはなりえなかった。 レシンダはカイリの顔を胸の谷間に挟み込み、顔を埋めさせると、両手で胸を押さえつけたり離したりする。 「ほうら、もう最高だろう。いいよいいよ。どうせ、あと少しで死んじゃうんだ。  何も考えずに気持ちよくなりな。」 もし、両手が動けば、何も考えずに自らの手でこの爆乳を揉みしだいたかもしれない。 それほどまでの快楽であった…………うん?その時、さっきまでこれっぽっちも動かなくなっていた 手がかろうじて動かせることにカイリは気付く。 まだ完全ではなかったが、さっきよりはだいぶマシだった。 どうやら、ナイフに塗られた薬の効き目がなくなってきているらしい。 レシンダはカイリを犯し殺すという行為に興奮し、 今も胸で挟み込むことでカイリを辱めることに没頭しすぎて、その事に気付いていない。 カイリにとってこれはチャンスであった。 67 :名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 09:04:55 ID:ZbHaEKeI 「どうだい、気持ちよかったろぉ!!」 よっぽど溜まっていたのか、性欲に完全に狂ってしまっているレシンダは 数分に及ぶ胸による責めの後、カイリに聞いてくる。 一時は肉欲に溺れてしまいそうになったカイリだったが、勝機がでてきたことからかなり冷静になっていた。 しかし、それをレシンダに勘付かれるわけにはいかない。 恍惚な表情を浮かべ、あたかも、レシンダを欲しているような声を漏らす。 「いいねぇ。その表情!!あんたも復讐なんてするよりも  気持ちいいことばっかり考えてたらよかったんだよ。」 よだれをたらし、だらしない顔でそううそぶく。 「けどまあ、遅いけどね。あんたはここで私に犯されながら死ぬんだ…  ああ、ああ、もう我慢できないぃぃ!!」 この状況は彼女にとって最高の快楽をもたらすらしく、 自分の胸を揉みながら軽くレシンダはイク。 「はぁはぁはぁ、フフフ。そろそろ本番といこうかね。」 脱ぐということさえ面倒なのか、置いてあったナイフでパンツを切り裂き、会陰をあらわにする。 カイリは冷静になったとはいえ、肉体的な反応を抑えられるわけではなく、 先程のレシンダの行為によってカイリの男根は再び立派にいきり勃っていた。 68 :名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 09:06:13 ID:ZbHaEKeI 「うん、んふぅ、はぁーんん……!!」 もうグショグショに濡れていたアソコでゆっくりとカイリのそれに迎え入れる。 「ああん、いい!入ったよ、入った。、これであんたも童貞卒業だよ。  まあ悲しいことに人生も卒業だけどねぇ……。  そうさね、私がイく瞬間にあんたを逝かせることにしようか。」 そういうと、置いてあったナイフを再び手に持つ。 「じゃあ、あんたも気持ちよくなるんだよ、いくらイってもいいからね。  それがせめてものあの世への手向けだよ、感謝しな!!」 そういうと、騎乗位のまま上下に動きはじめる。 「ハァアン、ハゥン、ハァアアアアン、いいよいぃぃい最高だよあんたぁ」 レシンダの上下運動によって激しく揺れる胸、淫靡に卑猥に揺れ動く。 「アフゥン、アァァ、アアアァァアァンンン」 どうやら絶頂も近そうだ。油断しきっているのか目をつぶって感じることに専念している。 69 :名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 09:07:07 ID:ZbHaEKeI 今しかない!! だらしなく下がった右手首を全ての力をふりしぼり殴りつけ、ナイフを落とさせる。 「ひぎゃっ!」 痛みに驚き、カイリの男根から思わず会陰を引き抜き立ち上がる。 その瞬間、レシンダがカイリにかけていた体重がなくなる。 カイリは勢いよく半身を起こし、目の前にあるレシンダの陰部に拳を突き入れる。 「あぎぃぃ」 股間をおさえてうずくまるレシンダ、彼女が落としたナイフを手に立ち上がるカイリ。 「形成逆転だな」 まだ、痺れの残る身体ではあったが、それを悟らせないようレシンダを見下ろしながら冷静に呟く。 レシンダは痛みを必死でこらえながら、状況が一変したことに愕然とする。 カイリは反撃を防ぐため、ナイフをレシンダの背中に軽く斬りつける。 「あうぅぅ」 「さて、今度はお前が死の恐怖に苦しむ番だ。」 即効性のため、すぐに効果があらわれ身体の自由がきかなくなってくる。 「ああ、やめ……て」 レシンダの言葉を聞くと、カイリは背を向けて歩き出す。 内心、見逃してくれるのかと安堵したものの、すぐにそれが勘違いだとわかった。 カイリは先程の戦いの中で落とした自分の剣を取りにいっただけだった。 「メイルは四肢を切断されたんだっけな?」 そう特にレシンダに問いかけるというでもなく一人言のように呟く。 「ひ、ひひぃぃぃ」 その言葉が自分にどういう結果をもたらすのかを想像してレシンダの顔は恐怖に歪む。 70 :名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 09:33:25 ID:ZbHaEKeI カイリが剣を手に持ち近づいてくる。 先程まで、『坊や』という印象しかなかったが、今はレシンダにはカイリが『死神』にみえた。 「ゆ、許し………て」 「もちろん………駄目だね。女だからといって容赦はしない。お前が一番の元凶だしな。  ただ、腕や足を切断するなんていう残虐な方法はとらないでやるよ。  俺はお前ら盗賊なんていう下賤な輩と違って『剣士』だから。」 もう、生きるなんていうことは叶わないことをレシンダは知る。 そして、今まで殺してきた者達の恐怖がはじめてわかった。 「さて、と。選ばせてやるよ。首を落とすか、心臓を一突きか。できるだけ楽に殺してやる」 そんなもの選べるわけがない。どっちにしろ死ぬことに変わりはないのだ………… そうだ!何か閃いたのかレシンダは一縷の望みをかけて、痺れる口から必死に言葉を吐き出す。 「ね……ぇ。私………さ、さっき………イって…ない…の…よ。一度も。だから………  おねが……い。イか…せてから殺し…………て」 そう、これなら相手もあたいと同じように油断するかもしれない。 可能性としては無いに等しかったが、このまま死ぬよりもはるかにましだとレシンダは考えた。 71 :名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 09:35:27 ID:ZbHaEKeI 「……いいだろう」 カイリは剣を万一にも拾われないように遠くに投げ捨て、再びナイフを持ってレシンダの傍に行く。 しかし、レシンダの最後の望みはすぐに絶たれる。 カイリはそばによるとナイフで何度も軽くではあるが、身体を斬りつけられたのだ。 痛みも恐怖で麻痺しているためかあまり感じなかったが、 ナイフの毒により肢体の麻痺とともに意識が朦朧とした。 同じような轍は踏まないようにカイリは細心の注意を払ったのである。 レシンダは仰向けに寝かされ、さっきとは逆の体勢となる。 片方にはナイフを持ち、もう片方で手に収まりきらないほどの大きな胸をゆっくりと揉みしだく。 身体のほとんどがボゥっとしているために、鈍くはあったが、 ゆっくりとレシンダの身体を快感が支配してくる。 「あ……あぁ」 声が漏れる。レシンダにはもう時間の感覚さえ曖昧になっていたが、 どんどんと気持ちよくなっていった。 カイリは憎い仇ではあったが、戦った相手に敬意を示すことは忘れない。 それが『剣士』である資格だと思っているからだ。だからこそ、レシンダの無理な要求も呑んだのだ。 72 :名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 09:38:05 ID:ZbHaEKeI 胸を揉むこと、そしてレシンダの喘ぎで固くなったカイリのモノを濡れきった会陰に挿入しようとする。 ただ、カイリは経験がない為か、なかなか入らない。 しかし、その会陰のまわりを刺激する行為がレシンダにまた違った悦をもたらす。 「いい……いいよぉ…あん…たぁ」 もう、恐怖を感じる回路がおかしくなってしまったのかレシンダはただ肉欲に身を任せている。 「あひぃぃぃぃぃ!!」 やっとカイリは固くなったそれを挿れることに成功する。 義務的にやっているとはいえ、膣の締め付けに童貞のカイリが耐え切れるはずもない。 「うぅぅ」イってしまうのを耐えながらピストン運動を繰り返す。 「イヒィ、アァァン、アン、アァァアアアアアアアア!!」 そろそろレシンダもイくようだ。 カイリももう耐え切れなくなっていた。 「イクゥゥゥゥゥ!!」という叫びとともにレシンダが果てるのと…カイリの膣内への射精と……… そして、カイリのナイフがレシンダのまるで揺れ動く大きな乳房を避けて心の臓を突き刺すのは同時であった。 73 :名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 09:40:02 ID:ZbHaEKeI 快楽の最中に逝ったレシンダからカイリは男根とナイフを引き抜く。 レシンダは悦に顔を歪めたまま死んでいた。 何の罪もない村人達を苦しめ親友を殺した女の最期だった。 カイリの表情には喜びも哀しみもない。 ただ、裸であっては何もできない。まずは何もいわぬ骸から服を奪い取り着込む。 そして、このまま立ち去るか、この盗賊団を弔ってやるかを考えた…………                                                  了 74 :名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 00:00:23 ID:ZbHaEKeI ああ、推敲まともにしてないから冷静にみたら本当にボロボロだ…… いくらも粗がありますが、特に名前の統一もできてないのが致命的。 もし読んでくれてる人がいるなら、主人公はカイリってことで(カイトをカイリに脳内変換でお願いします)。 あと、>>72のラストの「まるで」は削除で。他にも色々ありますがとりあえず…… 75 :名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 02:29:12 ID:Mupnj6m8 >>24 レンタル可能なビデオテープなら、 「98分署 香港レディ・コップス」ラストとか 「ブルー・リベンジ」オープニングとか、 示唆的なんだよね。 強い女のやられっぷり、に萌えられるか否かについて。 76 :名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 15:23:02 ID:+Ax54phX >>28は、>>75を見て開眼すべきか? 77 :ナチスドイツ:2005/04/28(木) 23:33:57 ID:4Td7eLLr 服を着込んだカイリが次の盗賊団の頭になる設定をお願いします 78 :名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 00:55:06 ID:DgyrGC10 ほしゅ 79 :名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 21:57:48 ID:Jx0QUrTC なんだか相変わらず感想書きは自分だけっぽいが とりあえず>>48-53、>>56-73にご両人に最大の賛辞を送りたい。 >>48-53 続編乙です。敵もとんでもないけど、主人公もとんでもないなあw このままの感じで暴走を期待します。 >>56-73 長文乙。いや正直主人公がやられそうになって、 このスレって悪の女戦士に倒されるスレだったっけか!と かなりハラハラした。レシンダのキャラが凄くいい。エロイ。 とりあえず感想も無しでリクだけってのは礼儀に反するので かなり遅くはなったけど書いてみた。自分も書けたらいいんだが…。 80 :名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 21:59:23 ID:Jx0QUrTC 思うところをひとつ。 >>1氏の思うところとは既に別かもしれないが、自分としては 「強い」「悪の」「女」どれも欠けてもダメだと思うのです。 「女」って言ってしまえばズルい生き物でしょ。しかもそれで 「悪い」奴なんだから精神的な女らしさがさらに強調されるわけですよ。 加えて「強い」というわけで、肉体的にも洗練されているわけだ。 そういう象徴としての「女」を屈服させたいという、 征服欲みたいなのがあるんだろうなあ。 だからここに上がってるようなSS読むとスカっとする。 81 :パタリロ16世 :2005/05/16(月) 10:24:03 ID:XN7TXGI5 悪と悪を対決させるようなSSキボンヌ 昔で言えば御数寄屋坊主河内山早春みたいな。 82 :名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 14:02:18 ID:uzX/kbP5 ここのコテハンはキボンヌばっかりなんですか。 職人さんが浮かばれない。 83 :名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 17:10:14 ID:uI+MDfVr >all 強い女を美しいまま萌える屠り方を提案してくれ。 84 :名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 18:15:15 ID:G8oPXYtb 中国のどっかの都市の場末映画館にて。 只今、日中の女流アクションスターが豪華キャスティングされた作品の違法上映中。 銀幕一杯にアップされた香港進出を図るヤクザの女殺手役水野美紀が白肌に映える黒ハイレグ姿で、 囚われの身から真紅チャイナ風リンコスに鳳凰金ラメ意匠の正義役公安警官、章子怡と闇興行のリングにて対峙する。 ハイソなルックスながら、野卑た声援を送る東京セレブたちの熱気に煽られたように、水野は追い詰めたコーナーで打撃技ラッシュを決める。 足元ふらつきグロッキーの章に向かって中指も立て、吹き替えの微妙にありえん台詞で散々中国人を挑発しまくる。 「お前ら東亜弱夫は永遠に大日本帝国の奴隷なのよ。ハイヤッ、ハイイイィィ〜!」 オーバーモーションで後ろ回しの飛び蹴り(もちワイヤーアクション)っ! からスローモーション撮影に切り替えて… 中華小姐は、弾かれたように飛び、迎撃のハイキックがカウンターへ… 女殺手のクローズアップ顔側面にクリティカルヒット、吐血と汗と振り絞り散らし、 「グウウウウウエエエエエ〜〜〜!!」… 音程と声音とがシンクロして高まりつつ、首先を梃子に曲げたまま、 今度は反対方向へ錐揉み状で落下していく。 何度も違うアングルから、リプレイを続けざまに流す。 そして最後は最初と同じアングルから、等速で。 床に突っ伏したまま、のたうち、苦悶した所へ、片足フットスタンプが腰の窪みへと… プリマドンナの如く、フラミンゴか鶴かのポージングの中華小姐。 着地の反動で揺さぶられた女殺手はラストカットで無念そうに目を開き、 濃いルージュの口元から、とうとう荒々しく最期の吐息をついて、凄艶なアップ顔。 85 :名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 01:08:31 ID:/VGBEdBd 強くて美しい女性が男に心より挑戦して(格闘) 敗れてボコボコされる内容のスルはないですか?? 86 :名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 02:17:56 ID:NeOhu6wN >>85 ここなんかだいたいそういう話題だけどな。 ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1024102067/l50 87 :名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 12:26:31 ID:9UioTT2j ブラックレディの続をきぼんします 88 :名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 13:13:11 ID:/VGBEdBd >>84 ~87 ttp://bbs.2ch2.net/test/read.cgi/ryonani/1116570775/l50 男に負けて(主に格闘)ボコボコされる強くて美しい女の小説スレ 89 :名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 12:55:49 ID:fSAshouC 新作期待あげ 90 :グロッキー:2005/05/28(土) 22:17:21 ID:OFgxFnPt 90ゲット 新作待ってます! 91 :名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 23:57:56 ID:D10vM+yp 「こ、殺さないで」 一見、ただのOLといった服装だがその中に着込んでいるのが大きく異なっていた。 体にピタっと吸いつくようにフィットした胸部が大きくV字に開いた動きやすそうなボディスーツである。 その女は悲壮感を漂わせながら背後にいる男にうわずった声で話しかけている。 話しかけられた男は丸縁の眼鏡をかけた目つきの鋭い青年、体はガタイがいいとはいえない細身である。 青年は冷静なよくとおる声で彼女の必死の願いに答える。 「今まで、そういって助けたことがあんたににあるのかい?」 そういって掴んでいた彼女の右腕をよりいっそうひねりあげる。 「あひぃいいい」 女は情けない声をあげ、必死の思いで青年の質問に答える。 「えっと…その…はい。いつもいつも殺したりするわけじゃないの。ほら時々は…そう見逃すわ。 だってね。うん。だから今回、あなたが見逃してくれるのもおかしくないのよ。だからだから…」 かなり気が動転し、心臓の鼓動が高まっているのを掴んでいる腕越しに青年は感じる。 「けど、アンリの時は助けてやらなかったんだな。」 青年は語気を強め、空いている左手で女の豊満な乳房を握りつぶすように揉みしだいた。 「あっく、いぎぃい、ウンッッッッ!!」 女は少し声を出したかと思うとこらえるような悲鳴をあげる。 「痛い、・・・お願い助けて助けて・・・そう私ならあなたの奴隷にでもなるし・・・何でもします。いくらでも 股を開くから!! あなたの彼女より絶対に満足させたげるから!!!だから……」 最後の「彼女より〜」は完全に蛇足であった。青年はその言葉を聞いた瞬間、表情が憤怒の形相になる。 92 :名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 00:00:54 ID:D10vM+yp 「ふんっ!彼女より…か。そこまでいうなら股を開いてもらおうか」 といって掴んでいた腕を解放する。 彼女…ミナは内心ほくそえむ。やはり男なんてそんなもの。 色情には勝てやしない単純な生き物だ。少し相手をしてやって油断したところを… 「ありがとう。絶対に満足さ・せ・て・あ・げ・る」 ミナは上着を脱ぎ中に着込んでいるスーツを少し下ろして胸元をはだけさせた。形の良い大きな乳房があらわれる。 「どう、結構イイ感じの胸じゃない?それと」 といって彼女はスカートを片手であげ、もう片方の手でスーツの陰部の部分を縦に割く。 「ここはもっと天国を見せてあげられるわよ」 ……そのミナの姿を見て…彼、新宮 零二は回想する。 零二は刑事だった。正義感が昔から強く熱心に悪を狩るのが日課であった。 だから国家転覆を狙い、女性だけの理想世界を創りあげようと 大規模のテロを世界中で繰り返すBL(ブラックレディーズ)を追うのは自然の流れだったといえる。 彼はその組織の核心に迫ったが…その時、最愛の恋人であるアンリが殺され、彼自身も致命傷を負い、 生死の境をさまよった。彼はその後、奇跡の生還を果たす。その身に極めて特殊な能力を備えて。 彼は刑事を辞め、そして復讐の鬼となった。そして、スパイ兵と呼ばれる最下級員を路地裏に追い詰めたのだ。 彼女は彼が見たアンリを襲ったグループの一人だった。 ほとんど戦闘訓練を受けていないスパイ兵相手には対サイボーグ用の拳銃を使うまでもなく、 刑事時代に習った体術だけで十分、押さえ込むことができた。 93 :名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 00:03:26 ID:15U+0SRa 彼はミナを荒々しく地面に押し倒した。 「もう、せっかちなんだから。あせらなくても逃げないわ…」 彼はその言葉には反応せず、ただミナを睨みながら独り言のようにつぶやく。 「僕は・・・何故かはわからないけれど、ある能力を身に付けた。」 「その能力は極めて限定的で使用法に困るものだった」 「???」ミナは非常に怪訝な顔になる。この男は既に頭が壊れているのか…… それにしても、こんな魅力的な女性がと密着しているというのに… この男は男根は萎えたまま、ただ睨んでいるだけ…… なんだか…ムカっ腹がたってきた。これだから男はこの世に要らないのだ。 女性だけで子が産める技術が開発された今、彼らはやはり存在してはいけないのだ。 ミナは彼の独白を聞きながら顔は妖艶に微笑みながらそう考える。 「僕はね。直接相手の体に触れている時のみ、相手の体をほんの少し……自由にできるんだ。」 この男は何を言ってるのだ?隙を見て殺そう。私の陰部は改造強化してある、くわえこんだら本当に離さない。 こいつには男根とこの世にお別れになってもらう。 94 :名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 00:04:32 ID:15U+0SRa 「ほら、考え事なんて後にして楽しみましょ」 「だから、アンリを殺したクズと性交なんてできるわけがないだろう!!」 「えッ」 「さっき【いくらでも股を開く】といったよな?なら実行してもらおう。君は死ぬまで『股を開き続ける』!!」 零二はミナの両手を押さえながら、絡まらせていた足を解放する。 しめたこれでコイツに蹴りを叩き込める。ミナはそう思ったが体が動かない。 いや動いている。ゆっくりとだが股が開いていく! 「な、何、ねえ何なの?」 「いくらでも股を開くといったろ?だから開かせてやってるのさ。」 「そ、そんな!」 彼女の全身から恐怖で汗が吹きだす。こんなはずではなかったのに…起死回生のチャンスを狙っていたのに… 「許して、許してください。そんなの嫌。そう、あなた刑事だったわよね。自首します。自首しますから」 「知らなかったのか?僕はとうに刑事なんてやめている!僕はただの復讐者だよ!!」 その間にもどんどん股は開いていく。自分の限界をもう少しで越えてしまう。 「何でもします。何でもいいます。だからお願いお願いします」 「駄目だね。お前はここで悔やみながら死ぬんだ」 緊張が限界にまで達し、彼女は小水を出した。 「お漏らしか・・・クズの最期にふさわしいな」 95 :名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 00:08:49 ID:D10vM+yp 「助けて…」 ……しかし、とミナは考える。股を開ききるだけで人は死ぬだろうか? 体操部の女性や戦闘部隊の女性は完全に股を開いても何ともない。 私はそういった訓練をしていないから股関節がどうにかなるかもしれないが… 死ぬというのはいいすぎではないか…… そう考えると、少し安心する。まだ大丈夫だ。後は股関節が外れるか破壊される痛みで気絶してしまわないかだ。 もし気を失ってしまえば、もう次に目覚めることはないだろう。 耐えなければ、耐えてこの危機を乗り越えればチャンスはやってくるはずだ。 そう考えているうちにも、限界を越えて股が開いていく。いくら止めようと思っても自分の意志ではどうにもならない。 ・・・ガクンィィィッ 「アァアアアイイイ!!!!」 鈍い音がしたかと思うと全身を痛みがかけめぐる。ああ、意識が遠のく…ダメだここで意識が飛べば……駄目ぇ!! ああ、なんとかこらえられたようだ。しかし、もちろん痛みは残る。 「ふーん。よくがんばったな」 「ハァハァハァ……どう、ここまでがんばったんだから…今回だけは見逃して。」 これで聞き届けてくれなければ…本当におしまいだ。 96 :名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 00:11:34 ID:15U+0SRa 「……いいだろう、仲間の居場所を教えれば命だけは助けてやる」 「そ、それは」 「どうした?今度は…そうだ窒息とかがいいかもしれんな」 ミナの心はその時、助かりたい一心だった。もう仲間を裏切ることになんの躊躇いもない。 彼女は、仲間の、BLの本部について息も絶え絶えながら話した。 「どう、これで…助けてくれるわよね。」 「………」 零二は何かを考えている。ああ、駄目か。 「いいだろう。僕は助けてやる。仲間でも呼べるなら呼べばいい。」 勝った、私は生きている。まだ生きられる。 零二は完全に股が開ききったいびつな身体から手を離し、路地裏を出て行く。…助かったのだ。 フンッ、ハハハ助かった助かった。本当に馬鹿ね、ここで私を見逃して無事に生きてられるはずがないのに。 定時報告ができない時には捜索が開始される。三十分もしないうちに仲間がみつけてくれるだろう。 その時にあいつのことを報告すれば戦闘部隊が動く。ちょっとした能力があろうが、彼女たちにかかれば 所詮は人間。すぐにあの世行きだ。 ミナは加虐的な想像をすることですぐに意識を手放してしまいそうな痛みに耐えることにした。 97 :名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 00:16:09 ID:15U+0SRa その想像が現実となることはなかった。 零二は足をとめ、何かちょっとした言い忘れがあったように振り返らずに言う。 「僕は助けたけど……もう少し、あんたらの所業がどれだけの人間に恨みを買っているか知るべきだったな。」 「何のこと?」 彼はその問いに何も答えず路地裏を去る。それと同時に長身で筋肉質の男が入ってくきた。 ………あれはイヤイヤイヤイヤイヤァァ、あれはあれはダークキッド!!! ああ、ちっとも助かっていなかった。あいつに会って生き延びた者はいないって話だ。怖い怖い死にたくない。 「イヤァァァァアァンググッ!」一瞬にして走り寄ったダークキッドに最期の叫びもまともにあげられずに口を塞 がれる。 「お前のおかげでアジトがわかったよ。本当に助かった。だから苦しませずに逝かせてやる」 その言葉と同時に鈍い痛みが続いていたはずだった股間部から何故かとめどない快感が全身に広がっていく。 ダークキッドが何かしたようだがわからない。ただ、ただ何も考えられなくなっていく。 『お姉さまぁ!ごめんなさい……』直属の上司であるスパイ部の幹部への想い。それがミナの最後の思考となった。 98 :名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 00:25:24 ID:15U+0SRa ご無沙汰してます。ダークキッドの話の続き……じゃなく、>>13前の話ってことで。 ワンパターンなので、次からはなんとか改善を試みます。 >>79 いつも感想ありがとうございます。えっとコテハンつけてないのが悪いんですが、 なんというか、>>48-53、>>56-73、両方とも自分です。 後者はなんとかパターンを脱したいと思って勢いで書きました。 (といいながら今回のは何なんだって話なんですが……)。努力します。 99 :名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 08:28:36 ID:aAFgkjtE そろそろBLのボスの登場ですか? 100 :名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 19:51:43 ID:EBm4/jpY 最後に何が起こったのかよくわからんけど激しくイイ(・∀・)!! GJ! 101 :名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 01:37:32 ID:1/gL9+x6 ついに、異星からの侵略者、女だけで構成されたレンナル帝国地上制圧軍の アジト中枢にクレイバンは辿り着いた。 侵入者を防ぐために罠が仕掛けられ、また迷路と化していたため、時間と体力を消耗したが、 ここさえ潰せば帝国の作戦遂行能力のほとんどが失われ、残るは母船にいるノール女帝だけとなる。 たった一人ではあるが、彼らの野望を叩き潰す力を持つのは自分しかいない。 ここが正念場と、気力をふり絞りさせここまできたのだ。 そして、目の前には十数名の上級戦闘員、そして憎き帝国の最高幹部であるナイメスがいた。 戦闘員が露出している部分は髪の毛だけなのに対し、 色白で金髪の彼女は非常に露出度の高い格好をしている。 身に付けているのは黒いブーツと股間から胸の半分あたりまでを覆う銀色の鎧のようなものだけなのだ。 その『鎧』で特徴的なのは二つある。一つは臍の部分に何かを放出するような、球体の虹色にきらめく 突起物がついていること、もう一つはこの『鎧』は前面のみで後ろは皮のベルトで留めていることである。 そのため、肉がたっぷりつまったお尻はむきだしであり、わずかにTバックのようなもので 大事な部分を隠しているだけである。何より、地球人の男の目を引くのは 巨乳を通り越し爆乳の域に達した乳房のほとんどがあらわになっていることだろう。 乳首は隠れているものの、その上はあらわになっており、また『鎧』が乳房をまとめているため、 大きな谷間ができている。明らかに戦闘員に比べ明らかに戦闘に向かない格好だといえた。 102 :名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 01:39:35 ID:1/gL9+x6 「ナイメス、覚悟しろ。今日がお前の命日だ!」 「炎結!」 一瞬、光に包まれたかと思うと、青年は燃えるように赤いコンバットスーツを全身に装着していた。 クレイバンこと赤崎透はレンナル帝国に滅ぼされたネリン星から最後の希望として贈られた、 超科学技術の結晶であるコンバットスーツを着装することのできる地球唯一の人間である。 「ふん。今日こそあなたをあの世に送ってさしあげますわ!!さぁ、殺ってしまいなさい。」 ナイメスが艶のある、しかし凛とした声で戦闘員たちに命令する。 その声を待ちかねていたのか、弾けるように勢いよく 十数名の上級戦闘員がいっせいにクレイバンに襲いかかった。 戦闘員たちは身体にピッタリと張り付き、その悩ましげなボディラインを浮き彫りにした 緑のボディスーツに身を包んでいる。素材には宇宙蛇ナメンの皮を使用しており、 地球製の口径の小さな銃弾などは跳ね返してしまう。 その為、地球では重装備の軍隊でもないかぎり、太刀打ちできない。 また、頭部も特殊金属でつくられた仮面で覆われているため、頭部を狙っても有効とはいえなかった。 103 :名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 01:56:07 ID:1/gL9+x6 しかし対クレイバンとなるとコンバットスーツの力は圧倒的で、 宇宙蛇程度の装甲では意味がなかったし、仮面に関してはむしろ逆効果であった。 地球生まれの日本人である彼にとって、いくら地球侵略をたくらむ異星人とはいえ、 当初は20代そこそこのうらわかき女性を斬り殺すのにはためらいがあった。 赤崎の、いや大半の人類の基準からすればレンネル帝国のアマゾネス達は相当の美人揃い。 そんな女達が顔を隠さずにむかってくるというのだから剣も鈍るというものである。 帝国との戦いをはじめた一年前は能力では勝っていたもののその葛藤故にたびたび危機に陥っていた。 それがふっ切れた理由の一つとして先に逆効果と書いたようにクレイバンではない 抵抗勢力から弱点である頭部を守る為に、彼女たちが仮面をつけはじめたことがある。 これにより彼女たちを斬る時の苦悶の表情を目の当たりにすることがなくなったからだ。 しかし、それでも極力命を奪うことはせずにいた彼がレンナル帝国を心より憎むように、 打ち倒すことに躊躇しないようになった理由は他にある。それは最愛の家族を殺されたことである。 戦闘が佳境に入ってきた数ヶ月前、父と母、そして姉が捕えられ、赤崎の目の前で串刺しにされたのだ。 帝国は報復行為としての殺人を行う場合、股間から真上にレーザースピアで突き殺すという慣習がある。 クレイバンとして彼女たちの支配に抵抗した結果であった。 104 :名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 01:59:26 ID:1/gL9+x6 「ハァッ!」 先陣をきった戦闘員が大きな胸を揺らしながら走り寄り、 手に持ったレーザーナイフをクレイバンに突き刺そうとする。 もちろん、無謀に一人だけで突っ込んできたわけではない。 先陣の彼女に少し遅れて跳躍した戦闘員が上空からクレイバンめがけて 特殊な金属でできた棍棒を振り下すとという二段構えだ。 瞬時にその状況を判断したクレイバンはレーザーナイフをかわし、その戦闘員の後ろへと回り込む。 それをチャンスとみたか待ちかねていたかのように、 三人目の戦闘員がレーザーナイフを両手にもって駆け込んでくる。 しかし、それはクレイバンのあえてみせた隙であった。 後ろへと回り込んだ勢いを殺さず半歩移動してそのナイフを避ける。 と同時に戦闘員をある方向にポンッと押しこむ。 その方向とは最初にナイフを持って突撃してきた戦闘員のいる場所である。 かわされた挙句、この数瞬では体勢を立て直していないその戦闘員の背中に 無情にも仲間である女のナイフが突き刺さった。 「グフゥァッ!!」 仮面ごしにくぐもった声が聞こえた。そのナイフは不幸にも胸を貫いていたのだ。 それも致命傷となるに十分な箇所だった。 105 :名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 02:02:15 ID:1/gL9+x6 「ご、ごめん」 気が動転し、ナイフから手を放して一歩あとずさる。 刺された戦闘員は立つことも困難なのか膝をついたかと思うと真横に倒れた。 レーザーでありその部位を焼ききるために血はでない。 しかし倒れ痙攣する姿は彼女の命が長くないことを物語っていた。 後悔、それが女戦闘員の心を支配したがそれも一瞬で終わる。 すぐに後ろから羽交い絞めにされたからである。クレイバンであった。 「身内になら謝るんだな」 それが彼女の聞いた最後の言葉となった。 首をコンバットスーツによって何十倍にも強化された腕で絞められる。 「カハァック……」声も出ない。出るのは吐息のみ。しかし窒息の心配はなかった。 何故なら首の骨が折られ絶命したからである。 あまりにも簡単に二人が倒されたため、皆あっ気にとられる。 その沈黙のなか、パシィッと、地面を叩くナイメスのムチの音が響き渡った。 「な、何をしていますの。早く、数でかかればクレイバン如き何ということもありません!!」 ナイメスが少し焦りながらも戦闘員たちをたきつける。 気をとりなおし、再び戦闘員達が群れをなして襲いかかる。 しかし、その隙間をぬってクレイバンは腰に下げられたレーザーブレードを抜いていた。 クレイバンは手始めに、先程、上空より棍棒を手にむかってきた戦闘員の腰あたりをなぎ払う。 「え、あ、あ、あぁあああぁっぁぁイヤぁ!」 蛇皮のスーツはなんらの防護手段ともならず、腰から上がズレて地面にドサッと落ちる。 106 :名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 02:04:44 ID:1/gL9+x6 「死ねぇ!」「いやぁぁ!」「おぉぉぉ!」 戦闘員達は気合を入れるためか恐怖に打ち勝つためか、 それぞれ思い思いの言葉と共にクレイバンにむけて突進してくる。 しかし、その行為はほとんど犬死にといっても過言ではなかった。 彼女達の武器は一度もクレイバンにあたることなく、なぎ払われ、突き刺され、 次々と悲鳴とともに、その艶やかな肢体を無残な死体へと変えていく。 ものの数分で彼女達はたった三人を残すのみとなった。 「ああ、もう!やっぱり正攻法じゃ勝てませんわね。」 ナイメスが苦虫をつぶしたような顔をして愚痴を漏らす。そんな声でさえ艶かしい。 特にナイメス自身が意識しているわけではなかったが、他の星人はともかく地球人の男にとっては 声だけイってしまえるようなたまらない声質の持ち主であった。 「もう、仕方ありませんわ、少し不本意ですけど……クレイバン、よくお聞きなさい!!」 残りを片付けようと勢い込んだところで声をかけられ足をとめる。 「わたくしも、こんな卑怯な真似はあまりしたくないんですけど…あなたが強いのがいけないんですよ」 その声とともに、何の変哲もないかに思われたナイメスのいる横の地面が二つに割れ、 Xの形した金属柱がせりあがってくる。 それは家族を殺されたクレイバン−赤崎にとって忘れることのできようはずもない、 レンナル帝国が串刺し刑にする時に使用されるものだった。そしてそこに磔にされているのは…… 家族を殺され、意気消沈していた赤崎を励まし、心の拠りどころでもあった親友、深島茂也であった!! 107 :名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 02:10:31 ID:1/gL9+x6 「フフン、驚いて声も出ないかしら。そうねぇあなたの隠れ家にいたんですものねぇ。  けどね、わたくしたちがいつもいつもヤラレっぱなしというわけではありませんのよ」 勝ち誇ったように大きな胸を反らしてナイメスは語る。 「前にあなたにやられた時、ひそかに後をつけさせましたの。  いつもは警戒しているようでしたけど、あの時深手を負っていたあなたをこの男は  回り道をせずにそのまま隠れ家に運び入れた……」 カツカツと靴音を鳴らしながら柱に縛られ、猿轡をされている深島に近寄る。 歩くたびに揺れる肉感的な尻が平時なら気になったかもしれないが、この状況ではそんな気は毛頭おきない。 「これ以上は説明不要ですわね。あなたをここにおびき寄せ、この場所に辿り着くまでのトラップや  戦闘員は時間稼ぎ、その間に別働隊が彼を拉致した、と。こんなわけですの。」 ナイメスのいっけん丁寧だが、その端々から地球人への嘲りが垣間見える 言葉遣いがクレイバンの怒りを増長させる。 「それで、子供たちはどうした!!」怒りで頭がクラクラする。 もしかしたら……そんな悪い予感がクレイバンの脳裏をかすめる。 隠れ家である研究所にはこの帝国の侵略で親を殺され孤児となった少年や少女が十数人いたのだ。 108 :名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 02:13:35 ID:1/gL9+x6 「子供たち…そんな報告は聞いていませんわね。どうなんです?」 磔にされた深島とともに地下からせりあがってきた戦闘員三人にむかってナイメスが問う。 「ハッ。ご命令はクレイバンの親友である深島を拉致せよとのことでしたので、  子供たちは放置しておく予定でした。ただ抵抗する子供が数名おり、  私たちにも被害がでましたので、結果的には全て処分いたしました」 極めて冷静に、何のこともないかのように戦闘員の一人が答える。 「オホホホ、そう処分しましたの。それはとてもよろしいことです。まだ子供たちとはいえ、  将来的にはわたくしたちの支配に抵抗する不穏分子になりかねませんものねぇ。」 ナイメスは挑発するように美しい顔を歪ませ嗜虐の笑みを浮かべる。 クレイバンを絶望に陥れることができて愉快でたまらないのだ。 (そんな嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ、タクもナナミもレツもミサも殺されたっていうのか……ふざけるな  そんな馬鹿な話はない。あいつらはまだ中学生にもなっていない子供たちなんだぞ、  それを少し抵抗したくらいで……) 「嘘だ!!そうだろう茂也!!こいつらは嘘をついてるっていってくれよ!!」 クレイバンは認めたくないという気持ちをあらわに叫ぶように茂也に問いかける。 しかし、茂也は猿轡をかまされているために答えることができない。 「マスクごしにでもあなたのお気持ちが伝わってきますわ。うん、うん、悲しいですわね。  嘘だとお思いになりたい気持ち痛いほどわかります。それじゃあ、この男に真実かどうか聞いてみましょう」 そういうと、ナイメスは戦闘員に機械式の猿轡を解除させ、深島の口を自由にさせる。 しかし、直接聞くまでもなくクレイバンにはわかっていた。 何故なら泣く姿などみたこともない深島の目からとめどなく涙がこぼれていたからだ。 「すまん………透。俺……護れなかった。突然襲われて……全部俺のせいだ。みんな、みんな死んじまった。  いや、俺が殺したも同然だ。ほんとうに、ごめんな」 109 :名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 02:17:04 ID:1/gL9+x6 「畜生ーーーーーーーーーー!!!!!!」 クレイバンは咆哮をあげる。そのすさまじい怒りとやりきれない思いが入り交じった声は ナイメスはじめ、戦闘員達を震え上がらせるには十分であった。 「う、動かないでくださいな。動きますと、この男も殺してしまいますわよ。  そ、その物騒なレーザーブレードもどこかに放りなさい。」 明らかに狼狽を隠しきれていないナイメスはクレイバンの暴走を警戒して、 声が裏返りながらもナイフがついているムチの柄を深島に突きつけそう告げる。 ……沈黙、クレイバンは動かない。そしてコンバットスーツに身を包むクレイバンが 何を考えているのかはナイメスも戦闘員達にも読み取れない。 「何をやってますの、もう!あなたに残った最後の友人が人質にとられてるのですよ。  ほら、さっさと武器を捨てなさい!!」 焦るナイメス。子供たちを殺したことをクレイバンに伝えたのは逆効果だったかと悔やむ。 しかし、内心、勝利を確信していた。深島とクレイバンとの厚い友情は聞いている。 出世のために友人であろうと何であろうと全て捨ててきたナイメスにとって、 そんな感情など虫唾が走るものでしかなかったが、 彼らにとってはそれは何にも代えがたいものなのだろうということは理解している。 クレイバンが見捨てるはずがない。しかし、そこに彼女の誤算があった。 110 :名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 02:19:49 ID:1/gL9+x6 深島がクレイバンに語りかける。 「なあ、透。お前しかさ、いないんだよ。家族を殺されても、どんな犠牲を払っても  他の誰もこいつらに立ち向かうことなんてできないんだ。けどさ、お前は戦える。  お前ならきっとこの世界を救ってくれる……」 「何をお喋りしてますの!」 ナイメスが空いた左腕で深島の腹部を殴りつける。 「さぁ。早く、ブレードをお捨てなさい。次は本当に殺しますわ!!」 しかし、彼女の怒りも関係なく深島は再び腹部を強打されたことで息も絶え絶えながらなおも続ける。 「ハァハァ……ハァ。お前は俺が人質にとられてるってのに……剣を…放さない。  そう、それでいいんだ。覚…悟を決めろ。安い…もん…だ。俺の命を投げ出すだけで…救えるなら」 「黙りなさい!!」 「透、いやクレイバン!!世界を頼む!!!!」 深島はそう叫ぶと同時に、首筋にあてられていたナイメスのナイフで自ら首を掻き切った…… 頚動脈が切られ噴水の如く血が吹き出ていく。深島の顔からどんどん血の気がなくなっていく。 その光景をみて、クレイバンは「親友を見捨てた」自分の罪悪で心が押しつぶされそうになる。 ただ、それにもまして怒り、それがクレイバンを支配していた。誰も守ることのできない自分の弱さ。 そして、そして何よりもこんな状況をつくったレンナル帝国に!!!! 111 :名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 02:25:02 ID:1/gL9+x6 深島の自殺行為に唖然としている、ナイメスと戦闘員たち。そのなかでもクレイバンを取り囲んでいた 先程の戦いでまだ残っていた上級戦闘員がまずその怒りの餌食となった。 彼女たちが構える隙もなく、一人は首を飛ばされ、一人は真っ二つに両断された。 そして、最後の一人。二人が一瞬のうちに殺されたことで恐怖から腰を抜かし、尻餅をついていた。 「ヒィィィィィッ!」迫り来るクレイバン情けない悲鳴を漏らす。クレイバンはその戦闘員の前に仁王立ちになる。 もしかしたら、何も気付かないままに殺された方が楽に死ねたかもしれない。 戦闘員は死の恐怖で頭がおかしくなりそうになった。 「イヤァァァア!!」甲高い女の叫びと同時にブレードが一閃し仮面だけが割れる。 まだ幼さの残る可愛らしい女が顔を恐怖でひきつらせていた。 クレイバンははじめて彼女たちの表情がみたくなったのだ。 彼女たちが仮面をつけはじめてから、その表情をみたのは今回が初めてだった。 何故か。それは復讐に燃えたぎっていたとはいえ、 彼女たちが侵略者で異形の者達だと思い込むことで倒してこれたからである。 帝国の幹部達は仮面をかぶっていないために倒すことに苦慮したことも、見逃したことさえある。 赤崎の非情に徹しきれない一面がそこにあった。 しかし子供たちが殺され、深島を死に追いやった彼女たちを 初めて自覚的にたとえ「女」であろうと殺すと決めた。この行為はその決意表明であった。 「ア、ア、アッ……」 言葉さえ紡げない女の小ぶりの胸めがけてブレードを刺し込む。 「アァアァッ………」 最後の上級戦闘員が尻を突き出した格好で崩れ落ちた。 112 :名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 02:35:48 ID:1/gL9+x6 今回はメタルヒーロー物(シャ○バンとかジャスピ○ンとかです)をモチーフに書きました。 一気に投稿するとあれなんで今回はここまでで。あと二回くらいで完結予定です。 ナイメス戦は「幹部」ですのでしっかりとスレの趣旨に沿うよう「強く」したいと思います。 113 :名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 20:24:39 ID:JCHjNre4 バッタバッタとなぎ倒していく様がスバラシイ。激しくGJ。 114 :名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 08:51:55 ID:5206I4LF 超GJ ナイメス様のパイズリを激しく読みたい 115 :名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 18:37:13 ID:Fpk0XW+Q 「キィィィ、上手くいくはずでしたのにぃ!あなた達少しでも時間を稼ぎなさい」 ヒステリックにそう叫ぶと広間の奥にある扉にむかってナイメスは走り去ろうとする。 「待て、逃がすものか」 クレイバンは追おうとするが、その前に三人の黒色のスーツを着た特殊部隊の戦闘員が立ちふさがる。 「ナイメス様には指一本触れさせん!」 勢いこむがどこか及び腰だ。どんなに善戦しようと到底敵うはずもない相手だからだろう。 しかし、クレイバンにとっては彼女たちがたとえ降参したところで許すつもりは毛頭なかった。 なんせ子供たちに直接手を下したのはこいつらなのだ。 「お前らを見逃してまで追うわけがないだろう。子供たちの仇、覚悟しろ。」 戦闘能力では上級戦闘員にも劣る彼女達に勝ち目などはじめからなかった。 ただ普通なら一瞬にして斬り殺すことができたはずであったが、クレイバン自身がそれを避けた。 わざと、彼女たちの手足だけを斬ることで戦闘不能にのみさせたのである。 「ヒギィイイ」「ウグゥゥゥ!!」「イヤアアアアイヤァァァァァッ」 それぞれが痛みをこらえきれず叫び声をあげながら受身もとれず倒れる。 今までのクレイバンでは考えられなかった残虐な行為であった。 「少しでも、子供たちの……今までにお前たちが殺した者たちの痛みや恐怖がわかったか……」 その間に、ナイメスは既に扉の奥へと消えていた。 すぐに追おうとはせず、苦しんで呻き声をあげる戦闘員達をよそに深島のもとに行く。 116 :名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 18:42:32 ID:Fpk0XW+Q 縛り付けていた縄をほどき、深島を解放する。そして、着装を解いてクレイバンから赤崎という青年にもどる。 既に大量に失われた血は深島がもう助からないことを如実に語っていた。 血の海のなかで深島を赤崎は抱え込み懺悔する。 「すまない、俺はお前までお前まで犠牲にしちまった。俺、最低だ」 深島は最後の気力を振り絞って首をふり、かすかな笑みを浮かべる。 それは赤崎の行為を何も責めていないということを伝えんとする深島の精一杯のものだった。 (あ・と・は・た・の・む) 声帯もないため、口の動きだけでそれだけを伝え静かに目を閉じた。 「茂也ーーーーーーーーーーー!!」 赤崎の慟哭が部屋中に響き渡る。しかし、彼にはその余韻にひたる時間はない。 深島を横たえると悲しみを怒りにかえ、赤崎は起ちあがる。再びクレイバンへと「炎結」する。 まずは、呻き声をあげて苦しんでいる三人の始末をつけることにした。 三人の仮面をはぎとる。他の帝国人(ガラム星人)同様、どれも美人揃いであった。 もっとも、赤崎にとってそんなことはどうでもいいことであったが。 「早く殺せ!」 気丈な一人の戦闘員がクレイバンに言った。命乞いすることは彼女の矜持が許さないのだろう。 「殊勝な心がけだ。その気構えがあるなら何故、子供たちを非戦闘員を手にかけるようなことをした。」 静かな怒りを漂わせながら、問いかける。 「ふん、お前ら地球人のような未開人をどうしようと我々の勝手だ!」 痛みをこらえ、必死に歪んだ笑みをつくる。 「それが答えか……」 クレイバンはレーザーブレードでその戦闘員の首をはねた。コロコロと首が転がっていく。 117 :名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 18:43:55 ID:Fpk0XW+Q 「次はお前だ……」 その横に足を切断され、倒れている戦闘員に問いかける。 「どうせ…何と答えようと…殺すん…だろう?」 既に生きることを諦めているのか、目をつぶり、覚悟を決めているようだった。 再びクレイバンは問いかける。何故、子供たちを殺したのかと。 「抵抗したからだ、一人殺られた。抵抗しなければ殺すことはなかった。」 「……お前もそうか?」残りの一人にも聞いてみる。 「違い…ますぅ。ナイメス様の…命令で…仕方なかったの。だから命だけは助けて……お願い…。」 プライドも何もかなぐり捨て、媚びた目と泣き声でクレイバンに必死に命乞いをする。 「さっき、ナイメスの命令は深島を拉致することだってお前らの一人がいってたんだがな……」 声を怒りで震わせながら、クレイバンは彼女の言葉を否定する。 「馬鹿めが、先に逝かせてもらう」 二人目の戦闘員が奥歯に仕込んであった毒物を噛みつぶし嚥下する。 「ウッンンッ!」少し身体が痙攣したあと、すぐにピクリとも動かなくなった。 118 :名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 18:45:49 ID:Fpk0XW+Q 「自害したか……さて残るはお前だけだ。同じようなことができるか。」 「イヤ、イヤ、イヤァアア。お願い。死にたくない。死にたくない。わたし死にたくないィィィィ」 まるで幼児化したように泣きわめく。 「本当のクズだな、お前は……」そう冷酷に告げると戦闘員を残し、再び深島が磔にされていた柱まで行く。 もちろん、クレイバンは彼女を許したわけではない。 落ちている深島がされていた機械式の猿轡をとって再びクレイバンは戦闘員のもとにもどる。 戦闘員は首をふり必死でイヤイヤをするが、頭を手で固定され無理やりその猿轡をつけられるた。 「ングゥウウ、ンンンッ」 「自害する覚悟もないらしいし、うるさいだけなんでつけさせてもらった。  俺はな……心底お前みたいな奴が許せないんだ。」 そういうとブレードで彼女が着込んでいるスーツを切り裂く。 抑えられていた乳房がブルンと勢いよく飛び出した。ナイメスほどではないが、かなりの巨乳である。 しかも、寝そべっていても形が崩れない。彼女たちが普段から身体を鍛えている証拠であった。 そして陰毛のない、アソコもあらわになる。ガラム星人はほとんど地球人の女性と変わらないが、 違う部分もいくつかある。陰部に毛が生えないこともその特徴の一つであった。 もう一つ陰部に関して対地球人に限定してだが重大な弱点があった。ここではまだ詳しくそれを記さないが、 死に直結する事柄のため、レンネル帝国人にとって裸にされることは屈辱というレベルの話ではなかった。 119 :名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 18:48:25 ID:Fpk0XW+Q クレイバンは猿轡を噛ませたあと、再び肉感的な裸体を晒す戦闘員から離れる。 上級戦闘員たちの屍から何かを探しているようだ。 その間、既に正常な思考ができない戦闘員はなんとか身をひねらせて、転がってでも逃げようとしていた。 しかし、数回転したところで、それが何の意味もなさないことに気付き、 今度は必死の命乞いを試みる。しかし、猿轡をされているために言葉にもならなかった。 もう、どうしようもないことを悟った彼女は、恐怖を早く終わらせるにはもう自害するしかないと 奥歯にある毒物を噛み潰そうとして、それさえも猿轡によって不可能であることに気付き絶望する。 そんな、いたずらに残り少ない貴重な時間を浪費したあと、 クレイバンがもどってきた。その手にレーザースピアを持って…… 彼女は理解する。 それは想像していたものとは違い、ある意味で『まだマシ』ではあったが、死ぬことにかわりはなかった。 クレイバンはレンナル帝国の「ガギギ・ジルマ」、つまり全裸にして辱めたあとに、 レーザースピアによる股間から頭部までを刺し貫く処刑法を実践しようとしていたのだ。 今までに何度となく見物し、自らもその処刑を担当していた。それは彼女たちにレンナル帝国人には 至上の快楽とも呼ぶべきもので、最高の興奮をもたらす処刑方法である。 確か、クレイバンの家族もみせしめの為に、この方法をとったのではなかったか…… そこまで考えたあたりで、クレイバンの手が彼女の豊満な左乳房を鷲掴みにした。 金属のヒンヤリとした冷たさが胸に伝わる。恐怖は頂点に達し、失禁してしまう。 地球人とは違い、黄色くはなく、赤みがかった色をしていた。 「もう、何をこれからしようとしてるのかわかったような顔だな。  お前らの大好きな処刑法で地獄に行かせてやる。  父さんや母さん、そして沙希姉さんが……どんなに苦しかったか身をもってしれ!!」 120 :名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 18:51:33 ID:Fpk0XW+Q 長さ60cmほどの柄の先を乱暴に膣内へと押し込む。 小水が少しは淫水のかわりになったものの、本当に濡れているわけでもない。 少し裂けてしまい、血がにじむ。ただ、手足の痛みに比べればどうということはなかった。 しかし、その恐怖は完全な恐慌状態をもたらす。小水を漏らしただけではすまず、 涙や鼻水、ヨダレなどあらゆる穴から羞恥心などとうに捨てたかのように垂れ流す。 そして必死で身をくねらせ、なんとか逃れようとする。 だが、クレイバンの押さえつける力は圧倒的で掴まれた乳房がちぎれそうに痛むだけであった。 「死ね……」クレイバンはレーザースピアのスイッチをONにする。 「ンッ!!!!」 ジュゥゥ。一瞬にして伸びきったスピアが戦闘員の体内を焼ききり、死に至らせる。即死であった。 本当の「ガギギ・ジルマ」ではかなりの時間をかけて、股間から頭部まで到達させるので、 一瞬の痛みだけで逝けたのは彼女にとっては幸いだったのかもしれない。 乳房から手を離し立ち上がる。強く握っていたために、跡がクッキリと残っていた。 クレイバンはひどく虚しくなった。 激情に駆られ、人間としてやってはいけないことをしてしまったのではないかと。 しかし、今は悔やんでいる時ではないと、その思いを断ち切る。 残るはナイメスのみ。彼女が逃げ込んだ閉じられた扉を斬り破り、後を追った。 121 :名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 19:25:11 ID:Fpk0XW+Q これで第二回目終了です。 次からはナイメス戦、ただ後二、三回続くかも。 あとこれからリアルでまた暇がなくなり、なかなか書けない(書き込めない)可能性が高いので 既に書きあがってるキリのいいところまで今日か明日にアップします。 あと、何故1と私の書くのに『ズレ』があるのか考えてみたんですが… 考えるに自分のって二次元的(マンガ・アニメ・特撮系)なんですよね。ネタも文章も。 対して1さんが望まれるのは三次元的(ドラマ・映画・女子格闘系)なのかなと。 ネタとしてはどっちも大好きなんですが、少なくとも私では後者は難しい。 >>100 いや、何がおこったのか……詳細に書けばよかったかも。 次からは適当な言葉で終わらせるのをできるだけ避けたいと思います。 >>113 >>114 ありがとうございます。バッタバッタはこれからは幹部戦なのでもうないですが、 シチュとして大好きなので またやりたいです。パイズリは善処します。 122 :名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 00:03:34 ID:Fpk0XW+Q 扉の中は執務室なのか、豪奢な机と椅子があり、その前にナイメスが立っていた。 ただ、地球のそれとは異なるのは左右の壁に何十人もの人間の姿が浮き出ていたことである。 生きたまま塗り固められたのか、それぞれがもがき苦しんだ姿が鮮明に残されている。 これはレンナル帝国の野蛮な風習などではなく、ただナイメスの異常なる嗜好のたまものであった。 クレイバンはその狂気の部屋に一瞬圧倒され、吐き気をもよおしたが、怒りをもって何とかこらえる。 「観念しろ、ナイメス!貴様の数々の悪行もこれで最後だ!お前だけは、お前だけは絶対に許さん!!!」 クレイバンの怒りの言葉に、ナイメスは高慢な笑みを浮かべた。 「観念するのはあなたの方ですわクレイバン!  何故わたくしが可愛い部下を見殺しにしてまで逃げたのかわかっていないようですね。  彼女たちのおかげですべて準備が整いました。さあ、お死になさい!!」 ナイメスの声と共に左右の壁から乳白色の触手のようなものが無数に伸びてくる。 「ハァッ!!」 気合とともに、伸びてくる触手をブレードで切り裂いていく。 しかし、いくら斬っても後から後から湧いてくる触手についに手足を絡めとられてしまう。 右手に持っていたレーザーブレードも地面に落ち、 両手足に何重にも触手が絡みついて全く身動きがとれなくなってしまった。 「クソォッ!ここまできて…」 「オホホホ、無様ですわねクレイバン。こんな単純な罠に引っ掛かってしまうなんて。」 ナイメスは憎らしげな笑みを浮かべて、クレイバンの方へと近づいてくる。 「ウフフ、あなたもわたくしのコレクションに加えさせていただきますわ。  どうなかなか芸術的な壁でしょう。死ぬ間際にみせる生への渇望、そのすべてがあるのですから」 123 :名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 00:11:07 ID:0Iq9I0WT 彼女の倒錯した感覚に軽く眩暈を覚えるクレイバン。 「貴様ぁ、どこまで人間を、地球人を冒涜すれば気がすむんだ!」 「ああっ、わたくしに対して心底怒っていますのね!いいですわ。もっともっと憎んでくださいな!  けどンフフ、そんな格好で吠えても何も怖くありませんわよ。  さぁて、コレクションに加える前に少しばかり今までの恨みをはらさせていただきましょうか」 バシィィ!ナイメスが手に持ったムチを高速でクレイバンに叩きつける。 「グゥゥ……」 コンバットスーツごしでもかなりの衝撃がくる。 「あああっ!最高です。最高ですわ。あれだけ私たちを苦しめたクレイバンをこんなに好き放題にできるなんて」 ナイメスの顔が愉悦で歪みきっている。 典型的なサディストである彼女にとっては夢にまでみた光景が現実のものとなっているのだろう。 「ああ、もっともっと苦しんでくださいまし、もっともっとお叫びになって!!」 ナイメスのムチが何度も何度もクレイバンの全身を叩きつける。 本当ならナイメスの電磁ムチは出力さえあげれば数回で クレイバンのコンバットスーツを破壊し、装着者の赤崎を殺すことも可能であった。 しかし、ナイメスは今までクレイバンによって辛酸を舐めてきたため、 少しでもそのストレスを解消しようと、出力を最小限にしてクレイバンを痛めつけているのである。 「グァァァ!」いくらこらえようとしても、こう何度も喰らえば声をあげずにはいられない。 そのクレイバンの叫びがますますナイメスの興奮の度合いを高める。 「ダメです。ダメです。もう、もうたまりません。」 ナイメスの左手が股間へと伸びていく。どうやら彼女の興奮は性的なものに直結していたらしい。 124 :名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 00:13:07 ID:0Iq9I0WT 『Tバック』をずらし、その細く長い美しい指を 彼女のお気に入りの性感帯であるクリトリスへと持っていき、既に勃起しているそれを少し強めにつまむ。 「アハァン。ハァハゥン。イイィ!」ビクビクッとナイメスが震える。 「すごい…ンンンです……わ、こんなに…アフゥ…興奮したンのは初…めてです。  それもこれもクレイバンあなたのおかげ…アハァン。さあもっともっと痛がってェ」 右手でムチを振るい、左手で膣内やクリトリスをひたすらいじくる。 もちろん、そんな無理な体勢ではさきほどまでのようなスピードは出せないし、回数もかなり減る。 そのため、大したダメージをクレイバンは喰らっていない。 しかし、その事実をナイメスに悟らせないためにも (オナニーに熱中しているナイメスがそれに気付くかどうかは少し疑問であったが)、 数回に一度はさも衝撃に耐えられないかのような叫び声をあげ、 ナイメスを安心(というよりはその声をオカズに)させていた。 そして、この状況をどう切り抜けるかを思案しはじめる。 125 :名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 00:14:45 ID:0Iq9I0WT 一方そんなクレイバンの思惑を考えもしないナイメスはよりいっそう、オナニーに没頭していた。 膣内は洪水のように淫水であふれ、ムッチリと肉付きのよい太股を伝い流れ落ちていく。 地球の誰と比べても見劣りしないスタイルと美貌の持ち主のオナニーはひどく淫靡であった。 「アァァアン、ハァン、フゥゥゥゥゥンン!」男を性獣に変えてしまうような甘い声が漏れ、 どんどんとナイメスは高みに上りつめていく。既に、クレイバンをムチで叩くことも必要としなくなっていた。 クレイバンが触手に捕えられた無様な醜態だけをオカズにひたすらに指でクリトリスをいじくりたおす。 ムチも地面に落とし、空いた右手で『鎧』からたわわに実った乳房を取り出した。 隠れていた桃色の乳首が露わになる。コリコリッとその乳首を指先でつまんだあと、 今度は乳房全体を優しく揉みはじめた。 彼女の手には到底おさまることのない柔らかなそれは、揉むたびに自在に形を変えていく。 「ハヒィィ、ハゥンハゥンハフゥゥ。」声が段々大きくなっていく。 ナイメスのこの痴態、危機的状況であるがクレイバンでさえ男根が固くなっていく抑えられなかった。 「スゴイィィン。クレイバンみて。わたくしをみてぇえええ。イクぅ、イキますぅ。アアアアァァッ!」 最後はもう立っていられないのか、膝をついたかたちで絶頂を迎えた。 126 :名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 00:17:45 ID:0Iq9I0WT 十分にクレイバンに屈辱を与えたあとに殺す。それがナイメスの算段であったのだろう。 しかしその目論みは崩れ去る。 ナイメスがイく瞬間、クレイバンは自らの興奮を理性で殺して、行動に移る。 まず着装を解いた。そのことでコンバットスーツ分の厚みがなくなり触手に緩みが生じる。 赤崎自身を再度触手が縛りあげる前にナイメスのもとに一直線に走りはじめる。その間5m。 走りながら「炎結」し、クレイバンに。 自慰行為の余韻に浸っていて放心状態のナイメスの細い腰を掴み、 蹴り破った扉のむこう、つまり先ほどまで激闘が繰り広げられた広間へと投げ飛ばす。 迫りくる触手をかわしつつ、自らも広間へと跳躍する。 10秒にも満たないその間に、クレイバンは一気に劣勢から抜け出すことができた。 127 :名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 00:20:07 ID:0Iq9I0WT 私事での連続投稿すみません。 ちょっとエロ重視にしてみました。多くとも後二回で終わらせます。 128 :名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 10:42:40 ID:+2KktcyG GJ(*´Д`)ハァハァ 129 :名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 23:36:31 ID:s3nVrZPu (゚∀゚)イイ!! 130 :グロッキー:2005/06/03(金) 00:25:52 ID:JZkJpJJN 130ゲット 131 :名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 03:33:03 ID:SGCK2GFD ナイメス様(*´Д`)ハァハァ 132 :名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 13:11:46 ID:8yqTxWRZ エロ話でもあり、メタルヒーロー物でもある。 特撮板の住人である俺には、クレイバンはツボ入った。 作者さん頑張れ、超頑張れ、実にGJ!! 133 :グロッキー:2005/06/04(土) 15:11:21 ID:QZqonffn 133ゲット 俺は主人公に不利になって欲しい 134 :名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 15:41:20 ID:+5F2/zoO かなりの形勢不利からの逆転の話きぼん 135 :名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 01:49:39 ID:OxzybRGZ >>133 コテハンにマジレスするのもアレだが このスレはタイトルからして「屠る」とあるように どっちかといえばS寄りの方が多いスレだ。 あまり主人公に不利になりすぎても萌えない。 だって女戦士をヌッ殺すのがメインだし。 M趣味ならバトルファックスレに行った方がいいぞ。 こっちとあっちじゃ微妙に需要の種類が違う。 136 :名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 23:45:41 ID:/hhHzbRB >>135 ここのコテハンに遠慮は不要w 137 :名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 01:29:19 ID:sqVv24EF 誰か今いる職人さんの他に書く人いないのかなぁ。 今一人でしょ?これじゃいずれ限界がくる気が…… 138 :名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 22:42:35 ID:waFD6Ds/ >>137 よそのスレではエロSSを書くこともあるけど、 アクションシーン等を書くのが非常に苦手なのでこのスレにはむりぽ…orz 139 :名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 01:21:44 ID:iGyJNo0t >>138 アクションだけが屠る方法じゃないはずだ!とか言ってみる。 君ならやれる。 140 :名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 17:40:41 ID:UNvFMJk4 「風の騎士団」のリス様で妄想してみる 141 :名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 00:11:02 ID:JQAJtI7P それって誰だっけ? 『風の騎士団』っていうと五巻(四巻?)冒頭で、次々技を繰り出すが、かわされて 逆に気付かないうちに乳の真ん中から上下真っ二つにされた女戦士しか覚えてないんだけど…それかな? 確かにかなりイけましたが。 142 :名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 08:26:11 ID:eBIRXWKh リスは敵大幹部の一人じゃなかったけ?結局倒される前に打ち切り喰らったけど。 乳真っ二つの氷牙の剣もいいけど、2巻の蛾女もいい。 火達磨になって落ちるシーンとか。 143 :名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 20:32:52 ID:zdEyvNdw スキュレーはどうでしょうか ? 144 :名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 21:18:07 ID:eBIRXWKh 蛾女ほどキャラが立ってないし、氷牙の剣ほど外見が良くないからなぁ・・・>スキュレー 145 :名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 05:25:48 ID:jWJCji7w しかし、いくら油断していたとはいえレンネル帝国最高幹部であるナイメス。 投げ飛ばされた瞬間に事態を把握し、空中で体勢を立て直して足から地面に降り立つ。 ただ、自らの招いた失策に動揺していることは確かであった。 「あああ、何てことでしょう。このわたくしが…わたくしがゴニョゴニョしているのに攻撃するなんて卑怯ですわ」 ナイメスは自分の行いに少しは恥じらいがあるのか、 頬を紅潮させ、言葉をにごしながらクレイバンを責め立てる。 「卑怯なのはお前だろう、ナイメス!今度こそ息の根をとめてやる。」 レーザーブレードとムチ、二つとも執務室の地面に転がっているため両者に武器はない。 戦闘員達の武器が落ちているものの、どちらからも距離が離れている。 こうなれば、どちらの体術が優れているかである。まずはクレイバンがナイメスにしかけた。 クレイバンが何度も突きをくりだす。常人ならば避けきれるスピードではなかったが、 レンネル帝国でその智謀だけでなく、戦闘能力でもトップクラスのナイメスにとってはそう難しくはなかった。 ナイメスは両乳房を縦に横にとブルンブルンと大きく揺らしながら後退し、クレイバンの攻撃をかわしていく。 オナニーの後、再びしまう暇もなかった為に『鎧』にその爆乳をのせただけの格好となっていたからである。 「………待ってやるから、そのやたらに肥大した乳をどうにかしろ。」 一時的に攻撃の手を休めたクレイバンはナイメスに静かにつぶやく。 『女であろうと殺す』そう決心したクレイバンであったが、 ここまで扇情的な姿を(偶然の産物とはいえ)魅せつけられてはその手も鈍るというもの。 まして「女」であるナイメスがこの痴態を晒し続けることに抵抗あるに違いないと考えた結果であった。 146 :名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 05:29:32 ID:jWJCji7w ナイメスはキョトンとした表情でクレイバンの突然の提案を咀嚼したあと、 男を誘うような妖しい笑みを浮かべ、左手をそのあまりに豊かな胸に持っていく。 「ンフフフフ。そう、そうですの。純粋ですわねぇ、クレイバン。さっきから、このおっぱいが気になって  仕方がなかったんでしょう。ひょっとしたらアソコも大きくなっていたりして。」 さきほどの恥じらいはどこにいったのか挑発するナイメス。クレイバンは何も答えない。 図星が半分、呆れが半分というところであった。 「フフ結構ですわ、クレイバン。せっかくの申し出ですか。お断りします。  それとも興奮しすぎて戦えないとか?もし、どうしてもというなら土下座したら考えてあげますわ。  そうですわね。土下座していただいたら胸も…そしてココもあげても構いませんわよ。」 ナイメスは右手で女の大事な部分を指してなおも挑発を重なる。 クレイバンはその言葉に呆れをとおりこして怒りがこみあげてくる。 「色狂いの露出魔め!できもしないことを言うな。いや、後でゆっくりお望みどうりにしてやる」        その言葉のどこがナイメスの冷たく歪んだ心に触れたのか。 笑みがひきつったかと思うと怒りかそれとも恐怖か、豊かだった表情が一瞬にして無表情と化し、 艶っぽかった声が凍りつくような冷たい声にとって変わった。 「クレイバン。あなた、ただじゃ死ねませんわよ。  あなたにはレンネル帝国の歴史に残るほどの凄惨な死を与えてあげますわ」 「その言葉そっくり返してやる!」 それが戦闘再突入の合図となった。 147 :名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 05:30:20 ID:jWJCji7w ナイメスがほとんど何の前動作もなしに、クレイバンに頭部めがけて蹴りを放つ。 彼女の黒いブーツの先にはヒットすれば、宇宙で最も硬いとされるガギジルム製のナイフが 飛び出す仕掛けとなっている。当たりさえすればコンバットスーツごと赤崎の脳を貫ける。 クレイバンは上体を後ろに反らして避けた。しかし、黒いゴーグル部分だけがひっかかり、切り裂かれる。 赤崎の目元の部分にヒンヤリとした空気が入ってきた。 「クッ!」 「あらあらどうしましたの。スーツ越しでなく生でわたくしをみたくなったのかしら」 声はわざとらしく色っぽくしていたが、表情は固いまま。 さきほどまでの挑発とは少し趣が異なっていた。それほどまでに、ナイメスは真剣であった。 「ホラホラ、いきますわよ。」 突きが蹴りが、細く長い腕や足が次々とクレイバンに襲いかかる。 揺れる乳がどうしたなどという次元ではなかった。後退に後退を重ね、ついには壁際に追い込まれる。 148 :名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 05:31:46 ID:jWJCji7w 「これで最後です。死体には色々イタズラをしてあげますから、安心してお逝きになって!!」 左とみせかけて、右の蹴りが再びクレイバンの頭部を狙う!! しかし、これはクレイバンの作戦であった。「追い込まれ」たのではなく「誘い込んだ」のである。 前に一歩踏み込み襲いくる右足の脛部分を左手で受け、 勢いを殺してから右手で足を掴み、つま先を壁に持っていく。 自動的に飛び出すブーツの機能をナイメス自身がどうこうできるはずもなく、 壁にむけてナイフが飛び出して、そのまま深く突き刺さった。 「ああっ」 踵の部分にボタンがあり、それを押しさえすればナイフは引っ込む。 しかし、クレイバンがその余裕を与えてくれるはずもない。 右足が自分の身長よりも高い壁に刺さり、左足一本でようやく立っている。否応なく股が広がり、 『Tバッグ』ごしに彼女の陰毛のない「女」の部分が完全に晒されていた。 (もし、クレイバンの拳が全力でわたくしのアソコに叩き込まれたら……) そんな想像がナイメスの頭によぎり、全身から汗が吹き出した。 149 :名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 05:32:42 ID:jWJCji7w しかし、ナイメスの想像は杞憂に終わる。 クレイバンの左手がナイメスの股間ではなく、壁に刺さった右足のブーツに伸びたのだ。 そしてその動作は「叩き込む」というよりは「掴む」といった方が正しかった。 「な、何をしますの」 その問いにクレイバンは答えず、今度は右手でムチムチした右太股を掴んでブーツを脱がせた。 ムワっした熱と臭いがナイメスの美しく白い素足から放出される。 そして、ブーツを捨てた左手であらわになった右足首を掴んだまま、右手で今度は勢いよく左足をすくいあげた。 「キャッ」 急に支えの足を失ったことで頭と背中をしたたかに打ちつけるナイメス。 「ウウッン…」 痛みで動きがとれない間にクレイバンは左足のブーツも脱がせた。 150 :名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 05:35:45 ID:jWJCji7w クレイバンのトドメも刺さず、ブーツを脱がすという行動の意図を掴みかね混乱していたナイメスも ようやく冷静にこの状況から抜け出す方法を考えはじめた。このままではいずれにしろ殺される。 彼女の豊満な肉体に伸びんとするクレイバンの両腕が迫ったとき、ナイメスは最後の手段をとった。 『鎧』の臍部分にある球体がチカッときらめいたかと思うと、 広間全体にまばゆいばかりの光が照射される。本来は逃走の為に使用する内蔵型照明ビームを使用したのだ。 もし、クレイバンのコンバットスーツが完全な状態であれば何の効果もなかったろう。 しかし、この状況。つまりゴーグルが破壊されている状態であれば絶大な効果があった。 「グァァァァァァァッ」 間近で照明ビームを直接視たクレイバンは眼に光が焼けつき、何も視えなくなる。 それでもナイメスの両足を掴んでいるのだから、離さなければまだクレイバンの方が優勢だといえた。 しかし、ナイメスの両腕が自由であり、この状況で何らかの攻撃が行われればかわせないとの判断から、 クレイバンは両足を離して距離を保つため、跳躍した。 一方これで有利になるかとみえたナイメスもそう簡単に事は運ばなかった。確かに「賭け」には勝った。 ムチとブーツ、そして一度しか使えない逃走用の内蔵型ビームしか身に付けている武装はなかったため、 もしクレイバンが両手を離さなければ、空手の自分にはどうしようもなかったからだ。 ただ、問題もあった。内蔵型照明ビームが強力過ぎたことである。 発動する瞬間に目をつぶったものの、それでも瞼を通過してくる光に眼を少なからずやられてしまっていた。 本来なら、これを使用する時には専用のグラスをつけるのだがこの切迫した状況では不可能である。 何とか立ち上がるが、何も視えない。もちろんクレイバンも同じ状況であろう。 失明の危険性はなかったが、なんとか視えるようになるのに一分以上、完全に回復するまでには数分かかるだろう。 どちらが先か。それが勝負の分かれ目となる。 一秒でも早く相手よりも回復するようにナイメスは心より祈った。 151 :名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 05:42:37 ID:jWJCji7w 眼が回復しないことにはどうにもならない。 ただし、下手に動けば死体や武器などで障害物がいくらも地面に転がっていることから 察知される可能性が十分ある。 そのため、ナイメスは今いた場所から少しだけ移動したあと、息を殺して身をひそめる。 彼女はこの間に、その魅惑的な胸を『鎧』に収めていた。 さきほどは挑発のために、さらけだしたままであったが、 次こそは多分、ほんの些細なミスが死につながる最後の戦いとなる。 揺れてバランスがとりにくくなる乳房をしまうことは彼女の覚悟のあらわれであった。 収める時に『鎧』で擦れた乳首で少し感じてしまい、「ンッッ」と短く声が漏れる。 どうやらクレイバンには気付かれなかったようだが、地球人の女性よりも性的に感じやすいガラム星人の中でも、 群を抜いて敏感な自分の身体をこの時ばかりは恨めしく思った。 ナイメスには解せないことがあった。 クレイバンが自分を倒す二度のチャンスを棒に振っているからだ。 一度目は執務室でのこと。イってしまったナイメスは完全に無防備であった。 もし、クレイバンが投げ飛ばすのではなく、あの勢いで蹴りを頭部に放っていたとしたら、 自慢の美貌は醜くひしゃげ、それでも全ての威力を殺せないで首から上がちぎれとんでしまったであろう。 二度目はさっきのブーツを脱がす行為である。 あれにしても、そんな無駄なことはせずに股間なり、胸なり、顔なりに拳を叩き込まれていたら 致命傷となっていた。一体、クレイバンは何を考えているのか。 もちろん、この広間の惨状をみるに「情け」をかけているなどと考えるのは楽観的に過ぎる。 そしてクレイバンのさっきの言葉を反芻し、一つの結論に達する。 やはり、もし敗れることがあれば…………… 152 :名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 05:48:54 ID:jWJCji7w しかし、どうやら戦の女神はナイメスに微笑んだかにみえた。 ナイメスが真っ白な世界からぼやけながらも視界が回復したときに、 クレイバンは身動きもせずに広間の中央でつっ立っていたからである。 忍び寄って最小限の動作でレーザーナイフを頭部か首筋に突き刺す。 それがナイメスの最初に浮かんだ策であった…… しかし、これはクレイバンの罠ではないかという想像も頭から離れない。 一度目も、二度目も策を弄され、それ無様にも嵌ってしまっている。 果たしてどちらが正解なのか……しかし、考える時間はほとんどない。 ほんの数秒後には回復してしまっている可能性がある。 ナイメスの出した結論は前者であった。 この状況で手をこまねいていれば、不利になるのは自分の方だと判断したからである。 153 :名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 05:57:12 ID:jWJCji7w 足元に落ちていたレーザーナイフを拾い、ソロリソロリとクレイバンに忍び寄るナイメス。 この一撃で決める!必死の覚悟をもって、放った必殺のレーザーナイフはクレイバンの後頭部を貫通した。 即死だったのか、ナイフが突き刺さったままのクレイバンは声の一つも出さずに前のめりに崩れ落ちる…… 「や、やりましたわ。ウフフフ、最期はあっけないものですわね。  悲鳴や命乞いがもっともっと聞きたかったので少し残念ですけど……フフフフフ」ナイメスの表情は明るい。 ナイメスは今までの人生でこれほどまで命を危険に晒したこともなかったし、恐怖を感じたこともなかった。 その二つから解放された安堵、そして憎きクレイバンを葬り去った喜びからであった。 「さぁて、クレイバン。これで終わりじゃありません。  今までのわたくし、そして帝国への反抗の代償はあなたの死体で払っていただきませんと。  まずはその、醜い死顔をみせてくださいます?」 ナイメスがうつぶせになったクレイバンを抱きかかえひっくり返した。 破壊されたゴーグルから、 レーザーナイフによって潰され直視に耐えない赤崎の顔がみえ…………………………なかった!!!! ナイメスの眼に入ってきたのはナイフで貫かれた後頭部から明かりが漏れ入るだけの空洞だったのだ!! 154 :名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 06:02:32 ID:jWJCji7w 「本当に『クレイバン』しか眼中になかったんだな、そこまで思ってくれるなんて嬉しいよ」 ナイメスの背後で声がした。クレイバン、いや赤崎の声だ。 とっさに逃げようとしたが抱きかかえたクレイバン、 ではなくクレイバンとなるための『コンバットスーツ』の重さで動くことができない。 「どういうことですの。説明していただけますかしら」 恐怖で声が震えているのがナイメス自身にもわかった。 赤崎が手に持った何かの武器を振り下ろすだけで、自分は殺されてしまう… そういった生殺与奪の権利がすべて赤崎にあるのだから仕方がないともいえる。 しかし、実はナイメスは簡単には逝かせてくれないという確信めいたものがあった。 「もう二度とするつもりはないがね。スーツだけを『炎結』することも可能なんだよ。  お前の光で何も視えなくなった俺は一度装着を解いて、スーツだけを再び『炎結』させた。  あとはこの広間へとつながっていた、さっき俺がここに辿り着いた時に使った通路にもどって  隠れていただけさ。あとはもういいだろう?  お前は『クレイバン』に集中しすぎてて、他のことがおろそかになっていたんだよ。」 赤崎はナイメスの問いに答える。彼女はおのれの完全なる敗北を知った。 155 :名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 06:10:29 ID:jWJCji7w 「で、わたくしをどうしますの?」 「まずは……こうする」 赤崎が手に持っていたナイフで両足首の腱を斬った。 「キャアアッ」 短い悲鳴とともに、膝を折ったまま仰向けに倒れる。 抱いていたコンバットスーツの下敷きになったような格好だ。 「無様だな、ナイメス!」 怒気を強め、赤崎はナイメスをあざける。 「アァァアア、お願いです、クレイバン。殺して…くださいません?ひとおもいに。  助けてなんて虫のいいことは言いませんわ。だから、せめて、せめて苦しませないで殺して。」 ナイメスは痛みをこらえながら、必死に頼みこむ。 しかし内容は意外なことに命乞いではなく殺人の請願であった。 「殺すだけなら、すでに二回そのチャンスはあった。お前もわかっているだろう?  何故わざわざ殺さなかったか。それも頭のいいお前なら気付いているだろう。  今まで、何千何万という人々がてめぇの、てめぇらの勝手な理屈で無惨に殺されたんだ。  罪を悔いながら最高の苦しみのなかで死ね!!」 「イヤァァァァッイヤァァァァァッァァ!!」  恐怖のため、あれほど高かったプライドをかなぐり捨ててナイメスは悲鳴をあげる。 赤崎の言葉でさきほどの結論が正しかったことを彼女はあらためて確信した。 何をそこまでナイメスは恐れるのか。それは………セックスである。 156 :名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 06:15:45 ID:jWJCji7w 彼女たちガラム星人にとって地球男性に膣内に射精されることは死を意味した。 ガラム星ではレンナル帝国が世界を支配したことにより、 男子は重労働、そして子を産むための精子工場としての役割しかない。 帝国の構成員のほとんどはレズビアンであり、 彼女たちの日常的なセックスはディルドーなどを用いた、ただ肉欲や性欲を満たすためだけのものである。 ナイメスがクレイバンに対して行った性的な挑発行為は地球で得た知識の真似事であり、 実際には同様の行為が男ではなく、女にむけて行われる。 そんな毛嫌いする男に触れられたくもないが、 実験的に罪を犯した女囚人を捕獲した地球の男と交わらせたことがあった。 異種族交配など彼女たちにとっては余興のようなものであったが、驚愕の結果がもたらされた。 男が射精したあと、女が突然苦しみだしたのだ。 女は必死の形相で全身をかきむしり、のたうちまわった挙句に悶死したのである。 科学班の調査結果により地球人の精子を膣内から摂取することは ガラム星人にとって宇宙で他に類をみない猛毒であることがわかった。 そして数分間続く体内が焼け爛れるような苦しみは「ガギギ・ジルマ」がもたらす痛みの数十倍とされた。 ナイメスの不幸は四つあった。一つはもちろん、クレイバンに敗北したこと。 二つ目はクレイバンが地球人の精はガラム星人を死に至らしめることを知っていたこと。 二つ目は戦闘員ではなく、司令官であるために自決用の毒を歯に仕込んでいないこと。 そして四つ目。この状況下では唯一の(といってもすぐに死ぬわけではないが)、 舌を噛み切るという自殺行為がレンナル帝国では禁忌であり、 女帝への最大級の冒涜であるという特異な文化を持つことであった。 157 :名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 06:37:48 ID:jWJCji7w 『クレイバン』の第四回です。 屠る方法どうしようかと迷いましたが今回はこんな感じで。 後一回で終わります。 >>128 >>129 >>131 ありがとうございます。 これからも屠りとエロ上手く混ぜたいと思います。 >>132 悪の女戦闘員、怪人、幹部などなどイイですね。いやそんなの関係なしに純粋に特撮大好きですが。 ちなみに私のこのスレ的な性癖の目覚めは『宇宙刑事ジャスピオン』のギョール・ブリマでした。 皆さんは何で目覚めてしまったか、とちょっと話題をふってみる。 158 :名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 12:18:57 ID:NVk8XHnB 私の場合、周りが「悪の女幹部はせくすぃーだ」と騒いだのを聞いたことがきっかけ 目覚めたのがいつかは忘れてしまった 悪女を嬲る喜びに目覚めたときかもしれない 159 :名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 17:12:30 ID:0FoQrI/V >>157 逆転の筋書きがお見事。毎度ながらGJです。ナイメス様がエロくてえげつない最期を迎えるのを期待w 目覚めたきっかけは007/ゴールデンアイですかね。 ファムケ・ヤンセン演じる殺し屋女がエロ過ぎた。 160 :132:2005/06/12(日) 12:20:20 ID:+rm/qeS9 クレイバンの作者さん、返答ありがとう。 俺が目覚めた時か…、ここだけの話だが、 「仮面ライダーBLACK」の大怪人ビシュムだな。 あの死に様が、実にエロくてなぁ…。 アレでエロに目覚めたと言っても、過言じゃない。 それも、ただエロに目覚めたんじゃなくて、 女性キャラの死に様にエロチズムを求めると言う、 オマケまで付いて来たからなw 161 :グロッキー:2005/06/12(日) 14:31:09 ID:GF8MPyrx ショッカー女怪人と仮面ライダー1、2号が戦う時、萌えた。 162 :名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 23:06:59 ID:rP80Tu6E 俺は幼稚園のときギルザで目覚めますた。 レーザーブレード刺されたときの声がやけにエロくて…あと太もも。 てなモンだから今のクレイバンのSSはナイメスがギルザとダブってますよ。 お嬢口調も被ってるし。 今じゃ悪役でないと萌えねぇ…orz 163 :名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 21:12:03 ID:B4l5n4vI 俺の目覚めはよく覚えてないけど、多分、戦隊モノのザコ女怪人だろうなぁ。 戦闘員が全員やられて圧倒的有利が圧倒的不利になった時の焦りとか、 息つく暇も無くタコ殴りされたりとか、外見に似合わず色っぽい声とか、 「怪人と言えど所詮は使い捨て」感とか、 そんなトコに消防ながら反応しちゃったんだろうなぁ・・・ 164 :132:2005/06/15(水) 18:31:24 ID:9I71S7/4 あ、クレイバンの作者さん? さっき気付いたんだけれども、 「巨獣特捜ジャスピオン」ですよ。 確かに、ギョールの格好はエロかったですね。 ヒーローのジャスピオンと、巨大ロボのダイレオン、 どっちも強くて好きだったなぁ。 165 :クレイバンの作者 :2005/06/16(木) 00:03:58 ID:jxoBlYKQ あ、そうっすね、ご指摘ありがとうございます。確かシャイダーまででしたね、宇宙刑事は。 なんか小学生や幼稚園で目覚めたって人、多いですね。かくいう自分も幼稚園ですが…… なんというか、もう少しメジャーなもので目覚めてたらなぁとか、 コソコソ趣味を隠さずに堂々といえる程度のフェチならよかったなぁと時々思います。 まあ、もう手遅れですが……… 166 :名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 03:04:13 ID:nzxu2kVa 現在、この惑星シーカスにあるサイベン帝国とワスラン共和国の戦争状態にある。 今回の戦争が今まででと違うのはCAと呼ばれる巨大な人型兵器が活躍していることである。 その開発はサイベンが先に開発に成功し、以前は拮抗状態であった両国のミリタリーバランスは大きく崩れた。 サイベンはその圧倒的な軍事力で数ヶ月でワスランの領土の半分を奪取。 サイベンの完全勝利かと思われたが、ある開発者の亡命によりワスランも遅れてCAの開発に成功。 国力では相手国の四倍にも及ぶワスランは、その生産力を頼りに反撃の狼煙をあげた。 CAのシステムは簡単にいえば『自分の動き』を全長10mほどの二足型ロボットが、 ほとんど誤差なくトレースするもので、圧倒的な火力とスピードを持ち、 なおかつ精密な動きをする汎用性の高い人型兵器である。 ただし、そのCAにも弱点はあった。それはCAの受けた破損(その他)のおよそ30%を そのまま人間の身体に伝えてしまうことである。 もしCAの頭部に専用ライフルの弾が当たれば、 胴部分のコクピットに被弾してなくても、その衝撃でショック死してしまう場合がある。 もちろん、本当に傷つくわけではない。ただCAと人間を繋げている擬似神経が『痛み』だけを伝えるのである。 しかし、その『痛み』は常人が耐えられるものではなかった。 そのため、圧倒的な攻撃力とひきかえに、 一戦闘でのパイロット死亡率は異常なほどの高さを示している。 しかし、この戦争の行方を左右しかねない強力な兵器であるため、 両軍とも人命の損失は省みず、大量のCAを投入していた。 167 :名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 03:06:08 ID:nzxu2kVa そしてオレことレイジル=ゲインはワスラン共和国のエースパイロットとして、 特殊戦闘用のCA「ガイラ」を操縦している。 しかし、まずいことに密林の哨戒中に7機の敵軍のCAと遭遇してしまった。 それも「桃色の悪魔」とオレたちの間で呼ばれている恐ろしい力を持った遊撃部隊である。 彼らはピンクという戦術も何もあったものではないカラーリングのCAを駆っているが、 実力は本物で、既に7つものワスランの小隊が完全に叩きのめされている。 もちろん逃走は不可能……いや、例え可能だったとしてもオレはやらないだろう。 恐怖よりも怒りが勝っていたからだ。「桃色の悪魔」には個人的に恨みがある。 戦争である……仲間がやられても「軍人」であったら仕方のないことだと、 (もちろん、そんなに割り切れるもんじゃないが)なんとか諦められる。 しかしだ。「民間人」なら話は別、こいつらは敵国の村っていうだけで皆殺しにしやがったのだ。 それも一つだけではない。抵抗したってのならまだ話はわかる。けど女や子供、老人とお構いなしだ。 CAで燃やす、握りつぶす、天高く放り投げる、木に串刺しにするetc…etc…。 ただ殺すわけじゃなく、思いつくままに趣向をこらして殺しつくす。 その中にはオレの家族や友人もいた。 いや、わかってる。「軍人」なんだから私情でってのはご法度だ。けど、もう我慢できなかった。 偵察用の特殊CAで面と向かった戦闘には不向きだが、こういった密林でのゲリラ戦なら勝機はある。 オレは、CAを哨戒モードから戦闘モードへと移行させた……… 168 :名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 03:09:57 ID:nzxu2kVa 「桃色の悪魔」とワスランに称されている部隊は実は女性だけで構成されている。 それも軍規違反などでつまはじき者にされていたアウトローの集団だ。 命令違反、独断専行、禁止されている最前線での異性交遊など、 パイロットとしての資質が高くなければ銃殺刑とされても仕方がないような者たちなのだ。 しかし、この状況下において彼女たちを処分することはサイベンにとっては大変な痛手である。 上層部は苦虫をつぶしながらも黙認し、集団行動が苦手な彼女たちに独立したゲリラ的な戦闘を命令していた。 ぴったりと身体に吸い付くようにフィットし、豊満な肢体のラインが露わになった薄手のボディスーツを着た レーン=トーネがコクピットでイラついていた。赤髪と厚い唇が印象的な女だ。 (ちなみにスーツが薄いのは、そのままの動きをCAに伝えるには厚手のものでは誤差が生じてしまうからである。  本当は何も身に付けない、つまり裸で乗ることが一番望ましい。) 熱帯林の中で遭遇したワスラン共和国の見慣れないCAがセンサーから忽然と姿を消したのだ。 近頃開発されたステルス迷彩の実験機かもしれない。いたぶるつもりで散開したのが仇になった。 無線も何らかの電波妨害があるのか他の者達と連絡がとれない。 「ちっ!やんなるねぇ!!」 乳首さえもしっかりと浮き出ており、裸よりもむしろエロティックではないかと思えるスーツごしに Fカップはあろうかという大きな胸を軽く揉む。レーンが混乱するとでる癖だ。 揉んでいる左手の接続は切っている。 再びつなぐのに二秒半かかるので戦場を舐めているとしか思えない行為だったが、 エースとしての驕りと余裕が彼女をそうさせた。 169 :名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 03:13:07 ID:nzxu2kVa 「ふん、絶対に楽には死なせてやらないよ!」 ハスキーな声で一人つぶやくレーン。 捕獲した時にはどういった風にいたぶり殺そうかと、訪れるであろう未来図に想いを馳せる……… もちろん、油断しているわけではない。 どこから襲い掛かってきても右手に持ったサブマシンガンで蜂の巣にしてやろうと 周囲に注意を払っているのだ。そして…… ガサッ 「そこかいっ!」 左手を接続しなおしながら、銃を音がした方向に瞬間的にむける。 CAでありながら、その鮮やかな動作は彼女がエースであることを証明していた。 しかし、そこにはCAも人間もおらず、ただ鬱蒼としげった木々のみ。 風で擦れ合う音だったかと、少し安堵の息を漏らす。 「やれやれ、ん?ギャッ!」 急に後ろにひっぱられた感覚があったかと思うと、CAがあおむけ状態で倒された。 しかし、目の前には密林に隠れながらも視える青々とした空だけで他には…………何もなかった!!! にもかかわらず、腰あたりに圧力がかかり、身動きがとれなくなる。  何 も い な い よ う だ が 何 か い る の だ その「何か」に馬乗りになられたのだろう。 しかし、敵機の姿が以前としてみえない……レーンは自分の眼を疑った。 170 :名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 03:19:15 ID:nzxu2kVa 「え、ちょっと。やだよぉ……!!」 コクピット内で恐怖のあまり叫びをあげる。 急にライフルを持っていた右腕のつけねあたりに耐えられないほどの痛みがはしる。 「いぎぃいいいいい、ひぃぃぃぃぃ」 どうやらCAの右腕が切断されたようだ。 そして、今度はこめかみをかなりキツクつままれたような感覚が伝わってくる。 どうやら頭部のバルカンもつぶされた。この状況で使用できる武装はなくなった。 次は確実にコクピットのある胴体部分を狙ってくるだろう。 そうなったら自分は22歳の若さで散ってしまう。レーンはその現実に耐えられなかった。 もっとイイ男とSEXしたいし、ブランドの服で着飾りたい…… 何よりも、サディストであるレーンはこのいたぶられるだけの状況が我慢ならなかった。 「ちくしょう、ちくしょう、ちっくしょおお!」 何度も何度もしつこいくらい叫び続ける。目には涙、股間には黄色い滴…… もし、スピーカーをONにしていれば、仲間にその声を拾ってもらえれば援護が来て 助かった可能性もあったが、彼女はそこまで頭が回らない。 171 :名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 03:30:23 ID:nzxu2kVa そうだ、投降しよう。レーンはまるで素晴らしい答えをみつけたかのような顔になる。 「軍人」としてなどという誇りはなかった。今まで彼女が軍にいたのは「合法的に残虐行為ができる」 そんな単純な理由だった。サイベンがどうなろうと知ったことじゃない。 あれだけ、残虐行為に身を浸しておいて投降するなどという虫のいい話が通じるはずはない。 しかし、相手にその判断を委ねる必要はなかった。 なぜなら、彼女が投降しようとスピーカーをONにするのが彼女が生前とった最後の行動となったのだから。 コクピットに亀裂が走ったかと思うと、 ビームナイフが、(いやレーン自身はその青白く光るそれが何であるのか認識できたかも怪しいが) 彼女のちょうどその豊満な乳房を貫いた。 「サイベン帝こ…くふぅがはぁんっ」 彼女は最後まで説明することができなかった。上下に両断され一瞬のうちに絶命する。 172 :名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 04:12:33 ID:WEcYZ/Ng イイヨイイヨ〜 173 :名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 13:04:51 ID:QZaexbDF クレイバンマダ〜? 174 :名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 22:40:30 ID:MDtYtqou 保守上げ 175 :名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 03:28:05 ID:QR3fBmjS 泣き叫ぶナイメスに覆いかぶさっていたクレイバンのスーツが、 細かい粒子状になったかと思うと消えていく。赤崎がスーツの『炎結』を解いたのだ。 解放されたナイメスは赤崎から少しでも距離をとろうと四つんばいになって這いずる。 彼女の背中は『鎧』を留めるベルトが斜めに交差しているだけで、白くきめ細やかな肌があらわになっている。 そして、大事な部分だけを『Tバック』で隠したたっぷり量感のあるお尻が ナイメスが動くたびに小刻みに左右に揺れる。 彼女は必死に逃げようとしているのだ。もちろん、それは全く意味のない行為で、 しかも、もし他人がこの光景だけをみれば……赤崎を誘っているかのようにしかみえない。 176 :名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 03:29:43 ID:QR3fBmjS 「ヒィヒィヒィィィィィッ」 醜態をさらすナイメスに赤崎はゆっくりと歩み寄り、そのお尻に軽く蹴りを入れる。 「ハァァアンッ」 体勢を崩して無様につぶされるナイメス。 「情けないな、ナイメス!もう覚悟を決めろ!!」 ナイフをジーンズにさしこみ、空いた左手で背中を押さえる。 そして残った右手を………ナイメスの秘所へと持っていく。『Tバック』ごしに二本の指がなぞる。 「ヒィヤァッ!!」 「さっき、オナニーしていたからか?濡れたままじゃないか。  挿れるのが難しいかと思ったが、これなら少しイジれば大丈夫そうだ。」 セックスという男女の性の営み。快楽をもたらすその行為を赤崎はまるで興奮など何もないかのように、 ただ淡々と濡れているという事実をナイメスに告げる。 「イヤァ。イヤです。それだけは、それだけは許してくださいな。お願いです、クレイバンッ」 無駄とわかりつつももう一度頼みこむナイメス。 「そんなこと聞けるわけないだろう。さっさとヤらせてもらう。いや、その前に……  動くなよ。動けば背中が滅茶苦茶になるだけだがな。」 赤崎がレーザーナイフをとりだし、スイッチを入れるとブゥンという音ともにナイフ状のレーザーが出る。 なんとか、もがれようとジタバタしていたナイメスもその音を聞いて静かになる。 ブツッブツッ。『鎧』を留めていたベルトがちぎれとぶ。 これで彼女が身につけているものは『Tバック』だけとなった。 赤崎はうつ伏せになっていたナイメスを後ろから抱き起こす。 『鎧』に隠れていた爆乳が、そして可愛らしい臍が露わになる。 もちろん、赤崎には臍はみえなかったが、 垂れずにその存在を主張する乳房だけでは後ろからでも視ることができた。 177 :名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 03:32:08 ID:QR3fBmjS 「ヒィイイ、やめてぇっ、やめてぇっ!ハァァンッ」 嘆願が喘ぎ声にかわる。 ナイフを再び腰にしまいこみ、空いた両手でナイメスの乳房を鷲掴みにしたのだった。 男のゴワついた手に触られるのは初めてで、加えてそれが憎いクレイバンともなると相当の嫌悪感があったが、 あまりに感じやすい胸の持ち主であるために、それでも感じてしまっていた。 赤崎もその大きさ、そして何よりもその柔らかさに圧倒されていた。 彼の大きな手でも収まりきらない乳房は、吸い付くようなきめ細やかな肌触りを持ち、 揉むたびに変幻自在に形を変えていく。今までに赤崎が経験した誰よりもいやらしい乳であった。 「ヒィインッ、ハァアン、やめてぇ、やめンンッイヒィン、ハァァンァイィィィッ!!。」 鼻にかかったいやらしく乱れた声が部屋全体に響き渡る。 両腕が自由なので揉みしだくクレイバンの手に肘でも落とせば、この状況から抜け出せたかもしれないが、 感じすぎて、身体の力が抜けてどうにもならない。 赤崎はなおも乳を責めながら、指で桃色にツンとたった乳首を摘みひねる。 「ヒャァァァァァンッ!!」 いちだんと高い声で喘ぐナイメス。 全身性感帯のような彼女のなかでも、乳首は特に感じやすい部分である。 このままイってしまうかとも思うほどの快感が体内を駆け巡る。 赤崎も乳を揉む行為だけでペニスが爆発しそうに膨らんでいた。Gパンで押さえつけているために少し痛い。 178 :名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 03:32:59 ID:QR3fBmjS 左手はそのままに、右手をナイメスの股間へと持っていき、『Tバック』をずらし中に指をすべりこませる。 「アヒャアアァァッ」 膣内は汁で溢れもうジュクジュクであった。 「そろそろいいようだ。これから死ぬってのにこんなに濡らして快感に喘いでいるとはな」 「アハァッ。やめてぇ、イヤですイヤァ。やめてください。ヒキャッ!」 座り込んでいたナイメスの首に手刀をいれる。隙だらけだった彼女は対応できない。 痛みで苦しんでいる間に赤崎はカチャカチャとベルトの音を鳴らしながら、ジーンズとパンツを脱ぎ捨てた。 股間部分を露出させるだけで、ズボンがずり下がっていては非常時に思うように動けないからである。 痛みで動けないナイメスの目にそそり勃つ男根が飛び込んできた。 179 :名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 03:33:42 ID:QR3fBmjS どうする、どうしたら、この状況を打破できる?このままでは挿れられ、最低の死を迎えてしまう。 狂いながらのたうちまわる自分を想像してナイメスは赤い滴を少し股間から漏らした。 とにかくイかせなければ。イかせれば最悪の事態は防げる。 「お願いがありますの。どうか聞いてください、クレイバン。」 首筋の痛みをこらえながら、必死に懇願する。 「ダメだ。」 赤崎は行為に及ぼうとナイメスの肩を押さえつけた。 「レンナル帝国には古くからの掟があります。女が男に完膚なきまでに負けた時には、  『胸を持ってイかせ、精に支配されよ』と。だからお願いですクレイバン、  殺されるのは構いません。ただこの掟も守れずに死ぬのは司令官としてのプライドが許しませんの。  どうか胸であなたのソレを挟ませてくださいな。」 構わず、ナイメスは言わんとしていたことを全て話す。この『掟』は真実なのか。 いや、このナイメスの言葉は嘘八百であった。 大体、レンナル帝国が建国されて数百年、男などただの奴隷であり、 そんな愚かな男達に負けるなんてことはこの地球に来るまでは起こりえない事態だったのだ。 ただ、膣外で一度だけイかせるために考えた、ナイメスにとって最後の賭けであった。 180 :名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 03:35:14 ID:QR3fBmjS パイズリさせろ。端的にいえばそういうことだろう。そんな掟があるのか、どうも怪しい。 しかし、もし罠だとしても一体、パイズリすることに何の意味があるのか。 赤崎はナイメスが何を考えているのかわからなかった。いや、わからなくて当然である。 地球人である赤崎には想像もつかない彼女の『思い込み』のなせるものだったのだから。 どちらにせよさっさと膣に突っ込んで射精してしまうのが上策であるのは間違いない。 しかし、と赤崎の心には迷いが生じる。司令室でのオナニーでナイメス自身が揉んでいた乳、 そしてついさっきまで揉みしだいた乳。目の前の妖しく誘う柔らかで大きな乳。 それに挟まれしごかれるということ。 何度殺しても飽き足らないほど憎い女であったが、赤崎も『戦士』である前に『男』であった。 「俺は3ミリ秒でクレイバンに『炎結』できる。何か少しでも変な動きをすれば……」 「ええ、ええ、わかっていますわ。もちろんそんな愚かなことは致しません。  それでは承諾していただけますの?」 赤崎に最後まで言わせずに畳み掛けるように、言葉を重ねるナイメス。 その声には必死さと何か焦りのようなものがあった。 「ああ、何を考えているのか知らんが乗ってやる。」 「疑り深いですわね。フフ、けどありがとうございます。誠心誠意尽させてもらいますわ。」 181 :名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 03:36:18 ID:QR3fBmjS なんとか、ナイメスの思惑通りに事が進んだものの、 男のピクつく醜怪なペニスを胸で挟むなどナイメスにとってはもちろん初めてのことである。 今までセックスといえばディルドーだったのだから挟むという行為自体、経験のないことであった。 しかし、彼女にとってはここが正念場。膝立ちの状態で、そぅっとクレイバンのそそり勃つモノを挟み込む。 彼女の胸が大きいため、ほとんど埋もれてしまったペニスに柔らかな肉の圧力がペニスにかかる。 「挟むだけでイかせられると思うのか?」 「フン、そんなわけありませんわ。もっと気持ちよくしてさしあげます」 そういうと円を描くようにゆっくりと両手で乳房を動かし始めた。 フニュフニュと卑猥に形を変えながら強烈な刺激をペニスに与えていく。 膣とはまた違った感触が赤崎を支配していく。 「ふん。なかなか巧いじゃないか」 「言いましたでしょう。これは完全なる敗北を与えられた者が誠意を持って勝利者に尽す行為です。  気持ちよくなってもらわなければ、わたくしのプライドにかかわりますわ。」 嘘まみれの台詞である。実際にはナイメスの心は怒りで煮え繰り返っていた。 媚びた言葉を吐き、パイズリなんて屈辱的な行為をしなければならない自分に、 そして何よりもこんな状況に追い込んだクレイバンに!。 しかし、ここでイかせればまだ勝機はある。なんとかそう思い込むことで全てを投げ出したくなるのを我慢する。 182 :名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 03:39:31 ID:QR3fBmjS 「ハァンッ、フゥファァッフゥンッ!!」 ペニスという異物が中心にあったが、自身の乳を揉んでいることには変わりない。 そのためナイメスも感じてしまっていた。しかし、それ以上に赤崎は興奮していた。 「おい、イって欲しいんだろ?ならもっとだ。もっと早めろ」 「フフ、わかりました。」 フニュフニュフニュフニュフニュフニュッ、ゆっくりだった円運動が次第に早まり、 挟み込む両手の力も強くなっていく。 先ほどの数倍の刺激がペニスに伝わっていく。 「ハァアン、ハァハァハァフフ、早く早くイってしまいなさい。わたくしのお顔にたっぷりとかけてぇ」 赤崎はこらえきれなくなっていた。今までのセックスとは比べものにならなかった。 いくら敵、いや敵だからこそなのか。生きるか死ぬかの極限状態であったことが 赤崎に異常なほどの興奮を与えていた。 ナイメスのしごきは、円から高速の上下運動に変わっていた。耐え切れない!! 「クッ!」 ドピュッ、ピュッピュッ、ピュッピュッ!! 183 :名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 03:40:24 ID:QR3fBmjS 戦いに続く戦い、休まる暇もなかった赤崎にとって数ヶ月ぶりとなる射精である。 一度に出す量としては地球人にとってみれば相当の量がナイメスの顔にふりかかる。 白濁に顔中を汚されるナイメス。口からの摂取はガラム星人にも害がないため、 (もちろんドロッとした液体には抵抗があるが)その表情に恐怖は窺えない。 いや、むしろ何か「してやったり」といった表情をしている。 精液をかけられたことで再び恐慌状態に陥ることを想像していた赤崎は拍子抜けした以上に、 あらためてナイメスがさっきから何を企んでいるのかと訝しむ。 「何がおかしいんだ」 「ウフフ、何もありませんわ。それにしても地球人というのはザーメンの量が少ないんですのね。」 挑発ともとれる言葉だがナイメスにはそういった意図は何もなく、素直な感想である。 ただ、これは彼女が地球人の肉体構造に無知なことに起因していた。 「フン、だからどうした。さて、お前のリクエストには答えてやった。さあ挿れるぞ……」 その言葉に少し怒りを覚えながらペニスを柔かく大きな乳房から離す。 「待って、待ってくださいな。今挿れるのはダメですわ。舐めとりますからお願いお待ちになって。」 精液が赤崎の男根に付着していれば挿入されるだけで毒がまわり逝ってしまいかねない。 ナイメスは必死に懇願する。 「つまらない策だ。噛み切られることをわかっていてそんなこと誰がさせるか。」 「違いますわ。さっきあなたが言いましたでしょう。瞬間的にクレイバンに『炎結』できるって。  それにそんな野暮なこと考えていませんわ。ただ、そのままで挿れられたら……お願いします。」 さっさと殺してしまうべきか。それともいくら敵としてとはいえ、一年もの間戦ってきた女に対して 最後くらい情けをかけてやるべきか。赤崎は迷ったが、望みどうりにさせてやることにした。 184 :名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 03:47:38 ID:QR3fBmjS 「そうだな、このままではすぐに逝ってしまうものな。いいだろう。  ただ少しでも変な動きをしたら……わかっているだろうな」 そういうと両手でナイメスの側頭部をがっしりと掴む。 「舌だけだ。咥えようなんて思わなくていい。」 「フフ、わかりましたわ。」 ナイメスの赤く妖しい舌がのび、半勃ち状態の赤崎の亀頭をチロっと舐める。 「ック!!」 敏感な部分を舐められ、快感が駆け巡る。しかし情けない声を出すことは赤崎のプライドが許さなかった。 なおもナイメスはチロチロと精液を舐めとっていく。 少しでも残っていれば死につながる……その恐れが彼女のその舌の動きにも反映し、 絶妙の舌さばきである。ンフゥ、ンフゥンッ、ンンッ!鼻で卑猥な声を出しながら舐め続けるナイメス。 赤崎の男根は再び固く反り返っていく。 「ンフフ、もういいですわ。さあ、どうぞお好きになさって。」 舐めとり終わったナイメスは顔にかかった白濁液を手でぬぐいながら、まるで誘うかのように言う。 あきらかに、パイズリされたあたりからナイメスの言動には余裕がある。 膣内に射精すればナイメスは死を待つより他ない。 それを何よりもわかっているはずなのは彼女自身だというのに。 「殊勝な心がけ、と言いたいところだが本当にいったい何を考えているんだ?」 「心外ですわね。最後くらい楽しみたいだけですわ。もう何度でもイってくださって結構ですのよ。」 185 :名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 03:50:05 ID:QR3fBmjS 「何度でもイって」そして「ザーメンの量が少ない」……ナイメスの言葉を反芻するうちに 赤崎には一つの考えに思いあたった。 「聞きたいんだがな、さっき俺の精子の量が少ないと言ったろう?ガラム星人の男はそんなに多いのか。」 濡れに濡れた秘所に勃起した男根を突っ込まれると思いきや、 突然の質問されたので興を殺がれ少し不機嫌になりながらナイメスは答える。 「ウフフ、気になさってたんですの。そうですわねぇ、ショックかもしれませんがクレイバン、  あなたの七倍はあるかしら。なんせ、溜めに溜めたザーメンを一気に放出するのですから。」 「ほう、そうなのか。じゃあ一度射精してしまったら、次にイった時にはザーメンの量はどうなるんだ。」 「少なくとも三日は何も出ませんわ。ある程度溜まるまではね。」 何を当たり前のことをこの男は聞くのだ。わざわざ説明することではないだろう。 「はははは、そうか。そういうことか。じゃあ俺はもう射精することはできないんだな。」 「何を言いたいのかわかりませんが、もちろんそうですわ。あなたは胸で挟まれイってしまった……  どんなに頑張っても無理です。ウフフ、わたくしの勝ちですわ。  さあ、どうします。さっさと違う方法で殺します?それとも三日お待ちになります?」 ナイメスの策では肉の快楽に溺れさせ、隙をみて殺すつもりであったがこうなれば仕方ない。 少なくとも、射精されることは避けられたのだ。 死ぬのは嫌だが、クレイバンの思惑通りにならなかったことがせめてもの救いだと彼女は考えた。 186 :名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 04:06:26 ID:QR3fBmjS 「四つん這いになれ」赤崎はナイメスの問いには答えずに彼女に命令する。 ナイメスはクレイバンがくやしくて怒り狂う姿をみたかったのに、淡々としているのが癪にさわった。 「ふん、わかりましたわ。」もう媚びる必要もない。憮然とした調子で指示通りにする。 赤崎は突き出された柔らかく、見事な張りの巨尻を両手で掴み、いきり勃った男根を挿れる用意をする。 後背位をナイメスに強制したのは、事実を彼女に伝えたとき抵抗できないようにするためであった。 「ナイメス、お前は地球人について何も知らないようだな。」 「突然、何をおっしゃいますの。」 「何故、地球人の射精時の精子の量が少ないのか。それはな、何度でも射精が可能だからだよ。」 ビクゥ!!ナイメスの身体が震えるのが掴んだ尻から伝わってくる。 「嘘ですわ。そんなのは、嘘です。」 「確かめたこともないんだろう?男なんて地球の男なんてゴミ同然だものな。  いいさ、自分の身体で確かめてみればいい。」 「ヒィィィッ!!」 そういうと、彼女の濡れた肉壷の奥まで一気に刺し貫く。 恐怖のためか、いやよほどの名器なのか締めつけがすごい。 必死に逃げようとするナイメスの細い腰を掴み、何度もピストン運動を繰り返す。 「アハァン、イヤイヤ、嘘ぉぉ、イヤ、嘘、いや、いやいやぁぁぁ」 重力には逆らえず、地面にまさに擦れんとする爆乳が上下に激しく揺れる。 「ダメェ、ダメェ、アフゥン、そんなぁ、イヤぁぁぁン」 考えてみれば、一度しか射精できなければ胸でイかせることをあのクレイバンが 承諾するはずはない。本当に、本当にそうなのだ。ナイメスは快楽と恐怖で狂ってしまいそうだった。 腰から胸に手を持っていき、揺れ動く豊満な胸を揉みしだきながらペニスを出し入れする。 既に勃起状態のクリトリスにペニスが何度もあたり、刺激が倍増される。 「ハゥン、ハァァァン、イイィ、イイヤ、イイィィィン!!」 射精されたら死ぬ。しかし、その恐怖よりも快感がナイメスの心と身体を支配していく。 187 :名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 04:12:11 ID:QR3fBmjS パンッパンッパンッパンッ 肉と肉がぶつかりあう音が部屋中にこだまする。 「アァン、アァンアアン、イっちゃう、いあああああああああっ!」 赤崎の激しいストロークに耐え切れずナイメスがまずイく。赤崎もそろそろ我慢の限界にきていた。 「ナイメス。これでお前も最後だ。  家族の、茂也のそして子供たちの、お前に殺された皆の思いを受け取れ!!」 「イヒィイィ、イかないで、イかないで、イかないでぇえええ!!」 「死ねナイメス!!!」 恐怖のためナイメス括約筋がペニスをギチギチに締めつけ、赤崎は強烈な快感と共に絶頂を迎える。 ドクッ、ドクッ、ドクッ…ナイメスの子宮に赤崎の精が注ぎ込まれた。 188 :名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 04:13:19 ID:QR3fBmjS ズポッ 赤崎は自らの男根を引き抜き、ナイメスから離れる。 「あ、ああ、あぁぁぁあ……」彼女は射精された事実を受け入れられず放心状態だ。 数秒後、ナイメスの身体が跳ねた。ビクンビクンと痙攣を繰り返す。 「ギヒィィィィッ」 ナイメスは身体をかきむしる。彼女の爪が白く美しい肌をひっかきまわし、血で染めていく。 「アギギギ、グヒャアアア」 そこに彼女の妖艶な声は存在しない。濁った声をあげ、のたうちまわる。 「ガグギィィィィ」 白目をむき、よだれをたらし、ナイメスはその顔を苦痛に歪めている。 赤崎は苦しむナイメスを冷静にみつめながら、殺された人々を、 そしてレンナル帝国との戦いの日々思い起こしていた。 「ゴロジデぇ、ゴロジデェグダザイィィィ」 痙攣を繰り返し、血みどろになったナイメスの叫びが赤崎に届く。 「お前が、今までやってきたことの報いだ。十分苦しめ。」 「イギャァァァァ、オネガギィィィィ」 赤崎は彼女の醜態を目の当たりにしてひどく虚しくなる。 今までのナイメスのやってきたことを考えればこの程度の苦しみでは生ぬるいともいえた。 しかし、赤崎には赤崎は非情になりきれなかった。 189 :名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 04:15:17 ID:QR3fBmjS 『炎結』 再びクレイバンとなった赤崎は破壊されたゴーグル部分から苦しみのたうつナイメスをみつめ呟く。 「逝かせてやるよ」 「デッドクロス!!」 叫びとともに、ナイメスの真上にレーザー状の十字架があらわれ、 ナイメスの身体が空中に浮かんだかと思うと、その十字架に磔になる。 クレイバンがナイメスにむけて走り出す。 「クレイバンダイナミックアタック!!」 血まみれの裸体、その胸元にクレイバンのパンチが叩き込まれた。 「ガハァァァァァァンッ!!」 胸を貫かれ絶命するナイメス。十字架が高熱を発し彼女の肉体を消滅させていく。 レンナル帝国最高幹部ナイメスの最期であった。 190 :名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 04:18:02 ID:QR3fBmjS 「茂也、仇はとったぞ。安らかに眠ってくれ」 クレイバンは茂也の亡骸を抱き、アジトを後にする。 残る敵はレンナル帝国の母船「レナス・ジール」にいる女帝ノールのみ。 しかし、今だけは戦いを忘れて茂也と子供たちのために泣くことにした。        191 :クレイバンの作者 :2005/06/26(日) 04:25:02 ID:QR3fBmjS お待たせしました。一応、完結です。 なんか、普通に屠っとけばよかったかなとちょっと後悔しながら、性描写書いてました(苦手)。 192 :名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 04:30:28 ID:4PHzHXrg スーパーGJ!!!!!!! 193 :名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 04:33:09 ID:N0cD+WPX G!J! 194 :名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 22:56:51 ID:EPGfSEHV 新作キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!! 作者様乙!GJ!! 195 :名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 02:31:30 ID:I1UHj5h/ ダイダバダッタヽ(´ー`)ノダイダバダッタ なんか普通にかっこいいなクレイバン 196 :名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 20:41:43 ID:NioC6+sD 激しくGJ! セックルシーンもエロいながらも殺伐としていてGJですた。 197 : ◆qjtBZ14hGg :2005/06/28(火) 11:29:21 ID:QyJAyPTW 母船に無事に辿り着けないように罠を仕掛けとくとか 198 :名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 05:47:48 ID:tYSNm9jI >>197 しかしその罠も利用して悪の女をグチャグチャ(ry 199 :名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 03:57:55 ID:17B85Pl3 (前回の対ナイメス戦よりも前、赤崎ことクレイバンが相棒の茂也と共に  レンナル帝国との戦いに身を投じて数ヶ月たった頃の話である) ガラム星からの侵略者、レンナル帝国の突然の侵攻によって廃墟となったビル群、 そのとあるビルの屋上に十数人の人影があった。 「ハァハァハァッ」 首輪をした全裸の少年が、全身をブラウンの濃い体毛で覆い、 肩甲骨あたりから翼を生やした人?の股間を舐めている。 「ハァンッ!そうだ、その調子だよ。もっと、もっと心を込めて舐めな。」 その声でハスキーながらも女性とわかる。 実際に胸のあたりをみれば豊かな二つのふくらみがあった。 200 :名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 03:59:41 ID:17B85Pl3 帝国で幹部に昇格するためには二つの道がある。一つはもちろん「実力」でのしあがること、 「実力」といっても様々でなかにはライバルを陥れるといったあまり誉められないものもある。 代表的な者としてはレンナル帝国地上軍最高司令官であるナイメスがいる。 そして二つ目、それは改造手術を受けることである。ある程度の年数を軍人として過ごし、 帝国への忠誠心の厚い者がその資格を与えられる。 ある程度優秀でありさえすれば、誰もがその権利を持つことができ、 数階級も特進して幹部の座を手に入れられるのであるが、いくつかの理由から敬遠されていた。 そのなかで、彼女達にとって最も大きな理由は姿形が大きく変ってしまうことである。 一応、人間体への変身能力も付加されるが、オマケのようなものでせいぜい十分程度である。 幹部の地位の代わりにガラム星人の美的センスからいっても「醜い」姿で 一生を過ごさなければならないというのは「女」である彼女達には耐えられないものであった。 また個人の能力や性格によって差はあるが、 叩き上げの幹部には見下され、部下達にも裏では嘲笑されることも多い。 そのため、何かよほどの目的でもない限り、改造手術を受ける者はいない。 現在、帝国でも「怪人」幹部(「怪人」というのは蔑称である)は 十数人程度(既に何人かはクレイバンに倒された)おり、いずれも特殊な能力を持ち、その戦闘能力は高い。 201 :名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 04:01:49 ID:17B85Pl3 地球でいえばコウモリと人間が合成されたような姿を持つ彼女の名はリット、 帝国の「怪人」幹部である。 冷酷非道なレンナル帝国のなかでも、リットは出世欲に駆られるままに改造してしまった その身に強くコンプレックスを抱いているためか、かなり歪んだ性格の持ち主である。 彼女の性癖は少年性愛。いや愛という言葉を使うのは誤解をまねくだろう。 まだ地球でいえば中学生にもなっていない幼い子供達を 奴隷として扱い、性の玩具にすることに至上の歓びを感じているのだから。 そこに愛はなく、ただ欲望だけがあるだけだ。 屋上の十数人の人影、リットと彼女の股間を舐めさせられている少年の他に、 六人の戦闘員、貯水タンクに鎖でつながれている全裸の少年が四人いた。 少年達はいずれもリットや戦闘員によって連れ去られてきたのである。 曇った空、そしてビル風が吹き荒れるなか、全裸で屋上にいるというのは それだけで拷問である。 リットが欲望を満たす場所に屋上を選んだのも、少年達を苦しませるために違いなかった。 202 :名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 04:03:40 ID:17B85Pl3 「いい、いい、そうだそうだよ。アフゥン。」 涙を流しながらリットの股間を舐める少年の苦しみなど、まるでかいさないように快感に悶える。 「リット様、お楽しみのところ失礼します」 仮面をつけた戦闘員がリットにおそるおそる話しかける。 リットはかなりの癇癪持ちで、激昂した彼女に殺された部下も何人もいるのだ。 その声で、少年が彼女の濃い体毛に覆われた股間部から顔をはなした。 「誰が、やめろといった。私がいいというまで舐めるんだよ!!」 小さな少年の頭を両手でつかみ、ひどく臭う陰部へと再び押しつける。 「ぶへぇ、ぶへっ、ぶはぁ」息もまともにできない状態の少年はなんとか 鼻で呼吸しながら、再び舌を這わせる。 性の快楽を邪魔されたリットの怒りは戦闘員にもむく。 「あんた、どういうつもりだい。事と次第によっちゃただじゃおかないよ」 「はっ。最高司令官ナイメス様から映像通信が入っております」 「ナイメス様から?……そりゃ仕方ないねえ。さっさとつなぎな!」 「はひぃ」 声を震わせながら、戦闘員は手に持っていたリモコンを操作する。 「あんたはいつまで舐めてるんだよぉ!」理不尽な怒りを少年にむけ、蹴り飛ばす。 何の罪も無く、年端のいかぬ子どもへのこの仕打ち。 残忍なレンナル帝国人でさえ顔をそむけたくなる行為の数々であった。 203 :名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 04:08:05 ID:17B85Pl3 空中に司令室の豪奢な椅子に腰掛けたナイメスの立体映像が浮かび上がる。 金髪に白い肌、そして男ならむしゃぶりつきたくなるような爆乳。そしてガラム星人屈指の美貌。 そんな彼女に対しリットは嫉妬に身を焦がしながらも、できるだけ冷静をよそおう。 「これはこれは司令官殿、いつみてもお美しいですな」 「お世辞はいいですわ。あなたは……相変わらずのようですね。」 ビルから送られてくる映像の端に全裸の少年達を確認して呆れ声を出す。 その声も艶かしく、彼女のコンプレックスを刺激する。 リットとて、決してスタイルが悪いわけではなく、顔も少々キツめだが美人といってもよい。 しかし、全身を体毛に覆われているのは事実。人間の姿をした獣といった風体である。 また人間に比べ、体臭もかなり強い。 まして比較対象がレンナル帝国一といっても過言ではないナイメスでは仕方のないことでもある。 204 :名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 04:09:17 ID:17B85Pl3 「はっ。私の数少ない趣味でありますから。軍規では認められていると思いましたが」 「はぁ。何もね、リット。そのことを咎めてるわけではないのですよ。  わたくしも司令室の壁に人間を埋めオブジェにしているのは知っているでしょう?」 ため息をつくナイメス。その動作一つ一つが優雅でリットはそれがまた気に入らない。 「そうでしたね。で、何の用でしょうか。私も色々と忙しいのですが」 上司にむかってとは思えぬ言葉と態度に、ナイメスも怒りを覚える。 「下着もはかずによくそんなセリフがでるものですわね。  お楽しみの真っ最中だったあなたの何が忙しいのかしら」 皮肉の一つもいいたくなる、というものだ。 いや、ナイメスがイラついているのには他の理由もあった。 「まあいいわ。さて本題に入ります。  あなたもわかっていると思いますが、地球の占領作戦が大幅に遅れています。」 不遜な態度をとっていたリットもさすがにその言葉の持つ意味がわかったのか、顔をひきしめる。 205 :名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 04:20:54 ID:17B85Pl3 「クレイバンですね。」 「そうです。数ヶ月前に現われたあの憎きクレイバンによって何度も作戦をつぶされたばかりか、  彼に触発されたのか、降伏寸前だった各国でもレジスタンス活動が盛んになり、  人的、物的被害も甚大です。」 「で、私に彼を殺せと?」 「もちろん、そうしていただければそれに勝る殊勲はありませんわ。  ですけどね。わたくしはそんなことが言いたいわけではないのです。」 「それでは何をおっしゃりたいのでしょう」 リットはとぼけているわけではない。ただ本当に理由がわからなかっただけなのだ。 ただ、その言葉がナイメスの逆鱗に触れたのか、美しい顔がひきつりこめかみがピクピクと動く。 「あなたの担当する、アジア第四ブロックの軍事作戦が大幅に遅れていますの!  それもこれも長官であるリット、あなたが趣味に走り本来の職務をおろそかにしているからです。  何か申し開きはございまして!!」 立ち上がりながら机をバンッと叩き、ナイメスは顔を怒りで紅潮させる。 前のめりになったため、ゆったりとした執務用の服の隙間から 大きな胸の谷間が黒いレースのブラとともに見え、それが画面に大写しにされる。 206 :名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 04:23:22 ID:17B85Pl3 (ちっ、みせつけやがって。しかし、あれだなそんな報告をした奴はあとでくびり殺してやる) バレたことに心の中で舌打ちしながら、できるだけ真面目ぶって答える。 「いえ、誰からの報告か知りませんがそれは誤りです。  少しの遅れはありますが作戦はおおむね順調に進行中であります。  期日までには、その結果をご報告できるかと。」 リットの「趣味」に付きあわせているのはここにいる六名のみ。 他の全部隊は作戦遂行中のはずだ。明日から自分も参加すれば、何とか間に合うだろう。 「フフフ、いったいどの口がいうのかしらね。あなた部下にも信頼されていないのじゃなくて?  貴方にお預けした部隊の三分の一が壊滅状態にあります。  まだ詳細は報告されていませんが、おそらくはレジスタンスの反抗によるものかと。」 「えっ」 本当にそんな報告をリットは受けていなかった。 ああ、そういえば副官に全滅しない限りは連絡するな(つまり連絡するなということだ)と 命令していたかもしれないと彼女は思い出す。 「本当に知らなかったようですね……あなたの愚かな行動によって  かわいい帝国軍人達の命が失われてしまったのです。  その責任はリット、すべてあなたにあります。  いいわ。予定通り今後の第四ブロック担当は副官のレイルに任せることにします。  あなたは軍事裁判にかけられるでしょう。まあ更迭だけで済むことを祈っているのですね」 「くっ。さきほど軍規違反ではないとナイメス様、あなたがおっしゃったのですよ」 無駄とわかりながらも必死の抵抗を試みるリット。 「職務をきちんと遂行していればです。当たり前でしょう!  あなたにはこれ以上何も話すことはありませんわ。それではごきげんよう。」 ブツッと映像が切れる。どうやらナイメス側から切られたようだ。 207 :名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 04:24:41 ID:17B85Pl3 リットは改造手術を受けてまで手に入れた地位がガラガラと崩れ去るのを感じ、 目の前が真っ暗になる。お終いだ。もうレンナル帝国での出世は望めそうにもない。 いや、それどころか処刑される可能性もある。 どうすればいい。どうしたらこの状況から抜け出せる。いっそのこと裏切るか。 しかし、この姿。そしてこれまで地球人にしてきた、 いや現在進行中の少年達への行為を許し受け入れてくれるとは考えがたい。 イライラする、それもこれもクレイバンが次々と我々の作戦をつぶしてきたからだ。 クレイバン?そうだ、クレイバンを倒すことができれば名誉挽回、それどころか出世もありうる。 「フフフ、これはいい。おいお前らクレイバンが今どこにいるか。探れ。一刻も早くだ」 戦闘員に檄を飛ばす。つばを飛ばしながら野蛮な男言葉を喋る最低ランクの上司に 怒り、そして失脚したことを目の当たりにした今、あざけりを覚えながらも 恐怖のため逆らうことはできず、戦闘員達は一人を残し、五人は屋上の扉を開け階段を下りていく。 「ふん、まずはこれでいい。さて、しかしこの怒りをどう鎮めようかね。」 失態の原因はすべて自分にあり、怒ることになんらの説得力もなかったが、 リットはその怒りをもっとも弱い者達にむけることにした。そう何の罪もない少年達に…… 208 :クレイバンの作者 :2005/07/01(金) 04:31:43 ID:17B85Pl3 >>192 >>193 >>194 >>196 ありがとうございます。これからも頑張りたいと思います。 >>195 「普通にかっこいい」とはかなり嬉しいお言葉です。 エロ、やられ、特撮のカッコよさを上手く混ぜれるよう精進します。 ってことで「クレイバン」で過去編です。 また続きものかつ不定期ですが、よければ読んでください。 209 :名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 20:59:14 ID:aKKQ16XK おお、今度は過去話でVS怪人ネタですか! しかし読んでて、レンナル帝国の怪人幹部の描写が、 暗黒結社ゴルゴムの剣聖ビルゲニアにダブりましたね。 仲間内からも怖れられ蔑まされている所とか、 恐らくは使われるだけ使われて、用済みとみなされれば、 アッサリと切り捨てられるだろう事が想像出来る所とか…。 そう考えると、怪人幹部に少々憐れみを覚えますね。 ともかく、クレイバンの作者さん、GJ&ファイトォ〜! 210 :名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 22:34:23 ID:Y+80RwBt ナイメス様の執務服姿ハァハァ 211 :名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 02:15:34 ID:+uTPA7qY >「ヒーローを倒して一気に名誉挽回」 ものすごい死亡フラグがw 212 :名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 06:31:45 ID:Y3oVqMi7 保守炎結 213 :名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 05:01:04 ID:zXjRGNzK 赤崎透と親友である深島茂也は幼い少年ばかりが何者かによって拉致されるという事件に、 レンナル帝国の影を感じ、調査に乗り出した。 連れ去られる時に目撃される空を飛翔する正体不明の人型生物。 それが廃墟と化した旧市街地の方に飛び去っていったという情報をもとに、 彼らは旧市街に足を踏み入れ探索をはじめたのだった。 そこで彼らがみたのは………… −−−−・−−−−・−−−−・−−−−・−−−−・−−−−・ 「おいっ、あれをみてみろ」深島が手で指差した先に、14階建ての高層ビルから出てくる人影がみえた。 旧市街の探索をはじめて数時間、『生きている』人間をみたのははじめてだった。 人数は五人、着ている服装から若い女性であることがわかる。 これが、平穏な頃であったら何の不自然もなかったが、 ほとんど人が寄りつかなくなっている今ではかなり奇妙な光景である。 214 :名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 05:02:11 ID:zXjRGNzK まだ二人には気付いていないようで、玄関口でペチャクチャと喋っている。 「お前たち、何をしているんだ」突然の声にビクッと五人とも身体を震わせた。 赤崎と深島の方に彼女たちがふりかえる。 (ク、クレイバンッッ!) 地球人に偽装し、これからのスパイ活動の打ち合わせをしていた戦闘員五人は 結果的に何の苦労もせずに赤崎−クレイバンを発見できたわけだが、 彼女たちにとって、それは最悪の形であった。 「えっと、あのその……」 ジーンズにTシャツ、そしてボサっとした黒髪。 顔は可愛らしいが一番地味目な格好の女が何とか返答しようとしどろもどろになる。 (バカッ! そんなのじゃ、怪しいっていってるようなもんじゃない) 残る四人のうち三人はその戦闘員に心の中で突っ込みをいれるが結局は同じで何も動けない。 しかし最後の一人、この五人のなかではリーダー格にあたる女は何を考えたか赤崎達に近づいていく。 黒のキャミソールに派手なアクセサリを身に付けた女−ラシィナは、 そのまま赤崎の腕をつかみ、ピトッと自身の胸にあてる。柔らかな感触が腕に伝わってきた。 ノーブラのようで、しかもキャミソールのサイズが大きいのか、チラッチラッと胸元から乳首が見え隠れする。 215 :名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 05:03:08 ID:zXjRGNzK 「何をするんだ!」 彼女の両手を払いのけ、少し顔を赤らめながらも警戒態勢をとる。 たとえ、戦闘員だろうと一人だけなら何とでもなると少し余裕をもっていた赤崎も、 いきなりの行為に狼狽を隠せなかった。 「あら?お兄さん、そっち目的で来たんじゃないの。」 動揺を隠しながら、できるだけ艶っぽい声を出す。 「どういうことだ。ここが危険なのはわかっているだろう?」 その言葉にキョトンとした表情をするラシィナ。スパイ活動で磨いた演技力をフル動員させる。 「アハハハ、あんたつまんない大人だね。レンナルが怖いんだろ?  ここはそんなのすべて忘れさせてあげるとこなのよ。」 よくわからないといった表情の赤崎、こういった方面にはかなり疎いのであった。 「だからさ、私たちが性のお相手をしてあげるところだっての。何しにきたのか知らないけど  遊んでいってよ。あんた達、結構カッコイイからまとめてこれでまけとくからさ」 三本の指をたてるラシィナ。ここまできてやっと赤崎は理解できた。これはいわゆる売春行為なのだと。 216 :名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 05:04:25 ID:zXjRGNzK レンナル帝国の侵攻以来、生活に困窮して春を売る女達が増えていると聞く。 彼女たちにそんなことを強いる帝国への怒り、 そして身体を売るしか術のない彼女たちへの憐れみが赤崎の心を支配した。 しかし、こんな危険な場所でこんな行為を繰り返すというのは、 レンナルだけでなく、飢えた男達の餌食になりかねない。 いや、何よりも彼女たちに『あの凄惨な光景』をみせるわけにはいかない。 どうすれば彼女たちを安全に親元に帰すことができるのか。 正義感のかたまりのような赤崎はどのように彼女たちを説得しようかと思案する。 彼女たちが帝国の戦闘員であるという警戒心はこの時点でかなり薄れていた。 性的に迫られたことで男を奴隷が道具としか思っていないレンナル帝国ではないと判断したのだ。 ラシィナの機転が彼女たちの危機的な状況を救ったかにみえた。 クレイバンはいわゆる「正義の味方」なのだから私たちを叱ることはあっても、 彼女の提案にのることはないだろう。どうにかこの場をやり過ごして、 すぐにリットのバカ上司に報告すればいい。 だがそんな彼女の思惑はおもわぬ伏兵によってつぶされることになる。 217 :名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 05:05:21 ID:zXjRGNzK 「いいね。俺たちも溜まってたんだ。  透、お言葉に甘えてちょっと寄っていかないか」 それまで沈黙を守っていた深島のいきなりの提案に、赤崎もラシィナもギョッとしながら彼の方をむく。 「おい、茂也。何をいいだすんだ。今、そんな状況じゃないことはわかってるだろ!!」 「えっと、その……」 赤崎が吠える。今まで必死に演技していたラシィナも予期せぬ言葉に反応できない。 「いいじゃんか、大した用事でもないんだし久しぶりにイイ事しようぜ。あんたもそう思うだろ?」 そういうとラシィナの手をひっぱる。いきなりのことにバランスを崩した彼女は 茂也に抱きかかえられるようなかたちとなる。 「うーん、いい匂い。なんて香水使ってるのかな。」 そういいながらも彼女の身体をペタペタ触る。 深島は普段からかなり楽観的な性格をしており、 何事も深く考えすぎる傾向にある赤崎のそばにいてくれることは、かなり救いになっている。 しかし、それにしても今日の茂也は異常だと赤崎は感じた。 茂也の恋人でもあった自分の姉貴が殺されてまだそんなに経っていないというのに、 こういう態度をとるのは絶対におかしい。 どうしたものかと考えていると、茂也が赤崎にむかって目くばせをし、小さくうなづいた。 やはり何かの策だということか。女に抱きついているのも、今の行動を悟らせないためのもののようだ。 赤崎もここは自分を抑えて、のってやることにした。 218 :名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 05:06:45 ID:zXjRGNzK そんな赤崎の決心をよそに茂也はいまだ彼女を離さず、ついには水色のショートパンツに手を突っ込んだ。 「ヒャンッ」股間に生で触れられ、耐えに耐えていた彼女もたまらず全力で茂也を引き離す。 「もう、いやらしいわね。最低よ!!なんか相方も乗り気じゃないみたいだし、話はなかったことにしましょ」 と怒ったふりというより、演技でも何でもなく真剣に怒るラシィナ。 しかし、なんとか理由もでっちあげることができた。 クレイバンの方はさっきから反対しているし、なんとか乗り切ったと心の中では安堵する。 しかし、今度はそのクレイバンからとんでもない言葉が飛び出した。 「いや、そうだな。たいした用事でもなかったよな。ちょっと休んでいくか。」 その言葉にラシィナはすっとんきょうな声をあげる。 「えっ?」 「だから、あんた達と、その、なんだイイ事したいなと」 しどろもどろになりながら、赤崎は言葉を返す。 「あああ………そう。そこまでいうんなら……けどさっき三枚っていったけど五枚にしてもらうわ。  それでもいい?」 「OK、OK。それぐらいなら出すよ。あんた達のような美人とヤれるなんてめったにないしな」 どこまでも軽い深島の言葉で最後の抵抗も無駄に終わるラシィナだった。 219 :名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 05:08:06 ID:zXjRGNzK 「じゃあ、交渉成立ね」 こうなれば部屋に連れ込んで閉じ込めてやる。ラシィナは作戦変更を余儀なくされかなりイラついていたが、 なんとかそれを声に出さないようにする。 「じゃあ、ついてきて。あんたたちもボヤっとしてないで。さあ『ベッド』に行くわよ」 今度はラシィナがただ傍観しているだけだった残りの四人に合図を送ってうながす。 このビルの二階の一室を彼女たち戦闘員の寝床にしていた。 二階にしたのは電気がないためエレベーターが使えないことと、警備のためである。 ただ簡易ベッドが置いてあるだけの粗末なものだったが、 即席の売春宿としては「らしい」つくりで今回に限っては好都合といえるだろう。 その寝室にむかう途中も深島は四人の女に胸を触ったり、お尻を触ったりとちょっかいをだしていた。 ラシィナは諜報部出身でいわゆる「色仕掛け」の訓練も受けているが、 残る彼女たちは生粋の戦闘要員なので、身体を許すことなど(それも男に)したことがない。 深島の破廉恥な行為は彼女たちにとって屈辱であったが、あとちょっとだと何とか我慢していた。 220 :名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 05:11:55 ID:zXjRGNzK 「さあ、ここよ。で、誰をご指名かしら。」そういうと扉を開く。そこは寝室になっており、 簡易ベッドが六つならんでいた。どうにか二人を犠牲にして、 お楽しみ中(彼女たちにとってはゴムはつけてもらうつもりだが、それにしたって死と隣りあわせだ)に 閉じ込め、リットを連れてくる。それがラシィナの策であった。 「透、お前は誰がいい?」 「えっ」こういった状況になるまでには何かが起きるはず。 そんな風に漠然と考えていた赤崎は、かなりとまどう。 仕方ないので五人の顔と服装をみくらべてみた………さっきまでは舞い上がってしまっていて 気にもとめなかったが、よくみると何かしらの違和感があった。 服装はそれぞれ系統が異なるとはいえ、今時の日本の若い女の子の格好である。 しかし、どれも美人なのだがその顔つきや肌が少し日本人とは違う気がしたのだ。 もしかしたら、と思ったが今は茂也に任せようと思い、結局思案の末に パンツがみえそうなほど短くしたスカートを履き、一番化粧の濃い女を指名する。 売春といいながらも、セックスに何故か抵抗がありそうな感じを皆から受けていたので、 比較的一番遊んでいそうな(それも偏見であるが)女を選んだのだった。 「へー、彼女みたいなのが透の好みなんだ。」ヘラヘラ笑いながら深島は赤崎を煽る。 「で、あなたはどうするの」ラシィナが今度は深島に問いかける。 「うーん、そうだなぁ……じゃあ残った四人全部で」 「何?ふざけてるの、ここは一人って決まってるの。さあ選んで」もう、イラつきを隠そうともしない。 221 :名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 05:13:05 ID:zXjRGNzK 「そうだなぁ……いややっぱ一人も逃がすわけにはいかないから選べねぇよ。レンナルの戦闘員さん。」 さっきまでのふざけた口調が一変し、鋭く凍るような深島の声が廊下に響き渡る。 「なに……いってるの?あんな宇宙人と一緒にしないでよ。すっごい迷惑だわ。  本当に何を証拠に……そんなこというなら帰ってよ」 何故、バレた。しかし、何も言わなければ認めたことになる。 動揺しながらも何とかこの場を乗り切ろうとラシィナは精一杯の声を出すが震えてしまっていた。 「証拠か。まあ最初っから怪しいと思ってたんだけどな。  あんたがすっごく張り切ってる時、他の四人がどんな表情していたか知ってるかい?  とてもじゃないけど『売り』をしてる女にはみえなかった。ただ、どうなるか不安そうにみてたんだよ。  けどな、何よりの証拠はあんた自身なんだ。股間を触らせてもらったが毛が生えてなかったし、  剃り跡もなかった。これでもまだ『私パイパンで毛が生えないの』なんていうかい」 ガラム星の女性は陰部に毛が生えない。それが地球人の女性との外見上の決定的な差異である。 ラシィナは何も言い返せない。少しの静寂のあと………先に動いたのは戦闘員の方だった。 222 :名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 05:14:38 ID:zXjRGNzK 「いやあああ」気合とともに、さきほど答えに窮していた地味な女が拳をふりあげて深島に襲いかかる。 深島はその腕をとり、彼女の勢いを殺すことなく一本背負いのように投げる。 女の身体は宙に浮き綺麗な弧を描いたかと思うと、かたい床にたたきつけられた。 「グフゥッ」 突然のことに受身もとれず背中だけでなく頭も打って脳震盪をおこす。 なおも深島は拳を彼女の鳩尾に突き入れる。 「ガハァッ」それがとどめとなり、痛みと呼吸困難で気を失う。 赤崎は深島の鮮やかな動きに呆気にとられている目の前の戦闘員(さきほど指名した女である)の隙を見逃さず、 彼女の両腕を掴んで、膝を彼女の股間に勢いよく突き入れた。ミニスカもめくりあがり、紫色の下着がみえる。 「ひっ………」あまりの痛みに声もでない。 なおももう一発、膝を叩き込む。激しい恥骨への衝撃のあと、鈍痛が広がっていく。 白目をむき、悶絶する戦闘員。赤崎が両腕を離すと自身で立つこともできないのか、 股間をおさえてしゃがみこもうとする。 赤崎はフィニッシュとばかりに、ちょうど腹あたりにきた顔をボディブローの要領で鉄拳をめりこませた。 「ブハァッ……」鼻っ柱を折られ豪快に血を噴き出しながら吹っ飛んでいく。 223 :名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 05:17:26 ID:zXjRGNzK 一瞬にして二人やられ、唖然とする戦闘員達。 しかし、それでも彼女たちは厳しい訓練の賜物か、すぐに気を持ち直し、再び襲いかかる。 胸を強調する服を着た女がその大きな谷間から長さ8cmほどの小型ナイフを取り出して深島に投げつける。 「おっと……」 頭めがけて投げられたナイフを最小限の動きでかわす。 しかし、それは彼女たち戦闘員にとっても想定内。 その隙を逃さずもう一人の戦闘員が身を低くしながら走りより深島を押し倒した。 「うわっ」 「フフ、油・断・大・敵」バカにしたような猫撫で声でささやきかけられる。 美人に馬乗りになられる……… それは平時なら男にとっては少し屈辱的でありながらも嬉しいシチュエーションであろう。 ここから性的に襲いかかられるというならば、興奮するという諸氏も少なからずいるはずである。 しかし、彼らは残念なことに命のやりとりをしている。 そうなるとマウントをとられた深島はかなりの危機的状況だといえた。 224 :名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 05:18:13 ID:zXjRGNzK −−−−・−−−−・−−−−・−−−−・−−−−・−−−−・ 「茂也ぁっ」 深島を助けるため、近づこうとする赤崎の横をナイフがかすめる。 飛んできた方をみると、さっきナイフを投げた巨乳の女が左手に三本のナイフを持って立っていた。 「クレイバン、あんたの相手はあたしだよ」 「くそっ」 赤崎は戦闘員によって足止めを余儀なくされる。 −−−−・−−−−・−−−−・−−−−・−−−−・−−−−・ 225 :名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 05:21:17 ID:zXjRGNzK 「さあ、あんたから死ぬんだよ。すぐにクレイバンもあの世に送ってあげるから安心して逝きな」 そういうと髪にさしこんでいた桃色のピンを引き抜く。その先端は針状になっており、猛毒が塗られていた。 「……見逃してくれない。今、見逃してくれたら痛い目にあわないですむぜ」 「あんたバカ?この状況で何言ってんの。さっきからペタペタ触りやがって。男のくせに気持ち悪いんだよ」 『男だから』 触るんだろうとツッコミをいれたくなるが、レンナル帝国人の感覚としては当然である。 「そっか、残念。なあちょっと俺の右手みてみな」 「えっ」 そこにはいつのまにかスタンガンが握られていた。 「じゃあ、まあそういうことで」 226 :名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 05:22:02 ID:zXjRGNzK バチィィィッ スタンガンを尻に押し当てられ、50万Vの電撃が彼女の全身を駆け巡る。 「あはぁっっ」 痺れ、手に持っていたピンが使われることなく床に落ちる。 そして前のめりに、つまり深島にむかって倒れこんだ。 ちょうど深島の頭の部分に彼女の胸がきて服ごしではあるが顔を乳で挟まれたような格好となる。 柔らかな胸の感触が顔にあたる。気色がいい。 「もっと違う機会だったらな………」 そう、つぶやきながらもまんざらではなさそうな深島。 しかし…お腹あたりに彼女の股間の温かさではない、新たな液体状のものが広がっていく感覚があった。 (これって……) 深島の想像通り、それは弛緩した身体から流れ出るガラム星人特有の赤い小水である。 パッとのしかかっている彼女を払いのけ立ち上がる。臭気とともに、染みが彼のジャケットについていた。 「やれやれ……」気をとりなおして彼は注意深く周りをみる。 ナイフを投げつけてきた戦闘員が赤崎によって倒される瞬間だった。 そしてラシィナは…… 227 :名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 05:23:08 ID:zXjRGNzK −−−−・−−−−・−−−−・−−−−・−−−−・−−−−・ 戦闘員のナイフは三本とも左手の指と指との間に挟まれている。 持ち方からみて、どうやら三本同時に投げつけようとしているようだ。 彼我の距離は4m。もし戦闘員の投擲が外れれば、赤崎は懐に入ることができる。 どちらにしてもチャンスのある距離であった。 彼女は投げない。何故なら、赤崎をここで「足止め」しておくことに意味があるからだ。 あと数十秒もすれば、仲間がもう一人の男−深島を殺して助けにくる。そうなれば三対一。 勝機がでてくる。そう考えていた。 はっきりいって、その認識は誤りである。もし赤崎が『炎結』しクレイバンになれば、 民間人に偽装し、たいした装備もない戦闘員にまったく勝ち目などないからだ。 いまだ赤崎が生身のままでいる理由。それは余裕であった。 しかし、このままでは茂也が危ない。スーツを装着しようとしたその時…… 「あはぁっっ」 喘ぐような短い悲鳴とともに、深島に馬乗りになっていた戦闘員が倒れこむのがみえた。 「ちっ」 あてが外れた戦闘員は少しでもダメージを与えようと巨乳をブルンッと揺らしながら 三本のナイフを赤崎に投げつける。 228 :名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 05:24:01 ID:zXjRGNzK 焦った投擲、そして三本というそもそも命中率に欠けるそれを赤崎はなんなくかわす。 投げつけたままの姿勢でいる戦闘員に近づき、 彼女の乳首がうっすらと白いシャツの上からみえる左乳房に拳を叩き込む。 ダメージという点では鳩尾や股間などの急所を狙った方がはるかによい。 しかし、胸という敏感な部分は瞬間的な「痛み」だけでいえばかなり上位にくる。 そして他の部位よりも特にこの戦闘員は巨乳であるがゆえに狙いやすい。 「あぁんっ」案の定、戦闘員は痛みにもだえ胸を隠すように前屈みになる。 そのために自ら差し出す形になった顔面に飛び膝蹴りを喰らわせる。 「ぷぎゃあっっ」顔が弾け、醜い悲鳴とともに倒れた。 −−−−・−−−−・−−−−・−−−−・−−−−・−−−−・ 229 :名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 05:25:10 ID:zXjRGNzK ラシィナは逃げていた。かなわない、強すぎる。少なくとも五人では話にならない。 彼女の心は恐怖に染まっていた。 二人倒された時点で、誰にも気付かれないよう、通路にむかってそろりそろりと歩く。 途中からは早足になり、階段につくころには走っていた。 「待てっ」 後ろから深島の声がした。残り二人も倒されたらしい。 追いかけてくる足跡が聞こえる。怖くて振り返れない。階段を上るか下るか…… 一瞬の逡巡のあと、下ることを選択する。どうせリットにこのことを報告しても殺されるのがオチだ。 それよりは、ここは逃げた方がいい。彼女はそう考え何段も飛ばしながら駆け下りる。 このような逃走は許されることではなかったが、 諜報部出身で戦闘に自信のないラシィナには仕方ないことだともいえた。 一階、外の明るい光がみえる。その光にむかって胸を揺らしながら全速力で走る。 後ろから深島が追いかけてくる。ハァッハァッ、息を切らしやっとのことで扉を開け外にでた。 しかし………そこには赤崎が立っていた。 「なんでぇ、なんでよっ!」 逃げることができた。そんな喜びも束の間、何故か先回りしていた赤崎に憤る。 赤崎は無言で二階を指さす。窓が割れていた。そこから赤崎は飛びおり、ラシィナを待ち構えていたのだった。 (殺されるっ) 恐怖のために腰が抜けその場にへたれこむ。赤崎が深島が前から後ろから近づいてくる。 「いやぁぁぁぁあぁ」ラシィナは叫び声をあげた…… 230 :クレイバンの作者 :2005/07/13(水) 05:51:48 ID:zXjRGNzK お待たせしました。クレイバン コウモリ女編(仮)第二回です。 第二回のコンセプトはいつもみたいに屠るばっかりでなく、 殴ったり蹴ったりの格闘重視でやってみようです。 あと二回か、三回で終わる予定。 >>209 ビルゲニア…BLACKはもちろん観てましたし、どんな造詣かも覚えていますが 彼のキャラクター自体はあまり覚えていないなあ。また観てみます。 まあ大神官(大怪人)ビシュムにハァハァするのメインになっちゃう気がしますが。 >>210 何というか、ナイメス様という自分でつくったキャラクターに自分がハァハァできるかどうかはともかくとして、 あとでヒーローに倒されることが確定している悪の女のエロシーンはかなり萌えます。 >>211 ですね。どうしようもないくらいの典型的ヤラレキャラですw 。 231 :名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 12:42:35 ID:XVTvP48C キタ―(゚∀゚)―! やはり戦闘員が倒されるシーンは個人的に激しく萌え。 ヘタレなあたりもたまらんです。 232 :名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 02:19:39 ID:2jxRqRTU いいね、悪役の醜い命乞いが見たい 233 : ◆iQ1CwzKqLM :2005/07/16(土) 10:48:13 ID:TobYINpg 命乞いするのは正義の味方だけで十分 悪役なら命乞いすると見せかけて正義の味方や男の油断を誘うなんてどう? これは私の考えでリクエストじゃない 234 :名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 12:29:43 ID:QQIcYd9P このスレ、いやクレイバンシリーズを読んでのその発言か? 出なかったら読んでこいや、それからでも遅くない 235 :名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 23:19:47 ID:m1oahNUF クレイバンGJ シュチュも、文体もかなりレベル高いっすね。 でも、クレイバンって、バイパーのキャラじゃあ…。 236 :名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 22:19:34 ID:4aGUeap2 バイパーはブレイバンじゃなかった? 237 :名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 22:54:01 ID:o8dllJ4V 今日の金曜ロードショー……俺たちだけが喜ぶ『ルパン三世』…… なんかこのスレのコンセプトすべて詰め込んだような内容で住人としては嬉しかったけど ルパン三世の一ファンとしては複雑…… 238 :名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 23:24:52 ID:N08GdnJK 近年の物件では相当良作だったな。 でも過去最悪のつまらなさだったな。 239 :名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 23:31:28 ID:Czw9VEfE 折れた妖剣が心臓を貫いて悦楽の表情で死んでゆく女剣士・・・ 240 :名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 13:56:38 ID:M1pjgteM 某所でゼントリックスの話題がチラリと出たけど、ロボットのヤラレもいいよな。 プログラムに逆らえないところというか、モノ扱いされるところというか。健気さというか。 ゼントリックスのシルバー5(なぜか京言葉) ステルスを破られる→「かまへん!」と主人公ロボと勝負する→空中で衝突、爆破 →丸焦げの頭部が地上に落ちる→味方側の女に足蹴にされる アバレンジャーのフラビジェンヌ 敵幹部の地位を奪おうとするが、結局その幹部の命令通り動くようされて 最期は「一の槍様・・・」と助けを求めながら爆発。 241 :名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 16:46:25 ID:umHpiIng >>238 見てないんだけど、なんかマズーなことあったんですか? 僕はTVスペシャルって、最近のしか見たこと無いんだが 東京クライシスは好きだった・・・あと、タイトル忘れたけど蜘蛛の暗殺者の島のやつ 1stコンタクトはなんか違うとオモタ 242 : ◆iQ1CwzKqLM :2005/07/23(土) 22:36:41 ID:vfQWBEFV フラビジェンヌてアバレンジャーじゃなく忍風戦隊ハリケンジャーじゃなかった? 243 :名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 23:38:43 ID:M1pjgteM >>242 だったね。スマソ >>241 単純にTVスペシャルとしては一番つまらなかったってことなんじゃない? 244 :名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 23:50:47 ID:+PPO+fcO 保守 245 :名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 02:31:31 ID:e9rOcpcs ageついでに…… 前からちょっと聞いてみたかったんだけどこういう嗜好持ってる人って 「正義の男が悪の女を倒す」のと「正義の女が悪の女を倒す」のとどっちが萌えるの? ようは男vs女か女vs女かってことだけど。 246 :名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 05:56:53 ID:IIDm/0da ちょっとコメディ調の正義の女(若い)が、シリアス調の悪の女(正義側の女よりも年上)を 倒すってのが好きだな。 「こ、こんなやつに・・・こんな小娘に〜」 247 :名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 08:06:10 ID:gSL6GfyY 女VS女は全然萌えないな 男が悪の女を叩きのめすのがいい 248 :名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 08:29:48 ID:g4YjdiR3 >245 俺の場合は、完全な悪の女が、なんの罪もない一般人の男を痛めつけるシーンに興奮する。 正義の女が悪の男を痛めつけるシーンには何も感じない。 249 :名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 16:49:40 ID:wSYNe63P >>245 自分としては女vs女のほうが好きかな… ベルトコンベア系アクションとかでも最初に使うのは女性キャラだし… 男でもいいんだけどね… でもこのスレ的には性技(正義に非ず)のヒロインが悪の女を倒すってのが一番かも… 250 :名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 18:07:42 ID:RJO3p8M7 女流アクションの宝庫、香港映画にて、ジョイス・コウ主演の、 「98分署 香港レディコップス」を誰か見た人他にいない? 正義女対悪役男、悪役女対正義男(こちらは1回だけ)の末、勝ち残った二人の女が、ファイナルにて激突する。 それぞれテンポ良く小技も大技も繰り出し、ハードだけどスタイリッシュで、官能的な演出だった。 悪の女のパワフルさも憎らしさも本格的で、それが崩れていく様もまた、彼女のヘソ出しルックが手伝ってか艶かしい。 特にロバート・デ・ニーロ主演の「レイジング・ブル」を想起させるような、ダメージ大な技シーンが 両者とも、わざわざリプレイされる所など、人によっては、たまらんかと。 スレの趣旨に萌える人にとっては、色々な示唆を与えてくれる逸品と信じたい。 ちょっと古くて本数少ないけど、レンタル店探せば、まだ見つかるかもしれない。 >>246 同好の士ハケーン、嬉しいス。 萌えの壷をさらに細かく追及したら例えば、こんな感じかな・・ 女子大生ぐらいの年頃で可愛い系な小娘が、三十路入り前後くらいの大柄で美麗系な悪の女と対決し、 最初、技術の差もあって苦戦するけど、舌戦も絡めた頭脳プレイを経て、形勢が徐々に逆転する筋書きが好きでつ。 もし映像化するなら、短くとも2分以上は続いた一騎打ちシーンの末、とうとう足元もふらつく悪の女が、 相手がふと晒した隙をフェイントとも知らずに、表情をぎらつかせる。 だが彼女の死力振り絞った起死回生の一撃がヒットする寸前に、致命的なカウンター技を食らい、 アップされた美貌を苦悶で歪め、セクシーな肢体を宙に舞わせ、床にのたうつ断末魔の女の悲鳴が高く響く。 そこへ無駄にカッコ良く、バク転とか決めた正義女が降り立ち、悪女の割れた腹筋の鳩尾へ気合込めて、正拳突き。 「ズムンッ!」腸が千切れるような効果音に一拍置いて、「ンックッ!」喉を鳴らした後、半開きにした口端から一筋吐血して悪女昇天。 「・・・おっ、ばっ、さっ、んっ、男はまだ酔わせても、小娘には勝てない体じゃ、自慢にならないね!」 ・・長文駄文の妄想で引っ張りすぎてスイマセン。 251 :名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 19:48:29 ID:VhX1YwWS >250 あー。その妄想は結構共感するものが。 だけど俺も上手く文章にできん。 252 :薬師寺涼子:2005/07/29(金) 22:17:33 ID://fLoArP 小娘こそ正々堂々と戦わない卑怯者 253 :名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 22:46:37 ID:IIDm/0da この場合、悪の側の女は「若さ」っていう絶対的なものにおいては、正義の小娘には 勝てないんだよね。だから「力」で上回ろうとして必死になって向かってくる。 でもその「力」に対して、小娘側が頭脳プレイや「ピンチ→覚醒」や、はたまた普通に力で 上回ったりすると、いよいよ悪の女は小娘に勝さる要素が無くなって、無残に敗北することに なるってのがイイ。 それに「卑怯」の要素ってのは年の功でもあるから、そのお株まで取られたとなると、 悪の側はもう完全敗北ですな。 254 :名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 00:15:46 ID:fzShn9kT SS投下されたわけでもないのに一日で8レス…… 職人さん待つだけじゃなく、 誰かが「悪の女」に関するネタ振って語り合ったらこのスレも活性化するってことかな。 ちなみに、俺は男vs女が萌えます。いや女vs女も好きなんだけど選べっていわれたら。 255 :名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 03:26:23 ID:jVtAx/Wb 正義の男が悪の女を懲らしめる、っていうのがいいけど 同年齢同士だとやはり男が強いのは当たり前なわけで。 小学生くらいの男の子が、20代半ばの悪の女をやっつける、っていうのがいいな 256 :薬師寺涼子:2005/07/30(土) 09:31:14 ID:hAN2upEw 悪のお株を盗むのは正義のヒロインじゃない、また悪のヒロインでもないわ。 強いて言えば泥棒ヒロインワザナシとでも言うわ。 257 :名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 09:45:52 ID:4Y5VjUfI >>255 お前は俺か 現在、年端もいかぬ少年キャラが悪の女兵士をバタバタ薙ぎ倒すSS考案中 258 :薬師寺涼子:2005/07/30(土) 10:21:35 ID:hAN2upEw 250さん続きお願い 259 :名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 17:59:25 ID:h8YDW/eQ >>255 なんかそれ、「五星戦隊ダイレンジャー」の、 キバレンジャーVS地獄の三人官女みたいだなw でも、イヤリング官女&ネックレス官女の人間体は若かったが、 長女の指輪官女の人間体は既にオバサ(ry 260 :名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 04:08:51 ID:galZwFkF >>250 すげぇよあんた。その妄想、ばっちりキたよ。 何がいいって、悪の女にトドメを刺すのが、みぞおちへの突きってところ。 やっぱし、悪役とはいえ美形の女、顔は殴りたくないわな。 でもって自慢の引き締められたボディのどてッ腹に強烈な一撃を食らって、 (事前にザコキャラにパンチを食らっても、鍛え抜かれた腹筋で跳ね返して、 『なにそれ?猫のパンチでももうちょっと効くわよ』 みたいな台詞で悠々と決めてくれたらナオヨシ) 悔しさと苦痛の入り混じった表情で悶絶してくれたりすると最高。 261 :薬師寺涼子:2005/07/31(日) 14:45:08 ID:li8ZTGyT 最初の出だしが「小娘が疲れてる最中に反撃する」と言う続きでお願い 262 :名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 23:36:26 ID:grC4Nkl6 >>257 「地球少年ジュン」みたいな話になるのかー ってわかんないよね…自分だってわかってないけど… 263 :名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 22:02:42 ID:dHcSQuYI >>255>>257 戦士でもないし殺しもしないけど、悪の生徒会一味が学園を支配する女子高を舞台に、 生徒会一味に姉を拉致監禁された小学生男児が女子高に乗り込み、 生徒会一味の悪女たちを叩きのめして、Hな格好で放置して晒し者にしたあげく、 ダンボールに詰め込んで警察に送り届けるSSなら考案済み 264 :名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 23:17:11 ID:CabG4+7r >>263 男は黙って投下汁! 265 :名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 10:53:10 ID:rMP6hkJO >>263 そんなアウトローな解決をした上で警察に頼ったら 自分の立場が悪くなるだけだと思うがw それはともかく投下しる 266 :薬師寺涼子:2005/08/10(水) 13:53:03 ID:4B3WIzrN 「何処狙ってるのかしら?それは私の影武者よ。本物の私はここよ。」と正義の小娘を馬鹿にする悪のくの一の設定でお願い。 267 :名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 21:41:36 ID:MvnsmyDF >>263 支配していた女子高で被害者達から支配されちゃうオチではないのね。 それはおいといて投下カモン! してください。お願いします 268 :263:2005/08/10(水) 21:45:49 ID:HBKC506b 了解です 今ちょっと忙しいので今すぐというわけにはいかないけど必ず。今月中を目標としてがんばります 269 :名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 21:49:20 ID:ZzXOTPUi 待ってます。 あと、かなり特殊な趣向のスレなのでsageる方向でよろしく。 270 :名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 16:28:42 ID:ohgfsMbB セーラームーン系の何かステッキから光が出て、相手にとどめを刺すってのが好きなら アニメ版チャチャもオススメ。 44話のハーピーと56話のソプラノがやられてくれます。 271 :名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 01:54:44 ID:nzaLi+tQ ま、なんぞネタにでも・・・ 狙撃 ttp://image.com.com/gamespot/images/2001/pc/act/wolfenstein/112701/rtcw_screen037.jpg くびれ ttp://pcmedia.ign.com/media/reviews/image/rtcw017.jpg ケツ ttp://pcmedia.ign.com/media/reviews/image/rtcw021.jpg おっぱい ttp://pcmedia.ign.com/media/reviews/image/rtcw018.jpg おまけ ttp://image.com.com/gamespot/images/2001/pc/act/wolfenstein/112701/rtcw_screen002.jpg ttp://image.com.com/gamespot/images/2001/pc/act/wolfenstein/112701/rtcw_screen038.jpg 272 :名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 21:59:29 ID:mS1u80Qe じゃ俺も ttp://www.shreddedbabes.com/contente/updates/danafleyser/index.html 悪の女戦士たるもの、これくらいの体躯じゃなきゃ責め甲斐がない 273 :名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 23:39:25 ID:hMlODvd3 気持ちは分かるが、画像貼りは板違いなのでほどほどに。 274 :名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 14:28:51 ID:WCSUQqXy おお〜。良スレ発見!職人さんも高レベルで、続きが激しく気になります。 自分も参加したいけど…生憎髪型とか服装など肝心の人物の特徴を示す描写の知識が足りないのでなんとも(汗) 275 :名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 00:58:37 ID:JKZKITOE http://mnl.sakura.ne.jp/takara/te_79.htm 276 :名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 02:29:19 ID:nvDtN4Da >>245 「正義の男が悪の女を倒す」がいい、男がイケメンだとなお良い 277 : ◆dara.q6OFI :2005/08/24(水) 14:32:44 ID:P7NA56aF 「悪が悪を倒す。」の忘れてない? 278 :名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 11:53:39 ID:pY4rC9Kv 炎結せよ、クレイバン!スレ住人の為に!w 279 : ◆dara.q6OFI :2005/08/26(金) 13:39:33 ID:DwVErZD7 河内山宗春が藩の悪事暴くように二十一世紀の河内山宗春が出て来るバージョンをキボンヌ 280 :名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 21:51:08 ID:0IR+onD9 今日のマジレンジャーはどうでした? 281 :名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 00:01:00 ID:hx1Tjdmm ホシュッ ところで屠り方はどんなのが皆はいいか。 あと痛めつける程度かマジに屠るのかどの程度が好みか。 職人さん降臨まで話題としてどう? 282 :名無しさん@お腹いっぱい :2005/09/03(土) 22:39:18 ID:XWNsG5o3 >>281 腹責め。 羽交い絞めOR壁に四肢を固定して身動きできない状態で、 前後に極太バイブを挿入し、 延々と腹を殴り続ける。 最初は鍛えぬいた腹筋のおかげでダメージを食らっていなかった女戦士も、 快楽と苦痛の中で悶絶。 最後は鉄ナックルを嵌めた拳で臍のあたりにトドメの一撃で子宮破裂、 女戦士も口と股間から血を流して失神。 それを見下ろして正義の男が、 「・・・今すぐ手当てをすれば、死ぬことはない。 だが、お前は決して子を孕むことは出来ぬ。 お前は女である資格を失ったのだ。」 とつぶやいて立ち去る。 283 : ◆dara.q6OFI :2005/09/04(日) 14:41:28 ID:OB8y9vDZ それって正義の男のやる事じゃなく、卑怯者や復讐心の持つ男のやる事じゃない? 284 :名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 16:09:36 ID:BHKaYcFr >>282 ダイゴスをもっと強烈にしたような責めだね 身重だった恋人を殺された恨みとか? 285 :名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 19:33:52 ID:/sxfdbEu このスレ的にはやっぱり肉体と肉体のぶつかり合いが主流なのかな…? 戦車とか機動兵器とかはやっぱり邪道…? 286 :名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 18:14:47 ID:XxXnDJRO >>285 ここは『エロパロ板』だからエロいの前提 エロくない奴は…フェチ板にでも行ってくれ 287 :名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 19:57:54 ID:48/Ynjpe >>286 板のトップをよく読んでみれ。 288 :名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 21:13:46 ID:ZojOwAnk >>281 命を賭けて戦うからこそ「戦士」なのであってね。 ならばしっかり屠ってやるのが礼儀というものだろう。 「女は殺さん」なんてのは相手に対する侮辱である。 289 :名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 00:01:58 ID:T2zITude 『剣の国のアーニス』みたいに、 捕らえられた女戦士を、意識がある状態でその腹を裂いて 内臓を抜き取る って屠り方をキボン 290 :名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 07:00:16 ID:PxrgGW9X スプラッタは流石に違うだろ 291 :名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 09:15:05 ID:mulQ34hB 悪の女ではないから少しスレ違いかも知れないが.... 女の子が惨めにリンチされて脱衣のなりますが.......... これ題目知り人いますか? 是非題目をお知らせ下さい~~~ http://rapidshare.de/files/4964565/bb.mpeg.html 下のほうにあるFreeというところクリック。 次のページがひらいたら(こみ具合によりことなるが)下のほうに ある数字がカウントダウンされていき、それがおわるとダウンできる。 292 :名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 15:34:31 ID:z5cCbuHb 激しくスレ違い 293 :名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 22:32:16 ID:UCL0NEak 中国人乙 294 :名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 23:40:18 ID:1FpT0/V/ 某スレみたいにノベルゲーとかRPGとか作ればこのスレも盛り上がるのかな。 295 :名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 19:52:43 ID:ro+W2+5R >294 さらっと無茶をいうなw 296 :名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 10:20:54 ID:RWqqYJ06 悪の親玉のことが好きで 愛故に善悪関係なしに とにかく戦って戦って戦いまくる悪の女戦士とか萌え ………………………微妙に違う? 297 :名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 12:29:39 ID:Uj8KvsME >>296 いいよ別に。 最後、捨て身の攻撃を仕掛け、親玉の名を叫びながら壮絶に散ってくれるならば。 298 :名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 08:52:58 ID:98cfkZTm ホシュッ 299 :名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 00:13:54 ID:xiLyhqUT 保 坂ナオキ 300 :名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 12:59:08 ID:VS8V9dZE 最近考えて放置したプロット 2千年くらい前の中国で、美しくも残忍な戦の精霊、常勝の精霊に命を狙われた元書院吏の男 精霊が滅ぼした国の数十番目の王位を持つ男は、精霊と幾千の軍勢に人間の叡智で立向かう ・幾千の軍勢に追われる男が向かうのは数万尺の山の頂、味方は近代登山術 ・闇の中でも目が見えるようだ、と言われた男が知っていたのは、星による測距技術 ・互いに武器が尽きて投石戦を繰り広げる、男の不利を埋めるのは、2次方程式と弾道学 ・精霊が仕える国家の財を、男は王の子息を装い奪取する「我、我、詐欺」 追って追われての関係なのにいつしか精霊は男の命を救ったりするようになる 「貴様が私以外の者に屠られるなど許さない、貴様の命には・・・誰一人触れさせない」 幾千の軍とたった一人で闘った男は「病」で息絶えるが、男は精霊の使い魔になる事を選ぶ まぁ毛色の変わったラブストーリーになりますわな このスレ的なヤマ場としては、幾多の罪無い命を屠った剣術の達人である精霊と 男との一騎打ち、男は荒縄と黒石で作った手製武器(アボリジニの狩猟具)で立ち向かう 縄の先の黒曜石の塊で刀を弾き、頭部を狙うように装った凶器は精霊の喉に巻きつく 精霊を男は縄で引きずり「高い木に吊るしてやる、美しき常勝の精霊に最後をくれてやる」 精霊が生まれて初めて天と地と神に助けを求めた時、森羅万象を操る精霊の能力が発動する 男は遁走するが、大地を味方につけてさらに美しくなった精霊を自らの手で殺す事を誓う 301 :名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 23:16:07 ID:AiiaupMd >>300 それ精霊って女なんスか? あと、一騎打ちに敗れた精霊を凌辱したりとかの展開はないんスか? 302 :名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 23:18:03 ID:uPU85nZj このスレの根底に関わる質問。 精霊はけっきょく屠られないの? 303 :名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 10:52:08 ID:ba/NJPfc 300です 精霊は女です、もともと守護月天のSSとして考えたシロモノで、モデルは紀柳 追っかけてくる軍勢を残忍な女戦士達にしてもオモシロいかも 囚われて血みどろで吊るされた男が精霊に、自身と性交を強制する拷問にかけられるが 女の弱点であるハードな責めで返り討ちにしてマン・・・まんまと脱出するとか ひとに殺せぬ精霊を活版印刷の怪文で失脚させ、羅針盤を頼りに外洋に放りだし 漂流し衰弱した精霊を火薬で吹っ飛ばし、完全に殺す 男が「中世の三大発明」でひとに殺せぬ精霊をブッ殺し 精霊がひとの上に君臨していた時代が、終わる まぁ、スカっと殺しまさ、女戦士もバンバン殺ります 304 :名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 19:02:53 ID:shEF7a7F >>303 >まぁ、スカっと殺しまさ、女戦士もバンバン殺ります 楽しみに待っております 305 :名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 00:34:55 ID:Tu5uvUhI >>303 う〜ん、どうも俺のイメージでは精霊ってのは、 肉体を持たないエネルギー生命体が浮かぶからな。 物理的に破壊可能な肉体を有する存在が、 果たして「精霊」と呼ばれうるのか等と、 全く持ってずれた事を考えてしまった俺。 306 :名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 00:42:24 ID:mirCLw3f >>305 うん、ずれてる。 せっかく書こうって相手に、ここでそういう突っ込みはどうよ? >>303 楽しみに待つぞ。 楽しみに待つ。 307 :名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 00:56:58 ID:EDOEoM34 >>303 山本アツジの「剣の国のアーニス」で 女戦士嬲りに目覚めた俺としては、 精霊も配下の女戦士も、腹責めで屠って欲スィ 308 :名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 23:57:16 ID:12YP2r11 豪快にぶった斬ったり 首折りサバ折りもいいな 309 :名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 19:33:23 ID:DD/4X4RX 筋肉質で憎らしげな女戦士が、顔は奇麗なまま、十は超える鈍い打撃効果音ラッシュの果て、スローモーションで床へ仰向けに崩れ落ち‥ 戦闘服かレオタードかフリル付のリンコスを、汗まみれの全裸にまで荒々しく剥かれながら、苦悶の表情と呻きを漏らしつつ‥ 主役視点で、乳房か恥部か、女の急所がルックダウンした視野に入る、と一瞬間を置いてクローズアップされ‥ 裂帛の気合と共に、乳房への爪先立ちか、恥部への貫き手か、大振りモーションで叩き込まれ‥! CTスキャン風イメージ画像で、女戦士へのダメージが急所から全身へと広がっていくさまが‥! 致死の一撃で悶え苦しむ彼女の肉体の蠕動が、ピタリと止まる。 苦しげに突き出された濃いルージュの半開きな唇の戦慄きをも。 恥毛をむしとられても、動かぬ女戦士。 冷たい死の宣告。 そんなエロチックな演出を見てみたいものだ。 310 :名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 02:30:26 ID:znuERFxq SS期待age 311 :元祖薬師寺涼子:2005/10/24(月) 14:19:00 ID:BvPMZZqX 上に同じ!!同感!! 312 :名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 17:13:29 ID:n3zExxEi >>309 >恥毛をむしとられても、動かぬ女戦士。  冷たい死の宣告。 久々にヒットしますた。これ、壷ですね。「むしりとられても」ですよね? 最後まで守り抜きたい秘密の花園の蹂躙こそ死亡確認ってのが、萌えます。 その前に戦士としての心身の鎧を剥ぎ取られ、かよわい女に戻ってる所へね。 ただ、低くも色っぽい悶声バックに憎しみ込めた恥毛むしりを食らい、 ウッ!と咽喉奥を甲高く鳴らし、全身ビクビクッと震わせ、 それが苦痛の果ての安らぎか、最期の瞬間にマゾチックな女の喜びに目覚めたのか、 凄艶な微笑と熱い吐息で事切れ、ゆっくり傾いた顎にやがて一筋のよだれ、次にそれを追う赤い液体が。 数十分後、勝ち誇った事後連絡を受けたエンバーミング秘密スタッフたちが駆けつけ、 赤く染まらぬ舌先覗かす口端と股間から鮮血を垂らし、弛緩した白磁の肉体美に残る激闘の痕が、ファンデーションで優しく包まれ、 彼女だけに許された乳首の下の赤いサソリのタトゥーが、メスで切り取られていく。 果たして、美を極める遺体の用途は? これが私としては、より乙な展開なのも否めません(何言ってんだか)。 よほどの悪辣女ぶりが前ふりに来るんだろうし、それも良いっす。 ビルドアップされた最強女の死亡確認方法は慎重にってことで、 他に萌える演出とかあったら、これはまた面白いけど、 どなたか良い案を御存知ですか? あと正義側が中学生ぐらいの少年だと、屈辱感が倍加されてよろしいでつ。 80キロはありそうで二の腕と持ち余りする乳房とを誇示する女戦士が、 半分くらいのウェイトの男の子のスピードについていけぬまま、 一撃必殺の技が時には惜しいところで決まらず、半死半生をさまよう。 正義心は強くとも性の羞恥を知らぬ少年による悪戯心で、 30前後の女としても盛りの艶姿をさらけ出されてしまう、なんてですね。 ちなみに自分的な悪役女候補リスト ・ゲルマン系ネオナチ暴力集団女ボス ・中朝韓系反日ボス格女戦士(破壊工作員、殺し屋、マフィア、軍人・・) 313 :名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 01:07:01 ID:ewunUEZM 任務を失敗した戦闘員や工作員を足で踏みつけたり、鞭で引っ叩いたりする サディスティックなKGBの女幹部とか中国共産党の女政治将校 314 :名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 03:11:17 ID:wCnPCuAd なんこ濃そうなスレですね(^^; でも中国や南北朝鮮の女性たちは、 気が強そうで軍人向きかも。   んで、あげ 315 :名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 22:58:18 ID:x79d+rgY ヒーローに犯されてMに目覚め、組織を裏切ってヒーローの側について 犬馬の如くにこき使われても、デレデレベタベタにヒーローにつきまとう 女幹部の話が読みたい。 グレートマジンガーの炎ジュンをもっと大きく筋肉質にした感じで。 ヒーローにだったら鞭打たれる事も、性的快感に昇華する。 316 :名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 00:08:02 ID:tsxO9a4i スレ違いだと一応は言っとくか。 317 :名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 02:05:26 ID:5QpHQq1z というかそれ正義の味方じゃないじゃん 318 :名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 18:41:39 ID:c/U3LtFO アマゾンのモグラ獣人なんか、かなり軽く扱われていたと思うが。 319 :名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 19:23:31 ID:jgw8ZBnq 誤爆? 320 :名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 02:53:19 ID:S5wTBzIR 1. そのくの一は確かにあたりを警戒していた。 しかし、家屋の陰に身を隠している、 わずか一間ばかりの距離にいる男の気配を感じとることはできない。 男の隠行はそれほどまでに洗練されているということか。 女は全身を網目状の帷子を身につけているだけで、ほとんど裸に近い格好である。 忍ぶ者として、こんな夜に目立つ白い肌を露出させているのは愚かとしかいいようがない。 黒装束に身を包む男は飛びかかる機をうかがいながらそう思う。 確かにその姿に油断する者もいるだろう。ただ、彼女たちが対峙するであろう同じ忍は まだ若いうちから女の色香に迷わぬように修行を行う。 男−魁丸も幼いときより、年頃の女を何人も抱いてきた。 自分の常識は他の忍び里では違うのであろうか。そう自問する魁丸。 しかし、どちらにしても彼にとって発見しやすい彼女たちの姿は好都合である。 背後から忍び寄ると、左手をくの一に顔にむかってのびる。 「ふぅっん」 冷たく厚い手が、張り手のような痛みをともないながら 突然口元をふさいだことに驚き、逃れようと身をくねらせ鼻息を漏らす。 321 :名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 02:54:32 ID:S5wTBzIR もちろん、この機会を逃す魁丸ではない。 右手に構えた刀を背中から突き刺した。その刀は心臓と豊かな左乳房を貫き、 血に濡れた刃先が一尺ほど飛び出す。 「くぉぉぉ………!」」 くの一は声にならない悲鳴を漏らしながら、痛みと胸より突き出た刀に自らの『死』を感じとった。 グリッ…魁丸は冷静に刀を半回転させ決定的な致命の一撃とする。 それでも女は最期の執念とばかりもがいていたが、やがてその動きも弱まり、完全に動きをとめる。 それを確認してからやっと魁丸は刀を抜き、口元を覆っていた手を放した。 ゆっくりと崩れ落ちるくの一。あらためてみれば二十を少し過ぎたくらいの女が 美しい顔を歪め虚空を睨みつけるように目を見開き事切れていた。 「すまぬな。これも忍が定め・・・・」 魁丸はその言葉を残しその場を立ち去る。彼は一刻も早く密書を 殿の下へ届けるという使命をおびていた。 322 :名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 03:00:06 ID:S5wTBzIR 彼の仕える坂野関之進の忠野城がある城下町に帰ってきた時、 くの一の集団がこの密書奪取を目的に襲いかかってきた。 おそらくこの密書を届けられることに一番恐怖を感じている者……表向きは伴之進の忠実なる 家臣である筆頭家老 姶良介行お抱えの忍であろう。魁丸はもちろん読む権利などなく、 ただ命令を遂行する立場であるので、その内容は推測でしかなかったが、 この密書には彼の謀反の動きが詳細に記されているに違いないと考えている。 近頃の不穏な姶良氏の動き、そして密書の出所もそれを指し示していた。 「くの一の集団」。そう十数名はいたであろう。忍とも思えぬふざけた格好、 そして女ではあったが、それでも訓練を受けた忍である。明らかに多勢に無勢。 勝てる見込みもなく散るのは武士だけでいい、逃げるも手の内と魁丸は煙幕球を用いて かろうじてその場を逃げることができたが、城へと至る道はまだかなりあった。 彼にとってせめてもの救いは彼女たちが自分を追い密書を奪うため散らばったことであろう。 街のいたるところに彼女達は忍んでいるが、個別での戦いということなら魁丸に分がある。 ただもし、発見されて再び仲間を呼ばれればその時点で彼の敗北は決定的である。 煙幕球など緊急に避難する手だては魁丸にはもうなかった。 323 :名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 03:01:44 ID:S5wTBzIR 魁丸は長屋の陰をぬうように慎重に歩を進める。……一人いた。 みれば何か水飲の為の桶と桶との間に屈みこみなにやら変な仕種をしている…… どうやら用を足しているようだ……本来、任務中は我慢すべきもの。 しかし彼女は耐えられなかったのだろう……ただ、とあらためて魁丸は思う。 どこか変だと。忍として常識が欠けていると。もちろん、それはこの非情の世界では命取りになる。 ほとんど足音を出さずにそのくの一の下にまで疾走。 彼女が彼の存在に気付いたのは、二つの桶蓋に足をおき、月明りが魁丸の身体で遮られ、 陰ができた時だった。 「あっあっ…」冷徹な目を闇夜に光らせる男、手には刀、絶望的な状況である。 しかし、例えばこの状況であれば彼女のとりうる策は二つあった。 一つ、前転し桶の上に立つ魁丸の股をすり抜け逃れる。 おのれの出した小水に自ら飛び込むことになるが死ぬよりは遥かにまし。 一つ、桶蓋という極めて不安定な場所にいる魁丸の足元を崩す。 こちらは上手くいけば形勢逆転の可能性もある。 瞬殺ではなく数秒の猶予があったのだから彼女が一流の忍であれば十分に選びとれたはずである。 しかし彼女のとった行動はいやいやと首をふり「許して」と、か細い声で懇願するという、 もっとも愚かなものであった。 324 :名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 03:09:27 ID:S5wTBzIR 「御免!」 そう低く呟くと、両手で持った刀をくの一の脳天を突き刺した。 「アグボェッ……!」 小さく断末魔の叫びをあげ、女は下に溜まった小水に前のめりに倒れこむ。 頭から流れ出る血と脳漿がそれに混じる。 突き上げられた柔らかく形のよいお尻はまるで男を誘っているかのように淫靡であった。 魁丸は再び闇に隠れる。その心には少し虚しさが残った。死を常に覚悟した者同士の戦い。 だからこそ相手を殺すことを一切の躊躇なしにできる。しかし、これでは…… 最初に襲われた時には確か十数人もの姿があった。まだ十人以上はいる計算になる… できればもう殺さずに城まで戻りたい…… 普段の彼を知るものならば想像もできないほど魁丸は気付かぬうちに 精神的な迷いが生じていた。その迷いは彼を後に窮地に追い詰めることになる。 325 :名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 03:10:42 ID:S5wTBzIR 殺したくない。魁丸のその思いはすぐに裏切られることになる。 「……アッ!」「………ダメェ!!」 女の喘ぐ声がする。気配を消し、その声のする家と家の間の小さな隙間を覗く。 そこには二人のくの一が帷子を脱ぎ素肌をすべて露わにして……重なりあっていた……… 326 :名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 03:13:21 ID:S5wTBzIR 「お姉さま!お役目の最中です。」 「そんなこといわないの。こんな時でもなきゃ二人になれないでしょ。  皆が上手くやってくれるわ。それよりはやくしましょ」 「………そんな」 「もうっ!大丈夫よ。ウフフ、こんなの持ってきちゃった。」 そういうと暗くてよくわからないが反り返った棒のようなものを お姉さまと呼ばれたくの一が取り出す。 「それは…」 「これはね。こうやって…フゥン、ハァッハァッンンンッ!」 二十も後半だろうか。熟れた身体をプルプルとひくつかせ声を漏らしながら 使いこまれているだろう女陰に片方を挿した。 「そして交わるの。殿方のアレの紛い物ってわけね。」 「これを……」先ほどまで『お姉さま』の行動を咎めていたくの一。 まだ幼さの残る、下手すれば二十もまだ越えていない幼い顔つきの女はその棒をみて興奮したのか、 小ぶりの胸をたわわに実った『お姉さま』の豊満な胸にすり寄せたかとおもうと 「優しく……してください」と耳元で囁いた。 『お姉さま』は薄く笑うと、「可愛い子ねぇ」と少女に軽く口づけをした。 327 :名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 03:15:41 ID:S5wTBzIR 魁丸にはそんな彼女たちの囁きあう場違いな言葉は聞こえなかったが、 何をしているかは一目瞭然である。もう呆れるしかなかった。 このくの一集団はどうやら忍のイロハも知らない素人の集まりなのか。 さっきの用足しにしろ、これにしろ……『殺してください』といっているようなものである。 しかし、それが逆に彼から殺意を奪ったことも確かであった。 さっさと無視して先を急ぐことが賢明だと魁丸は判断する。 328 :名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 03:18:04 ID:S5wTBzIR 「アァンッウヒィィィ!」どうやら『お姉さま』はもう一人の幼いくの一と結合したようだ。 もう、言葉もみつからない。魁丸は気取られぬように足を進める。 「ウゥーーーーーワンワンッ!!」 犬!!!!! 彼女達の乱れた姿に気をとられ、彼は野良犬の接近に気付かなかったのである。 (不覚!!) 魁丸は電光石火の勢いで、犬を斬り捨てる。そして女達に目をやる…… 当たり前、例え忍でなくとも気付いたであろう状況では いくら愚かなくの一といえど気付かぬはずはなく、あわてて闘いへの準備をしようとしている。 しかし呆れた、いや滑稽なことに陰部はつながったままであった…… 『お姉さま』と呼ばれた方は、慌てながらも発煙筒で彼の存在を知らせようとしている。 運がなかったのは果たしてどちらの方か。いやどちらもか。 魁丸は全速力で距離をつめんと走る。 「はやく、はやくこのお亀様をとれ」 「そんなそんな何で何でとれないのぉ!!」 どうやら膣が恐怖によってか焦りのためか『お亀様』を咥えてはなさない。 329 :名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 03:21:44 ID:S5wTBzIR 魁丸にとってはこれは絶好の機会である。 「「ひぃぃぃぃぃっ!!」」 彼女たちの恐怖の声が重なる。 そして、ただ一閃。 二人の首の頚動脈と声帯を斬る。 血しぶきが飛び散るが……もちろん彼女達は声を出せない・・・・・ ただ二人は見つめあい、抱き合うように崩れ落ちる。 まさに『無駄な殺生』。魁丸の心はまた軋む。 自分が警戒を怠らねば敵とはいえ、命まで奪うことはなかったという後悔。 そして最期の悲鳴。これは他のくの一達に聞かれたものと考えられる。 (まずいな……)そう心の中で魁丸は呟いた………                                                                                          つづく 330 :クレイバンの作者 :2005/11/21(月) 03:32:44 ID:S5wTBzIR アク○イアの忍ゲーが出た記念ってことで、 天○ 第二話の設定をモチーフに「対くの一」で書いてみました。 今のところ『強い悪の女戦士』いないですが…… 続きを書ければスレの趣旨に沿って出したいです。 つーか、それよりも「きちんと終わらせろよ」と思っているのがあるんですけどね。 筆がなかなか進まないので。 最後まで書くってのはなかなか体力のいる作業だなぁと、 あらためてしっかりラストまで書く作家は偉いなあと思ったり。 『クレイバン』とか『ダークキッド』とか……… いつかはってことでよろしくお願いします。 331 :元祖薬師寺涼子:2005/11/21(月) 15:16:59 ID:FZWNJPLr 敵でも無抵抗な者を殺すな!! 332 :名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 17:41:13 ID:sNk7dt1G >>330 うん、取りあえず急がずゆっくりと 自分のペースでやってくれたらいいよ。                          ハ_ハ                  ('(゚∀゚∩ いいよ!                 ヽ  〈                   ヽヽ_) 333 :名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 18:46:16 ID:K6Pm4qPV 微妙にスレ違いなのかもしれませんが、強い悪の女戦士やられも雑魚やられも 両方好きな自分には最高でした。GJ! 雑魚やられの聖地とも言える某サイトにも投稿してみてはいかがですか? 334 :名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 22:19:27 ID:/T6z+NE9 他所は他所。 335 :名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 15:59:49 ID:r3tDTa/F 2. (……誰も来ない……か? しかし………) 魁丸が二人のくの一を殺して数分……いまだ他のくの一が迫り来る気配がない。 『杞憂』の二字が魁丸の頭にのぼる。 実はあの悲鳴は誰にも聞こえていなかったのではないかと… 『楽観視』……『油断』につながる観方は決して忍のとるべき思考ではない。 しかし、四人のくの一をあっさりと屠ることのできたことが 魁丸の鉄の心に少し風穴をあけ、その『油断』を入り込ませていた。 (いや、あり得ないことではないか……どうみても忍としては二流、いや三流なのだ) そう結論づけると、魁丸は待ち構えるために隠れていた場所から這い出し、 平屋の屋根にのぼる。今度は屋根づたいに城を目指すつもりであった。 336 :名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 16:01:45 ID:r3tDTa/F 少し歩を進めると屋根の下にあたりを警戒しているくの一がいた。 街に数本ある幅のひろい本道であり、 彼女を殺さなければむかいの屋根には移ることはできない……… そのくの一には先ほどまでのくの一とは異なる特徴的な部分が二つあった。 一つは赤い布で口元を隠していること。 そしてもう一つは大きな……という言葉では表現できないほど豊かな胸である。 今までの四人とは比べものにならない大きさ。乳房が帷子に収まりきらず、 上と横に肉がはみでていた。任務に支障をきたすのではないだろうかと思える 大きさだが常日頃の訓練の賜物か垂れてはおらず、はっきりとそのお椀型の乳房を前に突き出している。 帷子ごしにみえる乳首は桜色で乳輪とともに乳房とのつりあいがとれた適度な大きさ。 普通の男がもし、これを間近でみたならば獣と化し、 むしゃぶりつくことを抑えられないだろう。 それほどまでの淫惑の魅力を女の胸は持っていた。 しかも胸だけが突出しているもののそれだけではない。 彼女の肢体すべてが男を骨抜きにする色香、いや妖香を漂わせていた。 337 :名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 16:02:51 ID:r3tDTa/F しかし、幸いなことに(いや不幸なことか)月明かりだけがたよりの暗い夜道…… 魁丸にはその魔性の身体を堪能することはできない。 ただ、口元を隠していること、そして帷子で抑えられないほど胸が大きいことだけはわかる。 いつもの冷静な彼ならそれだけのことでそれ以上もそれ以下もない。 すぐさまに隙をみて飛び込み、彼女の類稀なる性的な淫力に一顧だにすることなく あの世への引導を渡していただろう。 だが、彼は『動揺』していた。いや『興奮』しはじめていた。 主たる原因はやはり闘いとはいえ、無抵抗の女を殺したこと。 そして生理的、性的な姿態をまざまざとみせつけられたことにある。 もう一つ隠された、彼の身体だけが覚えている『記憶』によって その『興奮』はひきおこされているのだが魁丸にはもちろんその自覚はない。 むくむくと褌の中の一物が勃起していく。 (私は何を考えているのだ。煩悩は敵。  これでは色に溺れた先程のくの一となんら変わらぬ。  南無阿弥陀仏……南無阿弥陀仏……) ひたすら気持ちを落ちつけようと題目を唱える。 338 :名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 16:04:10 ID:r3tDTa/F そこに隙があった。 バサァッ!! 座り様子をうかがっていた屋根を覆うように広げられ魁丸に迫りくる捕獲用の網。 (しまっ…) しかし、超人的な反応速度で前方に転がりそれを避ける。つまりは軒下への落下。 もちろん、そこに待つは月明かりに美しき姿態を浮かび上がらせる魔乳のくの一。 いや、それだけでなく刀を光らせ左右より走り迫るくの一、二人!! 受身をとってそのままに、懐より苦無を二本とりだし、左右のくの一に投擲。 「クォォッ!」 「イギャッ!」 見事、彼女たちの眉間に突き刺さり、勢いそのままにもんどりうって倒れる……… 339 :名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 16:07:16 ID:r3tDTa/F そこまでだった…… 首筋に交差して行き場を失わせたままにあてられる二本の短刀。 両の手にそれを握りこむのは口元を隠した女。 魁丸は視線を胸に持っていくまでもなく、 彼女が自分を『興奮』させたこの状況に追い込む直接の原因ともなったくの一だとわかった。 「やれやれ、手間かけさせてくれちゃって……」 その声は低く、美声とはいえない。しかし声の発し方というのだろうか。 そこには経験をつんだ大人の女だけが持つ色気が多分に含まれていた。 顔で唯一露出している眼は切れ長、少し吊りあがり気味で鋭い視線を魁丸に投げかけてくる。 死線をくぐりぬけたものが持つ眼。 鼻と口は隠れているが、多分それをとれば冷たく妖しい魅力を放つ美人の顔が拝めるはずだ。 短刀を押しあてられ首も動かせず視線を外せないという理由もあったが、 魁丸は絶体絶命の状況にもかかわらずその女の『戦闘力』ではなく『魅力』の分析をはじめていた。 そして、どこのくの一ともしれない女に何故か、何故か既視感をおぼえていた…… 340 :名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 16:08:54 ID:r3tDTa/F ストッ、ストッ、ストッ、ほとんど着地の音もたたせずにくの一達が屋根から降りて来る。 また物陰よりも数人、魁丸を囲むように集まってきた。 その数総勢七人。魔乳のくの一をあわせて八人。 ここに魁丸を襲ってきたくの一がすべて集合していた。 (なんたる失態か。くの一達の仕掛けた罠にはまってしまうとは) 刀をあてられたまま既に座りこまされ、鼠の這い出る隙間のないほど取り囲まれた今の状況。 魁丸は自分の油断がまねいた深刻な事態をあらためて認識していた。 裸体、いや裸体よりもむしろ卑猥といえるかもしれない帷子だけに身を包んだ女達に 囲まれるというのは人によっては夢のようであるかもしれない。 しかし魁丸にとってはこの状況ではただの悪夢でしかなかった。 341 :名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 16:12:03 ID:r3tDTa/F 「六人も殺られるなんてのは少々意外だったね。ま、その半分くらいは見積もっていたけど」 六人も仲間を殺されているのに何故か楽しそうに云いながら、 魁丸に魔乳のくの一に負けず劣らずの大きく柔らかそうな乳を揺らしながら近寄るくの一がいた。 その女は魁丸の命をその手に握るくの一とは対照的に青色の布で口元を隠している。 他に顔を隠している者はいない。二人には何か特別な理由があるのか。 魁丸は再び己の心に問いかける。それは近寄ってくる女にも既視感があったからである。 しかし、その思考はすぐに途切れた。 「仲間が殺られたんだ。そういうことは云うもんじゃないよ」 本当にそう思っているのかは怪しいような、 けれどここはこう云っておかねば他の者に示しがつかないから仕方なしにとでもいうような 口調で決して魁丸から目線を離さぬままに赤い布で口元を隠した女が云う。 赤色の布で顔を隠す女を朱奈、 青色の布で顔を隠す女を藍奈といった。 彼女達は姉妹であり、そしてこのくの一集団「解戒座(げかいざ)」の頭領と副頭領であった。 342 :名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 16:14:41 ID:r3tDTa/F 「ごめん、ごめん。姉様は厳しいんだから。さてとまずは顔を拝ませてもらおうかな。」 そういうと、目元しか露出していなかった魁丸の黒色の頭巾がほどかれる。 汗でぬれ湿った短く切った黒髪、濃く意志の強そうな眉、 そして何より左頬の獣かもしくは鉤爪にでもやられたのか三筋の傷痕が印象的な まだ二十歳くらいの年若い男であった。 全体的な容貌としては惚れる女も数多いであろうなかなかの美青年である。 その顔があらわになった時、ビクゥッと朱奈と藍奈に動揺が走った。 そして、二人は顔をみあわせる。 「なんだ、私の顔に何かあるのか」 その動揺を見逃さず、魁丸は二人に問いかけた。 「い、いや何。むさくるしい顔かと思ったら結構若くていい男だったんで驚いたのさ」 朱奈はそう云ったが何かを知っていて繕っていることは間違いなかった。 (やはりどこかで会ったことがあるのか……)しかし、思い出せない。 「まぁそんなことはどうでもいいんだよ。さて、預かっている文があるだろ。  渡してもらおうか。」 「何のことやら」と、とぼける魁丸。 「ふざけんじゃない」 質問していた朱奈ではなく、藍奈の拳骨が脳天に打ち下ろされる。 その揺れで首筋にあてられた短刀で薄皮が裂け血がこぼれおちる。 どちらも痛みとしては大したものではない。まだまだこの程度では拷問とも呼べない。 343 :名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 16:18:19 ID:r3tDTa/F 「ま、わざわざ手渡してくれなくてもひん剥いちゃえばいいんだけどね。  ボサッとみてないであんた達も手伝って」 そう藍奈がいうと、四人はいざという事態に備えるため、 四方にそれぞれの武器を持ちながら戦闘態勢を維持し、 残りの二人が魁丸の装束を脱がし始めた。 朱奈・藍奈はそれを間近でみている。朱奈はそのまま両手に短刀を藍奈は空手ではあったが、 彼女たち二人には全くといっていいほど隙がなかった。 何か少しでも妙な動きをすればたちまちに首が飛ぶことは明白である。 やはりかなりの手練れ。くの一達へ命令しているところをみるに、 どうやらこの二人が彼女達を率いているのだろうと魁丸は判断する。 大勢の女達の環視の中で脱がされるというのはかなりの屈辱ではあったが、 その結果が少しでも彼女たちの鼻を明かすことができるかと思うと少しは気が楽になった。 装束、その内にあった暗器の数々はすべて剥ぎ取られ脇におかれ、ついには褌一枚となる。 鍛え上げられた身体があらわになる。あらゆるところにしなやかな鋼の筋肉がつき、 常日頃から鍛錬をかかさずおこなってきた証が全身より漂っている。 344 :名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 16:21:22 ID:r3tDTa/F その肉体美にくの一達はみとれながら……… しかし、いくら脱がしても……見事な裸身だけで密書はどこにもないことに苛立ちを感じていた。 「どこだい……」 低い怒りを内に秘めた声で朱奈は問う。 「だから何のことやら」とぼける魁丸。 「あんた、こんな臭いところに隠してるんじゃないよ……ね!」 藍奈はまだとぼけつづける魁丸の股間を思い切り蹴っていた。 「グホォォォォッ!!」 両腕を二人のくの一に押さえられていたため、大きく身をくねらせることはできなかったが あまりの悶絶にひたすら目を白黒させ、呻き声を出す。 「さて、こいつの大事なところを拝ませてもらおうじゃないか」 藍奈が顎で合図をすると腕を押さえていたくの一の一人が褌をほどいていく。 そこにも、肝心の密書はなかった。あらわれたのは魁丸の一物のみ…… 先ほどまでの勃起はおさまっていたが、しなだれたそれは成人男子でもかなり大きさを誇っていた。 ゴクッ、脱がす役目を負っていたため、 一番の至近距離で見ることになったくの一は息を飲み、股間がうずくのを感じた。 345 :名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 16:23:55 ID:r3tDTa/F 「最初からなかった……とは考えられないんだよね。  まして紙だし飲み込んだというのも疑問が残る。いや何かに包んで飲んだとしても、  結局捕まって、腹かっさばかれたら同じだしね。結論は一つだ。  あんたこの街に入ってからどこかに隠したね」 朱奈は冷静に判断する。それが正解であった。 魁丸は交わっていたくの一二人に己の油断から悲鳴をあげられたあと、 こういった状況になることを予測して、殺したあとすぐにある場所に隠したのだった。 「面倒くさいことをしてくれたもんだねぇ。けど本当に立派になったもんだ。」 後半の言葉はかなり不可解ではあったが、 魁丸はやっと鈍い股間の痛みから解放されつつあってそれどころではなかったので聞き逃した。 「うふふ、けどこれで楽しめるじゃない姉様。死んだら誰にもわからないから  自ら死を選ぶこともないだろうし、いくらでも責め続けられるんだから」 赤い艶かしい舌がチロッと口から飛び出し、舌なめずりをする藍奈。 そこにはむしろ簡単にみつかるよりよかったという喜びがにじみでているように感じられた。 346 :名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 16:24:56 ID:r3tDTa/F 「そうだねぇ……しかしこんな外でってなるといくら夜中でも安心してできないね。」 「いつものようにすればいいじゃない。」と藍奈 「うふふ。じゃあさっそく取り掛からないとね。」 なにやら嬉しそうにそういうと周囲を見渡し、 それじゃああそこにしよう、と五間ほど離れた家屋を指さした。 『いつものように』とはいったいどうするのか。何やら胸騒ぎを覚える魁丸。 347 :名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 16:26:27 ID:r3tDTa/F 腕と足を荒縄で縛り上げられ、くの一達に四方を囲まれながら指さした家にひきずられていく。 その家は……空き家ではないだろう?そんな疑問が思い浮かんだ時、 彼女たちが何をしようとしているのかわかった。 藍奈は引き戸を開けようととして、 何かつっかえ棒のようなものでそれが閉じられていることを確認したあと、 ここかな、と正確に刀を戸に突き入れてその棒を両断する。 カランと音をたてつっかえ棒が地面に落ちるとほぼ同時に引き戸をあけ、 朱奈と藍奈がずかずかと足を踏み入れた。 そこに三人の親子が粗末な筵をひき、麻布の布団を上からかけて寝ていた。 もちろん、突然の闖入者に三十過ぎの無精ひげの男は飛び起きる。 そして「あ、あんた達はなんだ」とビクつきながら問いかけた。 348 :名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 16:28:53 ID:r3tDTa/F その先には二人の口元を隠し、 帷子では抑えることのできぬ美しく妖しい魅惑の魔乳を持つ女が二人立っていた。 「あなた達を極楽につれていってあげるためにきたのよ」 「な、何を」そういう男の視線は二人の胸に釘付けになっている。 妻がいるとはいえ、そしてたとえこのような状況であろうとも彼を男なら責めることはできない。 それほどの魔性の魅力を彼女たちの乳は持っていた。 「さあきて」そういうと朱奈は腕をひろげて男を呼びこもうとする。 「あ、あ、ああっ」抗えずにフラフラと彼女の胸へと飛び込んでいく男。 朱奈の胸の谷間に男の顔はすっぽりと埋もれた。 帷子ごしにも伝わってくる柔らかさ、ぬくもり。 両乳房に挟まれた男の股間は熱く反り返るように勃起していた。 「気持ちいい?」優しく問いかける朱奈。 「ああ、ああ」ただただむさぼるように胸に顔を埋める男。 「それじゃあこのまま極楽に逝かせてあげるよ」 朱奈は左手で男の頭を固定して、 そして腰に吊り下げている短刀を右手で引き抜き…………… 男の首を一瞬の早業で…………切り落とした。 血飛沫があたりを一面の朱に染める。 切り落とした張本人である朱奈はその血を全身に浴び恍惚の表情を浮かべていた。 349 :名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 16:30:40 ID:r3tDTa/F これは何の夢だろうと上半身だけを起こして、 ただ魅入っていた妻はやっと自分の愛する夫がどこのものともしれぬ女に殺されたことを認識し、 「あ、あんたぁ!」と布団から這い出して男の身体にかけよらんとする。 藍奈は勢い込んだ妻の足元に自分の足をちょいとひっかけた。 すてんと転ぶ女。その背中に馬乗りになる藍奈。 「男だったらあんたにも極楽みせてあげるんだけど」 そう、独り言のようにつぶやく。亭主を失った女は恐慌状態で泣き叫んでいる。 女の目の前に朱奈は十分に堪能したのか、ゴトッと抱え込んでいた男の首をおいた。 「あんたぁっ!!」女は両手をのばしすがりつくように首を抱きしめる。 「あの世でもなかよくしなよ」 そういうと藍奈はさっきから手に持っていた刀で女の首を薙いだ。 再び辺り一面に血飛沫が飛ぶ。 藍奈も興奮したのか左手でおのれの乳房を軽く揉み忘我の表情をつくる。 350 :名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 16:34:37 ID:r3tDTa/F 残ったのは年端もいかぬ少女だった。まだ七つか八つくらいだろう。 母の叫びを聞き、起きてそして目にしたのは二人の見知らぬ女と 転がる父母の首と血を噴き出し続ける身体。そんなまさに地獄さながらの光景だった。 「おっ、おっ」おっ父、おっ母とでも云おうとしているのだろうが声が出せない。 ただ、呆然としている。そんな少女に朱奈と藍奈は卑しげな笑みを浮かべながら近づく。 「可愛いね。名前はなんていうの?」 「あんたの大切なおっ父と、おっ母はね、あんたをおいて先にあの世にいっちまったんだよ」 逝かせたのは自分たちだということを棚にあげ、狂気をはらんだ女二人が交互に少女に語りかける。 「あ、ああ」少女はあまりの恐怖に何も言葉にすることができない。 351 :名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 16:37:39 ID:r3tDTa/F 「もうやめろ………」そう声を出したのは戸口から この非道な行いを見させられていた魁丸だった。 罪なき人々を殺めるとは……許せなかった。怒りで顔が真っ赤になっているのがわかる。 いや、確かに殿の命令とあらばたとえ女子供であろうと自分も手にかけるだろう。 拷問するために家屋を利用することも策としては悪くなく、 邪魔な家族を殺すことも仕方ないともいえよう。 しかし、しかし、彼の忍ではなく一人の人間としての心が彼女たちの行いを許せなかった。 彼女たちは『殺し』を愉しんでいる。それが何よりも許せなかった。 そんな魁丸を魔性の姉妹は睨みつける。 「フン、じゃあ何かい。この子の命を助けたら密書の在り処を教えてくれるっていうのかい?」 朱奈はまるで嘲るかのように魁丸にそう問う。 その言葉で血がのぼった頭が急激に冷めていくのを感じた。 そう、いくら義憤に駆られようと己は忍。お役目も為なら鬼にならねばならぬが定め。 「そ、それは……」 口ごもる魁丸に、ほらみろという視線を投げかける。 「あんた本当に馬鹿だね。まぁ、そういうの嫌いじゃないけど」と藍奈。 「まあ、ここで素直に吐かれちゃ興醒めもいいとこだしね。  そんなにみたくなけりゃ目でもつぶってな。」朱奈は吐き捨てるように云う。 352 :名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 16:38:29 ID:r3tDTa/F 「ってことでお嬢ちゃん。こわいお兄さんもいることだし、楽に逝かせてあげるよ」 そう呟く朱奈。いつのまにか背後にまわっていた藍奈が包み込むように少女を抱きしめ、 そしてその腕がつつと身体をのぼり首にかかった瞬間、強い力でひねった。 あり得ない方向に首が曲がり、少女は結局一言も発することのないまま事切れる。 少女の眼から一筋の涙がこぼれおちた…… 353 :名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 16:40:53 ID:r3tDTa/F 「くそおっ」 何もできなかった自分が情けなく、咆える魁丸。 そんな魁丸の葛藤をよそに一仕事を終えた朱奈は間髪おかずにくの一達に次の命を発した。 「これから色々な『声』や『音』が飛び交うからね、両隣も同じように。  いつものようにできるだけ静かに殺るんだよ。  ひょっとしたら今ので起きてるかもしれないから気をつけな。  なんせ不審に思われて役人に報されたら厄介だからね……」 「それからそれが終わったら、密書の探索だ。こいつが隠してそうなところを徹底的に探しな。  あと、お霧、樹祢!さっき男をひん剥いて十分楽しんだだろ。  あんた達は死んだ仲間の死体をどこかに捨ててきな。一切の証拠を残すんじゃないよ。  その男はそこらへんに転がしておけ。後の面倒はわたしたちがみる。  さあ、夜明けまでが勝負だ。さっさと行きな。」 魁丸は朱奈が勢いよく発した命令通りに血で染まった床に乱暴に投げ出される。 朱奈・藍奈以外のくの一達は二手にわかれ両隣の家へと駆け込んでいく音が聞こえる。 今のような惨劇が繰り返されるのだろう……魁丸はくやしくてたまらなかった。 何故、心が揺れてしまったのか。あの時に心を鬼にして躊躇いなく、 くの一たちを屠っていればこんなことにはならなかったのにと何度も後悔していた。 354 :名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 16:42:07 ID:r3tDTa/F 「さて、と。姉様……」 「そうだね。本当に、本当に久しぶりだよ。心ゆくまで愉しもうねぇ。」 何が久しぶりなのか。 いつだって機会があれば拷問していそうな二人の会話としては違和感がある。 彼女たちへの既視感と彼女たちの不可解な会話はつながっているように魁丸は思った。 その謎が解け、魔性の姉妹の正体が明らかになるのはこのすぐ後のことである。                                                                           つづく 355 :名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 16:44:17 ID:r3tDTa/F ということであまり間隔をおかずに第二回です。かなり長くなりました。 これだけ独立してみるとなんかスレ違いな感じですが、いつも圧倒的じゃなくて 時にはピンチになってからの逆転というのもいいかなと思いこうしてみました。 >>332 またこれからリアルが忙しくなるのでお言葉に甘えてゆっくりやらせてもらいます。 >>333 気に入っていただきありがとうございます。 いや、それも考えたことは何度もありますし、 あんな神サイトはやはりどこ探してもないっていうくらい大好きなんですが、 それこそ筋違いというか、 あのサイトの主旨である女ザコにSSが絞れないので遠慮しております。 『悪の女を屠る』ことに性的な興奮があるため、 そこに幹部もザコも(このスレの主旨とはあまりに逸脱するので避けていますが、 必殺シリーズの非戦闘員悪女も)なく等しく愛でているので。 あと、どうしても性的な描写過多になってしまう傾向もありますし。 まあ、きちんとそこを抑えて投稿すればいいんですがね。 356 :名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 01:21:46 ID:4GXQb9Fi GodJob!! 個人的嗜好ですみませんが、もしよろしければメインキャラの 屠り方のバリエーションに、 腹責め を加えてやってください。ご検討お願い申し上げます。 357 :名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 14:00:44 ID:pmS6xBmy オレはボコボコ好き!!! 358 :クレイバンの作者 :2005/11/27(日) 12:01:46 ID:+iG4/m32 >>356 ありがとうございます。 メインキャラかどうかはお約束できませんが、 まだザコが何人か残っているので、腹責めやってみたいと思います。 えっと質問なんですが、腹責めはただダメージを与えるものではなく、 その責めをもって屠ることが望まれているんでしょうか? 最近考えていることなんですが、エロパロ版でいえば、 男vs女であれば『男が女に犯されるやつ』『女が男を倒す』 女vs女であれば『女同士の壮絶なバトル』 両方OKなのは『強い悪の女戦士を屠る』『勝負に負けて犯される』『悪の女をつかまえて』 これくらいだと思うんですが、結構これって結果が異なるだけで過程は同じなんですよね。 例えば自分が書いた>>56-73の女盗賊や今回の忍者ものって展開次第じゃ 『強い悪の女戦士を屠る』ではなく『悪の女をつかまえて』のように屠るまでいかず、 犯すあたりでとめておくこともできるし、 主人公が逆転しなければ『男が女に犯されるやつ』『女が男を倒す』『勝負に負けて犯される』 というのにもなりうるわけで。 つまり途中で選択肢を選ばせて結果を変えるノベルゲー(orゲームブック)のような形式をとれば、 すべてのスレの嗜好を内包するものが可能なのではということです。 まあ、問題は単純に文章量が増え、また自分の性癖と異なる結果を書かなければならないこと。 それとやられる(殺られるor犯られる)のが正義か悪かという特にこのスレでは重要なファクターが 各スレで異なることでしょうか。 ただ、もし各スレの職人が協力できれば、幅広い楽しみ方ができるゲームが可能なのではないかと。 チラシの裏ですが、前々から考えていたので書いちゃいました。皆さんどう思います? 359 :名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 13:41:03 ID:0dnsBGoS 複数スレ対応ということなら確かに効率的だと思うし 場合によっては楽しみが増えることもあるだろうけど 読み手にとっては「人による」としか言えないのでは? つまり他のエンディングに興味がない人にとって あまり利点が無いという事です。 360 :名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 20:26:39 ID:78ns+otz 選択肢で勝ち負けが変化するってのは嫌だな。 勝つ奴は絶対に勝つ、負ける奴はどうあがいても結局は負ける。 そういう一方的な話が好きなので。 361 :名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 00:08:00 ID:jwIW0SAD >>358 おお、レス有難うございます! 腹責めですが、やはり割れた腹筋が自慢の格闘女戦士を姦計にて捕らえ、 その鍛えぬいた見事な肢体を広げて大の字に縛り付けた後、 ボスの居場所などの秘密を吐かせる為に延々と腹を責めてゆく・・・ というシチュが好みです。 最初は自慢の腹筋で耐えてみせたものの、主人公に 呼吸のタイミングを見切られ、腹に込める力を抜いた隙に、 渾身の一撃を喰らって悶絶する女戦士。 (しかも気を失わずに苦痛が持続するよう、みぞおちよりもやや下の胃を狙う主人公) その後は延々と腹を責められ、腹筋が内出血で紫色に染まるも、 なお強情に口を閉ざす女戦士に敬意を表して、 主人公は彼女の縛りを解き、一本の剣を与えて勝負しろと迫る。 仲間の仇でもある自分を倒してみろ、という挑発に、女戦士は腹をガード しながら果敢に挑む。 ・・・が、すでに急所を責めつくされ、動きが鈍くなっている彼女は主人公の 敵ではなく、主人公のフェイントにまんまとひっかかり、ガードを解いた瞬間に 究極奥義の一撃を腹に喰らい、 「・・・グジュ」という不気味な音とともに内臓を圧壊させられて散る。 そんな屠り方を希望です。 362 :名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 01:17:48 ID:POTP2h7v >クレイバンのひと 毎度GJです。「妖艶な悪役幹部」が好きな身としては続きを激しく期待。 分岐は…個人的には逆レイプ系も好きなのでぜひ読みたいんだけど、理屈としては>>359に同意。 >>361 細かすぎる設定や希望は書き手に負担なので、もうすこし自重した方が良いかと。 というか、>>361の内容は俺も好きなので、できれば361自身に書いて欲しい。 363 :名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 01:19:12 ID:awVQ7UBO >>362.>>クレイヴァンの人 あいすみませぬ 自分としては 小ダメージの連続〜大技でトドメ で屠る という流れの一例として書いただけでございまして。 この内容はお忘れになってくださいまし。 364 :名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 05:45:02 ID:gE2hCG5E 魔乳姉妹のダブルパイズリに期待(*′д`) 365 :名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 16:50:35 ID:NR1xRjus ここの住人的にはソウルキャリバーVはどうよ キャラクリエイトで好きなように悪女っぽいキャラ作れるし 性格もそれっぽく出来るし 俺は雑魚女とか女幹部っぽいキャラをエディットして 切り刻みつつハアハアしてますよ 366 :名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 21:36:58 ID:vWpTxlRv >>365 やあ同志。 367 :名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 00:06:35 ID:dJN3EdlW >>366 やっぱいたのか同胞w 368 :名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 20:18:37 ID:weOz/2Xa 任務に失敗した悪の女戦闘員や工作員を悪の女幹部が鞭でシバいたり 顔をハイヒールで踏みつけたり、ハイキックを浴びせて反吐を吐かせるシーンとか。 369 :名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 12:23:50 ID:uYo2fy/U >>365 ザコっぽい格好に作ることはできるが、 集団戦がないので「ザコっぽさ」を演出しにくいのが難点だ。 370 :名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 17:41:06 ID:zTucxRRw それ、作ったキャラをCOMに割り当てられるの? 371 :名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 12:04:01 ID:LK6C/f0g >>370 練習モード以外では無理。難点のひとつではある。 372 :室町由紀子:2005/12/12(月) 13:44:10 ID:fNKW1kFI 悪が善を退治する 373 :名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 00:22:47 ID:cLUufX6n >>371 レスさんくす。 うーん残念。 374 :室町由紀子:2005/12/13(火) 15:31:11 ID:2WP2gEpi 320〜354に出てくるくの一の正体教えて 375 :名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 18:54:44 ID:LgHhFOrf >>1-374 戦国時代の女武将、女城主ものや、 江戸時代の大名正室、側室とかで、 極悪の貴婦人と手下女たちを 巧妙な手口で隠密裏もしくは カコイイ殴り込みとかで屠るってSS、 どなたかにキボンヌです。 くの一とか、武装した侍女とか、女武者とかを容赦なく、 そしてゴージャスな女ボスも、始末して、世間をあっと言わせるような。 376 :名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 02:34:07 ID:YybKeQ4X さがっているのでage >>375 必殺っぽくなりそうなんだけど、このスレ的にはありなのかな? 377 :375:2005/12/16(金) 09:06:22 ID:HC5Qe/l3 >>376 スレタイとログからして、 「強い(主観的だけど)悪の女戦士を屠る」 がローカルルールだから、 必殺系でも、その手の嗜好なら大丈夫です。 例えばボス格の華麗な貴婦人もまた武装して 薙刀の名手とか、でもって十分、基準を満たせます。 378 :375:2005/12/16(金) 09:09:22 ID:HC5Qe/l3 長ったらしい私の駄文ですけど、ひとつのイメージ叩き台として、下記に。 一様に緋縅(ひおどし)の小具足を身にまとい朱塗りの脇差を腰に差した御局たち数人を引き連れ、 輸入ものの木綿無地を仕立てた白地で矢柄模様の小袖を襷がけにした 二十人ばかりの御殿女中たちに前後左右を取り囲まれ警護されるのは、 行列の隙間に垣間見える女城主なのか。 五尺六寸(1.7m)はある父譲りの長身で、肩幅も胸板も、 そして高く細く秀でた鼻筋の下に、南蛮渡りの、パールに輝くローズピンクなルージュの両唇もまた、 女としてはやや大きく厚いものの、肉感的な印象が高貴な威厳と共に備わっている。 きりりと結んだ白絹地の鉢巻の額正面には、狩野派の意匠を思わせる精密なタッチの鳳凰が真正面から翼を広げ舞う。 洋風好みの秀吉へ合わせ、アイラインとマスカラとでアピールした切れ長の目を、 妖しく縁取る、ビューラーで巻き上げたような睫毛との間には、 剃り残したような細線の柳眉が黛で巧みに描かれているようだ。 烏の濡れ羽色に光沢を放つ丈なす黒髪には兜代わりに 金鍍金の表面の上にサファイアやルビーを象嵌した鉄製の宝冠が煌く。 彼女一人許される金銀で装飾された小具足に萌黄の腹巻を締め、 黄金造りの大小を腰挟み摺り足で、白足袋を深更の二の丸御殿の回廊に進める。 銀の手甲面に五七桐の家紋を線彫りした彫り口へ施した金泥が、燭台の蝋燭の火を受け鈍く光る。 冬の陣の篭城戦を間近に控えての城内巡視の一行の前に、 その場の足軽はじめ侍大将たちも平伏する。 豊太閤に愛された頃からさして寄る年波を感じさせぬ松坂恵子のような白皙の美女か、 あるいは姥桜ながらも健康で豊満な肉体からのフェロモンと白粉とが、 なお男心を時めかす戦国最後の貴婦人‥ 昼下がりの沐浴場にて背中を流す年増の侍女を人払いし、苦痛の呻きをあげる御付の美少女を組み敷く喜び。 不倫の許されぬ側室時代からの習慣を行事のごとく果たした快感を思い起こし、歩みつつ僅かに身震いするかつての「茶々姫」であった。 持ちあまりのする白桃の、未だ御椀を伏せたような美乳とそそり立つ乳首とが、練り絹の下に揺れ、呼吸と共に息づく。 濃い密林に縁取られたクレバスもまた視聴者の想像通りに、白濁の液に覆われたのだろうか。 さりながら驕慢な彼女に忍び寄る影が二つどこかに潜んでいた‥ 379 :名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 23:24:31 ID:QCimMCq0 >>375 続きを頼む! 380 :室町由紀子:2005/12/23(金) 12:01:38 ID:k4oF6rc3 同感!! 381 :名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 16:05:47 ID:gx0QWsVU 期待age 382 :必殺悪女狩 :2006/01/08(日) 19:12:32 ID:ZaB/eNYB 序  とある藩の城下町……。その平和な町を乱す悪女の一団があった。 男をたらしこんで盗み、強盗、放火などの悪行をさせる。 しかし、それは金品など目的をもったものではなく、ただの遊興の一つとしてである。 ただ生き抜くことさえも辛いこの江戸の世に、悦楽を求めて人々を苦しめる不逞の輩。 その主犯は藩主の娘、つまり寧姫であるという。 世間では本当によくできた姫様であると評判は良かったが、これが寧姫の本性であった。 しかし、そんな悪行にはそれ相応の報いがあるもので……… 383 :名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 19:14:24 ID:ZaB/eNYB 1. 寧姫の屋敷。姫はもちろんのこと、 ここには何も知らぬ護衛の侍、そして姫の片棒を担ぐ女中たちが住んでいる。 その女中たちの寝室。夜も更け四人全員が布団をかぶって寝ていた。 一人の女中の上に天井裏から垂れる糸一つ。 その糸をつたい、落ちてくる滴がある。致死性の毒物がその液体には含まれていた。 既にこの方法で一人はあの世へと送っている。そしてあおむけに寝ている女中はもう一人。 日焼けし浅黒い肌が特徴的な彼女の口元に滴が垂れ、女は無意識のうちに舐める。 「フゥンッ」短く喘ぐように声をあげ、痙攣し…そして静かになる… これで残るはあと二人。 384 :名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 19:16:26 ID:ZaB/eNYB さて、どうしたものかと天井裏にひそむ男が思案していると、 一人がムクと起き上がり、障子を開けて歩き出す。 足取りもおぼつかない。どうやら寝ぼけながら厠に向かっているようだ。 これを好機とばかりに天井から音もなく飛び降り、背後から男とは思えぬ細い腕をまわし、 首を絞めあげる。細腕に似合わず力はすごい。 女はハッと目覚めたが時すでに遅く、手足をジタバタさせるが 女の力では振りほどくことができない。女の汗と甘い体臭が漂う。 ガクンッ 数分の後、女の身体から力が抜けたかと思うと、 男は足に生暖かいものを感じた。どうやら厠が近かったためか失禁してしまったようだ。 しかし、まだ気を失っただけ。音を立てぬようにと、そろと冷たい床に寝かせる。 はだけた寝用の着物からこぼれみえる乳房が艶かしい。 さて止めを刺そうと懐から男は毒の入った筒を取り出す。 人差し指にその筒に入った毒薬を数滴たらし、吐息の洩れる口に咥えこませた。 人体のそなえもつ反応故に、嚥下してしまう女中。 意識がないため、特にもがき苦しむこともなく事切れる。 385 :名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 19:18:26 ID:ZaB/eNYB これで残るは後一人。しかし残った女中は……… ドサッと何かが廊下から寝室の布団へと投げ込まれた。 他の部屋に聞こえるくらいの音ではなかったが、 さすがにその部屋で寝ていた女は気付き、何の音かと目を覚まし周囲をみる。 そこには、こちらをみつめてぼうっと立つ細身の男。 恐怖で悲鳴をあげようとした瞬間、月明かりに照らされ男の顔が浮かび上がった。 「あ、あんたは……」 むくと起き上がり、男の整った顔をマジマジとみる女。 「そうだよ、匙彦だ」 小声でささやくように女−おせんに正体を明かす。 「ど、どうしてこんなところに?」 驚きを隠せないおせん。それもそのはず、こんな夜中に姫のお屋敷に男が一人。 藥師の匙彦……つい最近、町で偶然知り合った男である。 もちろん、匙彦にすれば偶然などではなく、世間を騒がす犯人の調べが進む中、 浮かびあがったのが寧姫で、その情報収集を目的に、この女中に近づいたのだ。 386 :名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 19:19:59 ID:ZaB/eNYB 「あんたに会いたくてさ」 「えっ」 顔を赤らめるおせん。おせんは匙彦に惚れていた。 いつも優しくしてくれ、顔もいいなんていう男はなかなかいない。 既に幾度か情を交わしてもいた。 「けど、いくらなんでもまずいよ。ほら、皆起きちゃったらどうするんだい」 慌ててそういうおせんに、薄く笑みを浮かべた匙彦が答える。 「その心配はないよ。あんた以外は全員もう三途の川にむかってる最中だろうから」 その言葉の意味を咀嚼して理解するのに少し時間をかけたあと、 あらためて他の三人をみる。二人はただ眠っているようにしかみえなかったが、 しかし残りの一人は布団の上に服を乱して寝ているというよりは倒れていた。 寝相が悪いというのでは、少し片付けられない異様な様態である。 顔はみえないが服や髪からは、同じ女中のおけいだとわかる。 少なくともこのように寝るような女ではない。 387 :名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 19:21:16 ID:ZaB/eNYB 「ど、どういうことだい。匙彦が……」 「ご名答。俺の調合した毒で逝ってもらった」 「なんで……」 匙彦はおせんの問いに答えず、近寄ると着ている浅黄色の着物の中に左手を突っ込み、 まさぐるように、彼女の右乳房を揉みしだく。 「ハァンッ。」 胸の形は少し不揃いだが豊満というべき乳房がグニャリと形をかえる。 「自分の胸の内に聞いてみな。本当になーんにもやましいことはないかい?」 その言葉におせんは顔色を蒼白に変える。 「そんな…まさか…」 「そうだ。近頃、世間を騒がしている強盗・放火なんでもござれの悪党集団だってのは……」 知られている。おせんは理解した。何故始末されるかを…… これが表沙汰になれば自分たち女中は市中引き回しの上、打ち首獄門は当然だが、 それが寧姫ともなれば……問題は藩だけにとどまらず幕府の知るところとなり、 最悪、おとりつぶし……裏で殺されるというのは至極当然だろう。 「し、仕方なかったんだよぅ。姫様に命じられたんだ。  ねえ、あたしだけでも助けとくれよ。見知った仲じゃないのさ。」 そういうと、乳房を掴んでいる匙彦の腕にそっと両腕を絡める。 388 :名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 19:24:20 ID:ZaB/eNYB 「痛ぇ、痛ぇ、痛ぇ、痛ぇ、痛ぇ、助けてくれまだ死にたくねぇ…  まだうちの子供が子供が家ん中いるんだよぉ……  畜生、畜生、何でこんなことに。許さねえぇこんなこと許せねぇよ」 くぐもった、低く、聞く者に恐怖しか与えないような怨嗟に満ちた声で匙彦がつぶやく。 「え、なんだい……」 「俺は町の薬屋だ。知ってる町の連中が何もわからぬまま、  あの大火で死んじまった。俺の薬なんてほとんど役に立ちはしない。  火傷もひどいとどうしようもねぇえし、人間ってのは煙に捲かれりゃすぐにお陀仏だしな  みーんな苦しんで今のような言葉残して死んだんだ。ずっと耳にのこってるんだよ」 匙彦の乳房を掴む力が強まり、揉むというよりは握りつぶすようなほど形が歪む。 「ひぎぃっ………堪忍、堪忍しとくれぇ」 痛みと恐怖に気が狂いそうになりながら、なおも命乞いをするおせん。 目には涙が浮かんでいる。 「往生際が……悪い……ぜ」 何故か、怒りというよりはイラつくようにつぶやく匙彦。 389 :名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 19:26:06 ID:ZaB/eNYB 2. 1/2 「そこまでだよ」 トンッと鋭く小さな痛みが匙彦の背中に走る。 後ろには毒を舐めて死んだはずの浅黒い肌の女中が小刀を匙彦の背中にあてていた。 「ちっ、死んだはずじゃあ」 「お前、あたいが飲むとこみたのかい?せいぜい舐めてるところか喘いでるところだろ。」 「やれやれ、まんまと騙されたってわけか。しかし何者だいあんた?ただの女中じゃねえな」 「お美代?」 おせんも状況がわからぬとでもいうようにとぼけた顔をしている。 「フンッ。考えてもみてごらんよ。  一国の姫様をお守りするのに護衛の侍だけじゃあ、とても足りないってことさ」 「くの一か……」 確かに男だけでは守れない状況というのもあるだろう。 いつも身の回りの世話をする女中に紛れ込んでおけば、緊急の事態に対応できる。 匙彦はまだまだおのれが半人前だと心の中で恥じていた。 「想像にお任せするさ。フフ、お前には色々聞かせてもらうよ。  事の真相まで辿り着いてるようだけど、あたいたちの始末を命じたのは誰かとかねぇ」 390 :名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 19:30:12 ID:ZaB/eNYB おせんは安堵のため息をついていた。何やらよくわからないが助かったようだ。 しかし、こうなると惚れた女の弱みか、 さきほどまで自分を殺そうとしていた匙彦を憐れに思う。 「しかし、お前、始末屋としては二流だね。  殺したかどうかの確認もしない、始末の対象とくっちゃべってすぐに殺さない。  それとも何かい、やっぱ情を交わした女には鬼になれないってこと。」 挑発するかのように匙彦にお美代は言い放つ。 「否定……はできねぇなあ。まだあんまりこれを稼業にしてから日も浅いしな。  けどな、俺はそうだが他の奴は違うぜ」 そう匙彦がいうと同時にお美代は首の襟を捕まれ後ろにひっぱられた。 「な、なに」 状況を判断できぬまま、今度は足をひっかけられ、ペタンと尻餅をつく。 そして最後に首筋にある急所に細く長い針が刺し込まれた。 「アガァッ」 目を見開きフルフルと身体を痙攣させるお美代。 なおもとどめとばかり、背中からもう一本の針が心臓に吸い込まれる。 心臓を貫き通し、薄いが形のよい乳房も貫き、最期に彼女の黒い乳首からその先が飛び出した。 「ハァンッ!」 フゥッと見開いていた目を閉じ、お美代はまえのめりに崩れ落ちる。 391 :名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 19:32:26 ID:ZaB/eNYB おせんが匙彦の肩越しにみたお美代を刺した者の正体。それは死んでいたはずのおけいだった。 いや、よくみれば顔は似てもにつかない。 確かに髪と着物は同じだが、そこにいるのは女とみまごうばかりの小柄な優男である。 「すまねぇな銀次」 後ろもふりかえらずに匙彦はそういう。 「今回までだ。最初の五回だけは始末を助けてやるってのが掟だからな。  しかし情けねえなあ。」 「面目ない。まさかこんなことになるたぁ思わなかった」 銀次と呼ばれた小柄な男はかつらと着物を脱ぎ捨て、褌姿となる。 「お、おけいは……」 震えながら、銀次におせんは訊ねる。 「おけい……ああ、この着物の女か。  外で素っ裸で眠っているよ。もう二度と目は覚まさないけどな」 やはり殺されたのだという事実におせんはうちのめされる。次はあたしの番だ。 そんな、おせんを尻目に銀次はたんたんと寒い寒い、とつぶやきながら、 部屋の外にあった自身の着物を着込んでいる。 「さて、と匙彦どうする。俺はこれから姫様に引導渡してくるが………  てめぇができねえなら、この女もついでにやってやろうか」 「いや、いい。こいつは俺が始末する。」 「……そうか、ま、もう助けはいらねぇよな。………さっさと終わらしてくるわ」 そう言って部屋の障子を閉めて出て行く間際、 急に立ち止まったかと思うとふりむきもせず、低い声で匙彦にむかって冷たく言い放つ。 「掟だよ、匙彦。覚悟決めろ。下手うつんじゃねぇぞ。俺はあんたを殺したくはない……」 392 :名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 19:34:27 ID:ZaB/eNYB 3.   「おほほほほ、愉快じゃのう。なんとまあ綺麗に燃えたことよ」 「それはもう寧姫様、私達、女中一同、丹念に仕込みましたので」 ほとんどの者が寝静まる夜中に二人の女のささやき声が、寧姫の寝室からこぼれている。 寧姫の声にまだ三〇になるかならずの妖艶な雰囲気をもった女中頭が答える。 「さて、次は何をして楽しませてくれるのじゃ?」 「そうですねぇ…今度は丹波屋に忍びこんであやつめが貯めこんだ財で  この部屋を埋めて見せましょうか。」 「あはははは。丹波屋のおやじの顔が見物じゃな、それでは期待しておるぞよ」 「ははぁ」 深くお辞儀をし、退出する女中頭−朱路。女中とは仮の姿、彼女もお美代同様、姫様付きのくの一である。 本来なら雇い主である藩主の手前、いさめなければならぬものを、 盗んだ金はどうしてもよいという姫の言葉に眼がくらみ、姫の狂気の道楽に付き合っていた。 393 :名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 19:37:31 ID:ZaB/eNYB 退出すると、早速次の指令を伝えるため、部下の女中のもとへと急ぐ。         ガサッガサッ 庭の茂みから何か音がする。曲者かと朱路は警戒する。 「私です」 そこから現れたのはつい、朱路が最近知り合った浪人の継輔と名乗る男だった。 明日をも知れぬ貧乏侍だったので、これは利用できると先日、朱路が身体と金で買った男だ。 男の甘い顔が気に入ったというのもある。 「ああ、丁度よい。」 静かに庭に出て、今度の計画の実行犯にさせるべく、彼の側へと近よろうとした瞬間、 急に首が絞まったかと思うと木を擦る摩擦音と共に宙に吊り下げられる。 「ハフゥゥゥゥファアッァァァ……」 手足をバタつかせ、悶え苦しむ。声がほとんど出せない為、目と手で助けを継輔に請うが、 何も動こうとしない、暗いために表情はわからぬが助けてくれるつもりはないようだ。 死にたくない。その思いがこの状況において少し冷静にしてくれる。 女中頭は懐に短刀を差し入れていることを思い出し、 あわてて取り出し、自分を吊り下げている糸を切ろうとする。 彼女は必死でわからなかったが、その動きをみて継輔は刀を抜いて歩み寄っていた。 394 :名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 19:38:50 ID:ZaB/eNYB 朱路の抵抗が功を奏し、やっと首を絞めていた糸が切れた。 継輔の構えていた刀がここぞとばかりに、 股間から彼女の落下に逆らうように下から上へと斬り上げる。 彼女の身体は着物と共に真っ二つに裂かれるはずであったが、さすがはくの一。 空中で身をひねることで朱路はなんとか避けた。 しかし着物は見事に斬られブルンッと熟れた豊満な肉体を晒した。 数歩後ろに下がりながら態勢を立て直す朱路。 月明かりに照らされた白く熟れつつもひきしまった裸体が美しい。 「あんた、ただの浪人じゃないね。何者だい」 継輔を睨みつけながら訊ねる。 「始末屋ですよ。表じゃ裁けぬ悪を始末するね。  しかし、私も驚きました。あなたを抱いたとき、  いやに鍛えられた身体だと思いましたが、忍とはね。」 どうやら、姫様の悪事は露見していたようだと朱路は舌打ちする。 395 :名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 19:41:10 ID:ZaB/eNYB さて、逃げて助けを呼ぶか、このまま戦うか。なんせ継輔だけでなくあと一人いる。 はたして逃げられるものだろうか。 「もう一人には手を出させません、一対一で勝負をつけましょう」 朱路の逡巡を解したかのように継輔は彼女にむかっていう。 「闇討ちしようと考えていた奴のいうことか!」 そういいながらも、朱路の腹は決まった。継輔を倒し(いや牽制するだけでもいい)、 もう一人をふりきってそのまま逃げる。姫などもう知ったことではない。 十分稼がせてもらった。他藩に落ちのびて、悠々と暮らそう、と。 継輔に小刀を構え豊満な乳房を躍らせながら迫りよる朱路。 継輔の一太刀をかわしきり、その勢いのまま塀をとびこえ逃げる算段である。 だが彼女は見誤っていた。継輔の剣技の鋭さを。         一閃!! 朱路は継輔の横をなんとかくぐり抜けられたと安堵し、そのまま走り抜けようとする。 しかし、足がどうにも前に進まない。怪訝に思いおのれの裸体に目をやる。 そこには肩から腰に斜めに走った一筋の赤い線。そして、その線がズズッとずれていく。 「ひぃっ」 数瞬遅れて斬られた一筋の線から血飛沫が噴き出し、 朱路の裸体を朱に染めながら身体の上半身が斜めに地面にむかって落ちていく。 「いやぁっ」朱路そのか細い叫びが最期の叫びとなった。 朱路の地面にぶつかると視認した数瞬後、視界が暗転し意識が永久に霧散する。 396 :名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 19:42:25 ID:ZaB/eNYB 「やれやれとんだ手間をかけさせてくれますね」 闇の中へとつぶやく継輔。その暗闇からがたいのいい男があらわれた。 「懐刀を持ってるなんて思わなくてよ……やっぱり普通の女中ってわけじゃなかったようだな。」 「詰めが甘いのが剛三の悪いところです。匙彦みたいに新米じゃないんですから……  まあ過ぎたことはいいですけど。さて残るは姫様だけですね……」継輔が答える。 「大丈夫、銀次が上手くやってくれるだろうさ」 397 :名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 19:46:39 ID:ZaB/eNYB 4. 女中頭が部屋を出たあと、誰の気配もなくなったことを確認し、着物を脱ぎ始める。 全てを脱ぎ捨てた後には白く、十代とは思えない肉感のある肢体があらわになる。 「フフフ、全てはわらわの思い通りじゃ。」そうつぶやきながら、 右手をまだ生えそろわない陰毛が若さを感じさせる股間に、 左手をふくよかな胸へと持っていき愛撫をはじめる。 「あはぁっ、こんな楽しい遊興もわらわが嫁ぐまでのこと。  次の年にはもう、わらわはあの無粋な男の妻。それまでにもっと楽しまねばのう。うふぅ……」 398 :名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 19:54:55 ID:ZaB/eNYB おのれの身体を慰めながらただ快楽に没頭していく寧姫。 その痴態を天井裏の穴から眺める小柄の男が一人……銀次である。 特別にしつらえた長く細い鞘におさまった鍼灸用の針を腰の帯にさしている。 「ああ、ああああぁ、いい、いいのぉぉ、ああ、感じる、感じるぅっ」 どんどん激しさを増していく、寧姫の自慰。 「あ、あ、あぁああああああぁぁっ」ついに最高潮に達すると思われた瞬間、 這いつくばり、尻を浮かせて自慰を行っていた蘭姫の背後に 優男が音もたてずに降り立った。 「い、いくぅう、むぐっ」 銀次は寧姫の口を手際よく左手でおさえ、そりかえさせるように起き上がらせる。 間近でみれば透き通るように白く、瑞々しい身体。 プリッと張りのあるお尻は並の男であればむしゃぶりつきたくなるだろう。 399 :名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 20:07:04 ID:ZaB/eNYB 銀次は彼女の耳元で囁いた。 「もったいねぇなあ、お姫さん……こんないい身体持ってんのに、  この若さで命を散らすことになるんだから。  いけねぇよ。すべてのこの世は因果応報でできてんだ。  悪さにはそれ相応の罰がくだるってことさ。」 腰から針を抜き、その傷一つない美しい背中に針の先端を上から下に這わせる。 「んっくっ」 その痛みに少しくぐもった呻きをあげる寧姫。 彼女の股間の割れ目にその長細い針が到達するやいなや真っ直ぐに上に突き入れた。 寧姫は一瞬、硬直したかと思うとその下腹部の痛みが全身をかけめぐったか、 のたうちまわろうとする。その身体を男は力でおさえつけ、針をひきぬく。 再びするどい痛みを感じたのか、いっそう強く暴れる。 目からは涙、口からはよだれ、そして股間からは赤い血が流れでている。 しかし致命となるものではない。 銀次が寧姫への皆の恨みを少しでも晴らさせようと、 ただ苦しませるために放った一撃であった。 400 :名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 20:16:49 ID:ZaB/eNYB 「何か言い残すことはあるかい」 銀次が左手を口元から離す、 「いやじゃ。いやじゃ。助けておくれ。金ならいくらでもやる。  ちょっとしたいたずらなのじゃ。頼むわらわはまだ死にとうないんくぅっ」 もうそんな無様な命乞いなど聞きたくもないとばかりに再び口をふさぎ銀次。 「本当にどうしようもねぇお姫さまだな………お前の快楽のために燃やされ路頭に迷った者、  殺された何百人もの人の恨みはこんなことくらいじゃ、はらせやしないが………  あとは地獄の閻魔様にお任せするぜ。」 銀次は左手を支点にくるっと後から寧姫の前に態勢をかえる。 彼の目の前には涙や鼻水、よだれそして局部からは血と入り交じった小水と ありとあらゆるものを垂れ流す姫の姿があった。 顔には幼さがまだ残る顔立ち。 ま、あんただけのせいじゃない。あんたを放蕩に育てた親も悪いんだけどね。 そう心の中でつぶやく。その少しの逡巡をふりはらうかのように右手をふりかぶったと思うと、 豊満な乳房の左乳首から心臓にかけて絶妙の角度で刺し貫いたあと、ひねる…… 「ヒィンンンッ!!」フルフルと痙攣を繰り返す寧姫。乳房の微動が少し卑猥だと銀次は感じた。 数秒後、寧姫は暴れることをやめガクッと全身の力が抜け崩れ落ちる。 目を見開いたその形相は一国の姫とは到底思えぬ苦悶の表情のまま固まっていた。