451 :名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 00:24:26 ID:2fXGneiX ギンガマンのシェリンダが任務失敗で 輪姦されるってSSかいてくれんか 452 :元祖薬師寺涼子:2005/11/24(木) 14:10:22 ID:qgwET7O8 449の続き 勇馬は正義の心抜き取られ、翔に悪魔の心を植え付けられ苦しみだし悲鳴を上げた。 「助けてくれ、何でもするから。」と言うと渚さやかと翼舞が「「その位で良いからお止め。」」と言い翔に言った。 「「本当に何でもするんだね。じゃあ、私等の配下になるように、飛竜さんを説得なさい。そしたら、貴方の幹部昇進考えてやっても良いわ。 間違えないで説得するのよ。」」と渚さやかと翼舞が言った。 「お前も運が好いいな、渚さやか様と翼舞様に助けられるなんて。渚さやか様と翼舞様に助けられるなんてまずない。」と翔が言った。 453 :元祖薬師寺涼子:2005/11/25(金) 14:57:00 ID:67ttWNjA 「この命に代えても、失敗はしません。」と渚さやかと翼舞に誓った。 そしたら、「「失敗は二度まで許すわ、でも三度目の失敗は赦さなくてよ。」」と渚さやかと翼舞の二人が言った。 そして、翔も「三度全部説得に失敗したら、私の自由にして良いですか?」と渚さやかと翼舞に訊ねたら、 「「ええ、良いわよ。三度全部失敗したらね。」」と許可を出した。 454 :名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 12:24:14 ID:CefevRbR ホシュッ 455 :名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 22:47:03 ID:8Z9yrf8d http://1go.it/warawara 456 :名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 20:02:29 ID:NHj10KbN ttp://red.ribbon.to/~eroparo/sslibrary/d/dagarn04.html こういうの書いてくれんか? 457 :名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 00:39:49 ID:lxWh2fim 保守 458 :名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 01:07:53 ID:fRykROT0 保守 459 :名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 18:50:01 ID:5gdvJNK5 これ投下すると保守三連続になるのか… 職人さんきてくれねえかなー 460 :名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 00:41:50 ID:4aZVWaOh アナルさんカムバックーーーーーーーーー 461 :名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 18:07:06 ID:mXKzs17T ハングマンにエロ描写を加えたような感じで現代社会にはびこる悪女に 仕置人が制裁を加えるようなSSを書きたいと思いますがよろしいでしょうか? 462 :名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 19:42:33 ID:4aZVWaOh >>461 はい ハングマンって何か分かりませんがいいですよ 463 :名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 01:56:48 ID:PkiRPL/u 悪女のお好みの設定と希望キャストを書いてくれればそれにあわせてSSを書きます 悪徳女医=伊東○咲 などなど 464 :名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 06:42:47 ID:XncvZE/T SS期待してるよ。 とにかく、人殺しても何とも思わないくらいの悪女がいいです。 465 :名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 22:55:31 ID:V/uye+t1 http://www.ume.gr.jp/game/shibarukan/ 野獣戦隊シバルカン このスレ的 466 :名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 01:54:07 ID:WNT3fyxt ハングマンとは仕置人軍団が、悪人達を決して殺さず、悪人達を捕まえていろいろな痛みを伴ったりする 仕置きをするうちに、悪人達がパニックになりお互いに罪をなすりつけあうようにすべてを白状する →それをビデオやテープに証拠として収めて、最終的には大勢の前にその証拠とともに晒し者にして 警察に逮捕させることで社会的に抹殺する。 というストーリーです。 これを悪人をすべて女性にして仕置きにエロをからめたSSを書こうと思ってます。 ぜひみなさんの希望キャストを教えてください。 467 :名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 01:55:35 ID:WNT3fyxt >>464 もちろん実際のドラマ同様、悪人達はまったく同情の余地のない極悪人にするつもりですよ 468 :名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 23:36:44 ID:Gm2TEZb5 ドラマなの? いつ頃の? 469 :名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 14:20:45 ID:feItQtSu age 470 :名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 03:35:47 ID:1d8apN2D ttp://touhei.hp.infoseek.co.jp/tv/hangman/ このページを参照してください 471 :名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 01:06:15 ID:+1VkrvAv わかった 472 :名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 23:15:09 ID:XXDVNP5A age 473 :名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 21:43:13 ID:HIjJ3UDU スケ番=南野O−子 474 :名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 20:27:12 ID:dGQOubV2 age 475 :名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 22:19:38 ID:UGvbXQ1x age っていうか誰もいないのか? 476 :名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 23:47:22 ID:nDTN8bxh >>25-28の展開で その女がスパロボ系(魔装機神)の ヴォラクルスに仕えるサフィーネだったら 逆に手玉にとってそうだな...。 477 :名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 23:50:55 ID:0pwpM/IC レ 478 :名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 23:49:36 ID:hEXLF+Fx age っていうかハングマンはどうなったの? 479 :名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 20:28:39 ID:2TPJX4lu だれもおらんのか? 480 :名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 20:51:26 ID:iDUcFKVQ いるよ 481 :名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 01:18:47 ID:x5OCtrFM ハングマンはどうなったの? 482 :名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 02:14:38 ID:SPwkF49C だって希望キャスト誰も書いてくれないし 483 :名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 02:44:33 ID:6GC0pJ0D >>482 「眞鍋かをり」とか個人名がほしいの? 「訓練を受けていない男20人くらいなら、平気で叩きのめす女格闘家」みたいに設定が欲しいの? 484 :名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 03:09:14 ID:SPwkF49C 女医:眞鍋かをり とかでいいからさ 個人名とキャストくらいで その女医がどういう悪人かは決めるから 485 :名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 03:13:39 ID:RLSjiOM4 おk 名前はなんでもいい キャストはギャンブルで貧乏人を陥れるお嬢様 486 :名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 03:28:48 ID:SPwkF49C まあ待て。俺もイメージしたいんだから誰かそれなりにやる気の出る美人女優をあげてくれよ 487 :名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 03:44:40 ID:SPwkF49C よし、悪役の設定を決めた ギャンブルで陥れるだけじゃまだ悪事の度合いが足りないから 悪女を2人登場させて ・イカサマギャンブルで相手をはめて多額の借金を背負わせるお嬢様 ・多額の借金を背負った被害者をだまして(腎臓1つ300万円などと言ってだまして)  腎臓ひとつどころか2つの腎臓、心臓、肝臓などすべて取り出して殺した挙句  自分は臓器密輸で大もうけする悪徳女医 この2人を登場させます この2人を演じる女優を書いてくれたら執筆します 488 :名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 13:36:36 ID:6GC0pJ0D 誰も言わないなら、漏れの趣味で言っちゃうよ。 お嬢様 : 仲間由紀恵 女医 : 中島美嘉 489 :名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 21:27:00 ID:x5OCtrFM えのかな 男と駆け落ちする 490 :名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 00:09:28 ID:kLFO90Ee 中島美嘉ってまだ22か23だろ? それで医者役はさすがに無理があるな 小西真奈美でどうだろうか 491 :名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 22:26:39 ID:3GztpNhl <設定> 高橋雄太(22):私立高橋探偵事務所所長。貧乏探偵で金にならない仕事ばかり引き受けている。          しかし裏の顔は悪人を闇で仕置する仕置人。 佐藤竜平(18):私立高橋探偵事務所助手。高橋を兄貴と慕う男。          もちろん裏の仕事でもきっちりと助手を務めている。 小西奈美(27):女医。この若さにして天才的な外科医として有名であり小西医院院長。          しかし裏ではイカサマ賭博で借金を背負わせ、殺害・臓器摘出・密輸で大もうけしている悪人 仲間由紀(26):仲間財閥の女社長。ITの世界でも成功しセレブとしての生活を満喫している。          しかし裏では小西と結託し大勢の人の命を奪っている極悪人 492 :名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 00:54:56 ID:1rqCiUqO >仲間財閥 財閥って独禁法の関係で法制上日本じゃ作れないんだよね。 それと財閥のトップは社長ではなく会長のようなイメージがあるね。 ホント、どうでもいいけど。 493 :名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 01:48:12 ID:sKjNtSDz >>491 ワクテカして待ってます。 できれば、何か名前を決めて名前欄に書いてもらえると判りやすいですが。 494 :名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 01:38:50 ID:crAcC1hC <1> 〜小西医院院長室〜 テーブルを挟んで向かい合って座る小西と40代のサラリーマン風の男性。 そしてサラリーマン風の男性の脇に座る仲間。 小西と男性は賭けポーカーで勝負をしていた。 賭けポーカーといっても遊びですむ金額ではない。 一勝負10万、20万の大金が動く勝負である。 明らかに顔色が悪いのはサラリーマン風の男性。 滴のような大粒の汗をかきながら顔を紅潮させてカードを選んでいる。 こんなはずではなかった・・・ 昨日、バーで今、隣に座っている仲間という女に儲け話を持ちかけられた。 金が有り余り道楽で賭けポーカーをし、毎日大金をすっている女院長とのギャンブルを持ちかけられたのだ。 二人で協力して小西院長から大金を奪うと作戦を練ったはず・・・ しかし、現実連戦連敗を続けていた。すでに150万もの負けがたまっている。 起死回生をかけたレートアップの150万勝負・・・ 勝てば負けは棒引き・・・・負ければ破滅・・・・その勝負の幕が上がろうとしていた・・・ 495 :名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 01:46:49 ID:crAcC1hC <2> 「さあ、どうします?150万勝負よ、覚悟はできてるかしら?」 小西が問いかけてくる。 しかし男には自信があった。なにせ手持ちのカードはフルハウスなのだ・・・ 負けるはずがない・・・ 強気でレートアップを押した・・・小西が乗ってきた・・・ フルハウスで負けるわけがない・・・勝つに決まっている・・・ 負け分はチャラだ・・・そしてこれを契機に大勝・・・・ これでようやく息子の手術代が稼げる・・・ そう、彼は決して遊ぶ金ほしさにこの勝負に乗ったわけではなかった。 小学生の息子が今の日本の医療技術では手術できない難病に冒されているのだ・・・ 手術をするには大金を払ってアメリカに行くしかない・・・しかしそれにはあと400万ものお金が必要なのだ・・・ その焦りからか昨日の仲間の話に思わず飛びついてしまった・・・ しかしこのフルハウスが流れを変えてくれる・・・・・ 震える手でカードをオープンする男。 恐る恐る小西の目を覗き込む・・・ しかし・・・・ 「あーっはっは、そんな手で勝負に来てたの?私のカード、見せてあげる!」 そう言いながら小西はカードを開く・・・・そこにはAのフォーカードが存在していた・・・ 496 :名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 01:59:56 ID:crAcC1hC <3> 「ふん、本物の勝ち組はこういう大一番でいいカードが来るようにできてるのよ。私のすごさ、わかったかしら?」 勝ち誇る小西、うなだれる男。 「あんた、300万もの借金払うことできるの?」 「す・・少し待ってくれ・・・金は必ず作る・・・必ず作るから・・・」 「はん、そんなのあてになるわけないじゃない!どうやって作るか聞かせてよ!」 責める小西、何も答えられない男。 と、仲間由紀が助け舟を出す。 「先生、この人にはそんな大金払えないわ。だからいつもの方法で何とかしてあげてくださらない?」 「そうね、しょうがないわね」 「いつもの・・・?」不安そうに尋ねる男。 「腎臓よ」冷たく言い放つ小西。 「腎臓?」 「そう、あんたみたいな40代の男の腎臓にはちょうど300万の価値があるのよ。  今から手術台に乗ってもらって手術で腎臓を1個取りだして。それで借金はチャラよ」 「そ・・・そんな・・・」 「じゃあ他に何か払う方法があるって言うの!?」 そう言われると何も言い返せない・・・ と、仲間がさらに後押しをする。 「あのね、人間には腎臓は2つあって。1個なくしても普通に生活できるわ。だから何も心配は要らないの。  何よりこの私が頭を下げて小西先生にお願いしてるんだから、あまり恥をかかせないでよね!」 「そうよ、手術代くらいはおまけしてあげる」 「わ・・わかった・・・」 497 :名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 02:09:06 ID:crAcC1hC <4> 小西医院の手術台に乗せられる男。 部屋の中には小西と二人きりだ。 「準備完了よ。今からだんだん眠くなるからね」 そういいながら小西は男の腕の静脈につないだ注射器から麻酔薬を注射していく。 「どう?わかるかしら?」 尋ねる小西の顔がだんだんぼやけていく・・・ 「あ・・・ああ・・・・」かろうじて答える。 「チッ」そう舌打ちしさらに薬を注射する速度を早める小西。 やがて完全な眠りにつく男・・・・ と、手術室に仲間が入ってくる。 「うまく言ったわね」そう小西に声をかける仲間。 「当たり前じゃない、失敗するわけないわ」 「ねえ、この男に麻酔をかけたのはいいけど人工呼吸器につながなくていいの?死んじゃうわよ」 「何、その嫌味!どうせ死ぬんだから関係ないじゃない!」 「おーっほっほ、冗談よ、冗談。馬鹿な男ねー、こんな無抵抗な状態で腎臓一つで済むわけがないじゃないの!」 「ねー、腎臓2つで600万、肝臓が400万、そして心臓が1000万!あわせて2000万の儲けよー!」 「まあ仲間財閥の総資産からいったらたいしたことないわ」 「何いってるの、その資産そのものがほぼ全部臓器売買で稼いだものじゃないの!」 「それもそうね、だって、もう何十人と殺してるんですものねー」 「それにしても完璧だったわね」 「馬鹿な男よねー、完全に私を味方だと思い込んで。私が全部手札をばらしていたとも知らずに」 「そりゃー負けるわけないわよねー」 498 :名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 02:14:01 ID:crAcC1hC <5> さらに小西に話しかける仲間。 「知ってる?この男、病気のガキがいて。その手術のためにお金が必要だったらしいわよ」 「あは、そうなんだー。だからこんなあっさり乗ってきたのねー。いい鴨だったわー」 「ね、よく考えたら臓器全部で2000万なんだからガキの手術費用なんてとっくに払えるじゃない!」 「ま、残念ながらこの2000万は手術には使われないけどね!」 「おーっほっほ、それもそうねー、今度は何を買おうかしら?この男の命と引き換えにまた外国に別荘でも建てようかしら?」 「まったく仲間社長、あんたも相当な悪ねー」 「いえいえ、小西先生。先生ほどではありませんわー」 「おーっほっほ」「あーっはっは」 手術室に響き渡る悪女の高笑い。 やがて小西はメスを持ち男の体にメスを入れていくのであった・・・ 499 :名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 02:59:15 ID:Kz3mc4gW ごめんなさい、いまいちですかね やめましょうか 500 :名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 14:35:14 ID:+RSNvTrU 悪の女を追い詰めた捕縛隊の男が 女に術をかけられて虜になる話や 捕らえた悪の女を尋問するはずの男が 女に術をかけられて僕化して 脱獄扶助+脱獄後に犯されまくるみたいな話きぼん 501 :名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 21:36:27 ID:8ie/Ehf3 >>499 いやいや続きみたい 502 :名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 00:58:37 ID:SPFc+5xn <6> 〜高橋探偵事務所〜 新聞を読みながら高橋雄太に話しかける佐藤竜平。 「所長、また行方不明事件らしいですよ」 「またか・・・去年からもう30人以上、今月に入って5人目だろ・・・」 コーヒーを飲みながら答える高橋。 「しかも全部都内在住の人間が行方不明に・・・・何かあるな・・・」 「ですよね、事件のにおいがしますよね!」 久々の事件の可能性を感じ血が騒ぐのか竜平は興奮した声を出す。 「ああ・・・何かとんでもない裏があるに違いない・・・」 「やりますか・・・?」 「ああ、そうだな・・・やろう・・・」 「はい、分かりました!調査してきます!」 勢いよく竜平は外に飛び出していくのであった。 503 :名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 01:06:50 ID:SPFc+5xn <7> 〜<6>より一週間後、同じく高橋探偵事務所〜 事務所内に勢いよく飛び込んでくる竜平。 「どうした?何か分かったのか?」 今日もまたブラックコーヒーを飲みながら竜平とは対照的に冷静に話しかける高橋。 「もちろん、行方不明者たちにはすごい共通点があったんです!!」 「共通点?」 「はい、みんな、行方不明になる2−3日前に、同じバーに行ってるんです!」 「バー?」 「はい、麻布にある今はやりの・・・」 「そうか・・・」 「しかもそこで必ず女に声をかけられて・・・」 「女・・?」 「はい、バーのマスターが教えてくれました、年は20代半ばの・・・かなり美人な女だって!」 「美人な女ねえ・・・」 「マスターは何かの週刊誌かなんかでその女を見たことがある、って言ってましたよ」 「ほう・・・調べる価値はありそうだな・・・」 「はい、僕潜入捜査してもいいですか?」 「そうだな・・・いや、俺が行く・・・」 「ど・・・どうして?僕に行かせてくださいよ!」 「お前はまだ未成年だろ、バーに行くのはまだ早いよ」 「そんなーーー」 504 :名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 01:18:23 ID:SPFc+5xn <8> 〜麻布のバーにて〜 バーに入り一人でブランデーを飲み続ける高橋。 このバーに通い続けて3日目だ。今日ももうかれこれ3時間になるだろうか。 しかし竜平が言うような「美人の女」はまったく現れない。 「やれやれ、今日も収穫なしか・・・バーの代金、事務所の経費で落としたら竜平怒るかな・・・」 そう独り言をつぶやきながら最後の一杯を飲み干し、店を出ようとしたときだった。 「お兄さん、お隣よろしいかしら?」 後ろから女性の声がする。 振り返るとそこにはまさに竜平が言うような年は20代半ばのかなりの美女が立っていた。 「ビンゴ・・・」 思わずつぶやく高橋。 「ビンゴ・・・?何のこと・・・?」 「いや、何でもないですよ、どうぞ、ぜひ一緒に飲みましょう。」 「うれしいわ」 そう言うと女性は高橋の隣に座る。 「マスター、この店で一番高いブランデーいただける?二つ。」 「いや・・・俺にはそんな金は・・・」 当然だ、これ以上事務所の金を使おうものなら竜平に1時間は怒られてしまう。 かといって自分の金など・・・ない! 「あはは、大丈夫よ、今日は二人の出会いの記念に、私がおごるから」 「そ・・・そうですか?じゃあ、遠慮なく」 「面白い人ね」 「そうっすかね。ところでお姉さん、週刊誌か何かで見たことある気がするんですけど?」 実際は高橋は週刊誌など見たことないしこんな女の顔は知らないが竜平の情報を元に探りを入れる。 「あら、そう?」 「ええ、有名人ですよね?」 「そんな有名だなんて。私は仲間由紀。仲間財閥の社長よ。週刊誌にはよく登場してるわよ」 仲間財閥・・・今話題の財閥だである。IT企業の会社も成功し大企業となっているのももちろんだが、 何よりその財閥の社長がまだ20代の美人女性であるということで話題にもなっていた。 505 :名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 01:32:36 ID:SPFc+5xn <9> かれこれ2時間は飲んだだろうか。 機を見て高橋は切り出す。 「で、どうして僕に話しかけたんですか?」 「知りたい?」 「はい、ぜひ」 「高橋さん、って言ったかしら?あなた大儲けしたくない?」 「大儲け?」 「ええ、そうよ」 「そりゃしたいっすけどね。このバーで一番高いお酒を遠慮なく飲めるくらいは。」 「でしょ?いい話があるのよ!」 「いい話?」 「そう、あなた小西奈美、って知ってる?」 「小西奈美?」 「そう、今話題の天才外科医よ、テレビにもよく登場してるでしょ?小西医院の院長。」 そう言われて高橋は先週のテレビを思い出す。健康番組か何かで美人の女医がテレビに出てコメントをしていた、 その名前が確かそんな名前だったような・・・ 「ええ、聞いたことくらいは・・」 「その院長、実は大のギャンブル好きでね・・・」 そこから30分ほどだろうか、高橋は由紀から詳しい話しを聞いた。 その小西という医者は相当なギャンブル好きらしく、ポーカーなどの賭博を頻繁に行っているということ。 しかし金持ちの道楽であり腕はまったくないので大敗続きで大金を失っているということ。 由紀と小西はセレブのパーティーで知りあり気が合いよく一緒に食事をする仲であること。 最近は由紀がギャンブルの強そうな人を見つけては連れて行って小西と勝負をし、毎回由紀たちが勝ち大金を設けていること。 そして、あさってその遊びがあるから儲けは折半という条件で参加しないか、という話だった。 「へー、おもしろそうっすね。でも負けたらどうなるんですか?僕そんな大金払えないですよ?」 「あんなギャンブル下手に負けることなんてないわよ。それにもし負けても何とかなる方法もないわけじゃないわ」 「何とかなる方法・・・?」 「ええ、今はまだ言えないけどね。」 どうやらこれが今回の事件の鍵を握っているようだ。 「面白い、ぜひ参加しますよ・・・」 506 :名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 01:38:43 ID:SPFc+5xn <10> 〜小西医院院長室〜 「どう、明日の鴨は見つかったかしら?」 由紀に尋ねる小西。 「ええ、もちろん。飛び切りの上鴨よ」 「どういうこと?」 「まだ20代前半の男よ」 それを聞いた小西は目を輝かせる。 「20代前半?やるじゃない!!」 「でしょ?」 「すごーい!今の臓器市場から言って20代の健康な男の臓器だったら・・・  心臓、肝臓、腎臓・・・全部あわせて1億は下らないわ!」 「一億!?そんなに?」 「そうよ、それだけ若い男の臓器は貴重なの!絶対しくじらないようにしなきゃね!」 「しくじるわけないじゃない!いつもの手段で行けば・・・」 「それもそうね・・・」 「それにそのガキはお金は持ってないわ。100万も負けを背負わせればそれでもう払えないわよ」 「100万?なんて貧乏人なの!」 「だって、あそこのバーのお金ですらギリギリなのよ!」 「うそー、そんな貧乏人が世の中にはいるのねー、そんなやつ、生きてる資格ないわ!  健康なだけが取り柄の馬鹿でしょ、唯一の取り柄の健康な臓器で私たちの餌になってもらわないとね」 「そうよね、あいつにとっても私たちの財産の一部になれるなんて光栄なことよねー」 「おーほっほ、そういうこと」 「おーっほっほー」 今日も院長室には悪女達の高笑いが響くのであった・・・ 507 :名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 02:06:59 ID:10w8pfhS   i: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /: : : /!: |  ヽ:: : ';:. : ヾ`、、///:::::::::::::   l:: : : : : : : :/ : : : : : : : : : : : : : _/i : : : :/ |: |   ヽ:: i:: :: :.ヽ.(::::::::(::.::.::.::;,,-   l: : : : : : /: : : : : : : : : : _:.; - '´  | : : : / l: i   /ヾ:l:: :: :: :.iヾ::::::::ヽ::.::.:l. : :   .!: : : : /: : : : : : : ー ':"フ     i : : :/  ,i: | /_,.._ ';|ri:: :: :. :. :ヽ:::::ヽ::.::.l: : :   /: : /: : : : : : : : : : : ::/      |: : / /l::i// | i.| l :: :: : ::. :.ヽ::::ヽ::.:ヽ; ;   /: /: : /: : : : : : : : :/      !:./、/i i;",ィ・) /  | | :: :: :: :: :. :l:::::::::`::/  うるせえんだよ!てめえらのお上品ぶった顔を見てると、胸糞が悪くなるぜ! ..//: : ;/: : : : : : : : : : /  ̄~_゙_'''ー-!/='' /,`'''! '--ー''"  |":: :: :: :: :;l: :! `''ー''" // ;:/ : : : : : : : : : /,,-'' ̄i´・) ̄フ` ;. ヽ. '' ーー'''     | :: :: :: :: :/ !/   /: : ::/ : : : : : : : : / ヽ、  `´,.-'"/    、         !:: :: :: :/ '        所詮お前らも俺やこいつと同じケダモノじゃねえか! : : : : /: : : : : : : : /   ` '' '"´         ヽ  ,、     i'/リl/       : : :: ::i: : : : : : : /           __,, - ニ-|   ノ、     : : :: ::l: : : : : :/ヾミーヽ       ,<,~,.----ー''"ヾ|   /:.:ヽ             小綺麗な仮面の下にどす黒い本性を隠してやがんだ! :: :: :: :!: : : : : : |:::::.:`'ーヽ       ヽ.`       ,l  /::.::.::.ヽ              : :: :: ::l: :. : : : : |::::::::.::.::.::::ヽ、      ヽ_,,、   _,ノノ /::.::.::.::.::.:i    :: :: :: ::! ::.:: :: :: :!:::::::.::.::.::.::.::::`'::..、   ヽ、二ニ~ー'" /:::.ヽ.::.::.::.:|              お前も!お前も!お前もだ!! ヽ:::..:: ヽ.::.::. :: ::.l:::::::.::.::.::.::.::.:.::::::::``'' - .,,_     /::::: ::.ヽ::.::.:/               .::ヽ.::..::.ヽ::.::..::.:: !::::::::::::::::ヾ- ,,::::::::::::::::::::::::`  ̄::::::::::::::.:::.ヽ/ 508 :名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 22:34:47 ID:oCor6ayi <11> 〜翌日夜、小西医院院長室〜 真相を見極めるために小西医院に乗り込んだ高橋。 一方奈美、由紀の2人も上鴨がかかったと内心ホクホクだ。 ポーカー勝負が始まる。 案の定高橋は連戦連敗である。 「どうしたの・・・?大丈夫・・・?」 心配そうに聞いてくる由紀。 しかし高橋の目から見れば奈美と由紀がグルなのは明らかであった。 そう思って注意してみれば由紀が奈美に送っているサインなど丸わかりである。 これだけ奈美が連戦連勝なのも変な話だ。 要するにこの二人のイカサマはプロから見れば極めて下手なのである。 まったく、今までの被害者達はこんな下手なイカサマも見抜けなかったのか・・・金に目がくらむとこんなものか・・・ しかし今日は二人のイカサマを暴いて大金をせしめることが目的ではない。 この二人の悪女の悪事を暴き、仕置するのが目的なのだ。 イカサマにはまったく気づいていないフリをし、連敗で熱くなっている素振りをみせる。 「くそ、もう50万の負けか・・・頼む、ラスト一勝負、50万の一発勝負を受けてくれ!もう後がないんだ!!」 高橋はそう奈美に頼み込んだ。 509 :名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 22:42:04 ID:oCor6ayi <12> 「50万勝負?そんな、もし負けたら今までの勝ちがなくなるなんて、そんなのアリ?」 そう言いながらも奈美は内心ホクホクである。 「私からもお願いするわ、小西先生、お願い、乗ってあげて。この通りよ」 白々しく奈美に頭を下げる由紀。 (ね、この男、100万あたりが限界なのよ) そう二人でやり取りをしているのは高橋の目から見れば明白であった。 「仲間社長に頼まれたら仕方ないわね。その代わり、これで私が勝ったらこの続きはなし、ここで精算してもらうわよ」 「ああ・・わかった・・・」 「じゃあこれだけの大勝負だから公平に私が配るわね」 そう言ってカードを手に取る由紀。 「ちょっと待って、それじゃあ不公平じゃない、あなたはこの高橋さんの味方なんでしょ?」 「そんな、私がズルするわけないじゃない。ね、高橋さん?」 「ああ、そうだな」 「・・・わかったわ、じゃあ仲間社長が配っていいわ・・・」 下手な芝居である。こんな会話をされたら被害者の方は自分に有利になることはあってもまさか不利になるとは思わないだろう。 カードを配りだす由紀。手つきが怪しいのは明らかだ。 そして高橋は自分に配られたカードを見る・・フルハウスだ。 由紀の方を見るとウインクをしてくる由紀。 なるほど、これは(あなたのために仕組んだからこれで勝負に行きなさい)というサインなのだろう。 きっと奈美にはもっといいカードを配っているのだろうが。 510 :名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 22:49:14 ID:oCor6ayi <13> 「さあ、どうするの?このカードで勝負するなら50万勝負、降りるなら1万円の負けよ」 そう聞いてくる奈美。 「ああ、このカードでかまわないぜ」 そこ答える高橋。 そうか、みんなこの手でやられてきたのか・・・ 突然怪しい手つきでカードを配る由紀、そして自分に舞い込むフルハウス、そしてウインク・・・ きっとみんな自分の勝ちを確信して勝負に行ったのだろう・・・ 「じゃあ勝負ね」 そう言いながら自分の手をあける奈美。その手にはAのフォーカードが握られていた。 「さあ、どうなの?まさか、このカードに勝てるのかしら?」 そう言いながら高笑いする奈美。当然高橋のカードがフルハウスであることはとっくに分かっているはずだ。 「くそー、負けだーー、フルハウスなのにーーー!!」 わざと大げさに悔しがり机に突っ伏す高橋。 そこからは高橋の予想したとおりの流れであった。 高橋が100万円を払えないことを確認した奈美は高橋に腎臓での支払いを提案する。 高橋がためらっているとそれを薦めてくる由紀。 高橋にはほとんど反論の余地を与えず話は進んでいく。 「ああ、分かった・・・腎臓で払うよ・・・」 うなだれながら答える高橋。 内心にんまりとする奈美と由紀。 このとき内心にんまりしていたのは自分達だけではなかったことをこの悪女達が知るのはもう少し後のことであった。 511 :名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 03:41:16 ID:7IgHdgJ7 <14> 〜小西医院手術室〜 手術台の上に乗せられている高橋。部屋の中は奈美と二人きりだ。 左上腕には点滴がとられておりその先には透明の麻酔薬が入った注射器がつながっている。 「覚悟はいい?今から眠くなるわよ」 そう高橋に話しかける奈美。 「あ・・ああ・・大丈夫・・・」 びくびくしているフリをしながら答える高橋。 それを聞き奈美は高橋の腕につないである注射器の中の薬を高橋に注入していく。 ゆっくりと目を閉じていく高橋。 奈美の呼びかけにもまったく答えない。 すると手術室の中に由紀が入ってくる。 「うまく行ったわね」 奈美に話しかける由紀。 「そうよ、これで一億円よー、最高!」 「二人で山分けしても5000万!」 「これだから健康な若い男はたまらないわー」 「ねえ、どうする?このお金で。世界一周なんてどう?」 「いいわねー、豪華クルーザーでも買って」 「ね、世界名所めぐりよ!」 「おーっほっほ、最高、さあ、早く片付けちゃいましょ!」 「そうね、とっととやっちゃって」 「うん、任せて」 そう言って奈美が手にメスを握ったときであった。 「てめーらにふさわしいのは世界名所めぐりじゃねー!地獄めぐりだ!」 512 :名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 03:52:24 ID:7IgHdgJ7 <15> 「だ・・誰・・・?誰なの・・・?」 狼狽してあたりを見回す奈美。 「ちょ・・出てらっしゃい!」 由紀も明らかに動揺している。 と、手術室の薬品棚の扉が開き、中から若い男が出てくる。 「てめーらの悪事、全部聞かせてもらったぜ!覚悟しな!」 「な・・・何者・・・?」 メスを片手に尋ねる奈美。焦りは隠せない。 「てめーらみたいな薄汚い極悪人を始末する闇の仕置人コンビの一人、佐藤竜平様だ!」 「仕置人コンビですって!?」 上ずった声を出す由紀。 「そう、そして俺がその仕置人コンビのリーダー、高橋雄太だ、よろしくな!」 そう言いながら手術台から起き上がる高橋。 「な・・・貴様・・・眠ったはずじゃ・・・」 うろたえる奈美に竜平が種明かしをする。 「ははっ、高橋さんの腕につながってるその液体、俺がさっき生理食塩水にすり替えさせてもらったよ」 「くっ・・・じゃああんた、眠ったフリをしてたのね!」 問い詰める奈美。 「そういうこと」 「まさか・・あのポーカーで負けたのも・・全部演技・・・・?そもそもあのバーで飲んでたのも・・・」 「そういうこと、仲間社長さん、あんた、俺をうまく引っ掛けたつもりかもしれないけど、ひっかかってたのはあんたの方だったんだよ!」 「くぅ・・・」 高橋をにらみつける悪女二人に高橋が口上を述べる。 「小西医院院長・小西奈美!および仲間財閥社長・仲間由紀!おまえたちは私利私欲のために罪なき人々を罠にかけ多額の借金を背負わせたばかりか  あまつさえ、借金のかたに臓器を摘出、そして殺害したる罪は到底許しがたい!  闇の仕置人のルールにのっとり貴様ら社会の害虫を仕置するゆえ覚悟いたせ!!」 513 :名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 03:55:24 ID:7IgHdgJ7 いかがでしょうか?いよいよメインの仕置に入りますが・・・ みなさん楽しんでいただけてますでしょうか? あまり反響がないので不安です・・・ 514 :名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 10:58:40 ID:55xwnq9s GJです。 ひっそり楽しんでます。 515 :名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 12:50:53 ID:fTlGB417 GJ 続きに期待 516 :名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 02:33:28 ID:8Z7w/OfU <16> 「こしゃくなーーー!!」 メスを手に口上を述べた高橋に襲い掛かる奈美。 しかし百戦錬磨の高橋の相手ではない。 奈美の突き出すメスをあっさりとよけると左手で奈美の手にしていたメスを払い落とす。 「あっ・・・」 その瞬間であった、高橋の右拳が奈美の左頬にめり込んだかと思うとあっという間に奈美は手術室の端まで吹っ飛んで行き、 手術室の壁に激突してその場に崩れ落ち、哀れ白目をむき、口からよだれをたらしながらその場で失神してしまうのであった。 517 :♯紀子:2006/03/18(土) 15:10:39 ID:yARC6fmO ハングマンを思い出した。 518 :名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 20:00:22 ID:ztW7MWM3 >>517 ありがとうございます 意識してるのでうれしいです 僕の趣味でエロパロ板ですがエロより叩きのめすことに主眼を置くストーリーになると思いますがよろしくお願いします 519 :名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 20:24:31 ID:ztW7MWM3 <17> 「ひっ・・ひぃーー・・」 その光景を見てガクガクと震える由紀。 恐怖のあまり腰がたたず四つん這いになりながら必死で手術室の出口のほうへ逃げようとする。 しかしそんなことを許すほど仕置人コンビは甘くない。 出口で待ち構える竜平。 「ひぃ、た・・助け・・」 そう言いかけた由紀の首根っこをつかみ、恐怖に震えた顔に眠り薬を染み込ませたハンカチを近づける。 あっという間に深い眠りに落ちる由紀。 それを確認すると高橋と竜平は目を合わせてうなずきあい次の仕置の準備に取り掛かるのであった。 520 :名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 15:22:21 ID:hDyf/Rp+ 俺としては、もう少し文章の書きだめができてから投下してくれるともっと嬉しいです。 少しずつの投下だと感想も書きにくいし…。 それはともかく、続きを楽しみに待ってます(・∀・) 521 :名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 03:38:19 ID:IEXdaMjV <18> 〜手術室、2時間後〜 2人が気絶してから2時間ほど経過したであろうか。 奈美と由紀の2人がほぼ同時に目を覚ます。 目を覚ますと2人とも手術台の上に座らされていた。 奈美は手術台の頭側に、由紀は手術台の足側にお互い向き合うように座らされている。 しかも、二人とも今から手術を受ける患者であるかのように白の越中フンドシ一丁の姿で上半身丸出しの格好であった。 その姿で手術台の両端に向き合って座らされ、尻を手術台につけ、両足はM字開脚をするかのように左右に大きく広げられた状態で、 両足首に縄をつけられ、その縄の先は手術室の両側の壁に固定され足を決して閉じれないように固定されていた。 両手は万歳した状態で頭の上で両手首を縄で縛られ、その縄の先は天井に固定され手も決して下に下ろして胸などを隠すことができないように固定されている。 522 :名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 03:42:33 ID:IEXdaMjV <19> その姿を想像して興奮されている読者もいられるかもしれないのであらかじめ断っておく。 決してセクシーではない。 確かに奈美も由紀も相当な美人である。 しかし単なるふんどし一丁ではなく、二人とも悪事の報いとして、顔は白のペンキで白塗りという間抜けな姿で、 全身、胸・腹・せなか・腕・太もも・尻など至る所に油性マジックで「人殺し」「極悪人」「メス豚」「犯罪者」「天誅」 などと落書きがされているとても人には見せられないようなみっともない、まるで色気を感じない哀れな姿で縛り付けられているのであった。 523 :名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 17:51:50 ID:dP64xJXY ワクテカ 524 :名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 01:57:16 ID:KlTM3p9W 国分寺こよりたんでハァハァしたいれす 525 :名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 04:46:24 ID:BtW4MFZt <20> その惨めな姿で目を覚ます悪党達。 まずは奈美が大声を張り上げる。 「ひっ・・ひぃいい・・・何なのよ、これはーー」 由紀も負けてはいない。 「ちょ・・なんで私達が縛られてるのよーー」 「しかもふんどし一丁って・・・どうなってるのよーー」 「な・・・奈美・・あんた顔白塗りにされtるけど・・・まさか私も・・・?」 「ひぃやっぱり私も白塗りなのーー?もちろん由紀もよーー」 「いやーー、こんな姿人に見せられないーー」 「いったいなんでこんな目に・・・」 何が起こったのか、気絶する前のことを思い出そうとする奈美。 「思い出した・・・仕置人よ・・・それで殴られて・・・」 「そうよ・・・私は逃げようとしたら何か嗅がされて・・・あれは眠り薬だったのね・・・」 そう思い出していると仕置人コンビが手術室に入ってくる。 「おはよう、悪人さん。どう?ご気分は?」 そう問いかける高橋。 「ちょ・・・どういうつもりなのよ、早く外してよ!」 そう食って掛かる奈美を竜平が鼻で笑う。 「はん、お前達みたいな悪党にはお似合いの格好だよ」 526 :名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 18:04:52 ID:BtW4MFZt <21> 何とか縄から逃れようと必死にもがき騒ぐ悪党たち。 奈美「ちょ・・・いい加減に解放してよ!」 由紀「そうよ・・いい加減にしないと警察呼ぶわよ!!」 そんな悪女たちの叫びをあざ笑う仕置人たち。 竜平「おいおい、警察呼んじゃっていいの?困るのはどっちかな?」 奈美「な・・なんのことかしら・・・」 明らかに動揺する悪女たち。 高橋「さあ、このビデオカメラに向かって自分たちの悪事を全部白状するんだ。    今白状すればこれ以上恥はかかせず服も着せてやって警察に突き出すだけにしてやる。    自首扱いにもしてやるぞ。そうすれば死刑だけは免れるかも知れんぞ」 由紀「自白?何のことかしら?」 高橋「いいのか?ラストチャンスだぞ?」 奈美「ふん、そんなこと言って!証拠も何もないんでしょ!誰が自白なんか!」 527 :名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 22:04:30 ID:lJIykNNk 悪の女に捕らえられるスレ化 528 :名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 23:17:11 ID:hfJZLrft 悪の女がみんな不老不死で普通にやったら殺せないから!! 仕方が無くエロ洗脳して無害化してるんですっ!! っての無いかなぁ……こんなのすげえ読みたいんだけどなぁ。 えっ、自分で書けって? 529 :名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 03:27:17 ID:ngZPLVdJ <22> 高橋「そうか。じゃあラストチャンスは終了だ。せっかく死刑だけは免れるようにしてやろうかと思ったのだがな。    まあ死刑台で後悔するんだな」 奈美「はん、笑わせるんじゃないわよ!私達が悪事を犯した証拠を見せてみなさいよ!」 由紀「そうよそうよ、どこに証拠があるのよ!」 竜平「おいおい、勘違いするなよ。俺達は闇の仕置人だ。証拠が無ければ体に聞くさ」 奈美「えっ・・・?」 高橋「そういうこと、悪いが俺達は法に乗っ取って仕置をするつもりはないんでね」 由紀「どういう意味よ・・・」 竜平「お前達、その縛られてる腕に点滴がつながれてるの見えるだろ」 竜平の言うとおり奈美と由紀が上を見上げると、天井から吊るされてる自分達の腕に点滴がつなげられ、その先に透明の液体がつながれているのが確認できる。 奈美「な・・・あれは何よ・・・!!」 高橋「なーに、実際にお前達が一部の患者さんに使ってた薬をそのまま使用させてもらったよ」 竜平「そうそう、その棚に入ってた薬だよ」 竜平が指差す棚を見た悪女二人の顔色が変わる。 その薬とは50cc以上体内に入れば徐々に呼吸ができなくなりやがて意識清明のまま呼吸不全で死に陥るという恐ろしい薬だったのだ。 奈美は一部の患者にその薬を治療薬と偽り投与することで死に至らしめ、その臓器で莫大なお金を手にしていた。 高橋「なーに、実際お前達が患者さんに使った薬なんだろ?だったら平気なはずだよな?まさかこれが毒薬なんてことはないよな」 竜平「そうそう、この点滴100ccが全部お前達の体の中に入っても何も起きなかったらすぐに解放してやるから安心しな」 530 :名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 03:34:56 ID:ngZPLVdJ <23> その言葉を聞き由紀の顔が恐怖に引きつる。 小声で会話をする悪女二人。 由紀「な・・奈美・・・やばいわ、どうしよう、私まだ死にたくない!」 奈美「お・落ち着きなさい、これは罠よ、私達を脅かしてるだけよ!そんな、実際にあの点滴を開始できるわけ無いじゃない・・  そうしたらあいつらも人殺しよ!大丈夫、だから絶対何もしゃべっちゃだめよ!」 由紀「そ・・・そうよね、まだつながってるだけだものね・・・実際点滴が落ちてるわけじゃないし・・」 奈美「そうよ、ただの脅しよ、落とせるわけ無いわ・・」 高橋「おいおい、何を小声でしゃべってるんだ?しゃべる気になったか?」 奈美「ふん、何を言ってるのかしら?実際あの点滴は治療薬よ?何なら私達の体の中に入れてみればいいじゃない!」 由紀「そうよ、もしそれで何も起こらなかったらこんな恥ずかしい格好させた責任とってもらうわよ!」 高橋「そう、じゃあスタートだ!おい!」 その高橋の合図で竜平がスイッチを押すと二人の体内に点滴が流れ始める。 竜平「まあ念仏でも唱えるんだね。もう停止するつもりは無いから。」 奈美「え・・・え・・・そんな・・・」 由紀「な・・奈美・・・話が違う・・・」 531 :名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 03:35:40 ID:ngZPLVdJ いかがでしょう?お気に召しますでしょうか? 532 :名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 03:38:11 ID:ngZPLVdJ 悪女の仕置方法として5種類くらいやりたい仕置があるんですけど、このストーリーだけで全部登場させたほうがいいですか? それともこのストーリーだけでは1-2種類にして、2作目、3作目を作ってそこで登場させたほうがいいですか? まだまだ菊○怜、伊○美咲など悪役をやらせたい人はいっぱいいるので後者にしようかなあと考えていますが・・・ 533 :名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 04:17:34 ID:uasErRWp あ 534 :名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 15:31:04 ID:jCOaO/bz 2、3作目でお願いします 535 :名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 03:28:52 ID:+gbvyYoC >>528 ジュウレンジャーのバンドーラみたく 涙を流すと魔法が使えなくなるのでアレをやるってのは 536 :名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 01:14:48 ID:CUjTSOCv <24> 由紀「ひぃー、ひぃー、止めて、止めてーー、お願い、死にたくないーー」 パニックになりもがく由紀。 高橋「じゃああのビデオカメラに向かってしゃべるか?」 由紀「しゃべる、しゃべる、しゃべりますからーーー」 奈美「由紀、落ち着きなさい、罠よ、最後まで入れるわけ無いでしょ・・」 由紀「嫌よ、ふざけないで、こいつら闇の仕置人なのよ、平気で殺すわよーー」 奈美「いいから黙りなさい!」 由紀「最近この辺で行方不明になってるのは全部私達の仕業よ、私達が殺したのよーー」 奈美「黙りなさいって!」 由紀「私とこの女が組んでいかさまギャンブルで嵌めて借金を背負わせて、それで腎臓1個を摘出する、って騙して    心臓も肝臓も両方の腎臓も全部摘出して殺したのよーー」 奈美「そんなの嘘よ!」 由紀「嘘じゃないわ、その他にも治療薬だ、ってだまして毒薬を注射して殺したり。取り出した全部は全部裏のルートで    さばいて大儲けしてたのよーー、ごめんなさい、もう二度としないから命だけは助けてーー」 奈美「黙りなさいよーー!!」 竜平「さあ、ちゃんとこのビデオカメラのほうを向いて話すんだ!」 由紀「はい・・でも実際に殺したのは全部この奈美がやったのよ、私は殺してないわ・・・協力しただけよ・・・だから私は殺さないでーー」 奈美「ちょ・・何よそれ、私を売って自分だけ助かろう、っていうの?」 由紀「だって、そうじゃないのよーー!」 高橋「で。この女は全部白状したけど小西院長さん、あんたはいいの?自白しなくて」 奈美「ひぃー、しゃべる、しゃべる、私もしゃべりますー、だから助けてーー」 竜平「じゃあお前もこのビデオカメラをしっかり見てしゃべってもらおうか!」 奈美「は・・・はい・・・確かに私達は人殺しをしました、だけど考え出したのは全部由紀なんです、私は悪くないわ!」 由紀「そんあ、いまさら何を・・」 奈美「そうじゃないのよ、アイディアを出したのはあんたでしょ!」 由紀「実際に薬を調合して殺したのはあんたじゃないのよ!」 奈美「それはあんたが言ったとおりにやっただけよ!悪いのはあんたよ!」 由紀「ふざけないで!実際に殺したあんたが悪いに決まってるじゃない!」 奈美「お願い、仕置人さん、悪いのは私じゃなくて由紀よ、だから私だけでも助けてーー」 由紀「違うわ、悪いのは奈美よ、だから私を助けてーー」 高橋「まったく、見苦しい!」 537 :名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 01:57:11 ID:CUjTSOCv <25> 高橋「せっかく自白するチャンスをやったのにお互いに罪をなすりつけてばかり!お前ら恥を知れ!」 一喝されてうつむく二人の悪党。 竜平「お前らみたいに正直に言うこともできずお互いになすりつけあい自分だけ助かろうとする悪人にかける情けは無い!」 高橋「闇の判決は死刑だ!」 竜平「よって点滴はこのまま止めない。さあ、観念しろ!」 奈美「ひぃ、いや、いや、ごめんなさい、ごめんなさいーー」 由紀「命だけは助けてーー」 奈美「ごめんなさい、私が悪かったです、実行犯は私です、私は殺人犯ですーー」 由紀「私も悪かったです、私が全部アイディアを出したんです、私も殺人犯ですー」 奈美「この通りです、この通りです、命だけは、命だけはーーー」 由紀「もう二度と悪事はしません、お金も返しますからーー」 奈美「そうよ、助けてくれたらいくらでも払うわ」 由紀「そうよ、あなた達もこれが目当てなんでしょ?いくら欲しいのよ?お金ならいくらでもあるわよ」 高橋「まだ分かってないな!俺達は金目当てにやってるんじゃねー!」 竜平「死ぬ前に世の中に金じゃなんともならないことがある、ってことが分かってよかったな!」 奈美「嫌、嫌、助けてーー」 由紀「ひぃ・・・」 恐怖のあまり失禁してしまう由紀。強制的に開脚させられた股間を隠す白の越中ふんどしが濡れて陰部にぴたっと吸い付き 由紀の陰部の形がくっきりと浮かび上がってしまう。 やがてふんどしでは吸収しきれない尿が手術台の上にちょろちょろとたまって水溜りを作るのであった。 由紀「ひぃ、ひぃ、見ないで・・・助けてーーー」 538 :名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 01:58:12 ID:CUjTSOCv みなさん良ければ感想をください みんなが楽しんでくれてるか分からないとさびしいです 539 :名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 02:22:11 ID:izlXXKZt GJです! エロ無しでも面白いです これからに期待 540 :名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 20:24:33 ID:T/+g1o5T このSS見てハングマン見たくなって ビデオ屋行ったんだが無かった 541 :♯紀子:2006/04/03(月) 21:21:10 ID:031ifKrL 私の名はパピヨン、仲間にはマイト、オショウがいるわ。 542 :名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 02:15:45 ID:bpHWiauf <26> 失禁してしまったところまでビデオカメラに録画されてしまった由紀はもちろん、 奈美も抵抗する気力すらなくし手術台の上でがっくりとうなだれている。 そんな二人に声をかける竜平。 竜平「ははっ、いい大人がお漏らしとは情けないな」 由紀「くぅ・・・」 竜平「あそこの形も丸分かりになっちゃってるぞ」 由紀「いやっ・・・もう許して・・・」 奈美「死にたくない・・・死にたくない・・・」 がくがくと震えながらうわ言のように繰り返す奈美。 高橋「おい、おまえら、上見てみろよ。もう点滴バッグは空になってるぜ」 奈美「えっ・・・?」 そういわれて上を向く二人。確かにすでに点滴バッグは空になってしまっている。 点滴100ccはすでに二人の体に入っているのだ。 由紀「ど・・・どうして・・・生きてる・・・なんで・・・」 奈美「え・・・うそ・・・まさか・・・」 高橋「そういうこと。お前らみたいなカスを殺して罪を負いたくないしな。    点滴の中身は生理食塩水に入れ替えさせてもらったよ」 奈美「く・・・くそーーーー!!」 由紀「だましたわねーーー!!」 543 :名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 02:36:49 ID:bpHWiauf <27> 命が助かったと分かりとたんに強気になる悪党達。 奈美「卑怯者!離せ、離しなさい!」 由紀「そうよ、ぶっ殺してやるわ!」 竜平「おいおい、おもらしして股間びしょ濡れでそんな風に脅しても間抜けなだけだぜ」 由紀「く・・・う・・うるさい!」 高橋「お前達の悪事の証拠は全部このビデオカメラに録画されてるんだ。観念するんだな!」 奈美「ち・・ちくしょう!」 由紀「お・・覚えてやがれ!」 そんな捨て台詞を吐く二人を見ながら高橋は奈美の、竜平は由紀の越中ふんどしをほどき、 二人をあっという間にすっ裸にしてしまう。 奈美「ひぃ、やめて、やめて、見ないでーー」 由紀「嫌ーー、こんな姿録画しないでーー」 奈美「変態、私達をどうしようっていうのよ!」 高橋「勘違いするなよ、貴様らみたいな醜い白塗りの顔のブタで興奮するほど俺達は女に困っちゃいないぜ」 竜平「そうそう、これは悪事を白状したお前達に与える仕置のための準備なんだ」 奈美「し・・仕置ーー?まだあるの?」 由紀「も・・もういじゃない、全部認めたんだからーー」 高橋「おいおい、勘違いするなよ。今までのは全部お前達に白状させるための手段に過ぎないぜ」 竜平「そうそう、実際お前達に仕置なんてなにもしてないぜ。生理食塩水を点滴されたお前達が勝手にしゃべっただけでな」 奈美「そ・・・そんなぁ・・・」 544 :名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 22:43:01 ID:4I3i2zd5 <28> ついに手術台の上で全裸となってしまった奈美と由紀の悪党たち。 顔はペンキで白塗り、全身油性マジックで「人殺し」「極悪人」などの落書きまみれ、 この姿で強制M字開脚で向かい合っているという間抜けな姿である。 当然向かい合っているのでお互いの全裸の間抜けな姿、さらにはおま○こも丸見えなわけであり、 相手の情けない姿を見ると自分も同じ姿をさせられているということに気づき、より情けない気持ちになってしまうのであった。 奈美「ねえ・・・もうお願いだから許して・・・二度と悪さはしないから・・・」 そう懇願する悪人を冷たく突き放す。 高橋「だから、まだお前たちには生理食塩水を点滴しただけで何も仕置はしてないんだよ」 竜平「そういうこと。ま、今から起こることを楽しみにしてなよ」 由紀「ひぃ、いったい何をしようって言うの・・・?」 竜平「それは今からのお楽しみ。ちなみにヒント。使うのはこれ!」 由紀に竜平がかばんから花火を取り出してみせる。 由紀「花火・・・・?」 竜平が取り出したのは2本の筒状の花火であった。 直径は3センチほど、長さ15センチほどのいわゆる「噴水花火」というやつである。 通常地面において使うもので、火をつければ火花が勢いよく噴水のように噴出し、 約2分程度持続して火花を噴き出すというものであった。 545 :名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 07:27:29 ID:pGSMF2f7 >>524 ここ池。 ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1116871484/l50 546 :名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 01:57:19 ID:6biHkFm4 <29> 奈美「そ・・・その花火をどうしようっていうのよ・・・?」 明らかに声が震えている。 竜平「ま、楽しみにしてなって。はい、高橋さん」 そう言って手にした2本の花火のうち1本を高橋に手渡す。 受け取った高橋は奈美の近くに、竜平は由紀の近くに歩み寄っていく。 奈美「ひぃ・・・来ないで・・・来ないで・・・」 由紀「何するつもりなのよーー?」 仕置人コンビはお互い目を合わせてうなずくと、同時に自分の左手の指で高橋は奈美、竜平は由紀のおま○こを広げ、 右手に持った花火を腟の中にねじ込んでいく。 奈美「あ・・あひぃ・・あふぅ・・・いや・・・そんな・・・」 由紀「あん・・・あっ・・・ひぃ・・・」 恐怖の声ともよがり声とも区別のつかない声を出す悪人達。 そんな悪人達の声を無視して仕置人コンビは筒型花火を4分の1程腟の中にねじ込む。 これで、花火の向く方向はおま○この締め付け力によりしっかりと固定され、 向かい合った相手の女のちょうどヘソのあたりに狙いを定めている状態となるのであった。 547 :名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 02:20:58 ID:fEX5vLQO <30> 奈美「ちょ・・ちょっと・・嘘でしょ・・・ねえ・・・やめてよ・・・」 由紀「ひぃー、いや、いやーー、火傷しちゃうーーー」 パニック状態で泣き叫ぶ悪党達。 竜平「おいおい、あれだけの人の命を奪っておいて自分達は火傷でこの騒ぎか?」 高橋「そんなわがままが許されるわけ無いだろう!」 奈美「ごめんなさい、ごめんなさい、もうしませんからーー、警察に自首しますからーーー」 高橋「もうラストチャンスはやっただろう!そこで自白しなかったんだから自業自得だ!」 由紀「ひぃ、いや、いやーーーーー」 二人とも全力で下半身を動かそうとし、腟に刺さった花火を抜こうとするが両手足を固定されている状態ではほんのわずかに揺れる程度である。 竜平「さあ、覚悟はできたか?着火するぞ!」 そういうと高橋は奈美の、竜平は由紀の花火の導火線にライターで火をつける。 奈美「ひっ・・ひぃーーー」 由紀「いやーー、消してーーーーーお願い、消してーー」 懇願する二人の叫び声もむなしく徐々に花火本体に火が近づいていく。 548 :名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 02:16:30 ID:5Rxc0y1A 作家が一人で書いて放置されてる状態だしこのスレもここまでかな 549 :名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 07:17:54 ID:ltuFdvVz もっとsagaったら書きますね。 550 :名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 22:21:20 ID:O+Yn0k5e >>549 頑張ってください 551 :名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 00:35:44 ID:LI9kfP6P hosyuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuu uuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuu uuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuu uuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuu uuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuu uuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuu uuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuu 552 :名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 19:36:30 ID:TP/x3Yzp ハングマンの続きは? 553 :名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 10:27:05 ID:csORwZ39 >>552 一生懸命かいてるときは感想も書かずにスルーしておいていまさらそりゃないだろ 554 :名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 00:45:32 ID:r/4KXDBn 脅迫で自白させても証拠にならないんだけどなあ。 555 :名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 15:45:53 ID:GGRRtEW3 hosu 556 :名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 19:35:29 ID:63h+ojFi age 557 :名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 02:05:16 ID:7+NdGuE9 保守 558 :名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 03:28:15 ID:e0m8ijks 女盗賊のむきだしの腹に鉄の手甲をつけた拳がめり込んだ。 「ぐはぁっ」 胃液を吐き出し、身体をくの字に曲げながら女盗賊はおのれを追い詰めた剣士を睨みつける。 「あんた……いったい…何者なんだいっ」 「おまえらにとったら死神かもなっ…っと」 もう一度今度は剣を持った右手で器用に首根っこを掴んだまま、腹に勢いよく強烈な一撃を放つ。 足が地面から一瞬離れるほどの衝撃が女盗賊を襲う。 「ふぎゃぁっ……」 もう一度、今度は血混じりの反吐をまき散らしたあと…… 白眼をむき、恐怖と痛みから意識を手放した………… 559 :名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 03:30:59 ID:e0m8ijks −−−−◆−−−−◆−−−−◆−−−−◆−−−−◆−−−−◆−−−− 女盗賊が気が付いた時、そこは小さな湖のほとりだった。 商隊を襲っていた場所からはそんなに離れてはいない。 女盗賊が見渡すとすぐそばにたき火をしながら、 鎧を脱いで武具の整備をしている青年の姿があった。 見忘れもしない、彫りが深く美しいといってもよい造作の青年。 自分を殴り、気絶させた男である。 あの時の恐怖がよみがえってきたのか女盗賊はひぃっと、短い悲鳴をあげた。 その声で男は彼女が起きたことに気付き顔をこちらにむける。 「どうやら起きたようだな。」 そういって、こちらにゆっくりと近づいてくる。 女盗賊には死神が近づいてくるようにしかみえない。 その身にかけられていたマントから這いだし、逃げようとする。 その瞬間、強烈な痛みがお腹にかけめぐる。 剣士に殴られた部分が青黒く変色していた。その受けたダメージの大きさを物語っている。 痛みのせいで、思うように動けない。 そうこうするうちに男は彼女の背後から羽交い絞めにした。 「ひぃぃぃっ助けて、助けてぇぇぇぇっ」 恐怖で暴れる女盗賊、チョロチョロと黄色い水がショートパンツを濡らし、 吸収しきれなかったものは太股をつたい流れ落ちていく。 「やれやれ、お漏らしかよ……大丈夫わざわざ苦労してここまで連れてきたんだ。  殺しはせんから、落ち着け」 「ひぃぃっ」 それでも暴れる女盗賊に剣士は業を煮やしたのか 「おいっ…、それ以上暴れると気が変わるかもしれんぞ」 と、ドスのきいた口調で彼女の耳元で怒鳴るとやっと女盗賊は抵抗をやめた。 560 :名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 03:36:33 ID:e0m8ijks −−−−◆−−−−◆−−−−◆−−−−◆−−−−◆−−−−◆−−−− 初夏であるため、夜ともなれば少し肌寒くなってくる。 そんななか、たき火を囲み、二人は何やら会話を交わしている。 濡れた下着とショートパンツを乾かすため脱いだので下は何も身に着けていないものの、 剣士のマントで下半身をくるんでいるためにむきだしではない。 「あ、あたいの仲間はどうしたんだい……」 「仲間……あの盗賊どもか。全員殺した。」 街道を行く商隊を女盗賊とその仲間たちは襲ったのだった。 護衛の者や抵抗する商人たちを殺し、あとは金品を奪うだけになったとき、 剣士が通りかかったのだ。剣士は彼女たちの行為に激高し、戦闘となった。 二十数名いた盗賊は、鬼神のごとく強いその剣士−目の前にいる男−にバタバタと倒されていった。 女盗賊自身はその十数人目の犠牲者となった……はずだった。 561 :名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 03:38:22 ID:e0m8ijks 「な、なんであたいは生きてんのさ……」 少し驚いた表情をつくり、女盗賊は仲間の命を奪った剣士に問いかける。 「お前が女だからだ……今、生きてるのが嬉しいなら自分の性に感謝しろ」 剣士は盗賊たちを撃退し、感謝する商人たちからいくらかの御礼をもらったあとに、 わざわざ女盗賊を担いでここまできたのだった。 「それって………やっぱりあたいの身体がめあてってことかい」 肉感的な身体つきの女盗賊は犯される自分を想像し、少し股間が濡れるのがわかった。 剣士は薄く笑みを浮かべ、うなづく。 「まぁ、その通りだ。女を殺すのはちょっと抵抗があるしな。旅も長いんで結構溜まってたんだよ」 普通の村の女なら、ここで貞操やら何やらが邪魔して犯される恐怖に震えるところだろうが、 女盗賊は逆に安心した。仲間であった盗賊とは所詮は利害でつながっていた関係、 殺されたところで復讐する気持ちなんて起きやしない。 そして男に股を広げることにもこの女盗賊にはさしたる抵抗はなかった。 今まで襲った商隊や村で、いい男をみれば殺す前に自らすすんで犯したりしていたからだ。 犯したいだけで、殺すつもりがないことがわかっただけでも内心ほくそえんでいた。 それに……結構顔立ちもよく女盗賊の好みであった。もし、立場が逆なら犯し殺しているところである。 562 :名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 03:40:54 ID:e0m8ijks 「ふふっ、何だそういうことかい……本当に命は助けてくれるんだろうね……」 「ああ、保証しよう。まぁ、この状況でどうあがいても無駄だがら大人しく従った方がいい」 「そうかい……ならこっちに来な。天国みせてあ・げ・る」 そういうとくるまっていたマントを放り投げる。 青黒く変色した腹部の下には、髪と同じ赤色の茂みに覆われ怪しく濡れそぼったマンコがあった。 「ははっ、話が早くてたすかるぜ」 剣士はガバっと女盗賊に覆いかぶさるように抱きつく。 柔らかい女の感触が手にひろがる。 「そういや、名前聞いてなかったな。俺はアイゼント、流れの冒険者ってところだ」 「あたいはラミナ……みてのとおりの盗賊さね」 ぶつかるほど顔を近づけてお互い名乗りあう。 「いい名だ……」 そういうなり、むさぼるようにアイゼントはラミナの厚い唇を奪う。 鼻息を漏らしながら、舌を絡め合い、長い口付けを交わす。 右手はたっぷり肉のつまったお尻へと持っていき、ラミナの尻肉を味わう。 数十秒のディープキスを終え、もう一度おたがい見つめあう。 「ふぅんっ……あんた上手いじゃないか……犯されがいがあるってもんだよ」 「おまえ、見込んだとおりかなりの上玉だな。苦労したかいがあるぜ」 563 :名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 03:42:10 ID:e0m8ijks ラミナの細い指が服ごしにアイゼントの股間をまさぐる。 アイゼントの『男』はすでに半勃起状態であった。 「あはっ、だいぶ硬くなってるね……そうだオチンチン咥えてあげようか」 「おいおい、嬉しいが……喰いちぎるなんてのはなしだぜ」 アイゼントは少し真顔になって言う。 「わかってるよ。噛み千切った瞬間に殺されるのはあたいだからねぇ。  せっかく助かった命だ。大事にするよ。さぁこの体勢じゃ無理だ。立ちな」 「いいだろう」 アイゼントは立ち上がり、 ラミナも寝ころんだ体勢からから座った状態になろうと腹筋をつかったとき、 激しい痛みがラミナを襲った。 「いぐぅっ……」 細く切れ長の眼に涙を浮かべ、腹を抱えてうずくまるラミナにアイゼントは 少し心配そうに「痛むのか」と声をかける。 「あのねぇっ痛いってもんじゃないよ。あの時はもう死ぬかと思ったんだからね。  女のお腹を殴るなんてどういう了見だいっ」 怒気を強めてラミナは真剣にアイゼントに怒る。 「悪かったな。しかしそれじゃあ何か。拳の代わりに冷たい刃でも刺し込んだ方がよかったか」 「そ、それは………わかったわかったよ。もう過ぎたことさね。今は愉しもうじゃないか」 下手に怒らせて気が変わられでもしたらたまらないとラミナは話を打ち切る。 564 :名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 03:44:49 ID:e0m8ijks 「さぁてっ、気をとりなおしてと」 そういうとラミナはアイゼントのズボンの結び目を解き、下着ごと一気に脱がす。 そこには半勃ち状態の男性器がラミナの目に飛び込んでくる。 「なかなか立派なもん持ってるじゃないか。さてっ」 ニタァと嫌らしい笑みを浮かべたかと思うとなんの躊躇もなく咥えこむ。 チュバッチュバッ いやらしい音をたて、吸い付いたり、口をすぼめたりしながら性器をしゃぶる。 「くぅっ」 その快感をこらえるかのような声を漏らし、アイゼントの『男』はどんどん硬く屹立していく。 アイゼントの両手はラミナの頭を抱えるように掴み、時に彼女のフェラチオの勢いを調節する。 トロンとしたラミナの表情、荒い鼻息がアイゼントの興奮を助長する。 「出すぞっ」 その言葉に反応してラミナは濡れて黒光りする男根を咥えるのをやめる。 ドピュッピュッピュッピュッ 白濁の液がラミナの顔を日に焼けた健康的な肌を汚していく。 「気持ちよかったかい。ふふっ本当にすっごく溜めてたんだねぇ。  なかなか止まんないよ。しかし、若いねぇあんた歳はいくつだい?」 「おまえのフェラ、なかなかのもんだな……二十一だ」 「二十一…それじゃああたいより四つも年下ってわけかい。生意気な坊やだねぇ」 「坊やはよせ。おまえ、少し自分のおかれた状況を考えろ。  いつまでも、俺が温厚でいるとは思うなよ」 「ははっ怖い怖い。さぁさぁ、綺麗に舐めとってあげるよ」 ラミナの余裕が癪にさわったが……アイゼントもこの女の性技は認めざるをえなかった。 顔にかかったべとつく精液を腕で拭ったあと、赤い舌がチロチロとアイゼントの『男』を舐め、 精液を嚥下していく。 そのさまは妖しさの極みで、アイゼントの精液を放出し萎えた男根がまた少しずつ大きくなっていく。 565 :名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 03:46:54 ID:e0m8ijks 「さぁ、次はどうして欲しいんだい。いってみなアイゼントさま」 どこまでもふざけた物言いのラミナにむっとした表情のまま、 アイゼントの目線がラミナの胸にさがっていく。 「あははっ、今度は胸でしごかれるのがお望みかいっ……  いいよぉずっとあたいのおっぱいすっごく気になってたんだろ」 ラミナの胸……布切れをまいただけで乳首のぽっちがそのまま浮き出ているそれは 凶悪なまでに大きく深い谷間をつくっている。 盗賊との戦い、ラミナと対峙したときは彼女が剣を振るうごとに 違う生き物のように揺れ動く柔らかそうな胸に若いアイゼントは眼は釘付けになっていた。 女を斬ることに抵抗があったことは確かだし、長旅で溜まっていたことも確かだが、 このいやらしげな胸がなければ、わざわざ彼女を担いでまで、 ここまで運ぶことはなかったかもしれない。 そうアイゼントはおのれの今回の一連の行動をふりかえる。 そうこうするうちにラミナは布切れはそのままに、 大きな双丘の下からその谷間に挿れこむようなかたちでアイゼントの『男』を包み込んだ。 なんともいえぬ女の乳房だけが持つ弾力性に富んだ柔らかな感触が伝わってくる。 「この胸はね、どんな男でもすぐに昇天しちまうのさ。  どうだい、たまらないだろ。あたいを生かしておいてよかったねぇ」 そう言いながら、ラミナの両手は乳房を円を描くように下から上へと外側から揉みこんでいく。 アイゼントの男根に一つの波をもって耐え難い極上の刺激が加わる。 そして、見下ろせば荒い息で淫乱な表情のラミナ、そして変幻自在に形をかえる胸。 再びアイゼントの性器が反り返るくらいに勃起したとき、 アイゼントの理性はどこかへ消し飛んだ。 566 :名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 03:50:22 ID:e0m8ijks 勃起した男根を引き抜くと、膝立ちになっていたラミナを押し倒す。 「キャッ」 突然のことに、何がなにやらわからないラミナをよそに、 アイゼントは彼女の胸をきつく揉みしだいた。 「ひふぅんっ………ああっ痛い痛いよ…もっと優しくしとくれぇ」 ラミナの言葉など無視し、アイゼントは荒々しく彼女の胸の布を剥ぎ取ると、 今度は彼女の右乳房を口に咥え吸う。 その間もアイゼントの両手は胸を揉むことをやめない。 「はぁぁぁっ……本当に困った坊やだねぇ…  あたいのおっぱいがそんなに気に入ったかいいぃっ……  痛いけど……気持ちいいよ…はぁぁっ」 喘ぐラミナ、おのれの手を股間へと持っていき既に濡れたマンコを弄る。 アイゼントも少し冷静さをとりもどしたのか、胸への責めを変え優しく揉みしだく。 刺激された乳首は勃起し、それをアイゼントは甘噛みする。 「ひゃぁぁっなんてことするんだいっ……いいよぉ……はぁんっ」 眼をつぶり、責められる快楽に身を委ねるラミナ。 彼女の指は性感帯であるクリトリスを擦り、だんだんと自らも高みへとのぼらせていく。 「ねぇっ……もう我慢の限界だよぉ。あんたのオチンチンをここにこのオマンコに挿れとくれ」 567 :名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 03:51:48 ID:e0m8ijks 肉の壷は見事な名器であった。 アイゼントの『男』は挿れた瞬間、その締めつけに耐え切れず精を放つことになってしまった。 ドクドクと彼女の膣に精液が流し込まれていく。 「情けない男だねぇ。もうイっちゃったのかい……  あたいは全然満足してないよっ。これでもう終わりってわけじゃないよね」 挑発するラミナ。アイゼントもたった二発で終わるつもりは毛頭なかった。 「そんなわけないだろう」 アイゼントは否定すると、少し、萎えたがそれでも屹立をやめない肉竿を もう一度ラミナの膣に挿れ込み腰を巧みに使い、何度も挿入を繰り返す。 硬く大きな『男』は『女』の奥深いところまで到達し、 ズンズンと子宮口を突き動かされる感覚が余計にラミナの刺激を強める。 「若いやつはこれだからいいやね。はぁっ、いいぃぃぃぃっ」 リズミカルな喘ぎがどんどんと短くなっていき、ラミナも絶頂に近づく。 「はぁはぁはぁはぁっイくイクイっちゃうぅぅっはぁぁぁぁぁっ」 アイゼントの三度目の射精とラミナが初めて快くのはほぼ同時だった。 568 :名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 03:54:55 ID:e0m8ijks −−−−◆−−−−◆−−−−◆−−−−◆−−−−◆−−−−◆−−−− 湖畔に喘ぐ声とそして肉のぶつかり合う音を響かせながら、 アイゼントとラミナは一つになっている。 既に膣内で四度、合計で五回も射精したアイゼントはいまだその性欲つきることなく、 ラミナを肉壷に繰り返し繰り返しその衰えを知らぬ肉の竿を突きこんでいる。 ラミナは馬のように四つんばいになり、 垂れてより大きくみえる巨大な乳房を上下に揺らしながら快感にうねっている。 パァンッ  アイゼントは彼女の目の前で艶かしく動く尻肉の感触を、 挿入を繰り返しながらも両手で楽しみ、時にはそのお尻をぶつ。 「淫乱メス豚の悪党が……痛いか、それとも気持ちいいか」 嗜虐の悦びに目覚めたアイゼントはラミナを罵る。 「き、気持ちいいぃぃぃっよぉっっ 悪党のオマンコはどうだい?  このオマンコをはぁっ味わったやつは……ふあぁぁん…みんな殺してやった。  あんたは、はじめて……はぁっこのオマンコに挿れ……ながら  生きることのできる選ばれた男だよぉっっイヒィィィっ」 ラミナにとっては今日三度目になる絶頂を迎え、全身がその快い感覚に包まれる。 そして身体を支えていた手を放し、尻を突き出した格好のまま 限界を越えたのか意識を失った。 アイゼントも最後の射精のあと気を失ったラミナにマントを毛布がわりに被せると、 彼自身もその中に入り眠りについた………… 569 :名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 03:57:39 ID:e0m8ijks −−−−◆−−−−◆−−−−◆−−−−◆−−−−◆−−−−◆−−−− 朝、太陽のまぶしさでラミナは眼を覚ます。 昨日のまぐわいのためか、殴られた腹の鈍痛は今もあるが、それだけでなく全身がダルい。 彼女もあんなに燃えたのは久しぶりだったのだ。ちょっとした筋肉痛である。 既に起きていたアイゼントは横で旅仕度をしている。既に軽装鎧を着込み、荷物をまとめていた。 「お、おはよう」 そろっと、少しびくつきながらラミナはアイゼントに声をかける。 「遅いお目覚めだな。約束どおり見逃してやる。  服はここにおいといた。あと、二日分の食料はやろう。  それと…今おまえがかぶっているマントもやる。まぁ地道に働くことだな……  あと一つ……もし強盗や盗賊なんかに精を出してるおまえをみかけたら、今度は必ず殺す……」 そう脅しつけると彼女の目覚めを待っていたかのように立ち去ろうとする。 「ま、待っとくれよ」 ラミナはかけられたマントをはぎとると何も身につけていない素裸の自分がいた。 淫らな彼女でも日光のもとでは少し恥ずかしさを覚えたが気にしない。 そして、そのままアイゼントに抱きつく。二つの大きな乳房が鎧でつぶれ形を歪ませる。 570 :名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 04:02:29 ID:e0m8ijks 「ねぇ、ちゃんとこの稼業から足を洗うからさ、あんたについていかせてくれよ。」 頭一つ分身長が違うアイゼントを見上げながら、ラミナは懇願する。 「何を考えているか知らんが……おまえみたいな悪党っんぷっ」 まわしていた腕をアイゼントの頭に持っていき、自分の顔に引き寄せるとラミナはキスをする。 長くて深いキス。舌をアイゼントを口に侵入させ、彼の舌をもてあそぶ。 そして、接吻を終えるとラミナは妖しく微笑む 「なんだいっ抵抗しないのかいっ。あんたなら簡単にふりはらえるだろ。  フフフ気持ちよかったんだろあたいとのキスが……それと昨夜のセックスも…」 勝ち誇ったようにいうラミナ。アイゼントは何もいわずラミナを睨みつけている。 「ねぇ、何でもいうこと聞くからさぁ……いいだろう?  夜はあたいのこの身体をいくらでも、もてあそべるんだよ。  これからは改心して無闇に人を殺すのも金を奪い取ることもしないから、ね」 そういうと今度は真顔でアイゼントをみつめる。 しばしの沈黙……根負けしたのはアイゼントの方だった。 「わかったわかった、じゃあさっさと仕度しろ」 「へへ、決まりっと。毎日すっごく気持ちよくしたげるからね……  あと、お願いがあるんだけど。身体がベトついてんだけど水浴びするあいだ待ってくんない」 アイゼントは首をふり、ため息をつくと仕方なしに了承した。 「ふふ、ありがとう。あ、見物してくれて構わないよ。あたいの身体をじっくりみてて」 片目をつぶり、投げキッスをしたかと思うと、くるっと身体の方向を変え、 胸とお尻をユサユサと揺らせながら湖に盛大な水飛沫をあげつつ駆け込む。 アイゼントは思う。果たして捕まえられたのは俺とラミナどちらであったのかと…… 571 :名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 04:07:40 ID:e0m8ijks 「ファンタジー世界の女兵士総合スレ」か、この「悪の女をつかまえて」か迷ったけどこっちに投下。 剣士×女盗賊……このスレの主旨には反していないと思うんだけど。感想よろしくお願いします。 572 :名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 21:40:55 ID:Aquu/Lfl GOOD JOB まさにこのスレ的 573 :名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 23:53:46 ID:9W14O67H うむ、まさしくGJ! 574 :名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 01:41:16 ID:Gb68tYKi なかなかええもん拝ませてもらいました。GJ. こういうシチュは好みだ。 575 :名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 00:38:02 ID:ugLhk9Q9 ttp://www.zen-pictures.net/index02.html ZENの悪のヒロインシリーズってこのスレ的だが 持ってる人いる? 576 :名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 01:41:32 ID:0qm2F2Sk >>572>>573>>574 ありがとう。受け入れてもらえたようでよかった。 今回は悪の女戦闘員ものを書いてみた。前のよりもスレの主旨にあっているかと。 ただ最初の2レスだけ、いわゆる「やられ」があるので苦手な人は注意。 あと、長いので二回にわけて投下。後半は今週中に。よければ感想お願いします。 577 :名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 01:45:34 ID:0qm2F2Sk ただひたすら殺されていく ……その場にいた殺戮者に対峙したすべての者は思っただろう。 数分前までは一方的に殺していたのは自分たちだったのに、どうしてこんなことにと…… レギオノス。サイボーグ技術を駆使し世界征服を企む悪の秘密結社である。 彼らは示威行動として港に近い某市街で無差別の殺人を行っていた。 手には銃や刃物、思うがままに武器をとり、トレーラーから降りた数十人の戦闘員たちは 休日の繁華街でショッピングを楽しむ無辜の人々に襲いかかったのだ。 逃げ惑う人々をまるで狩りを楽しむかのように次々と殺していく。 戦闘員の顔は愉悦に満ち、醜く歪んでいた…………… その時、セーザインがあらわれた。 改造手術後に裏切り、ただ一人レギオノスと戦いつづける男である。 戦闘用のバイオボディに変身したセーザインは圧倒的な強さを誇る。 彼と正面から戦っても、ただの戦闘員程度ではまるで勝ち目がなかった。 グギャッ セーザインの拳が、女ばかりを狙い抱き殺していた醜悪な顔を持つ戦闘員の顔にめりこみ、 戦闘員はそのすさまじい衝撃のため十数メートルも身体ごと吹っ飛んでいく。 そのすぐ横に黒いブーツに網タイツ、 そして肉体の艶かしいラインをそのままに強調するボディスーツに身を包んだ女戦闘員がいた。 女戦闘員は震えながらも、オートマチックの拳銃を セーザインにむけて弾倉が空になるまで撃ちつづける。 数メートルしか離れていないのに弾は当たらない、いや数発当たった。 しかしただの拳銃ではセーザインに傷一つ負わせられない。 「いやぁっいやぁっ来ないでぇっ」 さっきまで笑いながら子供だけを狙い撃ち殺していた彼女は眼に涙をいっぱいに浮かべながら叫ぶ。 至近距離まで詰め寄ったセーザイン。彼の拳が女戦闘員の腹部を貫いた。 「ぐぶぇぇぇっ」血反吐を吐きつつ倒れこむ。 これで瞬く間に八人もの戦闘員が戦闘不能に陥った。 そして、戦闘員たちの体内にある機械は致命傷だと判断すれば、 秘密保持のため、溶解液が身体中を溶かし一切の証拠を残さないように設定されている。 男も女も区別なく、グズグズになって溶けていくのである。 578 :名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 01:48:24 ID:0qm2F2Sk 戦闘域から最も離れたビルとビルの谷間、路地の入り口で、 さきほどまで手にもったナイフを人に斬りつけ楽しんでいた女戦闘員が足をすくませ震えていた。 「勝てるわけない、勝てるわけないわよぉっ」 そう一人つぶやく、女戦闘員。歳は二十を過ぎたばかりか。 きつめだが、男好きのする顔立ちで美人といってよい。 ショートで茶色い髪。ボディスーツを押し上げる大きな胸、 そしてボディスーツが割れ目に食い込みむきだしになったお尻が、 統一された戦闘員のコスチュームを着込んでいても彼女を際立たせている。 同期でレギオノスに入った友人−さきほどセーザインに腹部を貫かれた女−は、 致命傷だったのだろう、可愛い顔も、小ぶりな胸も何もかもが醜く溶けて消えていく。 何度かみたが本当に嫌なものだ、ああはなりたくない、と女戦闘員は思う。 しかし、あと数分もしないうちに仲間入りだろう。セーザインはレギオノスを許さない。 ガチガチと歯まで音をならしはじめた。女戦闘員は震えはいっそう強くなる。 その時、 「こっちだ」という低い男の声とともに、 女戦闘員のナイフを持っていない方の手を掴み、路地の中に引き寄せられた。 突然のことにビクつきながらも、女戦闘員は声の方を向く。 そこにはよれよれのスーツにコートを羽織り無精ひげを生やした三十前後の男がいた。 なかなか精悍な顔立ちをしている。 「死にたくないんなら、ここは黙って俺に従いな。逃げるぜ」 女戦闘員はただ死にたくない逃げ出したいという思いに支配されていた。 状況判断もまともにできず、とにかく渡りに船と男とともに路地を通り、 ただひたすら男のいうがままに走った。 579 :名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 01:50:16 ID:0qm2F2Sk −−−−◆−−−−◆−−−−◆−−−−◆−−−−◆−−−−◆−−−− 着いた先は港近くのコンテナの積まれた倉庫だった。誰もおらず、シンと静まり返っている。 数km走ったはずだが、男は全く息切れしていない。 女戦闘員は改造人間である自分自身は人工肺に取り換えているために当たり前だったが、 この男は相当に鍛えているのだろうかと、彼女は少し不審に思う。 あんな殺戮の場から、それもレギオノスと知った上で自分を連れて来たことなど謎ばかりであったが。 「もう大丈夫だ。ここは誰もいねぇよ。ちょっとした隠れアジトってところだ。」 そんな疑問をよそに、男はそういって女戦闘員に声をかける。 「まずは感謝しとくわ。ありがとう、セーザインに殺されないですんだ。」 「そりゃどういたしましてっと。俺も走ってるあんたがみれてよかったぜ。  なんせ、ボヨンボヨンとお嬢さんの巨乳が違う生き物みてぇに揺れるんだからな」 シニカルな笑みを浮かべながら、男はわざわざ自分の手で胸のふくらみをつくり演技をしてみせる。 女戦闘員は少し顔を赤らめ、手で胸を隠す。 580 :名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 01:53:52 ID:0qm2F2Sk 「ふざけんじゃないよっ。で、何が目的なの。あ、ひょっとしてレギオノスに入りたいとか」 それなら、納得できると女戦闘員は考える。 恩を売って組織に入りたいという者は少なからずいるからだ。 男はそれを聞いてあっはっはと腹を抱えながら笑う。 「笑わせないでくれ。あんな最低最悪のレギオノスに入りたいなんて思うもんかよっ」 その発言は女戦闘員の怒りをかった。 「なんて言いぐさっ。あなた、わたしと二人きりなのよ。ただの人間風情がっ!  助けてもらったから命だけはとらないであげようと思ったけど……考え直す必要性があるみたいね。」 さっきまで死の恐怖で震えていた女が立場が逆転したとみるやこうである。 レギオノスに所属する者たちのほとんどがその大小はあれ、このようなタイプの人間であった。 しかし男はそれでも笑みを崩さない。 「わたしと二人きり……かそそるねぇ。  目的だったな……お嬢さんと一発ヤりたいってのはどうかな。」 そう言うといやらしげな目線を彼女の胸にやる。 「くくっあははははっ、わたしとヤりたくて連れ出したってわけ。  馬鹿だねぇ。それまでわたしたちがやってたこと忘れたのかしら。  手当たり次第のだ・い・ぎ・ゃ・く・さ・つ よ」 女戦闘員はどんどんと本性をあらわし、 これから男に対しておこなう嗜虐の悦びからか卑しげな表情をつくる。 「知ってるさ。で、どうなんだ返事はヤらせてくれるのかい」 その言葉を軽く流し、ただセックスできるかどうかだけを問う男。 581 :名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 01:56:34 ID:0qm2F2Sk 「そうねぇ。わたしの返事は……これよっ!!」 その言葉と同時に女戦闘員は手にずっと持っていたナイフを男の心臓めがけ突き出す。 男は鼻で笑ったかと思うと俊敏な動作で女戦闘員の突き出した腕を掴み、 彼女の背後にまわりながら腕をひねる。「キャァッ」痛みで声をあげる女戦闘員。 ナイフが倉庫のコンクリートの地面に落ち、かわいた音が響きわたる。 「可愛い声をあげるんだな、お嬢さん」 余裕の笑みを浮かべる男、しかし女戦闘員も同じく薄気味悪い笑みを浮かべていた。 「あなた、なんか格闘技やってるわね。けど腕をひねったくらいで勝ったつもりかしら」 そういいながら、女戦闘員はふりほどこうとひねられた腕に力をこめる。 その腕にかかる力は、改造手術により一般的な成人男性の五倍はある。 しかし……ピクリともその腕は動かなかった。 「な、なんで……まさか」 思わず口にでた言葉には焦りがみえる。 「そのまさかだよ……俺もお嬢さんと同じく改造されてるってことだ。」 「こ、この世界でサイボーグ技術を持っているのはレギオノスだけのはず……」 「そうさ、復讐だか正義の味方だか知らないがあのセーザインのように目立つ行動をおこさない、  もっと狡猾で頭のいい、存在さえ確認されていない裏切り者もいるってことだ」 低く、どこか厭世感の漂う喋り口の男は女戦闘員にとっては驚愕の事実を淡々と話す。 「だからって、わたしを押さえつけるなんて……これでも最新の改造手術を受けてるのよっ」 女戦闘員にも誇りがあった。 造作は悪くはないが無精ひげを生やした三十男に取り押さえられる現実をまだ飲み込めていない。 582 :名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 02:03:17 ID:0qm2F2Sk 「やれやれ。頭の回転の遅いお嬢さんだな。俺は戦闘員なんてケチなもんじゃない、  幹部レベルの改造手術を受けていたとは考えられないのかい」 そういいながら、男の左手は女戦闘員の豊満な胸を鷲掴みにした。 乳房が今まで以上にピッチリとスーツに押さえつけられ、乳首と乳輪がはっきりみてとれた。 「ひゃぁっ、やめろ。わたしは……」 「わたしは……なんだい。レギオノスの戦闘員様よっ、てか。」 きつく、黒いボディスーツの上から何度も何度も柔らかな乳房を揉みしだく。 「はぁあぁっ、やめて。なんでこんなっ……」 「何がやめてだ。さっきまで嬉々として罪もない人々を殺しやがってっ。  すこし乳を揉まれたくらいで、やめろとは何様のつもりだっ。」 男は少し怒りがこみ上げてきたのか、乳房をぎゅぅぅぅっときつく揉みこむ。 「ひぎゃぁっ、痛いっ痛いっ。わかったからわかったからやめてぇぇっ」 「いい子だ。まぁいくらでも暴れてくれて構わないんだけどな。  お嬢さん程度じゃぁ天地がひっくり返っても俺にぁあ勝てん。」 胸を揉んでいた手、そしてひねりあげていた腕からも手をはなす。 583 :名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 02:08:00 ID:0qm2F2Sk 恐怖と緊張が解けたのか腰を抜かし、その場に女戦闘員はペタンとお尻から崩れ落ちる。 男は膝立ちになり、今度は両手で彼女の巨乳を後ろから揉む。 「でかくて柔らけぇ乳だ、改造してつくったもんじゃねぇ天然ものだな。いくらあるんだ」 「96の……Gよっ……んんっはぁっ……あなたの……言うとおりにするから…んあぁっ…いくつか質問に答えて。  なんで……幹部にもなれたのに……幹部なら何でも欲しいものは手に入ったでしょっ……ふひゃぁっ」 女戦闘員のきつい顔立ちが気持ちよさに少し緩む。 「何千、何万の犠牲のもとに手に入るもんてのは何だろうな。  世界征服だかなんだか知らないが無差別テロをくりかえす組織に嫌気がさしたのさ。  お嬢さんは何が欲しいのか知らんが……人を殺すのに何のためらいもないのかい」 「はぁぁっ……ふん、愚民をいくら殺そうが……世界には無駄な人間が多すぎぁぁっぁあっ」 女戦闘員の言葉は最後に悲鳴へと変化した。 「質問したのは俺だけどな……あんまり怒らせないでくれ、吐き気がしてくるぜ。」  セーザインにやっぱ潰してもらった方がいいな、レギオノスは。  おまえらが世界にとって一番不要な連中だよ」 男はそう吐き捨てた後、 銃弾をも跳ね返す特殊な繊維でつくられたスーツの胸の部分をいとも簡単にひきちぎる。 ズデンと重量感のある乳房が、黒い乳首をともない露わになる。 きつく揉みしだかれた胸には手の形の赤い痣がくっきり浮かんでいた。 「お願い、もっと優しくしてっ。それに、それにおかしいわよっ。  いらないんでしょレギオノスなんてのは、何でそんなところの女戦闘員とヤりたいのよ」 584 :名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 02:20:09 ID:0qm2F2Sk 男は胸を揉むのを中断して、彼女の問いに答えた。 「まぁいくつかあるんだがね。一つは普通の女じゃ抱いたら壊しちまうってこと、  改造されてからこっち、力の調整ができなくてね。下手すりゃ殺しちまう。  その点、レギオノスの女どもは改造されてるから大丈夫だし……  もし暴走して殺っちまったところで恨まれるどころか感謝されちまう。  そう、何しても世間は許してくれる人類社会の害虫なのがお嬢さんたちだ。これが二つ目……」 そこで、男は再び左手を胸に、そして右手は網タイツに覆われた太股に這わせる。 「うーん、やっぱ直に乳を揉むと違うねぇ。それに若いし鍛えてるから張りがある……」 「ふわぁぁっ。ねぇ……それだけ……それだけでわざわざ戦闘地域に飛び込んで連れてきたの」 女戦闘員はまだ男の答えに満足していないようだ。 男の手は太股から、ボディスーツが割れ目に食い込んでまるだしとなったお尻へとすすませると、 お尻を抱えて力任せに浮かせ、露わになった染み一つないお尻の肉をムニュムニュと揉む。 「ケツもきれいだし柔らけぇ、お嬢さん、性根はひんまがってるがエッチな身体つきをしてるなぁ。  ……そうそう、そして最後に三つ目。やっぱりもったいねぇってこった。  セーザインは組織の人間だとわかれば老若男女関係なくぶち殺すが、  ま、俺も野郎はとくにレギオノスの野郎なんていくらでも死んでくれたほうがいいがね。  女はちがう。どんな外道な女でも抱いて愛でるってのが俺の持論だ」 「はぁぁっんんっ…」 女戦闘員は胸とお尻を弄られ、だんだんと興奮してくる自分がいた。 しかし、まだなんとか理性が残っている心の中で、 勝手きわまる男の理屈で最低だと、吐き捨てたくなる思いに駆られたが口には出さない。 セーザインの圧倒的で一方的な殺戮から逃れられたのだ。 こいつを殺して逃げもどるというのが最善の策だったが、仕方がない。 身体を許すことになっても、十分儲けものだろうと、どうにか納得させたのである。 585 :名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 02:22:20 ID:0qm2F2Sk 「わかった、わかったわ。協力するからオマンコにハメてくれていいから、  殺さないで、あとお願い優しくして。あんまり……その…経験がないの…」 処女ではなかったが、セックスをあまりしたことがないのも事実だった。 組織の女、例えばセーザインにさっき殺られた女は美少年を犯し殺すのが好きだったり、 中には同じ組織の男から肉便所とまで呼ばれている淫乱な女もいたりするが、彼女は違った。 どちらかといえば殺人癖が表にでて性的なものには興味がなかったのだ。 「ま、できるだけ抑えてやるよ」 そういうと、ずっと背後から責めていた男はクルッと体勢を変え、女戦闘員の正面にでる。 そして彼女の肩を持ち荒々しく彼女の薄紫の妖しげなルージュをひいた口唇にキスをする。 舌をいれ、口腔をまさぐる。「んんっ」女戦闘員から漏れる鼻息が男を余計に興奮させる。 そのまま、男の両手は片方を胸に、そして片方を股間に持っていく。 胸を揉みしだきながら、ボディスーツごしに股間の縦スジに指を這わせた……。 586 :名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 02:31:10 ID:0qm2F2Sk 長くなってスマン。これで前半終了。 587 :名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 16:43:12 ID:OlvgCQq6 GOOD なんかミッドナイトレディーズみたい 588 :名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 00:04:10 ID:aL0j5LkS 某スレの神と見た! そしてGJ!! 589 :名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 00:25:10 ID:HdqdqAvY 乙。そしてGJ。某スレではお世話になってます。 あいかわらず色気過多なおなごと少し陰のある男の組み合わせ、渋いな これからもぜひがんがってください 590 :名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 00:56:27 ID:Jeoj70Co 某スレってどこ? 591 :名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 02:05:12 ID:dXPpV1pQ GJくれた皆さんどうも。 女戦闘員ものの、後半いきます。 592 :名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 02:06:08 ID:dXPpV1pQ 「んはぁっ」女戦闘員の身体がビクンッと跳ねる。 「ん、触られただけでその反応、いいねぇ。  陰毛が擦れてんのかジュリジュリいってるぜ……」 「はぁぁっやめぇっ、そんなこと……わざわざ言わないでぇぇっ」 「そうだ、知ってたか。お嬢さんの着てるボディスーツの弱点。それはここさ」 そういって男の指はしつこくボディスーツの上から女の陰部を弄くり続ける。 「ふぁぁぁっ、じゃ、弱点?」 「そう、俺にとっちゃ、なんてことないスーツでも警察とかにしてみりゃあ銃弾さえもはじく優れもの。  けどな、このオマンコの部分だけは、ただの水着みてぇに柔らかい素材でできてるのさ……」 女戦闘員はまったく初耳らしく、ただでも大きな眼をより見開き驚きの表情を浮かべる。 「誰が考えたのか知らないけどな…  もし、ここに銃弾なり刃なりを突っ込まれたら、ひとたまりもないってことだ……。」 そういって男の二本指がそのまま突き入れられる。 すると胸のときよりもはるかに簡単にスーツが破れ、黒い茂みに隠された陰部へと指が入りこむ。 「ふひゃぁぁっっう、うそぉぉっ」 「もう、結構濡れてるじゃねぇか……感じてた証拠だな。な、事実だろ。  俺はほとんど力を入れちゃいねぇぜ。常人でも力任せに破れるくらいの強度しかねえのさ」 男はそういいながら、女の膣内を指でかき回す。 「あひぃぃっああっクリをクリを摘ままないでぇぇっ……いひぃぃぃっ」 喘ぐ女戦闘員に男は構わず責め続ける。 「まぁ、なぜこんなに破きやすいのか想像できるだろ。  レギオノスのなかには女戦闘員をそういう風にしかみていない輩もいるってこった。」 冷徹な組織ではあったが、男女の区別なく扱っていると思っていたレギオノスへの信頼が、 女戦闘員の中で少しきしむ。 どう考えても、セックスをしやすいようにという目的のためとしか思えなかったからだ。 だからといって……女戦闘員はさらさらレギオノスを裏切るつもりはない。 何せ、セーザインという不確定因子があるものの、 殺人の享楽を圧倒的戦力差をもって味わえる組織など他にないのだ。 ここさえ、我慢すれば……あとでこのストレス発散に手当たり次第に愚民どもを殺してやると、 心に昏い情熱を抱きながら、再び男の責めに意識をもどす。 593 :名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 02:07:44 ID:dXPpV1pQ 男は右手で股間を弄くりながら、左手は女戦闘員の右乳房を揉みしだき、 そして、男の口は彼女の左乳首をチュルチュルと吸っていた。 「はぁぁっ、いひぃっ…はぁっ」 男の責めはどんどん女を溶かしていく。 乳首を吸われることはもちろんのこと、 敏感な乳房にズリズリとあたる男の無精ひげの刺激が女の快感を増幅させていた。 股間を責める手も絶妙の指遣いで女の膣を出し入れさせる。 クチュクチュと女の淫液と指が奏でる卑猥な音が静まりかえった倉庫内に聞こえる。 女戦闘員の喘ぎがどんどんとそのテンポを速めていく。 「はぁぁっっ」 女が軽くイったところで、男はすべての責めをやめた。 「さて、それじゃぁ……そろそろ挿れようかね」 そういうと男は履いていたズボンを脱ぎ捨てる。 「挿、挿れる前に……わ、わたしが口か胸で…そのしたげようか」 女戦闘員はここは媚でも売っておこうと思い、男に誘いをかける。 「いや、魅力的な提案だが遠慮しとくぜ……俺のはもう限界だし……  さすがに、そんなすぐにお嬢さんを壊れものにしたくねぇからな…」 男は淋しそうに笑う。 女戦闘員は怪訝な表情をし、そのまま目線を男のイチモツをみようと下げる……間もなく ヒョイッと軽々、男に抱きかかえられた。 そのまま座り込んだ男の、イチモツがあるだろう股間へ女がゆっくりと下ろされていく。 「な、ちょっ待って……そんな……まだ…」 「アソコがヌチャヌチャに濡れてるのはわかってるからな……一気にいくぜ」 男の男根の形状も、その状態もわからぬままに……女は「何か」に刺し貫かれた。 594 :名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 02:15:31 ID:dXPpV1pQ 「ふぁぁぁぁっな、何っ。ひぃぃぃっ」 女戦闘員のあたたかい肉壷の中を「何か」がウネウネと這い回った。 「すごい、すごひぃぃぃ何、何なの、こんなのって、ただのただのオチンポじゃないのっふひゃぁぁっ」 ただ、挿入を繰り返されるだけではない。 女戦闘員の膣内が未知の刺激に、その快感に満たされていく。 「そう、特別に改造されてるんだ、俺のチンポは。  実際もう、そう呼べるかも怪しいところなんだがな……  そして、あまり制御できねぇ。形状変化を繰り返しながら  ただ俺と、そして相手への刺激が最大限になるように蠢く。  さっきいったように、普通の女は抱けねぇ理由の一つがこれさっ」 そういいながら、女戦闘員の豊乳に顔を這いずりまわしながら男は腰を突き上げる。 595 :名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 02:21:04 ID:dXPpV1pQ 「ひゃぁぁぁっ、こんなのってない。  すごい、あなたすごいっこんなの初めて、はぁはぁっいいよぉぉぉぉっ」 嬌声をあげながら、膣からわきあがってくる快絶の刺激に酔い狂っている。 そのまま女戦闘員は男の頭を腕で抱え、自分の胸に強く押しつける。 フニュゥッと女の柔らかく大きな胸が形を歪ませ、その中に男の頭が埋まる。 女戦闘員の腕の力は並のそれではない。快感で一切の力の加減もない圧力が男の頭にかかる。 もし一般人がこれをやられたら頭部陥没で女の胸の中で昇天という、 ふざけた死に様を晒していたところだろう。 「おいおい、これで何人か殺したんじゃねぇだろうなぁ」 さすがに男も堪えたのか。胸に押さえつけられくぐもった声でそう言いながら、 女の細腕を彼女の倍する力で引き離す。 「ひひゃぁぁっ、ごめん、ごめんなさぁひぃぃっ。  気持ちよくって、身体の制御が上手くいかなひのぉぉぉっ」 悪びれることもなく、女戦闘員はただ子宮を震わせる快感に法悦の表情を浮かべながら喘ぎ続けている。 「やれやれだ……」 男は胸から顔を離し、腰の動きと同じようにリズミカルに目の前で動く両乳房を手で揉みしだく。 女の肉壷の中で蠢く「何か」は無数の突起物を形成したり、緩やかに膣内をかきまわしたりと、 意思を持ってるかのごとく変型を繰り返しひたすら女戦闘員を責め続ける。 その効果は実際の男根やあらゆるバイブレーターを超越した快楽を女に与えていた。 「ふひゃぁぁっ、すごいっすごいっもうイっちゃうイっちゃうぅぅぅぅっ」 女戦闘員は男がイくよりも前に、一度目の絶頂を迎えた。 596 :名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 02:29:39 ID:dXPpV1pQ 「お嬢さんを悦ばすために、連れてきたんじゃないんだがなぁ……」 そうボヤきながらも、快感のため虚脱状態となった女戦闘員と結合したまま、 男は女の細いウエスト両手でがっしり抱えるとそのまま立ち上がった。 その衝撃をモロに子宮にズシンと受けてよがる女。 「あひぃぃっ」 その状態のまま、腰を巧みに使い男は挿入を続ける。 女戦闘員は上半身が揺れ動くことに不快感を覚えたのか、 ふたたび男に両手をまわし、抱きついた。 しかし、今度は力の加減を調節したらしく、男の頭は彼女の胸に優しく包み込まれる。 男のビストン運動と改造された男根の膣内での蠢きによって女戦闘員は喘ぎ続け、 柔らかく大きな乳房は男の顔に何度となくフニュフニュとあたる。 男の手は腰から女の尻までさがり、量感あるヒップを揉みつづけた。 「俺もそろそろだ……おいっイくぞ」 「わたしもイっちゃう。またイっちゃうぅぅぅっ。膣に、膣に出してぇぇぇぇっ」 女戦闘員の膣口がキュゥゥッと『男』を締めつけた。 「クッ」 男の小さな呻きとともに、ドクドクドクっと男の精液が女の膣内に大量に注ぎ込まれ、 肉壷からドロドロと白濁の液があふれ出しこぼれ落ちていく……… 「はぁぁぁっ膣に膣に出されたのってはじめてぇぇっっすごいっすごいぃひぃぃぃっ」 「まだまだ、こんなもんじゃないぜ……俺もこいつもまだ治まる気配すらみせねぇからな」 男は少しも休むことなく第二ラウンドに女にとっては第三ラウンドに突入した………… 597 :名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 02:30:48 ID:dXPpV1pQ −−−−◆−−−−◆−−−−◆−−−−◆−−−−◆−−−−◆−−−− 数時間……男は女戦闘員を体位を何度も変えながら責め続け、 男の十一度目の射精とともに、女は精根尽き果てたのかその場に倒れこんだ……… 改造され、とてつもない肺活量を誇る女戦闘員の人工肺も限界に達したのか、 彼女に息切れを起こさせていた。呼吸ごとに乳房を小刻みに揺らせながら上下する胸。 女の胸と股間の部分が破けたボディスーツは裸よりもエロティックな印象を与える。 改造された「何か」は女戦闘員に一度も経験したことない至上の快楽を与え、 女戦闘員も心地よい疲れとともに、余韻に浸っているのだ。 「ハァハァハァッ……あなた……最高。こんな気持ちいいセックス初めてだわっ……」 性の悦びに目覚めた女戦闘員は寝ころんだまま淫蕩な笑みを浮かべ男にいう。 「そりゃどうも……あんたも結構よかったぜっと」 数時間の性の営みにもまったく疲れた様子をみせない男は、 そういうなり立ち上がり、脱ぎ捨てた服を着ていく……… その時にはじめてチラッと女戦闘員がみた男の「何か」は男根というよりは何か別の生物。 爬虫類を想像させる醜悪なものであった。 「アレ」がわたしの膣に入っていたのかと…… 女は顔を青くさせるが、すぐにもう一つの衝撃が彼女を襲うことになる……… 598 :名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 02:36:33 ID:dXPpV1pQ −−−−◆−−−−◆−−−− 「おっと、もうこんな時間か半日もヤりまくってたわけだ。  さぁて……俺は行くとするぜ。まぁせいぜい好きにしな。  セーザインに殺されないよう気をつけるこったな。」 男は今気付いたかのように時間の経過をおおげさに言うと、 そのまま立ち去ろうと女戦闘員に背を向ける。 その瞬間、彼女の青ざめた顔が今度は蒼白になり、表情がひきつる。 「半日……六時間……」 男はニヤリと笑い、六時間がどうしたんだい、と女戦闘員に聞く。 「あなた……わかってたわね。レギオノスに連絡もなく六時間以上経過すれば登録を抹消。死亡したものとみなす。  もし、以後生存が確認された場合でも裏切りとみなし抹殺対象となる……」 敵前逃亡であったが、あの状況では全滅は確実。そして逃げたことを知る者はいない。 ただ奇跡的に助かったということにして、組織に戻るというのが女戦闘員の計画だったのだが、 既に六時間が経過した今、その計画はもろくも崩れ去ったのだ。 599 :名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 02:41:15 ID:dXPpV1pQ 「へー、そんな決まりがあったのかい。知らなかったぜ」 そういいながら男は振り向く。顔はニヤついたままだ。 「ふ、ふざけないでよ。そんな、そんなのって……」 女は今にも泣き出しそうな表情で男を睨みつける。 「そりゃあ大変だな。レギオノスからも追われ、  もし一般人に組織の者だってバレりゃ……  そうだな集団でレイプされた挙句に殴り殺されるってのがオチだな。  ま、それでもお嬢さん方の今までの悪行をみりゃあ生ぬるいがな。  で、警察に出頭したところで死刑確定…………  いや解剖されてレギオノスに対抗するための技術発展に役立つってところか。  最後のがいいんじゃないか。死ぬ前に少しでも人様のお役にたてるんだからな。  ちょっとした罪滅ぼしにはなる。」 絶望的な状況をわざわざ説明され、恐怖と後悔の涙が女戦闘員の頬をつたう。 そして立ち上がったかと思うと、そのまま男にしがみついた。 600 :名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 02:43:48 ID:dXPpV1pQ 「あ、あなたのせいよ。こんなのいや、いやっいやっどうにかして。  わたし死にたくない。死にたくない。お願いお願いぃぃぃっ」 取り乱し叫び続ける女戦闘員をよそに男は今までで一番真剣な表情をつくる。 「そうやって、命乞いをする人々を殺してきたんだろう。  因果は巡る。ついに報いの時がきたってことさ。あきらめろ………  それとも今俺がここでお嬢さんを逝かしてあげようか。楽に死なせてやるぜ」 男の言葉に、仲間が体内に仕込んであった溶解液で グズグズに溶けて消えていく光景がフラッシュバックする。 女戦闘員は人を殺すのは何とも思わないが、おのれの死に対する恐怖には敏感だった。 首を横に何度も男の言葉を否定しようと振る。 「ごめんなさい、ごめんなさい。何でもします。  この身体でも何でも好きにしていいから。お願いします助けてぇ見捨てないでぇぇっ」 「ごめんなさいって誰に謝ってるか知らないけどな、  そんなことしてもあんたが奪った命は返ってこねぇし、  身内を殺された者たちはあんたのことを絶対に許さねぇよっ!」 なかば狂乱状態の女を男は怒鳴りつけ、しがみつく女戦闘員をひきはがす。 圧倒的な力の差の前に為す術なくふりほどかれた女戦闘員は、 今度は立ち去ろうとする男の足に必死にしがみつく。 「お願いします。怖いの死ぬのはいや、いや、いや……  ねぇ見捨てないでっ。そう、あなたの奴隷になります、何でもするからぁぁぁぁぁっ」 女戦闘員の涙と鼻水を垂れ流しながら、何度も必死に男にすがる。 601 :名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 02:47:35 ID:dXPpV1pQ 「……そこまでいうなら……考えてやらないでもないがな。  本当に何でも言うことを聞くか」 「はいっはいっ、どんなことでも本当にどんなことでもします。だからっだからっ」 男は蔑むような眼で女戦闘員をしばしみつめる。そして………… 「いいだろう。……ん、名前を聞いてなかったな」 「ミナ、ミナですご主人様……」 プライドも何もない。ただ助かりたい一心で女戦闘員−ミナは男をご主人様と呼んだ。 「いい心がけだ。ミナ、そうだなじゃあ忠誠の証に俺の靴を舐めな」 「えっっ……」ミナは少し逡巡をみせたが、決心したのか濡れた赤い舌を男の革靴に這わせた。 「グベェッ」 瞬間、男の足が鼻っ柱を蹴り、ミナはのけぞったあとにタラリと鼻血を出す。 「な、何すんのよっ……ひぃぃっ」 さきほどまでの敬語からすぐに地の喋りがでたミナの今度は腹を、男は蹴り上げた。 「ぐびゃぁぁっ、うっうぇぇぇっ」 吐瀉物をまき散らしながら腹をおさえ、のたうちまわるミナ。 「言葉には気をつけな。あと本気で蹴っちゃいないから心配しなくていいぜ。  そうだな俺はこれくらいで勘弁してやる。  回復したら、あそこにあるコンテナから適当に服をみつくろってついてきな。  なぁに、心配しなくていい。これからは生涯かけて罪滅ぼしをさせてやるから。」 男は大量の服を隠していた改造コンテナを指差すと、ミナにそう吐き捨てる。 ミナはただ、恐怖を眼に浮かべながらうなづくばかりである。 602 :名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 02:51:45 ID:dXPpV1pQ 男は今ある集まりをつくっていた。 レギオノスに殺された孤児たちを救うための慈善団体である。男なりの贖罪の形であった。 戦闘員を集めているのも非常時には戦うことのできる人材も必要だからである。 もちろん、レギオノスに属していた者には下手な考えをおこさないよう、 徹底的に調教まがいの指導を行っている。 なかでも組織の女が多い理由は、ミナをよがり狂わせた改造された男根にあった。 男根とも呼べぬ「何か」はある種の時限爆弾のようなものであり、 女を定期的に抱かなければ、暴走して見境なくすべてを破壊していくのである。 なんの冗談だ、と男はいつもおのれに改造手術を施した女を呪っている。 女−レギオノスの大幹部であり、改造手術の統括管理者でもあるその女性と 男との間には少なからぬ因縁があるのだが、それはまた別の機会に語られるだろう……… 603 :名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 02:53:02 ID:dXPpV1pQ −−−−◆−−−−◆−−−− 「おい、さっさとしろ。今夜中にもう一つの隠れ家まで行くからな」男が急かす。 「は、はい。今、今行きますから。」 そういって小走りであらわれたミナはボディスーツを脱ぎ、 男の服装にあわせるためか、黒色のブラやパンツ、ガーターベルトなど下着を身に着けたあと、 白のブラウスにタイトなスーツを着込んでいる。 フォーマルな格好ではあったが、ブラウスがサイズが合わなかったのか小さく、 ボタンを留めきれなかったのか胸元が開いたままだ。 大きな胸の谷間と黒のブラが見え隠れし、妙にエロティックな雰囲気を漂わせている。 スカートも膝上でOLというよりはどちらかといえばホステスといった趣だ。 「なかなかいい格好してるじゃないか」 「お、お褒めいただき……光栄です。」 まだ、表情に硬さが残ったが自分の立場は理解できているようだと、男は満足げにうなづく。 「それじゃ……そうだな腕を組もうか。  ちょっとした大人のカップル…っていうにはお嬢さんはまだ若いがな」 「は、はいっご主人様」 そういって、女はすぐさま腕を絡ませる。 「ご主人様はやめろ、変に目立つ……俺の名はスエガミセイジだ。もちろん偽名だがね。  外ではそうだな、セイジさんって呼べ。関係は恋人、いいな。」 「はいっ、ご主……じゃなくてセイジさんっ」 ミナは男を殺すことは慣れていても、こういったことはほとんど初めてであった。 その初々しさが、油断は禁物と思いながらも男には少し可愛いと思えてしまう。 「やれやれ……ま、いいだろう」 そういって二人は腕を組み、夜の街へと消えていった………… 604 :名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 03:15:28 ID:dXPpV1pQ ということで、こんな感じにしてみた。 どうなんだろう、このスレ的には。 女盗賊のSSと違って屈服系で書いてみたんだけど。 よければ感想お願いします。 605 :名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 08:47:47 ID:lD0k6SMP GJ!!敏感に服従するお姉さんが可愛くてツボです 606 :名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 09:04:33 ID:oXaSsb3y ミナたんかわいいよミナたん セイジと大韓部さんはきっと愛憎渦巻く大人の関係なんだろうなと勝手にハァハァ 607 :名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 09:12:16 ID:oXaSsb3y なんだこの誤変換…大幹部ね。(>606) 608 :名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 13:19:53 ID:yP9xZ0yh age 609 :名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 01:38:10 ID:zCQUJ30u ミナがこの後レギオノスに捕まって拷問されるという展開で よろしくおねがいします 610 :名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 01:12:51 ID:H/3/XQ4P ここっていじめっ子から悪の女幹部まで、 悪といってもかなり広い範囲でSSあるのな。 611 :名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 23:45:56 ID:x6PxCoLa そりゃ悪の女総合だからね 612 :名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 04:07:15 ID:aNPnG1BI いわゆる「やられ」じゃなくて、 悪の女とHするマンガとか小説って考えてみたら意外と少ないかも。 ネットでも「やられ」&「ピンナップ」みたいなのは色々あるけどHはほとんどみたことない…… なんかオススメあったら教えて欲しい。 613 :名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 12:58:47 ID:iMWBrhbE 劇画だとそれなりにあると思われ。 漫画とかだと、 悪の女が正義役(美少年/美少女)にエロく迫る→颯爽と邪魔が入る(または正義役が抵抗) というのが時々ある希ガス。 邪魔すんなよ! 空気嫁よ!と思うが。 614 :名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 16:34:23 ID:I19FVj6Y 百億の男とかは? タクヤがサキをレイープするけど 615 :名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 00:24:45 ID:Nz7E42nQ age 616 :名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 20:46:03 ID:gsAQccVN ここは油断するとすぐ人がいなくなるね 617 :名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 21:03:41 ID:8ZwztfXu このスレも屠るスレも、あんまり雑談のネタがないのかも。 俺も雑談は四葉の敵女スレとかで満足してたりするし。 618 :名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 23:04:15 ID:UpfCnwAn マイナーな嗜好を更に細分化して別個にスレを立てるのは自滅への道という事だ 619 :名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 23:10:51 ID:1YwMyYkW 自滅っていってもなぁ…片方は次スレいこうかって感じだし、こっちもそれなりにSSあるし。 過疎スレのなかじゃマシな方じゃないか。 まぁ、スレタイを「悪の女とH」とか「つかまって(逆レイプ)」もOKにしてたら、もっと増えていた気もする。 620 :名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 23:48:57 ID:nVKEDhc6 圧縮が近いので念のため保守 621 :名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 00:07:47 ID:3/OAmU6K さがりすぎ 622 :名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 07:18:27 ID:TzOmQ6AP >604 全体的にはよかったけど・・・ただひとつ、突っ込みを。 ミナのバストが「96の……G」だと、アンダーバストが61とかその辺 になるので、ミナをイラストにしようとしたら「絵師さんは悩むだろうな〜」 と思ったわたし。 (体のバランスに、特にウエストのくびれが・・・。) 623 :名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 02:33:06 ID:tUC0xAqe >>622 96のGだと、アンダーバストは71だよ 624 :名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 00:21:06 ID:Y9OaIUtM スタイルの話になってるが、 ここの住人は、どんな体型の「悪の女」が好み? ナイスバディとかロリとかじゃなくて具体的にスリーサイズとかあると想像できていい。 625 :名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 22:48:44 ID:ME4dx8h2 >>624 数字を並べてもなあ、とは思うが T165 B95 W60 H93とか。顔も体つきも派手なのがいい。 626 :名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 23:24:05 ID:nQCTZSFX age 627 :名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 23:55:54 ID:tBhrnU2Z おいらは 普段は足をおなめ!! とか言ってる女王様なんだが いざヒーローもしくは悪の首領にやられそうになると 足をおなめしますから命だけはお助けをー みたいなのが好みじゃ 628 :名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 02:46:09 ID:wYheXIzk >>624 まぁ、大体>>625と同じくらい。 スタイルは良いほど良くて、胸は爆乳系でセックスも熟練。 で、もっとセックスが強い男(経験の有無はしらん。童貞なのに驚くほどティムポがデカいとか) に目茶目茶に犯されて屈服するのが。 629 :名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 22:02:30 ID:htIE9GXL >>628 同志よ。 というわけでそんな感じのネタを書いてる。 妙に筆が進むので数日中に投下できると思う。 630 :名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 10:12:20 ID:fEbyAYE1 うはっ!このスレ、クレイさんがいた!!超GJ! >>629 超期待しております 631 :629:2006/07/07(金) 18:41:53 ID:a4LGYh1o というわけで、なんだかあっという間に書けたので投下します。6レス消費予定。 632 :名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 18:44:45 ID:a4LGYh1o 「ば、ばかな! 一瞬で‥‥!?」  醜い怪人が四散するのを目の当たりにし、女は恐怖の入り交じった驚愕の声を漏らした。 先ほどまで高慢な笑みを浮かべていた美貌には焦りの色が濃い。  形勢は圧倒的に有利なはずだった。頑健な強化スーツで身を固めた40数名の下級戦闘員、 骨格や筋肉に至るまで人工組織に置換した10名の上級戦闘員、そして組織の技術の粋である 生態兵器「怪人」。  例え軍隊であろうとも軽く制圧できるはずのその部隊を、その男――黒瀬龍牙は、 こともなげに全滅させた。 「以前の俺ならともかく‥‥今の俺には通用しない。ザーラ、年貢の納め時だ」  黒いボディスーツに身を固めた龍牙は、感情を交えずにそう言った。そのスーツは、 そこかしこで骸をさらしている戦闘員達のそれとよく似ている。しかしその性能に、 そしてその着用者の能力に圧倒的な差があることは、この戦果からも明らかだ。 「こっ‥‥これが‥‥これがゴルノフ博士の能力だというの‥‥!? くっ、あのとき始末しておけば‥‥!!」  ザーラと呼ばれた女が顔を紅潮させて憤怒の表情を浮かべる。 「後の祭りだな。――博士は貴様らのような外道に力を使われたくはなかった。 だから脱出し、俺たちに力を貸してくれた。 ‥‥おしゃべりは終わりだ。抵抗するならこいつらと同じ姿にしてやる。 諦めるなら‥‥そうだな、苦しませない程度の優しさは見せてやるよ」  許す気はない、という宣言。それも当然だ。彼女の属する組織は闇から闇へと暗躍し、 腐敗した政財界と密接に結び付いて裏の社会を制圧し、そしていまや表社会を食い破りつつある。  国内外で頻発するテロ、誘拐、無差別殺人。さらに、無関係な市民を多数誘拐し、 それを洗脳・改造して組織員とするなど、非道を極めている。ザーラはその情報部門の最高責任者である。 つまりは最高幹部。正義の鉄槌から逃れられようはずはない。 「くっ‥‥!」  ぎりり、と歯がみをする。二十代の後半だろう、匂い立つような色香と美貌の持ち主だが、 その冷たい刃物のような眼は「女性的な優しさ」などという言葉とは無縁だ。しかしその眼も 焦りと恐怖を湛えている。  彼女は龍牙の言葉に反応していた。  彼女自身も生身の人間ではない。筋肉や骨格は常人とは比較にならないほどの強度を持った素材に 置換され、その戦闘力は上級戦闘員ごときとは比べものにならない。しかしそれでも彼女は 「戦闘用」に改造されたわけではない。むしろ、天与の美貌と姿態を半永久的に維持するために 作り替えられているのだ。つまり――怪人さえ軽々と粉砕する龍牙に抵抗したところで、 勝算は無いに等しい。 『抵抗するならこいつらと同じ姿にしてやる』‥‥それは、あたりを埋め尽くす死骸と同じ運命を たどると言うこと。心臓を拳で貫かれている下級戦闘員のように、この自慢の乳房を叩き潰されるのか。 手刀で頭蓋を割られた上級戦闘員のように、誰もが屈服するこの美貌を破壊されるというのか。 吹き飛ばされた怪人のように、男の視線を独り占めにしてきたこの肉体が粉砕されるというのか。 ――そんな、そんな運命は許せない。この私のたどる末路のはずがない。この美貌を、この美しい身体を こんなところで失うつもりは絶対にない。  なら、諦めるか。諦めて降伏し、この男の手で安らかな死を迎えるか。――いやだ。死ぬつもりはない。 生き延びてやる。そのためにはどんなことでも‥‥そうだ。どんなことでもする。組織への忠誠など クソ食らえだ。幸い、取引材料にできそうな情報は手の内に山とある。首領も売ってやる。 この身体も使う。何の問題もない。使える材料はすべて使って、何が何でも生き延びてやる。 生き延びさえすれば、この美貌さえあれば、再起できないはずがない。少なくとも、 酒色に溺れる今までの生活を続けることができるはずだ。 633 :名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 18:47:29 ID:a4LGYh1o 「‥‥意外におとなしいな。観念したか?」  降伏の意は示さずとも抵抗の様子を見せない彼女に、龍牙は少々驚いたような顔を見せた。 龍牙の経験からすると、彼らはせっぱ詰まると自暴自棄になって自殺同然の攻撃を仕掛けてくるのが 常だったからだ。そういう無意味な行動に出ないのは情報統括という頭脳的な立場にある故か、 などと彼は考えた。その思考を女の声が中断させる。 「‥‥取引はどうかしら?」  ザーラは落ち着いた低い声で、そう言った。 「命惜しさに取引――か。腐りきった女だな。その腐った心の詰まった心臓、俺が止めてやるよ」  多少は殊勝だと感心していたのがばからしい。やはり外道は外道。その思いを実行しようとする龍牙に、 ザーラがたたみ掛ける。 「ええ、そうよ。命惜しさの取引。でも、私を殺すことで得られるものと、 私と取引することで得られるもの‥‥天秤に掛けるまでもないんじゃないかしら?」  女は不敵な笑みを浮かべる。  その言葉は確かに間違っていない。彼女を始末して得られるのは、彼らの組織から優秀な幹部を 一人減らし、またそのことで組織全体に衝撃を与えることができる、というそれだけのことだ。 逆に、彼女との取引で得られるものは―― 「あんた達の欲しがる情報、何でもあげるわ。 組織の構成、能力、人脈‥‥予定している作戦、首領の居場所までね」 「‥‥っ。貴様は本当にそんなことまで知っているのか‥‥?」  龍牙は思わず声に出した。  この雌狐を見逃がすだけで、味方が喉から手が出るほど欲しい宝の山が、本当に手に入るのか。 そしてその考えを口に出したと言うことは、彼女の取引に半ば乗ったようなものだった。  ザーラは余裕さえ感じさせる表情で追い打ちを掛ける。 「もちろん。ふふ、私の肩書きをお忘れ? 情報統括ザーラ。組織の情報は全部知ってるわ。 それこそ、末端組織の明日の予定から、首領のモノのサイズまで」  そう言って、笑った。生き延びるという目的は達成間近なのが手に取るように分かるのだろう。 そしてそれは間違いではない。 「くっ‥‥! だが‥‥だが‥‥貴様は‥‥っ!」  龍牙は割り切れなかった。損得勘定からすれば、間違いなくこの女を生かしたほうがいい。 そんなことはわかっている。だが、彼女はどうあっても敵の大幹部だ。多くの人々を 死に追いやった組織の指導者の一人だ。「機密」の名の下、多くの情報提供者が残虐な方法で殺され、 そしてその関係者に至るまで見せしめに「処刑」されている。その中には彼の見知った者も 数多く含まれている。そしてその指揮を執っていたのは間違いなくこの雌狐だ。 損得だけで簡単に割り切れるものではない。  苦悩する龍牙に、ザーラが近づく。腰を振りながら、ゆっくりと。見事なカーブを描く ボディラインに強化スーツがぴったりと張り付き、その淫らで艶めかしい身体を際だたせている。 そして、自らの魅力を知り尽くしているという彼女の自信が、より一層その魅力を高めている。 「ねえ‥‥龍牙? 悩むのはわかるわ‥‥だけど‥‥」  するり、と右手の指先が頬に触れる。 「熱い正義感も素敵だけど、時には計算ってものも必要よ‥‥? 感情にまかせるか、理性に従うか‥‥失うもの、得るもの‥‥冷静に考えないと‥‥ねえ?」  美しい指先が、頬から首筋へ、鎖骨のくぼみへと滑る。 龍牙の体を護る硬質のレザーのような素材の上を、白い指先が軌跡を描く。 鎖骨から胸板、腹筋、臍へ、そして‥‥。 その指先が股間へ到達すると、遂に彼女は左腕で龍牙に絡みついた。 「‥‥好きにして‥‥。殺すのも、犯すのも、あなたに任せるわ‥‥」  それは勝利宣言だった。  間髪入れず、女の唇が重ねられる。濃いルージュに彩られた唇が、戦闘の興奮と怒りで乾いた 龍牙の唇に押しつけられる。いまだ割り切ることのできない龍牙の唇を、ザーラの舌がぬるりとこじ開け、 その心を攻め落とそうとするかのように這い回る。鼻から抜ける吐息が悩ましい。香しい黒髪が、 柔らかい乳房が男の本能をじりじりと苛む。  ザーラは巧みにキスを続けた。甘く、淫らに。歯列をなぞり、舌を絡め取り、そして唾液を流し込む。 その間、左手は龍牙の頭を柔らかく抱き、右手は股間を丁寧にさする。ときおり身体をくねらせ、 乳房を押しつけることも忘れない。 634 :名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 18:49:46 ID:a4LGYh1o  彼女は事務方の部下を弄ぶのが趣味だった。才能豊かな少年達を誘拐し優秀な情報処理要員に していたのだが、彼らのもう一つの仕事は、上司の底なしの淫欲の相手だった。 十代前半または半ばの少年達にとって、この極上の肉体は猛毒にも等しい魅力を発していた。 多くはこの淫らなキスにさえ耐えることができずに射精させられるのが常だった。  そしてその強烈なテクニックは、逡巡する龍牙に対しても遺憾なく発揮された。  龍牙の中の迷いを蝕み、彼の心を変化させてゆく。彼女への怒りと殺意が、 押さえがたいまでの肉欲に変質してゆく。  それが望みなら――犯してやる。  殺意が肉欲に置き換わった瞬間、龍牙は躊躇なくザーラの唇を貪った。 頭を強く抱き寄せ、呼吸ができないほどに強く唇を奪う。自らの舌を弄んでいた柔らかい舌を 乱暴なまでに強く絡め取り、自分が受けたテクニックを存分に返す。あまりの変わりように ひるむ女を、思いきり抱きしめる。見事な量感を誇る乳房を胸板で押しつぶし、 細い腰を折れんばかりに抱き寄せる。 「――ぷはぁっ! はぁ、はぁ――んむぅぅっ!!」  十分に息を継ぐのも許さない。激しいキスで女をたっぷり蹂躙すると、 前触れもなくそのボディスーツを引き裂いた。  黒地に赤をあしらったその挑発的なボディスーツは、幹部用に特別に手の込んだ作りに なっているはずだった。素材も構造も戦闘員ごときのそれとは比べものにならない強度を誇っている。 それを龍牙は易々と引き裂く。その超人的な肉体能力も、件のゴルノフ博士による 生体改造のおかげだ。つまり、技術レベルの差こそあれ、彼も敵の戦闘員と同じということだ。  ボディスーツを引き裂かれると同時に、ほとんど巨大と言っていいほどの乳房が飛び出した。 スーツを着た上でも十分すぎるほどの存在感を誇っていたが、それでも「押さえ込まれ」ていたらしい。 外からの強制力から解放され本来の形を取り戻すと、ますます大きく、美しい。その先端には、 そこそこの大きさの乳輪に、つんと立った乳首。鷲づかみにすると、指の合間から 柔らかくも張りのある乳肉が溢れる。同時に、美しい唇からも甘い吐息が漏れる。  その肉の双丘を揉みしだくのもそこそこに、龍牙は自らも肌を晒した。そして女の肩を押さえ込んで しゃがませると、自分はその前に仁王立ちになる。その股間には、肉の棒がそそり立つ。意図は明らかだ。  ザーラはその根元に指を這わせると、改めてそれを眺めた。  大きい。  太く逞しい茎、開いたカリ、そしてしっかりとした固さをもった亀頭。 彼女の豊富な性体験をしても、これは相当な上物に入る。本来身体を与えてやるつもりはなかったが、 こんなものを持っている相手なら悪くはない――淫奔な彼女はそう感じた。 強化スーツを引き裂かれたという恐怖もさることながら、魅力的な男と楽しめるという期待感は それを覆い隠さんばかりにふくらむ。  そそり立つ肉棒に顔を近づける。むせかえるような男の匂い。 触れるまでもなく、熱さが伝わってくる。  鈴口に軽いキス。応えて、びくんと跳ね上がるペニス。その先端に何度かキスを降らせると、 徐々に裏筋へとキスをずらしてゆく。そのたびに、男のそれはびくんびくんと跳ね上がる。 唇が陰嚢にまで達すると、今度は逆に鈴口に向かって舌を這わせる。上目遣いに、見せつけるように。 龍牙が思わず顎をのけぞらせるのを見ると、ザーラは嫣然と微笑んだ。 「ふふ‥‥素敵よ。もっと気持ちよくしてあげる」  亀頭を半ば口に含み、舌の先で転がすように刺激する。サオを上下にさするように、 横から唇で愛撫する。巧みな口遣いに、雄はますます固さと大きさを増してゆく。 635 :名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 18:53:46 ID:a4LGYh1o  本格的なフェラチオをしようとして、女は息を呑んだ。  大きい、などという生やさしいものではない。  巨大だった。  愛撫を始めた頃に十分大きいと思っていたそれは、あれで半勃ちだったらしい。目の前には 凄まじいまでの威圧感を誇るペニスが天を衝いていた。張りつめた亀頭ははち切れんばかりになり、 開ききったカリが亀頭の大きさを際だたせている。茎は赤黒く張りつめ、表面には太い血管が走っている。 そして見事なカーブを描いて反り返り、彼女を圧倒した。 「すご‥‥い‥‥」  思わず歎息する。同時に、女の芯が熱く高ぶるのを感じた。  そしてそれをためらうことなく口に含む。巨大な亀頭に歯が当たらないよう注意し、 口内いっぱいにペニスを飲み込む。それでも半分は残っている。 「喉も使え」  龍牙はそう言うと、女の頭をむりやりに押さえ込んだ。 「んむぅっ!! ぐほっ、んぐぉぉっ!」  亀頭とサオが食道まで刺さり、ようやく男根がすべて女に飲み込まれた。苦しげに喘ぐ女を顧みず、 そのまま頭を掴んで前後させる。 「ぶはっ! げほっ、げほっ、‥‥んぶぅっ!!」  何度か前後させると、いったん口から引き出す。咽をえぐられ女が咳き込むが、再びくわえさせ、 咽を犯す。2、3度それを繰り返すと、ようやく龍牙はザーラの頭を解放した。 「‥‥はぁっ、はぁ‥‥なんて‥‥すごいの‥‥」  荒々しいイラマチオで咽を犯されたにもかかわらず、彼女はいまだ余裕を見せる。 命をつなぐために身体を与えるはずだったのが、もはやそちらが目的にすり替わっているようだ。 証拠に、彼女の肉壺は直接的な刺激を受けたわけでもないのに淫らな液で既に溢れかえっている。 そして、龍牙の目標は既にそこへと移っていた。  一面に戦闘員達の骸が転がる床に女を押し倒し、荒々しく股を開かせる。 「んふふ‥‥来て‥‥。あなたの大きいので、私を串刺しにして‥‥」  ぬるぬるになった花弁を指で開き、ことさらに媚態を見せつけて艶やかに笑う。 バラ色のそこはてらてらとぬめり、止めどもなく蜜を溢れさせている。 (ああ‥‥欲しい‥‥。でも‥‥ふふ、虜にしてあげるわ。私の身体に思う存分溺れなさい‥‥ふふふ)  期待と勝算が彼女の美貌を一層淫らに彩る。その誘いに応じペニスをそこへあてがうと、 腰と共に一気に彼女を貫いた。 「ひっ――ああああっ!!」  一瞬息を詰まらせ、次の瞬間に叫ぶ。巨大なペニスに貫かれ、ザーラは仰け反り、絶叫した。  ろくな愛撫も受けていないのに、彼女は凄まじい快楽に突き落とされた。 百戦錬磨の彼女が反撃するのを、龍牙は全く許さなかった。 「かはっ! あひっ、くぁああ!! す‥‥ご‥‥いぃぃい!! こんな、こん‥‥な‥‥!!」  言葉を詰まらせ、声も上げられずに達する。挿入から1分も経っていない。にもかかわらず、 彼女は汗だくになって絶頂に達した。男の巨大なペニスは彼女の成熟した性感を徹底的に犯す。 突きさす時には反り返ったサオが彼女を狂わせ、引き抜くときにはカリがGスポットを容赦なくえぐる。 発情しきった雌の肉襞が雄を巧みにくわえ込み、これ以上ないほど淫らに絡みつくが、 龍牙はその快感を難なく乗りこなし、貫く。そのたびに女は悦びに震え、絶叫する。 636 :名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 18:57:11 ID:a4LGYh1o  龍牙は、ザーラの経験ではもはやどうにもならないほどの快楽を叩き込んできた。 突き刺さるたびに子宮は限界まで押し上げられ、引き抜かれるたびに凄まじい快楽に飲み込まれる。 先ほどまでの余裕などどこにもない。男を溺れさせ虜にするなどという考えは一瞬で吹き飛んだ。 ただひたすらに絶叫するだけ。 「これは取引だろ‥‥なら、俺を楽しませろ」  激しいピストンとは裏腹な、冷静な声。 「っく! だめっ、もう、い、いくぅう!!」 「ふん、何度目だ?」 「んああああぁぁああ!!」  龍牙の声にも反応できず、ザーラは狂い続ける。龍牙にしがみついて背中に爪を立てたかと思うと、 髪を振り乱して絶叫する。かと思うと、巨大な乳房を自ら揉み潰し、あるいは男に揉ませ、 そのまま金切り声を上げて痙攣する。 「な、んで、こ‥‥んな‥‥!! ゆ、ゆる‥‥し‥‥てぇ‥‥ひあああああぁぁあ!!」 「死ぬ代わりにイけ。貴様の望んだことだろ、楽しめよ」 「あはぁっ! あぉっ、くぉああっ!! いっっくぅぅぅううう!!!」  一度のセックスで何度となくイくなど、彼女でさえ初めてだった。彼女は自らの魅力とテクニックで 男を虜にするのは長けていたが、強すぎる男を虜にする術は身につけていなかったのだ。 天敵に対して無防備に身体を晒した報いがこれだった。拷問にも近いセックス。 だが、彼女の罪に対してはあまりにも手ぬるい罰だ。声帯が潰れんばかりに絶叫に絶叫を重ね、 男に絡み付き、しがみつき、髪を振り乱し、よだれを垂れ流し、汗を飛び散らせて狂い続ける。 「ざまあみろ‥‥イけ」 「――あおぉぉぁあああ!!!」  憎い敵を抱く。目の前で乱れる絶世の美女を前にしても、龍牙の心はほとんどぶれなかった。 この女のせいでどれだけの罪のない人間が死んだか。どれだけの味方が苦境に陥ったか。 それを思えば、この女に鉄槌を下すのが当然だと彼の本心は感じる。 だが、この情報統括という最高幹部を生かすことは、処刑するよりも遥かに大きな利益を生むことも 彼の理性は理解している。  そのジレンマを解消する術は、当の女が与えてくれた。取引という名目で女を抱く。 そしてそれはそのまま、取引というルールの中で女を徹底的に叩き潰すことに繋がる。 あの挑発的な態度は、女としての魅力とセックスのテクニックによほどの自信がない限りとれない態度だ。 ならば、この女が最も得意な分野で、その腐ったプライドを粉砕してやる。 「こういう体位、好きだろ。俺を骨抜きにしてみろよ」  彼は女をむりやり騎乗位にすると、力が入らず崩れそうになる女を支えながら挑発した。  ザーラは悔しげに顔を歪ませたが、怒濤の快楽に勝てるはずもなく、腰を支えることさえ難しいようだ。 「俺を虜にして上手く逃げおおせるつもりだったんだろ? 安心しろ、命は助けてやるよ‥‥貴様らと違って、俺はそのぐらいの約束は守ってやるからな。 だが、代わりに俺を楽しませてくれ。ほら、動けよ」 「っく‥‥あはぁっ‥‥! あなた‥‥すご‥‥すぎる‥‥わ‥‥! この、この私が、ザーラ様が、まる‥‥で‥‥かなわない‥‥なんて‥‥ぁああっ!! あっはぁぁあんっ!!」  ゆっくりと腰をくねらせようとするが、快楽で砕けた腰は思うように動かない。 下手に動かすと男を責める以前に自らが快楽に堕ちそうになるのを、必死に耐えるほかない。 そしてそのまま許してくれるほど甘い相手ではない。 「そんな腰遣いじゃ感じないな。もっと激しく動かしてくれよ。根元まで突っ込んで、こうやって!」 「――っひぃっ!! はぁぉっ、んぐぅあああっ!!!」  容赦なく腰を落とさせ、そのまま乱暴に女の腰を自分に叩きつける。 子宮を突き破らんばかりのピストンに、舌を突きだして悶える。  龍牙はもう一度正常位に戻すと、ザーラの乳房を鷲づかみにしたまま凄まじいピストンを繰り出す。 限界まで性感を高ぶらせた女は、もはや半狂乱になって絶叫し続けるだけ。 突き上げられてはイき、引き抜かれてはイき、失神し、次の突き上げでまたイく。 そのサイクルが何度も循環した頃、ようやく龍牙もクライマックスに達しようとしていた。 637 :名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 18:59:43 ID:a4LGYh1o 「ああぅっ! ひぃっ、くはっ――あっはああっ!!」 「ザーラ‥‥そろそろとどめを刺してやる。これが鉄槌だと思え」 ビクンビクンと身体を跳ね上がらせる女に、快楽による処刑を宣告する――と同時に、 その腰の動きが急激に激しさを増す。 「っくぅぅうう――!!!」  女が絶頂に達した瞬間、凄まじいピストンが襲いかかる。人工筋肉が生み出す人間離れした乱打が 子宮口を猛烈なスピードで撃ち、ザーラを絶頂の奈落へ突き落とす。生身の女ならば、とっくに子宮が 張り裂けて絶命しているだろう。  ドスドスドスドスドスッッ!!! 「きひいぃぃぃぃいいいいっっ!! あ、あがぁぁぁあ あ あ あ゙あ゙あ゙あ゙ぁぁぁぁぁあああっっっ!!!」  絶頂に絶頂を、さらに絶頂を際限なく重ねられ、女幹部は凄まじい断末魔の嬌声を上げた。 その狂乱が最高潮に達したとき、ペニスの強烈な律動とともに膨大な精液が噴出し、女の身体を征服する。 膣内に留まりきらない白濁液は繋がっている部分から勢いよく溢れ出す。熱い膣内での射精もそこそこに 巨根を引き抜くと、勢いを保ったままの射精が数秒間続いた。極限まで乱れきったザーラの美貌も 見事な乳房もドロドロに汚して、ようやくペニスは精液をはき出すのを終えた。 「あ‥‥あ‥‥あはぁっ‥‥!」 「‥‥ふぅっ。さあ、取引開始だ。洗いざらい話してもらおうか」  焦点も呼吸も定まらず放心状態のザーラに、龍牙は構わず言葉を掛ける。 「‥‥はぁ‥‥ぅ‥‥すごかっ‥‥た‥‥」 「話す気がないなら――わかってるな?」 「‥‥待って‥‥よ‥‥」  彼女は朦朧とする頭をなんとか起こし、龍牙に相対する――と思うや、そのまま龍牙の胸板に倒れ込む。 「龍牙‥‥あなた、すご‥‥すぎるわ‥‥」  精液まみれのまま、息も絶え絶えに声を絞り出す。その声は誘惑する調子などまるでなく、 本心がこぼれ出るかのようだ。 「‥‥。そうじゃない、貴様の知ってる情報を‥‥」 「もう‥‥好きにして‥‥何度でも‥‥」  アイシャドウで彩られた眼が、快楽で熔けた視線を投げかける。例えようもない色香が匂い立つ。 その色香に、あれほど酷使したはずの下半身がドクン、と脈打った。 「全部あげるわ‥‥体も、情報も、心も‥‥何もかも‥‥」  首領にさえ言ったことのない台詞が口をつく。男の腕に抱かれたまま、敵の女幹部は 甘い睦言を紡ぎ続ける。‥‥情報という宝の山を手に入れたはずの龍牙は、予期せぬ展開に呆然としていた。 (終) 638 :名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 19:06:37 ID:a4LGYh1o 以上です。趣味全開。 639 :名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 20:56:08 ID:ERlqkJo0 俺はこれを待っていた 素晴らしい 同じ趣味を持った人間のSSほど響くものは無いな 640 :名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 22:40:16 ID:K6MCyOVW GJ 仕事早くていい!! そのあとザーラは情報流した罰に林間されるという展開でおねがいします 641 :名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 00:18:02 ID:91ch2Eb5 やべえちんこいたい超gj 642 :名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 00:25:23 ID:j+4TosU7 そういえばこのスレの最初の方じゃ惨殺はなしの方向で ということになったが惨殺する方のスレの方が伸び早いから こっちもOKでいいんじゃない? 643 :名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 00:39:43 ID:f4yIu+KW GJ! ザーラ様、エロくて悪くてハァハァ。 「悪の女幹部」を題材に、正統派なエロSSをみせつけられた気分だ。 >>642 よくわからないんだが、このスレで「惨殺」を許可ってことか? それは、反対だな。「悪の女系」スレが二つにわかれてる意味がなくなるぞ。 悪の女が「やられ」ることでハァハァする人や、悪の女と「H」することでハァハァする人がいる。 特に後者の人は前者の「やられ」に拒否反応がある人もいるだろう。 644 :名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 01:25:32 ID:91ch2Eb5 こっちは殺すの勿体無い。向こうは屠るのにハァハァ。 という住み分けをしている。のではないか。 645 :名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 23:50:08 ID:D2BWozGI 普段はクールでヤる時は龍牙にメロメロでデレデレなザーラ様きぼん 646 :名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 08:41:54 ID:lLTaL5mT 俺は>>628だ。 ………>>629、友よ…! 647 :629:2006/07/10(月) 01:02:48 ID:R5NYgPGp 感想くれた人、dクス。受け入れてもらえて良かった。 単発ネタのつもりだったので続きを書くのは難しいけど、もしかしたら何か書くかも。 でも書けるかどうかさえわからんので期待しないでね。 648 :名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 22:19:41 ID:vD6wHCd8 >>640と>>645を合わせたのを是非。 649 :名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 01:18:35 ID:Op22oMx7 【ザコ】雑魚女キャラを描いたエロパロ【やられ】 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1145280206/l50#tag60 650 :名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 23:08:20 ID:AxtSYlMp たまにはage >>649 ここなら「H」も「やられ」もどっちでもOKかもな。 そのことが、逆に過疎ってる原因かもしれないが。 (対象も正義も悪もいいらしいし) あまりにピンポイントでも人こないし、総合にしすぎても人こないという印象あるね。 651 :名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 23:30:39 ID:qE5Wn12j 総合という意味なら「悪役女総合」とでもすればいいのかも知れんが、 やっぱり屠りorエロで別れている今の方が何かと都合は良いと思う。 つか、雑魚スレはスレ主の問題もあるだろ。方向付けとか話題振りとか全然してないし。 652 :名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 23:40:11 ID:Qy6mYea9 ところで 悪の女をつかまえてINエロゲ板 を作ろうと思うがOK? 653 :名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 23:45:14 ID:AxtSYlMp 屠るスレで馬鹿みたいにエロゲ一覧書き込んだ者だが、ぜひ希望したい。 実はエロゲ版にスレ立てようとして立てられなかったからあそこに投下したんだ。 あと、できればでいいが「やられ」の話もOKにして欲しい。 654 :名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 23:51:04 ID:Qy6mYea9 http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1152888591/l50 たててきた 655 :名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 00:24:14 ID:49AX/83g >>652 一応フォローは入れておいたが、削除されたらあきらめよう。縁がなかったってことだ。 前々から内容が全然違うのにスレタイが被るから、もし立てるとしたら注意しなけりゃとは思っていたんだが。 656 :名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 00:40:54 ID:JV6hUSwu 気にせず書き込まんと即オチしちゃう 657 :名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 21:10:28 ID:5s6ClOHe しかしエロゲ板住人にスレタイをとやかく言われるとはw 658 :名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 20:59:06 ID:bVf1xvMb ここって屠るスレよりは確実に多くの職人さんがいるよね。 ただ、入れ替わりが激しいのか初期の人たちが残っているかは疑問だけどw 659 :名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 23:30:28 ID:/cj/XaVt IN エロゲ板 支援してー 即おちしちゃうー!! 660 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 01:27:36 ID:/bz4SDOg 過疎り気味&話題ないので、ちょっとネタ振り。 前に屠るスレでも誰かが聞いてたけど、どれくらい悪い女とHがしたいか。 あっちは問題が「どれくらい悪い女を屠りたいか」だったので、 死んでも心が痛まないくらい悪い女との答えが多かったけど、 Hという枠組みなら「いじめっ子」程度でも問題ないわけで。 661 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 18:35:08 ID:LfNlukgo 訊かれてないのに俺の意見を言うとだな。 もう悪に染まりきった女の子orお姉さんを、 「許して、おかしくなっちゃう! もう許して!」って口走るぐらいまでアヒアヒ言わせたいな。 662 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 21:13:02 ID:aytap/xW >>660 俺はやはり思いっきり悪い女で。 「一人殺した」とかそんな生々しい半端さではなくて、 直接・間接にいっぱい殺してるような大悪党美女がいい。 そういうのを屈服させたあと犯す。そして>>661、やあ俺。 …スレ違いになるが、そういう極悪美女にとっつかまって逆レイプされる、 というのも願望だったりする。 663 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 22:26:00 ID:zcwzcgJ5 たとえるならレイアースのアルシオーネみたいなのを 思いっきりレイp  一度ザガートになってアルシオーネを弄びたいね 664 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 23:25:36 ID:Oed9dyeG 悪の美女を屈服させて引き入れ、 ツンデレな協力者にしたいです。 665 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 23:44:47 ID:NmxOSn5R いじめっ子程度だとあんまピンとこないかなぁ 「悪女」と「悪の女」の違いって感じで 現実にはいない悪の組織とかそういうのが好きかも 666 :名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 01:22:09 ID:jB7U4JCe 悪役の女の子がヤられるスレ・第二悪 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1148821512/l50 なりきりってのはイマイチ萌えないんだが、保守が7連続の可哀相なスレなので紹介してみる。 なりきりってジャンルのルールもわからんのだが、 【NG】でグロと死亡を禁じてるってことは、禁じてなかったら「やられ」もありなの?なんて思ったりw スレ違いだけど、主人公と悪の女にわけて「やられ」を演ずるというなら一度やってみたいかも。 667 :661:2006/07/21(金) 01:35:59 ID:PFL5h6C9 >>662 今晩は、俺。最近どうですか。ごはんはちゃんと食べてますか。 「萌えた体験談コピペ保管庫」に拉致られ逆レイプがあったので送ります。 といっても、まさにいじめっ子程度の小悪党ですが。 http://moemoe.homeip.net/view.php/2506 ごめんね俺、こんなもんしか渡してあげられなくて、ごめんね。 ところでせっかく書いてくれたアナル氏には悪いが、「男が悪女を集団レイプ」はまったく萌えないな。 男のあさましい部分なんか見たくない。 戦闘の延長上、今まで積もりに積もった悲哀と恨みを晴らす儀式として主人公が陵辱するのがいい。 でも敵女が逆に喜んじゃうのがいい。贅沢でごめんね。 668 :名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 18:50:14 ID:VbGXvsSv >>667 小悪党だがハァハァだったよ、ありがとう俺。 669 :名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 00:22:33 ID:HMIXK/ia >>314-319 もう一年半前のSSだけど、魔女参謀の罠ってのかなりイイな。 なんで、当時ほとんど誰も反応してないんだろう。 あれか、捕まえられながらもちょっと逆レイプはいってるのが、スレの趣旨にあわなかったのかな。 いまならもう少しGJつくと思うのだが…… 俺も結構新参だけど、職人だけじゃなく住人までこのスレって代わってしまってるのかと思ってしまう。 670 :名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 00:35:19 ID:q7qqfGYB >>669 俺もここをよく見るようになったのは最近だが、 住人はかなり入れ替わってると思う。屠るスレも同様。 魔女参謀イイな。投下された頃に見てたら間違いなく反応レスを付けたんだが。 671 :名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 01:58:25 ID:6i6lDaEC さがりすぎてるので、久しぶりにage。 しかし版権ネタって屠るスレは皆無で、こっちにもキメラ・魔女参謀くらいでほとんどないんだよな。 あっちはスレの性格上仕方ないかもしれないが、こっちはもう少しあってもおかしくないのに。 672 :名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 23:13:26 ID:+4qz1IOk みんなは版権者だとどの悪の女が好きなの? 673 :名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 04:07:03 ID:dMDmB76M 代表的なとこだとデルモかな? 674 :名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 00:48:29 ID:j/pbBVAf シェリンダの乳には逆らえない。 675 :名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 00:19:09 ID:jZInF477 アルシオーネ ナーデル BBとかの天野由梨キャラ 特撮は シェリンダ シボレナ ヒズミナ ミオーラ ウェンディーヌ 676 :名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 11:27:13 ID:ji9yZqU9 流れぶったぎってスマソ >>632-637の続き投下します。6レスぐらい。和姦。 677 :名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 11:29:16 ID:ji9yZqU9  《ヴァンガード》本部、特殊戦闘部隊司令部。破壊と混乱をばらまく 秘密組織《シュヴァルツ・バタリオン》に対する攻撃の砦だ。その司令室の金属扉が 静かにスライドすると、若い男が入ってきた。黒いボディスーツに包まれた逞しい体が、 その精悍な容貌を一層力強く見せている。 「黒瀬龍牙、ただいま帰還しました。敵の銀行襲撃は阻止、小部隊を潰滅させました。 民間人の犠牲はありません。――以上です」 「ご苦労だった。君も民間人も無事で何よりだ」  笑顔で答えるのは白髪交じりの男性。がっしりとした体つきが若々しく見せてはいるが、 やはり皺や白髪は隠せない。年齢は五十代後半といったところだろうか。 「ありがとうございます。――ところで、どうですか司令。何か新しい情報は――」 「‥‥なかなか手強いな、彼女は」  一転して表情を曇らせ、腕を組んで唸る。 「すべて話す、というのを捕虜の条件にしたんですが」 「うむ。確かに聞いたことには一応答えてくれるようだ。君が阻止してくれた襲撃程度の情報なら、 隠さず話してくれるからな。だが――もっと重要なことになると実に巧みに核心をぼかすんだ。 その巧みさは‥‥私が確認するまで、尋問した当人さえごまかされたことに気付いていなかったほどだ。 情報を知り抜いているがゆえだろうな、あんな芸当ができるのは。 ――『情報統括』の名は伊達ではないということか」  いささか疲れを滲ませた苦笑を交え、司令はそう言う。 「‥‥しかし解せません。 とらわれの身となった以上、連中に義理立てする必要など、もはやあるとは思えない‥‥」 「そのとおりだ。捕虜になることを許さないのが《シュヴァルツ・バタリオン》の掟だからな。 それを破ったことがばれれば始末される‥‥最高幹部の彼女がそのことを知らないわけはない。 なら、なぜ隠す‥‥?」  椅子から立ち上がり司令室の中をゆっくりと歩き回りながら、司令はあごに手を当てて自問する。 「何か彼女なりの考えがあって隠す、か‥‥いや、そんなことをする意味など無いはずだ。 今の彼女にとって最善の方向は、連中が壊滅することだ。 ‥‥そうでなければここから自由になれないのだからな。‥‥とすると、我々のために黙る‥‥? 馬鹿な、そんなことがあるとは思えん‥‥」  考えをめぐらすが、しかし合理的な解釈は容易に浮かびそうにない。 が、龍牙はふと捕虜――「情報統括」ザーラを思い返してみた。 「ところで司令。尋問に当たっているのは――」 「――君には伝えていなかったか。美沙君だ。‥‥敵とはいえ女性だ、 さすがに男が尋問するわけにはいかないだろう。かといって全く戦闘に向かない職員に させるのも、可能性は少ないとはいえ危険が残る――彼女も強化人間だからな。 となると、補助とはいえ戦闘要員の美沙君に頼るのが一番だろう」  今度は龍牙が腕を組んだ。ザーラと、美沙。妖艶な美女と、多少幼さの残る美少女。 高慢で残虐な女と、明るい正義感の塊。――その他様々な点から考えてみたが、 外見から性格まで、どう考えても最悪の組み合わせとしか思えない。 確かに捕虜の扱いに関しては司令に一任するとは言ったものの、これはいささかどうかと思われた。 「‥‥司令。俺にやらせてください」 「男が女を尋問する」という形式に難色を示す司令を説き伏せるのは、  案外難しいことではなかった。どうやら報告のたびに怒り心頭で現れる美沙に苦労していたらしい。 確かに、機嫌の悪い美沙が毎度現れては司令でなくてもうんざりするだろう。  そもそもザーラを捕縛したのは龍牙だ。情報と命を交換するという交渉は龍牙が行ったため、 彼女も龍牙に一定の信頼を寄せているらしい――この《ヴァンガード》内では そういうことになっている。それもあって、結局尋問は龍牙が行うことになった。 678 :名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 11:31:15 ID:ji9yZqU9  * * * * * 『黒瀬 龍牙 認証しました ロック解除します』  尋問室の扉横にある生体認証システムが龍牙を認めると、静かな電動音と共に扉がスライドし―― 「だから! それじゃ肝心の所がぼけたままでしょ!? 話す気あんの、あんた!!」  いきなり怒声が飛んできた。予想済とはいえ、ややうんざりする。 これだけの音量が全く室外に漏れないとは、まったく大した防音性だ。 「あら? さっきの話と総合すれば当然分かるハズなんだけど‥‥ふふ、お子様には難しかったかしら?」 「年増のくせに威張らないでよ! 胸がでかけりゃ大人ってもんじゃないでしょ!!」 「あらあら。私の完璧な身体に嫉妬してたの? そりゃそうよね、男を虜にできないようじゃ女として意味がないもの。 ま、あなたには一生無理――あら?」  真っ赤になって怒鳴り散らす美沙をどこ吹く風で煽っていた女が、ふと入り口に視線を向けた。 怒り心頭の美沙は今にも捕虜に掴みかかりかねない様子だったが、その視線の動きで我に返る。 「り‥‥龍牙?」  きまり悪そうに振り返る。大きな目が魅力的だが、怒りのせいか顔が真っ赤になっている。 ただし、童顔ゆえにあまり迫力はない。 「美沙、そう熱くなるな。聞き出せるものも聞き出せなくなる」 「で、でも‥‥」 「お前はしばらく休んでろ。最近苛つきすぎだって、司令も言ってたぞ」  文脈はやや違うが、嘘ではない。 「嫌いな相手と差し向かいで一日中ってのもつらいだろ。俺が代わるように言われたんだ」 「そ‥‥そう、なの?」  美沙の顔に安心や不安その他さまざまな感情が次々に浮かぶ。さながら表情の万華鏡だ。 機嫌が良いときならまるで小動物のようだと龍牙も思っているのだが。 「ああ。だから休んでろ。続きは俺がやるよ」  嬉しさ半分、だが不安半分の複雑な表情を浮かべながらも、美沙はその場を龍牙に預けて 部屋を後にした。ちらちらと振り返るその視線の意味に、果たして龍牙が気付いているかどうか。 ――目の前の捕虜は気付いたようだが。 「久しぶりね、龍牙」 「‥‥ああ」 「あら? あなたも『久しぶり』だと思ってくれたの? ふふ、あなたに捕縛されてからまだ一週間しか経ってないのに」  顔を背け、小さく舌打ちする龍牙。やはりこの女は苦手だ。 龍牙の人生に、少なくともこの手の女は今まで関わりがなかったからだ。  信じられないほど起伏に富んだ曲線を描く長身の肢体は、 作業服のような今の服装でさえ淫猥に見せている。男の視線を釘付けにする唇、 そして涼やかというにはあまりにも冷たい眼‥‥一種異常なまでの色香を振りまく女。 そしてその美貌ゆえに自らに絶対の自信を持ち、高慢さを隠そうともしない。 それだけでも美沙が敵視するのもやむを得まいと思わせる。‥‥彼女は確かに「美少女」なのだが、 「色気」というものが全くないのだ。  そして龍牙がその溢れる色香にやりにくさを感じているのを知って、 ザーラはわざわざからかう。美沙もこんな調子で、いや、おそらくもっと強烈なやり方で からかわれ続けたのだろう。さすがに同情する。 「――あまり美沙をからかうな。ああ見えて傷つきやすいんだ、あいつは」 「あっははは! 悪いわね、あんまり面白いからつい、ね。 女の子をいじめるのも楽しいものよ? でも――」  言葉を切ると同時に、表情ががらりと変わる。 「‥‥やっぱり遊ぶのは男の子が良いわね。仲間を目の前で殺されて怒りと無力感で呆然としてる子を、 挑発して‥‥童貞を奪ってあげて‥‥ふふ‥‥そういうときの目は最高なんだから‥‥。 怒り、陶酔、嫌悪、肉欲‥‥すべてが混じり合った視線で睨みつけながら、 結局堕ちてしまう‥‥ふふふ」  両手で自分の体を抱きしめながら、邪悪な欲望を口にする。楽しげに笑っていた目が、 どろりと深い闇を映す。 679 :名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 11:33:44 ID:ji9yZqU9 「‥‥お前を助けたのは間違いだったか?」  彼女を助けたときのことはありありと覚えている。多くの戦闘員どもを一人残らず斃し、 奇怪な容貌の生態兵器「怪人」を破壊し、ただ一人残ったザーラに裁きの鉄槌を下そうとした、あのとき。 彼女は自身の持つすべてをなげうって命乞いをした。龍牙も彼女の残虐な所業は知っていたが、 それでも「情報」という材料が、彼女への殺意を眠らせたのだ。 同時に、彼女への憎悪は――龍牙自身は必死で否定しようとしているが、かなり変質していた。 「龍牙‥‥あなたは真っ直ぐすぎるのよ。 いまさら私がそんなことをできる訳ないじゃない。ただの昔話よ」  脅しにも怖じる様子もなく、おどけたように肩をすくめて平然と言ってのける。 ――反省などと言う言葉とはまるで無縁。捕虜となった以上は確かに「敵」ではなくなったものの、 この女と分かり合うことができる者はここにはいないだろう。 「闇」と真面目に向き合ってはだめだ――そう感じた龍牙は、諦めて本来の話題を振り向けることにした。 素っ気ない事務机を挟んで簡素な椅子にゆったりと座ると、美沙が書いていた調書に目をやる。 荒れた字がのたくっているが、尋問がはかばかしくないのは見て取れた。 「――無駄話はこれまでにしておこう。本題だ。‥‥今までのお前の情報、核心が不明確だって話だな」 「ああ、そりゃあ、ね」  さも当然とばかりの返答。 「どういうことだ?」 「‥‥どういうことって‥‥そういうことよ。だからあなたが来たんでしょ? ふふっ」  楽しそうに、だが妖艶さを交えた笑みを見せる。癖なのだろうか、ときおり長い脚を これ見よがしに組み替える。捕虜用として臨時に用意した作業服のせいで 美脚の魅力が半減しているのを残念に感じてしまう――情けない、と龍牙は自分を叱咤する。 そんな微妙な葛藤にはお構いなしに楽しげな微笑をうかべていたザーラだが、 しかし龍牙が浮かない顔をしていることを認め、今度は彼女が不審そうな表情を浮かべた。 「――もしかして、私の意図を汲んで来てくれたわけじゃないの?」 「悪いが、何を言ってるのか俺には――」  龍牙が我に返ってそう言いかけた途端に、捕虜はげんなりとした表情に変わる。 美沙ほどではなくとも、どうやら思った以上に表情豊かなようだ。 「‥‥ったく‥‥。一途な正義の味方サマに期待した私が間抜けだったわ。 私はね、肝心な所をぼかし続ければあなたが来てくれると思ってたのよ。 ‥‥言ったでしょ? 情報はすべて『あなたに』あげる、って」 「‥‥っ!」 ――やられた。  それが龍牙の本心だった。戦闘と交渉などを経て最終的に降伏する際、たしかに彼女はそう言った。 そしてそれを明かされた以上、彼女がなぜ今まで本質をしゃべらなかったのかという理由も 完全に理解した。龍牙を「おびき寄せる」ためだったのだ。 「ふふ‥‥分かってくれた?」  にっ、と笑うと、彼女は椅子から立ち上がる。逃走の可能性は少ないと判断されたため、 その体を戒めるものはない。ボタンを上から順に一つずつ外しながら、 ザーラは龍牙にしなだれかかる。そして唇を首筋に這わせたかと思うと、耳を軽く噛む。 「‥‥あの日のこと‥‥忘れられないの‥‥お願い‥‥」  気怠い囁き。ぞっとするほど甘く、脳髄に染みこむような声。 その声だけで、龍牙の体の一部が無意識に反応する。邪悪な、本来なら死に値する女だと 思いこもうとしても、心の別の部分がそれを無視する。思考に刃向かう膨らみを指先で確認すると、 ザーラは龍牙に跨った。服を着てはいても対面座位そのままの姿勢。 そして扇情的に腰をくねらせてみせる。昏く、鋭く、だがうっとりと熱い瞳が龍牙の眼を見つめたまま。 「おい、いい加減に――」  迫力のない抵抗は、しかしあっさりと封じられた。柔らかい唇が、龍牙の唇を塞ぐ。 唇をついばんでいたかと思うと、赤い舌がぬるりと入り込む。そして‥‥男の舌が、それを迎えた。 その動きに女は一層強く舌を絡ませ、そして巧みに龍牙の服を脱がし、さらに龍牙の手を 自らの身体に誘導する。作業服の布地に手が触れると、柔らかく温かい肉体が布越しに伝わる。 680 :名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 11:35:46 ID:ji9yZqU9  女の手が、龍牙の手を胸に押しつける。むにゅうっ、と、柔らかく、しかも張りのある感触が 手のひらに伝わり‥‥龍牙の理性をますます追いやってゆく。指先が柔肉に食い込む。 鷲づかみにするように力を込めると深い吐息が漏れ、キスをしたままの唇が淫らな笑みを浮かべた。 「ん‥‥っ。ふふ‥‥その気になってくれたみたいね」 「そうしないと情報が手に入らないようだからな。お前を抱きたい訳じゃない。 ――言っておくが、俺はお前が嫌いだ」  ザーラの目を見据え、そう言う。 「ふふ、ふふふ‥‥。ま、そう言わなきゃ具合が悪いしね‥‥。 でも‥‥こんなにカタくして、私のおっぱいを鷲づかみにして、こんなに素敵なキスをしてから そういうことを言っても‥‥説得力はないわよ?」  くすくすと笑う。 「‥‥たっぷり楽しみましょ‥‥んっ‥‥」  再び熱いキス。二人は互いに頭を抱き寄せ、テクニックを費やし、じっくりとそれを味わう。 いつしか互いに裸になると、もう欲望そのままに体をまさぐりあう。 真っ赤な爪に彩られた指先が龍牙の肉槍を責めあげ、龍牙の指先がザーラの胸を揉み込み、 かと思うと股間の肉芽を刺激する。男が唇を離そうとすると女が、女が唇を離そうとすると男が 追撃する。ときおり体を震わせながら、濃厚なキスに終わりはないかのようだ。 さきほどの二人のセリフはおそらくザーラの見解に分があるだろう。  龍牙の耳を甘い吐息がくすぐる。深い吐息がときおりくぐもった呻きを伴いはじめ、 滑らかな肌がそれと同調するようにぴくりぴくりと震える。 「‥‥あは‥‥ぁ‥‥っ」  吐息が喘ぎに変わり、ついに声となって溢れる。長々と続いたキスがようやく終わった合図。 濡れた唇からは、ふたりをつなぐ一筋の銀糸がこぼれた。 「しゃぶらせて‥‥」  耳元で囁く女の声。やや低く、それゆえにしっとりとした声質。  軽いキスで承諾すると、ぬめり、熱い刺激が断続的に亀頭に襲いかかる。 舌先をまるで蛇のそれのようにチロチロと振るわせ、鈴口をなぶり、亀頭を舐め上げる。 瞳は龍牙の眼を見つめたまま。 (大した女だ‥‥まったく)  龍牙は内心感歎した。これだけの色香を振りまくことができる女は他にいまい。 美と色香を血と愛液で練り固めたような――そんな女だ。そして自らの美貌への絶対的な自信が、 彼女をさらに美しく彩る。彼女の悠然とした自信は、この美貌あってのものなのだろう。  あの日‥‥そう、彼女を屈服させた、あの日。彼を籠絡しようとしたザーラを、 肉の鉄槌で貫き、服従させたあの日の交わり。自分を虜にしようと体を委ねた彼女を撃ち破り、 狂わせ、凄絶な快楽という刃で裁いたあの交わり――あれは本当に怒りの現れだけだったのだろうか。 そして、美沙に代わって尋問すると申し出たあの思いは、本当に司令や美沙のためだったのだろうか。 今となっては、それが正しいかどうか本心は知っている。 だが、それを認めてしまうわけにはいかないのだ。  ぬめる感触が不意に途切れた。代わりに、しっとりと温かい、そしてやわらかな感触。 巨大な、だがまったく垂れていない肉の双球が龍牙の肉槍を挟み込む。 ザーラが乳肉を揉み込みながら上下させると、張りのある肉感が巧みに攻め寄せてくる。 そしてその谷間から悠々と顔を出す亀頭を、女は嬉しそうにしゃぶり立てる。 「あ、‥‥はあっ‥‥どう、いい‥‥でしょ‥‥? すごいわ‥‥普通の男なら‥‥んっ‥‥完全に谷間に隠れちゃうのに‥‥ふふ‥‥。 ‥‥っ、あんっ‥‥」  淫猥な笑みを浮かべ、褒める。 「‥‥っ、あなたの‥‥カタいのが‥‥こすれ‥‥て‥‥、私も‥‥イイわ‥‥ ――きゃうっ!? ひあっ、ああっ!! あ、あぁ‥‥っ!!」  乳房で感じる女の言葉が不意に喘ぎに変わる。龍牙の指先が朱鷺色の先端を捻ったのだ。 「胸でそんなに感じるのか?」 「か、感じる‥‥の‥‥! 龍牙、ああ、カタいの、おっぱい、きもちいい、乳首も‥‥あああっ!!」  小さく鋭い声が断続的に漏れると、うっとりと上気した顔が龍牙の胸板にすり寄る。 「あぁん‥‥軽くイっちゃった‥‥。胸だけでイくなんて‥‥久しぶりだわ‥‥。ふふ、もう我慢できない‥‥」 681 :名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 11:36:57 ID:ji9yZqU9  簡素な椅子に腰掛けた龍牙の股間からは完全に勃起した巨根が天井を向いてそそり立っている。 それを指先で絡めて秘裂へ導くと、女は龍牙と向かいあったまま腰を下ろす。  ‥‥ずぶり。 「――っく、ぁあああっ!! はぁあ‥‥っ、か、カタ‥‥い‥‥!! す‥‥ごい、すごすぎる‥‥!! あはぁあっ!!」  ゆっくりと腰を下ろしたにもかかわらず、ザーラはのけぞり、叫ぶ。 「‥‥っ‥‥。おいおい‥‥まだ根本まで入ってないだろ?」  ザーラの淫肉の刺激はさすがに強烈なのだろう、少々言葉を詰まらせながら龍牙が挑発する。 中腰のままのザーラの腰骨あたりを両手で掴んでいる。 「だっ‥‥て‥‥!! デカすぎ‥‥る‥‥!!何で、こん‥‥な‥‥! え――!? ま、待って、いま奥まで入れたら――!!」 「遠慮するな」  ズブンッ!! 「ひぃ‥‥‥‥っっ!!!!」  掴んだ腰を無造作に引き下ろす。巨大な肉剣が容赦なく彼女の奥底を貫くと、 ザーラは目を見開き声を失い―― 「あぁっはあぁあああああぁあっっ!!!」  淫肉がふるえ、うねる。がくりと倒れ込む女の唇を貪り、そのまま腰を打ち上げる。 ――声にならない絶叫、痙攣。汗ばむ乳房を揉みしだき、乳首をつまみ、全身の肌を愛撫する。 キス。睦言。そして腰を打ち上げる。長く美しい黒髪を振り乱し、悦びに震える女。 媚裂からは蕩々と蜜が溢れ、逞しい肉棍が突き込まれるたびにぐちゅっ、ぶちゅっ、と 淫らな歌を歌う。絶え間のない嬌声と湿った伴奏が、完全防音の密室で淫猥なメロディを奏でる。  彼女は溺れた。凄まじい快楽に溺れ、よがり狂う。少しでも腰を動かすと、 太く巨大なペニスに嬲られて快楽神経が悲鳴を上げる。 「ああっ!! あはぁっ、はぁぁんっ!! だ、だめ、こんな――!!」  こんなはずじゃなかった。  あの日とは違って、今日は彼女が主導だったはずだ。それでも彼女は狂ってしまう。 この肉襞に、この腰づかいに堪えられる男などいなかったのに。情けないよがり声を上げて イかされるのは、いつも男だったのに――勝てない。勝てる気がしない。 この男と交わると、もうなすすべもなくイかされる。イくしかない。 イって、イって、狂い続けるしかない。  主導権をとって、自慢の腰づかいで何度もイかせて、虜にして――。 そうだ、かつての組織でのように「ザーラ様」と呼ばせてみよう。男なら誰もがこの体に溺れる。 そう、どんな男だろうと虜にしてきた。なのに。 「イく、イくぅううっ!! 龍牙、龍牙ぁあああっっ!!!!」  肌を桜色に染め、男の名を叫びながら体を弓なりに反らせる。 見事な量感の乳房が弾んだかと思うと、そこに男の指が食い込み、柔らかくも弾性をもった肉が 自在に形を変える。そして、何度も高みに達した彼女にはそれさえが凶器だった。 「っひぃいいっ!! っくぅぅうううう‥‥っ!!!」 「――っ‥‥くぅっ!」  ビクンビクンと身体を跳ね上げさせると、ほぼ同時に龍牙の体が強く震えた。 その強烈な射精を子宮口で感じながら、女は力尽きたように倒れ込む。だがそれも一瞬のこと。 半開きになった唇の中に龍牙の舌が入り込み、そして浅くゆっくりと腰を動かす。 剛直に萎える気配など全くないようだ。 「ザーラ‥‥俺はお前が大嫌いだ。お前みたいに邪悪で高慢な女を好きになれるわけがない。 だから容赦はしない。――狂え」 ズグンッ!!  子宮を限界まで突き上げられ、白目を剥いて絶叫し、汗みどろになって悶え狂う。 腰の自由を龍牙に奪われ、その強制的な腰の動きによって絶え間なく喘ぎ、よがり、悶え、イく。 何度もイき、ぐったりと倒れ込むたびに丁寧なキスが彼女を介抱する。 かと思えば、凶悪なピストンが彼女を究極の高みへと何度となく押しやる。 痙攣し、絞り上げ、締め付ける肉襞。彼女の意志など無関係に暴れ、男を貪る淫肉。 その獰猛な膣肉が精液を味わい、さらに渇きを訴えて淫らな蜜を垂れ流す。 彼女の淫部はますます男を愛し、男の肉槍は一層強く彼女を求める。 682 :名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 11:38:11 ID:ji9yZqU9 「あ、あぁぁああっ!! すごい、すごいわ、止まらない、ああ‥‥っ!!! 龍牙ぁっ!!」 「気安く呼ぶなよ‥‥っく‥‥。お前も‥‥すごい‥‥な‥‥」  突き上げだけが彼女を狂わせているのではない。彼女自身も腰を振りたくり、 龍牙の主導を奪いかねないほどに暴れる。精液と愛液のカクテルがドロドロと溢れ、 二人の動きに軋む椅子を汚し、そして床へぽたぽたと滴り落ちる。 「んっああぁあああああぁあぁぁん!! ――ひぃっ‥‥すご‥‥ザーメンが、ああっ、あはぁあっ!!」  高らかに叫んだかと思うと、さらに狂う。二度目だというのに射精圧はまったく衰えないらしい。 精の奔流が子宮を狂わせる。その感覚に震える女を、またしても容赦なく突き上げる。 叫び、よがり、悶え、そしてペニスが折れんばかりに腰を振りたくる女。その肉襞の一枚一枚、 淫肉の隅々までを狂暴な肉棒が犯す。その凄まじい刺激に女は狂乱の度合いを飛躍的に高め、 発狂せんばかりの快楽に飲み込まれる。淫楽の業火が彼女を焼き尽くし、その炎は絶叫、痙攣、 そして常人なら五秒と堪えられないほどの膣肉の動きとなって現れる。  その凄まじいエネルギーを味わうかのように、龍牙はイき狂うザーラの腰を突き上げ、 乳房を揉みしだく。悶える唇をふさぎ、しなやかな身体を思い切り抱きしめ―― 「ザーラ‥‥っ‥‥イくぞ‥‥っ‥‥!!」 「あっはあぅ、んああっ!! 龍‥‥牙‥‥っ!! 龍牙ぁぁああああぁぁあ!!!!」  ドビュウッ!!! ビュクッ、ビュクッ、ドクンッ、ドクンッ、ドクン、ドクン、‥‥ 「いっくううううううぅぅ!!!!! あはぁあああぁぁあああ!!!! あぁ、ああああっ!!!」  盛大に達し、直後の射精で絶叫し、さらに余韻で狂う女。爆発した精液が 愛液とからまりあって膣から噴き出す。身体の中から溢れるその刺激、龍牙の体温、 荒い息づかい、声‥‥すべてが愛撫となって彼女が落ち着くのを許さない。 「はぁぁあっ‥‥! あっはぁあ‥‥あふっ‥‥はぁ‥‥っ!」  ‥‥倒れ込んだまま数分が経ち、ようやく彼女は性感の嵐から逃れつつあった。 「‥‥はぁっ‥‥あはぁ‥‥っ。‥‥龍牙‥‥良かった‥‥わ‥‥」  息も絶え絶えに。 「気安く呼ぶなと言っただろ‥‥。‥‥満足したか?」 「ふふ‥‥。満足、したわ‥‥。あなたは‥‥どう?」 「‥‥な‥‥っ」  予想外の問い。その目はもう、絡み合う以前の楽しげな光を宿している。 「お、俺はお前なんか――」 「ふふ、そうね。でもそのわりにずいぶん激しかったじゃない? 何度キスしてくれたの? あんなに素敵なピストン、あんなに素敵な愛撫‥‥味わったこと、ないわよ‥‥」 そこで言葉を切ると、彼女はようやく腰を浮かせ、ペニスを引き抜く。信じがたいことに、 いくぶん萎えたとはいえまだ固さが十分に残っている。その感触に思わず喘ぎそうになったが、 それは何とか飲み込んだようだ。そして龍牙の上から離れ、 床に無造作に散らかっている捕虜用作業服を手にした。 「‥‥そうだ龍牙、あなたは自分で気付いてる?」  ズボンに長い脚を通しながら、彼女は振り返ってそう訊く。 「‥‥何がだ?」 「あなたが私を呼ぶときの二人称‥‥『貴様』から『お前』になってるわよ?」 「‥‥!?」  絶句。  その顔を見て思わず笑みを浮かべると、ザーラは男に背を向けて袖を通しながら呟いた。 「龍牙‥‥私のことは嫌いでもいい。だけど‥‥私は‥‥っ!?」  ――深い口づけ。女の腕を逞しい腕が背後から掴み、腰を抱き寄せ、熱烈に。 女の言葉が途切れ、そしてそのしなやかな腕が男に絡みつく。甘く、熱いキス。  尋問は、まだ始まったばかりだ。 (終) 683 :名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 11:39:22 ID:ji9yZqU9 以上です。定義上はスレ違いではないはず。たぶん。 684 :名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 14:13:24 ID:STXrv8sl 超・GJ!ザーラたま可愛いよザーラたま! 685 :名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 17:03:57 ID:T2616iQ9 GJ。続編キター! ザーラ様をエロで堕とし、サーラ様にエロで堕とされていく関係が素敵。 次回があるなら、完全に心から寝返っちゃうと萎えるので今あたりの関係を維持してほしい。 あと、新たな《シュヴァルツ・バタリオン》の悪女も期待。 686 :名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 20:32:03 ID:mQ4UKCXJ GJ。捕虜にされても悪女でエロエロなザーラ様にメロメロだぜ! >>672 氷牙の剣と氷雪女でツンデレ・サンドウィッチにされたいな と、屠るスレを読んで思うオレ。 687 :名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 01:05:27 ID:j/jKN5kM 屠るすれとつかまえてスレ。安心して住み分けできるので不満はないが、 マンガや特撮をみている時のやられるかな、やられるかなっていう 期待感やワクワク感、そして「もったいないよ、殺られないで」という なんとも表現できぬ感情wが生まれないことに最近気付いた。 屠るスレなら程度はおいといてやられるだろうし、 つかまえてスレならやられることなくHはまず確定。 萎えることもないかわりに、キターが少ないことも確か。性癖ってのは難しいもんだw 688 :名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 01:14:03 ID:kekCH6++ 龍牙とザーラ、ツンデレvsツンデレって感じでGJです! 新たな悪の女には新たな正義の男で期待したい。 689 :名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 01:46:53 ID:NX4jaiSB GGGJっス! 次回はザーラ様妊娠編とか……。 悪の女が正義の味方の子を孕むという新機軸(?)で。 690 :名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 01:53:23 ID:KtpYans4 娘は悪に、息子は善に走るわけですか。 691 :名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 20:55:14 ID:hgXYiLM6 >>690 それなんて機神飛翔? 692 :名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 08:07:11 ID:0nz0FiWX スピルバンのリッキー、資料に使ってください。 ttp://uploader.fam.cx/data/14979.jpg ttp://uploader.fam.cx/data/14998.jpg ttp://uploader.fam.cx/data/16459.jpg 693 :名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 22:15:49 ID:Ttj8WOTM やっぱ皆コスチュームは露出度高いほうがいいのか? ちなみに俺は 露出度高>露出度低>全裸だ。 694 :名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 22:32:09 ID:mPMVXwKF >>693 全面的に同意。 やっぱ悪女にはスタイルを誇示するようなエロい格好をしてもらわねば。 でも完全に裸だと何か足りないんだよな。 695 :名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 22:54:27 ID:NJ936vgj 自分はぱっと見厚着(コートとかマントとか)で戦闘中は太もも上乳露出とか好き。 696 :名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 23:55:02 ID:7+pPVkmv >>692のリンク先メンテ中なので 改めて新しいの貼ります スピルバンリッキー、いろいろやっちゃいましょう ttp://neko-loader.ddo.jp/pict/src/neko1438.jpg 697 :名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 00:18:20 ID:szdjF265 確かに幼稚園の頃は本当にリッキーがエロくて美人で悪女のなかでも一番ってくらい好きでたまらなかったが、 イスにされて萎えたのと(当時からやられ属性があった)、 小学生あたりでおっぱい属性がついたこともあって、今では貧乳の彼女には萌えられなくなった…… けど、シャドー、ガシャー含め、スピルバンとの4Pとか面白いかもしれん。 698 :名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 01:06:05 ID:x9bKID7U age 699 :名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 03:05:43 ID:e4E0pSUn 上げ 700 :名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 03:06:43 ID:Y4aFqiJf 浮上しすぎだ、水面に出てたぞw 701 :名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 23:41:50 ID:KWUsSaxQ 保守がてらゲームの話題でも。 >天誅千乱 当て身→気絶が普通の敵にも通用するなら、このスレ的な妄想も膨らみそうだな。 702 :名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 00:20:20 ID:c6VuzoPZ 天誅千乱…箱360、っつーのがなあ… 703 :名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 10:31:03 ID:Uo7DGQd3 箱360持ってる人、スクショ・動画等よろしくw 704 :名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 13:57:54 ID:MAYwEDAQ 天誅がSCEI謹製だと勝手に思ってたアフォな俺が来ましたよ 705 :名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 23:22:46 ID:Vcljq+ox 天誅って考えたら、田鶴や香我美、神楽、双葉など、敵女にもうどうしようもないくらいの悪党っていないなぁ…… 706 :名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 23:50:01 ID:FXQ9UOvd そこで小物ザコくノ一ですよ。 天誅の雑魚くノ一は雑魚ながらカワイイ http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1156080709/ 707 :名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 17:39:30 ID:LBO/uqlF まさかそんなスレがあるとはw 708 :名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 09:01:39 ID:R5hNIiAU ほしゅ 709 :名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 18:11:31 ID:8QOKgusk 声は天野由梨か折笠愛か田中敦子あたりを 想像してる 710 :名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 06:13:11 ID:A1qJaE+6 >>709 それなんていう誤爆? 711 :名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 20:45:56 ID:9VJa6pQk 「INエロゲ板」スレを見ているとエロゲ板住人のレベルを疑ってしまう… 712 :名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 23:48:42 ID:wfEtBz4l しかし、こちらは屠るスレに比べて過疎るなぁ。 713 :名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 16:50:44 ID:Rfel5/x0 もしぼるじょあがいれば、ねらーで女だけの悪の組織の設定も作れるのにな・・・ 714 :名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 17:57:50 ID:ykwxspuk >>314-319 好みなんだけど、誰か続きを書いて頂けると嬉しいです。 >>282>>287 も禿同なのだが、誰か >>289 のリンク切れの元を知りませんか? 715 :名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 18:42:21 ID:C9dMt61s 輪姦とか肉便器を生理的に受け付けない漏れにとって>>558-570が最も秀作。 716 :名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 22:41:18 ID:0O/+0Cbf >>715 それもいいが、>>632-637と>>682-677もいいと思うぞ。 両方ベネ。 717 :名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 07:07:09 ID:H8GuzLWe 悪の女というか「私達のしている事は正しいの!」と純粋に思い込んじゃってる、 某スレの大佐ちゃんみたいな外見の美少女に、主人公が真実を見せ付けるという電波を受信。 罪悪感と後悔に打ちひしがれた彼女を放っておけない主人公、 最後はラブH(ベタに処女)という毒電波を更に受信。妄想スマソ 718 :名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 08:30:33 ID:RCZrYfYT >>716 同意。 719 :名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 11:47:49 ID:SD1oOyFy >>716 ベネって何でしょうか? >>717 某スレでうpされてた絵で妄想した。GJ。 720 :名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 23:10:33 ID:MSb4Xobg >ベネ イタリア語で「良し」という意味だった気がする 721 :名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 01:37:40 ID:TKa46snt まだまだ先の話だが、次スレ移行時には 「悪の女とH」くらいのスレタイにしてシチュを幅広くしたいな。 ところで、 1.悪の女と和姦 2.      レイプ(S系・能動) 3.      逆レイプ(M系・受動) 4.      その他           どれが萌える? 722 :名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 01:47:08 ID:uG+VK6jQ うっかり惚れて惚れられて一緒になるのも、敵女成敗のためにビシビシ苛めるのも、 悪の組織を崩壊させたが生き残った敵女に付きまとわれて 時々流れでヒーローが押し倒されちゃうのも大好きだ。 一番が決められん。とにかく悪の女が大好きだ。 723 :名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 06:33:04 ID:/+RhDjcH >>721 Mな俺は激しく3なのだが…徐々に2っぽくなっていくのも面白い… 書いてみたいけど、基ネタになりそうなものの知識が乏しいだけに困りぎみ… 724 :名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 07:16:03 ID:akKxS/ov >>721 1以外有り得ぬ。 725 :名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 12:43:05 ID:vzovm9zN >>721 2に決まってるだろ。 幼稚園バス乗っ取りだの、上水道に毒物を入れるだのと、好き勝手やってる(?)悪の女幹部を 好き勝手やるのが楽しいんだい。 726 :名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 13:30:01 ID:f9ctS+YP >>721 1を組織から見限られて捨て駒にされた悪の女とかなー と、悪魔くんを見て思う。 727 :名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 01:14:16 ID:efyf5Pg3 >>721-726の流れを見るに、 現スレでも「つかまえて」にこだわらなくてもいい‥‥ということになる? ぶっちゃけた話、俺は1〜4のどれでもおkなんだがw 728 :名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 23:38:37 ID:VDnCTvdg 実際に、俺も次スレといわず、現スレからでもOKなんだけどな。 エロとやられはわけるべきだと思うが、Hは全般にした方が人呼べそうだし。 729 :名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 20:11:48 ID:HacSWOuY >>721 その3→2の流れっていいよな。MもSも楽しめて。 あと3→やられも好物だったりする。 730 :名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 10:40:40 ID:OHxXlg/W 2→3が悪らしくていい。 731 :名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 22:51:49 ID:LM4X1yDh なんか、前までは俺の嗜好は悪女やられオンリーだったのに、 このスレのせいか、悪女がでてくるなら何でもOKになってきた。 732 :名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 17:22:00 ID:+Rz9DGsC 職人さんのSS投下を待ちわびながら、雑談がてら次スレの話でもしよう。 ってことで、テンプレの叩き台を考えてみたので、意見求む。 【つかまえて】悪の女とH 2【つかまえられて】 いじめが大好きな女子高生から残虐非道の悪の女幹部まで。 悪の女を捕まえたり、悪の女に捕まったり、時には悪の女とラブロマンス! とにかく「悪の女とH」が基本コンセプトのスレです。 ・創作/二次創作、どちらも歓迎。ただし実在人物はNG。 ・「やられ」・「グロ」表現が多少なりともある場合は投下前に注意書きをしましょう。 ・雑談や感想レスなど、書き手が投下しやすい環境を心がけましょう。 ◆前スレ  悪の女をつかまえて  http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1080476860/ ◆関連スレ  【戦闘】強い悪の女戦士を屠るスレ 2【やられ】   http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152028736/           悪の女を屠るのがメインの場合はこちらに(やられ・グロ表現があるので注意!) 733 :名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 18:24:41 ID:oPjo/mNU ははは、気の早い奴め…と思ったが、気がつけば400KBを超えてるのか。 1000レス達成と500KB達成、どっちが早いかな。 テンプレはそれで異議なし。 が、せっかくだから関連スレに 悪の女をつかまえて INエロゲ板 http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1152888591/ も入れよう。 734 :名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 14:34:47 ID:1viQ6zyR ttp://snep.s7.x-beat.com/ss/13-09.html ゲーム内容知ってなきゃ?かも知れないが、 このスレにあってると思われるssを見つけたのでネタ投下。 735 :名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 00:21:26 ID:PXmq9eeJ >>734 ゲームはやってないが、普通に楽しめた。 レイプのような和姦か…ハァハァ 736 :名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 03:20:37 ID:L/auvlzd hosyu 737 :名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 11:53:06 ID:whluf6Sz 悪の女に妄想したので、初書き込みしてみます。 陽光の届かないビルの合間には、人影も少ない。 その代わりに存在するのは、色褪せた段ボールや元が何だったのか分からない風化したゴミたちだ。 「そ、そんなっ……こんな事って!?」 普段は人の居ないその場所に、若い女の上擦った声が響く。 「もう分かったでしょう? これ以上の抵抗は無駄です」 女の声に答えるように、穏やかな男の声がかけられる。 女よりも更に若い、少年と青年の間といったところだろうか。 「あたしたち蟲使いに、蟲使いで無い者が太刀打ち出来るはずが……ないっ!」 言葉の最後に重ねるように、女の細い指がしなやかに踊る。 彼女に使役される蟲が、風を切り飛翔する。 だが、先程までと同様にそれらは叩き落とされる。 「無駄だと言っているじゃないですか。僕に『蟲』は利きません」 涼しげでさえある青年の言葉に、女性からは汗が噴き出す。 女性、紗羅(さら)は、『蟲使い』と呼ばれる存在である。 裏社会においてのみ存在する、いわゆる公に出来ない仕事を生業としている。 彼女の場合は、主に要人の暗殺である。 常にボディーガードを伴う男であっても、性交は二人だけで行う事が多い。 銃器の類を持たずに、高い殺しの技術を持つ彼女たちはこういった任務にうってつけだ。 無論、彼女たちは皆、見目麗しい。 ターゲットに気に入られるには、必要な事だからだ。 紗羅も例外でなく、成熟した魅力を持っている。 今はコートの下に隠れているが、胸は豊かに谷間を形成し、細い腰は女らしい柔らかさを醸し出す。 身体のラインを強調するような露出度の高い服装は、男であればつい目が行ってしまうだろう。 「蟲が利かない? ……どういう事か教えてくれないかしら?」 問いかけながら時間を稼ぐ。 目の前の男から逃れる為の、否、逆に殺す作戦を立てる為に。 「教えると思いますか?」 青年はじわりじわりと距離を詰めて来る。 「…あたしを殺すのならば、冥土の土産に聞かせてくれてもいいんじゃないかしら?」 紗羅は諦めたように両手を上げる。 彼女の長い髪がふわりと舞う。 「命までは取りませんよ」 女の降伏とも取れる仕草にも、男は油断する様子は無い。 「ふぅ……ねぇ、コートを脱いでもいいかしら? もう抵抗しないわ」 「……どうぞ」 ゆっくりとコートを脱ぐ。 男に見せるように、扇情的に。 抵抗の意志が無い事を示すというよりも、男の欲情を煽るように。 ぱさりとコートが落ち、瑞々しい女の身体が露わになる。 服に隠されていた女の香りが漂う。 「何を企んでいるのです?」 「あん…今更何を企もうと無駄じゃない。それともこの状況でも女が怖いのかしら?」 紗羅は潤んだ瞳で、挑発するように言う。 殺し、殺されの状況の後にしては異様な光景とも言えるが、男の表情は僅かに変わった。 (ふふっ……蟲は攻撃用だけじゃ無いのよ、坊や) 催淫作用のある蟲の香を漂わせる。 何も言わずとも、男という生物であれば性欲に狂わせる事が出来る。 案の定、青年はふらふらと紗羅に近付いて来た。 「…怖くなど……ありません」 「ふふっ、本当かしら? 怖くないのなら……」 女はビルの壁に寄りかかりながら、スカートの裾をつまみ上げ、 「証明してごらんよ」 甘く囁いた。 738 :名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 11:55:00 ID:whluf6Sz 「あ……んっ………」 荒々しく胸を鷲掴みにされ、それでも紗羅は甘い喘ぎを漏らす。 青年の手から溢れるほどの豊かな胸は、その形を変える。 「んぅ…ん………乱暴なのね?………あぅ…ん……」 弾力のある膨らみは、心地よい刺激となる。 「その方が良いのでしょう?」 ブラの下に手を移す。 わずかに汗ばんだ胸を彷徨い、その先端に触れる。 「あ…ぅんんっ……あ…………あぁ………」 強引に手を動かすと、ブラがずれ乳房が露わとなった。 乳首の色は、意外にも綺麗なピンク色だ。 豊かな双丘を包むように手を動かす。 「あん……あ…はっ…………んっ……ああっ……」 喘ぎ声を絞り出すように揉みしだき、先端を口に含む。 固さを増した乳首を口の中で転がし、吸う。 「……あん…ふふっ……男はおっぱいが好きだねぇ……あはっ……」 紗羅は胸を吸う男の顔を抱き締める。 女の匂いと柔らかさを存分に味あわせる。 「んんっ……そう……もっと…吸って……あ……はぁ…んんっ!」 青年の顔が先端から周囲へと動く。 胸の谷間に浮かんだ汗を舐め取り、なめらかな肌を感じる。 「あ…ん……ぅ………あ……ああっ………」 男はその手を、女の下腹部へと滑らせる。 引き締まったウエストから、ふとももへの感触を味わう。 次いで、付け根付近に焦らすように指を這わせる。 「あ…あんっ……いや……焦らさないでぇ……んっ……」 紗羅の声に応えるようにスカートの下のショーツへと、指が動く。 布のさらさらした感触と、その下の柔らかな感触の異なるものを同時に堪能する。 「…あふっ……ん………んんっ………あは……ああっ!……」 不意にショーツの中に手が侵入した。 くちゅりという湿った音と共に、女は身体を震わせる。 濡れそぼった秘所は、男の指をくわえ込むように蠢いているようだ。 柔らかく形を変えるそこを、存分に撫でる。 「んあっ…ああっ………ふぅ……あぁ…そ、そこっ……あはぁん!」 濡れた音と妖艶な女の喘ぎ声とが混ざり合う。 紗羅は、力を失い倒れそうになるのを青年にしがみついて堪える。 739 :名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 11:56:02 ID:whluf6Sz 「ああ…やっ……そんな……くぅ…ふああっ……ああっ……」 胸を押し当て、耳元で淫靡な声を聞かせる。 「随分と敏感ですね。もうこんな音をさせて」 「あくっ…ん……そういうあなたは………」 反撃とばかりに紗羅の指が、青年の股間へと伸びる。 服の上から撫でられ、くすぐるようなもどかしい感覚を与えられる。 「あ………んふふふふ……こんなに固くして………」 紗羅は男の前にしゃがみ込むと、手際よく服を脱がせる。 「うふふふっ……ねぇ、苦しい? 我慢できない?」 屹立した男根に触れるか触れないかの、微妙な刺激を与える。 男の答えを聞かなければ、そのまま焦らし続けるだろう。 「ええ……我慢できません」 青年の答えに満足したのか、女は妖艶な笑みを浮かべる。 獲物を前に、彼女の艶めかしい紅い舌が唇を舐める。 「ふふふ……良い子ね。ご褒美にあたしもしてあげる………んんんっ…」 紗羅が竿を口に含む。 同時に根本を手で刺激する様子は、男を知り尽くしているかのようだ。 「ん…んむっ……っ……ん……んんぅ……んっ……ぷはっ…んちゅ」 前後への出し入れは、性交に酷似した感覚だ。 時にきつく吸い込み、時に口から離し舌を這わせる。 「むぅ……んっ…んふっ……あん…………んんっ…ぷは……」 青年の反応が大きい箇所を探り当て、そこを重点的に責める。 女は唾液を塗りつけるように、突くように舌を蠢かせる。 「どほぅ…ん……あたしの…ふぅ…ん……ちゅ……口は?」 上目遣いに尋ねてくる女の言葉は、青年の脳内にがんがんと響く。 甘く痺れるような、一点に集中するような悦楽。 「く……気持ち良い…ですね」 絶頂への期待感ともどかしさとに、青年の声が途切れる。 「んふふっ…ちゅぱ……んむっ……いいわよ……出させてあげる」 紗羅の言葉の通りに、刺激がより一層強くなる。 今までのスローテンポから一転し、今度は顔が激しく前後する。 「んくっ…ん……むぅ……ぷはっ………んぐっ…んむっ……んんっ…」 瞳を閉じ、一心不乱に男根にむしゃぶりつく様子は扇情的だ。 男の先走りの液と女の唾液が混ざった汁が、形の良い顎を伝う。 ぴちゃぴちゃという音と、くぐもった喘ぎ声と、早い刺激の全てが青年の射精感を高める。 「む…ぷ……ぴちゃ……んっ………んむっ…んんっ……んんんっ!?」 最後のとどめとばかりに、紗羅の指が男の袋を柔らかく包む。 「くっ…!!」 微弱の電気が体中を駆け巡る感覚。 意識を全て白く染めるような刺激。 どくどくと脈打つ度に与えられる悦楽が身体を支配する。 「んっ………ふふっ…やっぱり……濃いわね」 口の端から流れる白濁の液体を舐め取りながら、紗羅は妖艶に微笑んだ。 740 :名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 11:57:31 ID:whluf6Sz どこらへんで区切ったら良いか分からず、長文失礼。 741 :名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 12:27:55 ID:pDwSwUAN >>737-739 GJ!! 続きをきぼんぬ 742 :名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 23:13:34 ID:4j2FL3jl ありがとう。 頑張って続きを、書いてみるよ。 女幹部の名前は、ザーラ → ザラ → さら → 紗羅 です。 一般人とか笑いながら虐殺するような、悪い奴……を設定してますが、うまく表現出来てない orz 743 :名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 23:56:08 ID:GzpLLd2g GJ!!! 紗羅さんエロいよ 今後の展開にワクテカ 744 :名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 08:58:06 ID:PDkGijrv 蟲使いの一族は幼い頃から、体内に蟲を埋め込む。 その蟲にも様々な種類がある。 放出すると同時に固く変形し、相手を切り裂くもの。 体内で育ち、宿主の身体能力を上昇させるもの。 そして体内で育ち、他者に対する強力な毒となるものがある。 紗羅の体液は毒と化している。 フェラチオによりたっぷりと唾液を流し込んでおいた。 直接戦闘において青年の方が上だとしても、勝つのは私の方だ。 彼女はそう考えていた。 だから射精を終え、脱力し、再び男が立ち上がる事など想定していなかった。 「……!?」 彼女の脳裏には疑問符が浮かぶ。 (毒の回りが遅いのかしら……) 内心の動揺を表面に出さないように苦心しながら、紗羅は挑発を続ける。 「ふ、ふふふっ……そう、まだ頑張れるのね。若いってのはいいわ」 一度放った後も硬度を維持する男根を見ながら、ゆっくりとショーツを降ろす。 薄い茂みの奥を指で弄りながら、水音を聞かせる。 「は…あん……ねぇ……今度はあたしの中で…ね?」 「ええ、そうします」 青年に躊躇する様子は見られない。 より深く交わる事により、毒の濃度を高めようとする紗羅の思惑に気付いてはいないはずだ。 「ふふふ……んっ…………はあっ!……あ……んっ!」 正面から向かい合うような体勢で、腰が近付く。 濡れた花弁へと、剛直が侵入して行く。 女の愛液が秘所の滑りを手伝い、抵抗らしい抵抗もなく結合した。 「んくっ…は………あ……ん……あっ………ああっ……」 挿入は容易であったが、サイズが合わないわけでは無い。 熱く包み込むような肉の感触は、夜の相手としても存分に鍛えられているのが分かる。 「ふはぁ……あ……あっ……ああっ…ん……んくっ…あ…」 紗羅が喘ぐ度に、その膣内が収縮し青年を包む。 まとわりつくような中を感じる為に、腰を引き、再び突き入れる。 「…あっ……ん…あ……はんっ………あくっ……うぁあ……」 乱暴に突き入れられ、女の喘ぎが途切れる。 身体が揺れ、胸の膨らみも挑発的に揺れる。 女の体内で熱と悦楽と液体を交換し合う。 「はっ……ひあっ…………あっ……あ……んんぅ……はぁ…っく」 紗羅の両手が青年の首へと回る。 さらに片足をも男の腰へと回し、密着の度合いを高める。 彼女の毒の交わりから、男を逃さない為の布石だ。 「ん…はっ……ね、ねぇ…うあっ!……ああっ…ねえ……キス……んんむっ…」 女にとっては毒を、男にとっては性的興奮の液体を交換する為に、お互いの唇を合わせる。 紗羅の舌が男の口内へと差し込まれる。 舌と舌とが絡み合い、熱と液体とを流し込む。 「ん………ぷはぁ……くぅ…んっ!?」 ディープキスにも関わらず、彼女の毒を流し込まれているにも関わらず、男の様子は変わらない。 リズミカルに抽送を繰り返す。 (なぜ? 蟲の毒はこいつの身体に流し込んでいるはずなのに…) 「…不思議ですか? あなたの作戦が通じない事が」 紗羅の内心を読んだかのような青年の言葉に、身体がぴくりと反応してしまう。 「はっ……なっ、何を…あんっ!……ん……くぁ…はぁ……んっ…」 青年は女を壁へと押しつけ、更に深く突き入れる。 悦楽の衝撃を逃さず、その全てを紗羅の中へと与える。 行為の激しさとは反比例するような穏やかな声で、青年が呟いた。 「言ったじゃないですか。僕に『蟲』は利きません、と」 つづく 745 :名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 09:05:56 ID:PDkGijrv レスはやはり文章を書く原動力になります、ありがとう。 続きはちょっと時間かかるかも。 >>721 素晴らしい分類かと。 俺は2と3が好きなので、 敵女の誘惑(M系) → 敵のあてが外れ、「い、いやっ!」とか言い出す → S系に責める という一粒で二度オイシイ展開にしていく予定。 746 :名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 09:28:49 ID:0UiB0dYl >>744 GJ again 俺も2,3が好きなので、その展開は大好きです。 悪女がうろたえながらも尚も抵抗、段々手詰まりになっていって悶え苦しむのは最高です。 こんなレスでよければ、energy にして下さい。d。 747 :名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 10:33:53 ID:g1SsDbcW GJ! ただ、いちおうsageてほしいと思う俺。(メール欄にsageと書く) 作戦が破れた紗羅さんがヒィヒィ言わされるのを期待してます 748 :名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 19:39:21 ID:98oKkYgD 俺は1も好きなので、 贅沢言わせて貰うと、3→2→1となるととても嬉しい。 749 :名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 21:51:04 ID:LZtnKYNB >>744 GJ!! 期待通りの展開。続きも期待してます!。 750 :名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 22:33:32 ID:hVmV7Cy/ 正座しながら待ってるぜ! 751 :名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 04:01:47 ID:amrybTnj ぶっちゃけM系逆転だと二度おいしいってわけには行かなかった俺が居る・・・。 752 :蟲使い(仮称) 続き :2006/10/02(月) 17:29:41 ID:bjEmicId 「く…あっ……なん…でっ!? いっ…ああああっ!」 青年は毒が効いていない様子で、紗羅の身体を貪る。 容赦の無い抽送は、女の言葉を途切れさせる。 「僕の通り名を聞いた事はありませんか? 『絶』です」 「っ!? ひ…はっ……な…蟲絶やしの…絶!?……んっ!」 水が混じり合う音と、肉と肉とが触れ合う音が響く。 絶え間ない激しい責めに、紗羅の身体が逃げようとする。 しかし、男はそれを許さない。 背中は壁で、左右へと逃れようとする腰をしっかりと捉えている。 むしろ女の動きは、青年の前後運動にさらなる刺激を与える事となる。 「そうです。僕は、あなたたち蟲使いの天敵です」 「や…はっ……そ、そんな……激しく……ああっ……ん…あ、あんた…たちはっ…くっ」 蟲を扱う一族があり、そしてその蟲を殺す一族も存在する。 彼らの体液は蟲の効力を打ち消す。 それゆえに彼らの体液を、蟲対策に買い求める者たちさえ居る。 だが、彼らはもはや存在しないはずだった。 苦しげな紗羅の言葉に、男の冷たい声が答える。 「ええ…一族ごと殺されました。僕の両親も兄も、妹も……」 青年の声は冷たい。 だが、表情は変わらぬ穏やかなもの。 壊れた暗い炎の灯る顔。 「ひ…あっ……んっ…いやっ……お、お願い……ゆ…許して…ああっ…」 女は、いやいやと涙を浮かべながら、懇願する。 「許す? さっきも言いましたよ。僕は命までは取らない、と」 男は、逃げようとする脚を掴み、更に深く挿入する。 表情は変わらないが、昔語りで怒りが沸いてきたのだろう。 紗羅の身体の事など全く考えに無いほどの、激しい性交を繰り返す。 「…ひぐっ……っく…あ……んむっ…んちゅ………ん…」 強引に唇を奪われ、剛直を突き入れられ、紗羅の頬に涙が流れる。 先程までの演技をするような余裕は無い。 天敵である存在に容赦なく蹂躙され、女の中に怯えが生じる。 口が離れ、唾液が糸を引き胸元へと垂れ下がる。 753 :蟲使い(仮称) 続き :2006/10/02(月) 17:31:06 ID:bjEmicId 「あなたを殺しはしない。ですが、蟲は殺します。……全て」 宣言と共にペニスが引き抜かれ、抜ける直前で再び膣内へと入る。 紗羅の意志に反してぬるぬると湿る中を堪能する。 「あっ…い、いや………あ……はぁ…んっ……はぁ…ああっ……」 「蟲の浸食度合いにもよりますが、良くて普通の人間に戻り、悪ければ廃人です。  命までは取りません。安心して下さい」 安心など出来ようはずのない発言に、女の身体が痙攣する。 身体の中の蟲たちが死んでいくのが分かるようだ。 女の身体は恐怖に竦むが、同時に腹の奥に熱さを感じている。 それが『蟲殺し』の効果か、生理現象か、あるいは彼女自身の悦びかは判別はつかない。 「んあ……ああっ…だ、だめ……いや……あっ…嫌なのにぃ……ああっ…」 びくびくと紗羅の身体が震える。 深く挿入されるたびに、彼女の敏感な突起が男の下腹に擦られる。 「…ふ……ひぃっ………ひゃ…んあっ………ああっ…あ…あ……」 湿り気と熱さを増す膣内は、男を柔らかく迎え包み込む。 例えそれが彼女の望まない結果をもたらすとしても、だ。 復讐という理由はある。 だが、だからといって女を犯して良い理由にはならない。 しかしそれでも、たった一人残された彼の存在理由は復讐でしかない。 ほんの少し胸に感じる罪悪感を塗り潰すように、腰を突き入れる。 「ひ…はっ……あ………やああっ…いや……あっ……ん…っく…は…」 女の匂いと柔らかさと本能に、男の思考が白く染まっていく。 「……出します」 「っ!? い、いやっ! だめぇ……あっ……そ、外にぃ!……」 紗羅は精一杯の抵抗に、男の肩を突き放そうとする。 だが今の状況では、彼女は普通の女の力しかない。 青年の動きを止める事は出来ない。 速度を増す彼の動きに、喘ぎの感覚も短くなる。 「あ…ああっ……んっ…はっ…あ……ああっ……んぐっ……ああああああっ!」 どくどくと脈打つ男根から、白濁の毒が流し込まれる。 敏感な竿を液体が通り、眠る直前のように感覚を白く染めていく。 心地よい疲労感が全身を包み込む。 「あっ……あああっ……………」 紗羅はがくがくと身を震わせ、倒れ込んだ。 754 :蟲使い(仮称) 続き :2006/10/02(月) 17:37:30 ID:bjEmicId いちおう終わりです。 俺の脳内では、「蟲殺しの里」(?)を滅ぼした「蟲使い」の女幹部があと6人とか居るのですが…。 中には和姦となる奴や、卑怯な手を使う奴やら、仲間になる奴やら色々居ると思います。 とかいう適当な設定をでっちあげておきますので、誰か続き書いてくれないか? 自分で書くのも楽しいけど、自分の文章では実用性が低いのでw >>746 さんくす、energyになりました! >>747 sage勉強しました。指摘ありがとう。 一言で「悪の女」(とエッチ)と言っても、色々なパターンがあるようで、いい勉強になりました。 機会とやる気があれば、またSSを投下させて頂きます。 和姦パターンは、俺の脳内には微妙に少ないので誰か別の人が(ry 755 :名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 23:38:20 ID:Rn9LuE8w 素晴らしい!設定もだけど文章も十分実用性ありますよw また新作投下されるの楽しみにしてます! 756 :名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 01:07:29 ID:kHdQOgfp エロいよエロいよGJ!! 事後の紗羅さんとか妄想するとさらにエロいよ 757 :名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 03:47:47 ID:XhE9yNMv GJ again!! 勃ちますた… 758 :名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 17:26:51 ID:7lgrpCa3 ちょっと書いてみたいんだけど… ここって、悪の女を"捕まえた"シチュじゃないとダメなのかなぁ? それとも >>732 に書いてあるみたいに、悪の女に"捕まえられた"シチュとか 悪の女が絡めば大体受け入れてもらえるのかなぁ…不安。 759 :名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 18:06:57 ID:HvlszPzv 特に異論もなかったから、悪の女メインならそれでいいんじゃね? 心配なら投下時にトリップとか題名とかを付ける等して、 「○○注意、嫌な人はNGワード指定してください」と注意書きすれば良いと思われ。 760 :初めてカキコミ:2006/10/03(火) 20:48:25 ID:zBNN5gyN あくまで個人的にですが悪の女キャラが死ぬのは かなり嫌なのでソレだけはNGにして欲しい… 他は悪の女メインでエロなら無問題だと今までの流れ見て思うんですけれど… 今まで読んだSSの中ではザーラさまのSSとかがいいですね。 それはそうと 商業誌とかでも悪の女が主役側のヒロインを捕まえて陵辱っていうのはありますが 逆のパターンというのはないですね… 何故か… 761 :名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 20:51:07 ID:HWjaT+gB 何故か… って基本的には陵辱自体が悪のカテゴリーだからねw 762 :名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 20:55:04 ID:zBNN5gyN 即答レスがこんなに早く来るとは… 多くの住人の悪の女のコスチュームイメージてこんな感じでしょうか? http://www.youtube.com/watch?v=R_oC0EaIJNY 763 :名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 20:59:38 ID:zBNN5gyN 今月 こういうのが出るとのこと http://www.mangaoh.co.jp/php/data_product.php?&i_prd_code=130908 764 :名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 00:43:23 ID:to4/Kw5f >>760 犯るのはこっち。 屠るのはあっち。 【戦闘】強い悪の女戦士を屠るスレ 2【やられ】 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152028736/l50 住み分けはもう出来てる。 765 :名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 04:36:42 ID:A58d7HM4 悪の女が絡んでれば大丈夫だと思うよ。 >>721 以降のここの住人の意見を参照するとさ… と言う訳でできたら投下してくれ。悪女の誘惑は大好きだ。 766 :名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 03:17:35 ID:j6Sgz0oM >>754 遅レスながらGJです。エロかった。 ただ犯すだけじゃなく、殺さないけど廃人になるかもっていう絶妙の「復讐」が素敵です。 十分、実用性あるので754さんに続編書いて欲しいけど、 設定だけ公開して、他の職人さんに書いてもらうってのも面白い試みかも。 >>758 もう、悪の女とHならすべて解禁でいいと思う。 屠るスレはあるわけだし、きれいな住み分けだろう。 767 :名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 13:39:07 ID:oFOB5IbO SM女王様系の女幹部(よくある四天王とかの紅一点とか)が 任務に失敗してエロいお仕置き受けるとか…… 768 :名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 07:37:49 ID:FvXm5WdS シリアスでクールなタイプと どこかおっちょこちょいなマージョ様タイプ 二つにわかれるな。 769 :名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 18:28:57 ID:CHqXdgtQ >>632-637と>>677-682を書いた奴ですが。 完結編がなぜかエロ無しになってしまったので、 エロ有りの第三話とセットで投下しようかと思うんですが 一気に投下していいでしょうか? (第三話+完結話で13レスぐらい) 770 :名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 18:42:31 ID:cA42Ihbb いいですとも! 771 :名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 19:30:12 ID:nHHPRSn3 とりあえずお一人の許可をもらったので投下。 第三話はエロあり、和姦。第四話はエロなし。 名前欄に「第三話」「第四話」と入れるので、 嫌な人はNG指定とかでスルーして下さい。 772 :第三話:2006/10/08(日) 19:31:25 ID:nHHPRSn3  美味でもない昼食を胃に詰め込み、ベッドに腰掛ける。‥‥退屈だ。 伸びをすると薄手のバスローブの襟元が開き、艶やかに色づいた突起が覗いた。 これで顔を赤らめてくれるような相手がこの場にいれば多少は気晴らしにもなるだろうが、 一人ではどうしようもない。 「ふう‥‥」  ザーラは悩んでいた。  捕虜となった今、果たしてどのように振る舞うべきか。選択肢は二つ、せいぜい三つ。 《ヴァンガード》に全面的に協力するか、しないか。脱走を図るという手もないではないが、 無意味だ。いったん囚われの身となった以上、脱走して組織に戻ることはできない。 形ばかりの裁判が行われ、見せしめのために最大限残虐な方法で処刑されるのがオチだ。 元最高幹部であった彼女は、それぐらいのことはよくよくわかっている。 自身が判決を下し、刑を執行したこともあるのだから。もちろん、逃げた上で 組織には戻らず潜伏するという手もある。が、それは《ヴァンガード》と 《シュヴァルツ・バタリオン》の両方から身を隠さねばならないということだ。 派手好きな彼女にそれは耐えられないし、何より、逃げおおせるのは難しいだろう。  《ヴァンガード》に全面的に協力し、尋問で尋ねられないことまでも、必要なことは すべて話す。許されるならばそれ以上の貢献をする――論理的に考えて、 それが最善なのだろう。可能な限り速やかに《シュヴァルツ・バタリオン》が壊滅し、 《ヴァンガード》が戦闘態勢を解く――それが、彼女が自由を手に入れる最短の道だ。が。 「この私が正義の味方ごっこなんて‥‥耐えられないわね」  彼女のプライドと美意識が、それを阻んでいた。望むままに振る舞い、快楽を何よりも 優先する――それこそがザーラにとっての「正義」なのだ。側近を美少年や美青年で固め、 首領に媚びを売るとき以外は彼らと悦楽にふける。最高級の酒を浴びるように飲み、 たまには民間人をレイプ。ザーラの与える快楽に耐えきれず廃人になる者もいたが、 彼女にとってはどうでもよいことだ。彼女の放縦な生活は、快楽主義者やサディストの多い 《シュヴァルツ・バタリオン》においても群を抜いていたが、それでも情報の扱いにかけて 彼女の右に出る者はいなかったため、それも許されていた。  それがどうだ。ベッドとクローゼットのほかは何もないに等しい一室に押し込められ、 質素にもほどがある食事と飲めたものではない安ワイン。衣服はさんざん不平を言って 何とかスーツを手に入れたが、それまではあろうことか作業服だったのだ。 ――この生活が《ヴァンガード》の幹部に匹敵する、捕虜としては破格の 特別待遇だということを、彼女は知らない。  そんな彼女にとって、この組織は耐え難かった。皆、自分たちの大義と正義を信じ、 そのために命さえ惜しまない。質素倹約、質実剛健。謹厳実直、滅私奉公。 組織内の恋愛さえ、おおっぴらにはできないというではないか。 「ったく‥‥何が楽しくて生きてるんだかわからないわ」  だが、この生活にも楽しみというものが全くないわけではない。 いや、むしろ非常に大きな楽しみがある、とさえ言える。  彼女をここへ押し込むことになった男、黒瀬龍牙――《ヴァンガード》特殊戦闘部の 遊撃隊、という名の超強化人間だ。その男と逢うこと、それが唯一の、そして最高の 楽しみだ。 773 :第三話:2006/10/08(日) 19:33:03 ID:nHHPRSn3  だがその男は、今日も任務に励んでいる。最重要の情報を訊き終えるまでは 彼女につきっきりで尋問だったのだが、それが一段落すると空き時間だけを尋問に 当てるようになってしまったのだ。一日に一度も逢えない日さえある。 龍牙には何度も不平を言ったが、しかしそれは司令部の意向であり、彼の一存では どうにもならなかった。  今日も尋問はないのだろうか――逢えないのだろうか。 「‥‥龍‥‥牙‥‥」  ――自然と指が胸元に向かう。信じられないことだ。今まで彼女が男を焦がすことは あっても、その逆などあり得なかった。求めずとも男は彼女にかしづき、甘い言葉を囁き、 彼女を喜ばせようと心を砕く。褒美に体を与えてやれば、溺れるようにその体に むしゃぶりつき、そして心も体も彼女に食い尽くされてしまう。それが当たり前だった。 そして多くの男がそれを望み、彼女はそれを楽しんできた。だが。 「‥‥ぁ‥‥早く‥‥きて‥‥」  ベッドに倒れ込み、胸を揉みしだく。男のことを考えながら。あの男の手つき、 あの男の息づかいを思い出しながら。体が熱い。股間の茂みが徐々に湿り気を帯び、 そしてそこへと指が伸びる。男の肉槍、男の動きを思いながら。 「はぁう‥‥り、龍牙‥‥あぁ‥‥!  ああっ! はぁっ、んうっ!! ――だめ、だめ、ああっ!!」  股間の濡れ方も喘ぎも徐々に激しくなり、ついには粘液質の音をぐちゅぐちゅと 激しく響かせながら、ベッドの上で悶える。すらりと長い、だが肉感的な脚を 誰かに見せつけるかのようにM字に開き、腰を浮かせて淫らな声を漏らす。 防音性はたいしたことがないと聞いているためなんとか声は抑えているが、 それでも切なげな悲鳴が響く。乳房を鷲づかみにして、股間を高く突きだして、 ビクンビクンと震えると‥‥ようやく指先は静かになった。  時計に目をやると、今日の尋問まではまだまだ時間が余っているようだ。 暇を潰すと言ってもあまり方法がない。とりあえず一眠りして、そのあとシャワーでも 浴びよう‥‥そう考えると、彼女はバスローブを脱ぎ捨て、一糸まとわぬ姿で ベッドに潜った。  本当は――悩んでなどいないのかもしれない。あの男と逢える日々さえ続くのなら‥‥。  * * * * *  それは唐突だった。シャワーを浴び、彼女がそろそろ諦めかけていたころ―― 『ザーラ、俺だ。入るぞ』  ぶっきらぼうな声が響いたかと思うと、黒のボディスーツに身を包んだ男が入ってきた。 ボディスーツ姿ということは、作戦から帰ったところなのだろう。 「あら、お帰りなさい」  努めてクールな表情を装いつつも、喜びを隠し得ない顔でザーラは男を迎えた。 「‥‥確かに今帰還したところだが‥‥妙な挨拶をするな。 ‥‥まあいい。すぐに尋問を始めるぞ――今から行けるか?」  なにやら苦虫をかみつぶしたような顔になるが、男は気を取り直して用件を伝えた。 そしてそれは何よりも彼女が待ち望んでいたことだ。異論などあろうはずもなかった。  ぴちゃ、くちゅ。じゅる‥‥ちゅうっ。  密室に粘液質の音が響く。 「はむ‥‥ん‥‥。はぁん‥‥龍牙‥‥」  男の首に両腕で絡みついたまま、女は甘い声を上げた。その頭をつかんで、 男はもう一度その唇をふさぐ。細い腰を強く抱きしめ、かぐわしい髪と張りのある胸を 感じながら、唇を、舌をむさぼる。女もいっそう強く腕を絡め、体をすり寄せ、 くねらせる。吐息と、衣擦れ。 「‥‥あ‥‥ん‥‥。ふふ、ずいぶん素直になってきたわね‥‥。 あなたの方から求めてくるなんて」  顔を少し上気させて、ザーラは耳元でささやく。男は応えず、その唇を黙らせる。 舌をねじ込み、歯列と上あごを舐め上げて。女の体を壁に押しつけキスを続けたまま、 互いに服を脱がせあう。豊か、という言葉では到底足りない大きさの乳房を手のひらで 揉み込むと、細い指がするりと男根を絡め取る。――キス。吐息。 774 :第三話:2006/10/08(日) 19:34:35 ID:nHHPRSn3 「‥‥っ‥‥ぅ‥‥」  くぐもった呻きを漏らしたのは、逞しい男だった。ローションを付けたわけでもない 指先が、繊細にペニスを擦りあげる。長い爪で傷つけないよう力を入れず丁寧に、 亀頭、カリ、サオと指を這わせる。その感触に肉棒は逞しさを増し、 女を求めて一粒の露を湛えた。 「あ‥‥はぁ‥‥っ。ふふ‥‥欲しいの? 私の身体が‥‥」  妖艶な声と目で、女が誘う。 「‥‥欲しいなら言って‥‥あ、ん‥‥『お前が好きだ、愛してる』って‥‥ふふふ」  絶対に言わないとわかっていて、女は言った。そう、二人は事実上恋人同然だ。 彼女を降伏させたのは龍牙であり、そしてそのとき以来、肉体関係は続いている。 「強化人間」という、ヒトの範疇から半ば外れた存在である二人にとって、 互いに肉欲の限界までむさぼることのできる組み合わせはこれしかない、というのも理由だ。 しかしそれ以上にザーラは龍牙の肉体に溺れ、狂う。それはもはや、単なる肉体だけの 関係ではなかった。  彼女は平気で口にする。 「‥‥龍牙、好きよ。あなた以外の男なんて、もうどうでもいいわ‥‥。 あ‥‥ん、いい、もっと‥‥揉んで‥‥」  だが、その言葉を返すことは龍牙にはできない。捕虜とはいえ、 ザーラは「憎むべき」敵なのだ。彼女が属していた《シュヴァルツ・バタリオン》は 多くの仲間と市民の命を奪ったし、今も奪っている。彼女が指揮していた情報部門も、 こちらの内偵と多数の情報提供者を処刑している。そしてザーラ自身も、 龍牙の同僚――特に親しいわけではなかったが、しかし同僚としてのつきあいは もちろんあった――を殺したことが判明している。許すことはできないし、 まして愛することなどできるはずがない。――少なくとも、それが彼の理性と 感情の意見だった。  だが、これはどういうことだ。尋問室に入るなり女の唇を奪い、貪欲に身体を まさぐりあっている。あれほど憎んでいたはずの敵を抱きすくめ、唇をついばみ、 互いに息を荒げている。並外れた大きさを誇る肉の槍が、彼の本能を代弁していた。  ――この女を抱きたい。 「‥‥ザーラ‥‥!」  目を見つめ、女の名を呼んだかと思うともう一度、一気に唇を奪う。首に絡みつく腕、 股間にすり寄ってくる太ももがぴくぴくと細かく震える。唇を離すとその目は すっかりとろけ、半開きになった唇から熱い吐息が漏れる。砕けきった腰を抱きあげ、 横抱きにして尋問用の机に運ぶと、龍牙は女に覆い被さった。 耳朶、首筋、鎖骨、乳首――キスの雨を降らせ、そして堅く熱い怒張を手探りで 秘裂にあてがうと、じっくりとそこを刺し貫いた。  ――ずぐっ‥‥ずぶっ‥‥ 「‥‥くっ、――あぁあっ!!」  肉襞を掻き分け、熱い肉杭が突き刺さってゆく。ザーラは口を食いしばったかに 見えたが、しかしそれも一瞬のこと。亀頭がめり込んだ頃にはこらえきれずに 嬌声を上げた。  ‥‥ずぶり‥‥ズンッ――!  締め上げ、よだれを垂らして悦ぶ淫裂を肉棒がゆっくりと、しかし確実に突き進む。 そしてそれが奥底に当たり、そこを力強く衝き上げたその瞬間。 「ひっ‥‥あぁぁああああっっ!!! 龍‥‥牙ぁああっ!!!」  嬌声――いや、絶叫。凄まじい絶叫。美貌を愉悦にゆがませ、女は一瞬で達した。 それが軽い絶頂などではないということは、その声からも、表情からも、 そしてひくひくと痙攣する手足や肉壺からもはっきりと分かる。  だがこれはほんの入り口。龍牙はイッた女を串刺しにしたまま、口づけをしながら 腰を突き上げる。その動きに敏感に反応し、爪を龍牙の背中に食い込ませてしがみつき、 そして必死に快楽を貪る。長い脚を男の腰に絡みつかせ、淫らな乳房をすりつけ、 揉み、揉ませながら。目は快楽にとろけ、唇は喘ぎと睦言を紡ぎ、全身で男を味わい、 そして全身を男に味わわせる。 775 :第三話:2006/10/08(日) 19:36:16 ID:nHHPRSn3  大した女だ――龍牙はザーラを抱くとき、いつもそう思う。この女ほど快楽に 貪欲な女はいないだろう。快楽の味わい方を熟知し、それを相手にも伝染させる力を 知り抜いている。そしてその力を、意識的にではなく本能的に発揮する。 龍牙自身が与える快楽を全身で受け止め、味わい、狂い、そしてそれを全力で龍牙に返す。  普段は冷たく美しい瞳も潤んでいる。好んで挑発的な言葉を吐く唇もゆるみ、 紅い舌が扇情的にうごめく。肉棍で衝き上げられ、かき回されて歓びにむせぶ蜜壺。 龍牙の体に吸い付く、しっとりと汗ばんだ柔肌。――最高の抱き心地。 「あっ‥‥はぁあん!! ああっ、あああぁっ!! っく、また‥‥い‥‥っくぅ‥‥!!」 ビクンビクンと体を跳ね上げると、乳房が淫らに揺れる。快楽の余韻に震える女を またしても突き上げ、抱きしめ、口づけを。ひくひくと痙攣する肌を強く抱き、 今度はザーラを上にして――。 「あはぁ‥‥っ! っく、ほんとに‥‥すごいわ‥‥。あう‥‥っ」  少し落ち着こうと、ゆっくりと腰を振る。だがそれでも龍牙の名刀は彼女に 快楽を刻み込んでくる。食い尽くそうと攻め寄せてくる熱い肉襞を難なくはねつけ、 その弱点を見事なまでに突き、えぐってゆく。 「龍牙‥‥最高よ‥‥。っく、あぁ‥‥あはぁあっ!!」  睦言を口にしようとしたとたん、龍牙は彼女を下から突き上げた。たまらず悶える。 体位がどうであろうと、主導権は完全に龍牙が握っているのだ。 「はぁ‥‥ん‥‥! 悔しい‥‥いつか‥‥かなら‥‥ず‥‥! ああっ!!」 「必ず‥‥なんだ?」 「あはぁっ!! はぁっ、んあぁぁあっ!! か、かならず‥‥あ、あなたを――ひぃっ!! っくああぁああ!!!」  身体の内側からこみ上げる快感を何度も爆発させながら、ザーラは必死に言葉を続ける。 その様がたまらなく――「愛しい」と、龍牙は感じた。弾む乳房を強めに揉むと、 ピンクに染まった首筋が大きくのけぞる。 「――! あ、ぁ‥‥! あなたを‥‥堕としてあげる‥‥! あ、っく、わ、私なしじゃ、い、生きられない、くら‥‥い‥‥!」 「遺言はそれだけか?」 「ひっ――! ま、待って、ゆるし‥‥!!」 「ダメだ」  冷たく、だが目に少し笑みを浮かべて言い捨てると、龍牙は女の腰をつかんで 荒々しく突き上げる。悶える膣肉をがむしゃらにえぐり、子宮の入り口を徹底的に 突き上げてゆく。子宮が、膣が、熱い涙を流して許しを請う。 「あ、ひ、あああああぁぁあああっ!! イク、イクぅうううっ!! だ、だめ、っくあぁああぅっ!!」  狂ったように、いや、まさに狂った絶叫を繰り返す。肺が完全に空になるまで叫び続け、 そして声が出なくなってものけぞったままビクンビクンと痙攣する。がくりとくずおれ、 龍牙の胸に倒れ込むと、荒い吐息をつく。胸板の上でひくっひくっと身体をくねらせる女の 背中を指先で愛撫し、そして丁寧に唇を重ねる。何度も唇を重ね、舌を絡め、唾液を 交換して――抱き合い、強く抱きしめあい、嫌になるほど熱いキス。 そのままゆっくりと体位を変え、そしてまた互いに腰を動かし始めて――。  じっくりとしたセックス――一般的な目で見てどうかはともかく、 二人にとってはおとなしい部類だ――が一段落すれば、今度は焼け付くような 激しい絡み合いになる。それがこの二人のいつもだ。凄まじい嬌声が響き続け、 肉のぶつかる音がリズミカルに響く。会話はない。ひたすらに女が悶え、喘ぎ、 そして男が勢いよく腰を叩きつけ、巨大な肉棒で女を串刺しにする。 汗がしずくとなって流れ、愛液が太ももを濡らす。精液が蜜と絡まって溢れ、 それらが相まって濃密な性の匂いが立ちこめる。 776 :第三話:2006/10/08(日) 19:38:07 ID:nHHPRSn3 「かはっ‥‥! すご‥‥い‥‥!! あぉっ、あはぅっ! っく、ああっ、し、子宮、壊れ――あっはぁあああっ!!!」  凄まじい連打を受け、なすすべもなく狂う。男にしがみつき、爪を立て、 涙さえ浮かべて悦楽にむせぶ。必死に腰を振り自ら快楽地獄に堕ちてゆく女を、 龍牙は抱きしめ、突き上げ、愛撫する。叫び続ける唇を舐め、咆吼に朱く染まった首筋に キスを与え、弾む乳房を胸板で押しつぶす。最高の女体が、最高の快楽に悲鳴を上げる。 汗にじっとりと濡れた熱い柔肌、淫楽に溺れて蜜をあふれさせながらも、 もはや意志とは無関係に男にすがりつく媚肉。猛々しい肉槍はますます女を求め、 肉欲の炎に呑まれるザーラをますます狂わせてゆく。ザーラの身と心を灼く快楽が、 龍牙のペニスと脳を灼く。絡み合う二匹の猛獣は一つの快楽機関の塊と化して、 理性のカケラさえも焼き尽くし、絶叫と痙攣を繰り返す。 何度も、何度も、何度も――。  いったいどれだけの時間、狂いあっていたのだろうか。  最高の、たとえようもなく最高の――そのひとときをようやく終え、 二人は荒い息をつきながら重なり合っていた。どちらが先にということもなく、 自然に口づけを交わす。女の体重を感じながら、龍牙はぐっとその柔肌を抱いた。 しっとりときめの細かい肌が密着し、全身に快い感覚を与える。 「龍牙‥‥最高‥‥だったわ‥‥」  きれぎれに、女が囁いた。挑発でも誘惑でもない、甘い囁き。 「俺も、な‥‥」  思わず漏れた本音。女は軽く微笑むと、またしても妖艶な仕草で唇を舐める。 その腰を抱き、唇をふさぎ、女を下に組み敷いて――。  好きだ、とは言えない。愛している、とは絶対に言えない。 憎まなければならない女なのだ、そんなことを言うわけにはいかない。だが、それでも。  きっとまた、自己嫌悪でうんざりするのだろう。分かってはいても、止められない。 龍牙はあきらめて目の前の美女にすべてを集中した。‥‥まだまだ前半戦だ。  ――喘ぎと、吐息。逃れられない運命を感じながら、二人は互いに狂い続けた。 (第三話 終) 777 :名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 19:40:28 ID:nHHPRSn3 以上、第三話。続いて第四話投下します。 778 :第四話:2006/10/08(日) 19:41:47 ID:nHHPRSn3 「ん‥‥。んぅ‥‥」  ちゅうっ、という音を最後に、ようやく二人は唇を離した。いったい何分間口づけを していたのだろう。このままベッドに押し倒したいという衝動を抑え込み、 龍牙は女を引き離した。名残惜しそうに一筋の唾液がこぼれる。 「お別れね、龍牙‥‥」 「ああ」  努めてぶっきらぼうな口調。 「お前の顔を見なくて済むんだ、せいせいする」 「ふふ、まだそう言うことを言うのね‥‥。 こんな体の美女なんて、もう二度と――会えないかもしれないのに」  女は気だるげな、だが少し寂しげな微笑を浮かべる。 「――黒瀬隊員、輸送車が到着しました。急いでください」  捕虜の部屋の外から、まだ若い声が聞こえた。 「わかった、すぐ行く。――ザーラ、行くぞ」 「ええ。最後のエスコート、よろしくね」 「――ふん」  ドアを開ける前にもう一度キスをして、そしてようやく部屋を後にした。 この女を護送するのもこれが最後か‥‥そんなことを思いながら。  物々しい装甲輸送車にザーラの後ろ姿を見送る。全く同じ型の数台の車両が、 全く同じ編成の護衛を伴い、同時に別々の進路に発進した。  * * * * * 「龍牙君、彼女を――ザーラ殿を移送することになった」  司令は唐突にそう言った。 「それは、いったい――。確かこの本部に身柄を留めるということで決着したのでは?」  龍牙は思わず、一瞬言葉を詰まらせた。彼は《ヴァンガード》特殊戦闘部の 遊撃隊員として勇名をはせているが、このところは《シュヴァルツ・バタリオン》の 元情報統括・ザーラの尋問官を兼ねている。だが尋問に限らず、彼女に関わる諸事を 預かっていると言っても良い。あまりにも唐突な、明らかに予定外の発言に 驚かずにはいられなかった。 「‥‥。上層部からの圧力が予想以上に強くなってきた。 私も抵抗したのだが、力及ばず、だ」  うつむき加減に声を落とす。  司令を始め、《ヴァンガード》は上層部を信用していない。《ヴァンガード》自体の 結束は堅く、実直・清廉な人柄で知られる司令以下、正義感の強い職員・隊員が 日夜奮闘している。が、上層部――すなわち官僚や政治家といった連中の中には 敵と内通している者さえいる‥‥少なくとも、多くの隊員はそう感じている。 だからザーラを捕らえたという情報も、本来なら上層部へ上げたくはなかった。 「敵の情報を知っている」ということ自体がきわめて重要な機密だからだ。 しかしその考えは押しきられ、彼女の身柄移送を様々な案件と秤にかけられ‥‥ 司令はやむなく屈したのだった。  ――去りゆく装甲車をふりかえり、そのことが龍牙の胸に去来した。  * * * * *  防弾ガラスの小窓から、ザーラは外を眺めていた。灰色の空に灰色のビル街。 くだらない、つまらない世界だ。だが、これから連れて行かれる場所はおそらく もっとくだらなく、つまらない所に違いない。悪くすれば処刑、 良くても前と大差ないか、それより劣る扱いだろう。  ――龍牙のいない捕虜生活なんて。  あの男との燃えるようなひととき――それが味わえないなら、 捕虜生活もひどくつらいものになりそうだ。  高架を降り、ビル街の谷間を抜けてゆく。両側に立ち並ぶ建物が視界を 遮り――ふと、窓の外に見慣れないものが――いや、よく見慣れたものが目に入った。 「あれは――!?」 779 :第四話:2006/10/08(日) 19:43:24 ID:nHHPRSn3  * * * * * 「どうした龍牙、彼女と別れて寂しいか?」  自販機で買った缶コーヒーを飲み干し、一息つく。と、後ろから同僚の声が飛んできた。 「何を言ってるんだ‥‥ったく」 「ま、気を落とすなっ――?」 『緊急事態発生 緊急事態発生 戦闘部および特殊戦闘部は直ちに作戦室へ集合せよ 繰り返す――』  軽口の途中にけたたましいサイレンとアナウンスが流れた。 二人は一瞬顔を見合わせると、作戦室へと急ぐ。何か嫌な予感が 胸をかすめ――そしてそれは現実の物になった。 「皆、集合したようだな。――今から四分前、ザーラを乗せた装甲輸送車が襲撃された。 それぞれ思うところはあるだろうが、なんとしても彼女を奪回せねばならない。 ‥‥詳細は不明だが、敵の今までのやり口から想像するに、複数の車両で挟撃し、 停車したところを戦闘員が襲ったと思われる。襲撃位置および監視カメラ等が捉えた 敵の位置は――」  スクリーンに市街図が映し出され、そこに赤い点が点滅している。 「予想される進路は――」  司令はあくまでも冷静さを失わず、淡々と的確に分析し、指示を出す。 しかし龍牙はただ一言だけを今か今かと待ち受けていた。 「――以上。諸君らの健闘を期待する。総員出撃!」  * * * * * 「くっ‥‥ごほっ、ごほっ‥‥」 もうもうと立ちこめる煙。急停車に続く被弾の衝撃で、ザーラは座席から 投げ出された。強化人間用の拘束具が手首を戒めているため、うまく起きることも ままならない。その目の前に、どさりと死体が転がった。 先ほどまで彼女の隣にいた兵士だ。 「っ!」 「ザーラ様ともあろうお方がずいぶん無様な姿になられたものですね。 ――お迎えに参りました。申し開きは首領と一緒に、裁判でお聞きします。さあ、こちらへ」  慇懃無礼な口調がそう言ったかと思うと、男の手が頭をつかみ、彼女を荒々しく 立ち上がらせた。 「ボリス‥‥お前か」 「ふふん。いいざまだな、淫乱女」  二十代後半ぐらいだろうか。比較的整った顔だが、下品そのものの嘲笑。 「‥‥口の利き方に気をつけなさい、粗チン野郎」 「――ンだと、てめぇ!!」  バキッ!  拳がザーラの頬を打ち、彼女の身体を車両の内壁に叩きつけた。 装甲車自体ががくんと揺れる。 「‥‥立場の違いってものが分かってねぇみたいだな‥‥。 何もかも逆転してんだよ、ザーラ“様”。てめえが情報を垂れ流してくれたおかげで こっちは大損害だ――何がどうあろうとてめえは死刑だ。 輪姦されながら生きたまま八つ裂きにされるんだよ。 良かったな、何より好きなチンポを何本も突っ込まれて、汁まみれで死ねるんだからよ!」  苦痛に顔をゆがめるザーラを乱暴に引きずり上げ、怒鳴る。  彼は情報部門内の戦闘部に属していた下級幹部だ。性的にはともかく 組織幹部としては冷静なザーラとはそりが合わず、衝突しかけたこともある。 立場の逆転が嬉しくてたまらないのだろう、サディスティックな笑みが満面に浮かんでいる。  破壊された装甲車から彼女を引きずり出すと、後方にある《シュヴァルツ・バタリオン》の 装甲トラックに彼女を押し込み、自らもその兵員室に乗り込んだ。狭いコンテナ状の室内に 二人を乗せ、車両は動き始める。その振動を感じながら、ボリスはザーラを床に押しつけ、 その体にまたがった。 「あいかわらず馬鹿でかい乳だな‥‥いつもいつも見せつけやがって‥‥!」 「っ‥‥!」 780 :名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 19:45:38 ID:rdi/7J/M 支援 781 :第四話:2006/10/08(日) 19:45:45 ID:nHHPRSn3  男の指が荒々しく胸に食い込む。気に入った相手となら思わず甘い声を上げただろうが、 あいにくボリスは彼女の趣味ではなかった。顔は悪くなくとも、その下品で野卑な物腰は どうしても好きになれなかったし、ましてやこの状況だ。 「すげえ揉みごこちだ‥‥。もう我慢できねえよ」  男は荒々しく女の服を脱がせる。ボタンがはじけ飛び、見事な乳房が露出する。 その胸にむしゃぶりついたかと思うと、彼はつなぎのボディースーツを半ば脱ぎ、 勃起した男根をザーラに突きつけた。 「しゃぶれよ、ザーラ“様”。しゃぶるの好きだろ? ほら、さっさと咥えろ。――そうだ、噛むなよ‥‥」  一瞬ためらったが、彼女は観念してそのペニスに舌を這わせた。亀頭の周りを 舌で一周させ、唇の中に飲み込む。  くちゅっ、ちゅぶっ‥‥ぶちゅっ。  頭を軽く前後させ、しゃぶる。  ――貧相なモノね。  一見嬉しそう‥‥とまでは言えなくとも、まんざらでもなさそうな表情を作りつつ、 彼女は内心で嘲笑した。情報統括だったときの側近たちや事務の少年たちと比べても 決して大きいとは言えないし、ましてや捕虜生活を楽しませてくれた尋問官とは 比較することさえ哀れだ。それでも本人はそれなりの大きさだと思っているあたりが 笑わせてくれる。 「くっ‥‥さすがだな、ザーラ‥‥」  ――ふふふ、たったこの程度で?  思わず漏れた声を心の内で嗤う――同時に、いよいよ我慢できなくなったのか、 ボリスは男根を彼女の口から引き抜いた。そして女の下着も引きずり下ろすと、 濃くはない茂みが露わになった。ザーラの唾液でぬれた陰茎に念のため自分の唾液も塗り、 そして秘部にそれをあてがい――。  * * * * *  大型バイクが猛スピードで突っ走る。猛烈な排気音を響かせ、民間車両の間を 信じがたいハンドルさばきで抜けてゆく。恐れをなして脇へ退避する車が相次ぎ、 車線はかなり通りやすくなったが、しかしバイクの乗り手はいらつきを押さえられなかった。  ――速く、もっと速く。  これほど急いだことが、果たして今まであっただろうか。外国首脳襲撃計画を 阻止したときも、バスジャックから乗客を解放したときも、これほど焦っただろうか。 重要人物や罪のない市民を救うときよりも、重罪人であり許してはならない「敵」を奪還する 今の方が焦り、怒る――「正義の味方」としてはあってはならないことかもしれない。 だが、一人の男として、龍牙は自分を押さえることができなかった。  司令の想定したルートが誤っていなければ、あと数十秒もしないうちに追いつけるはず。 だが、もしそれが間違っていたら。怒りと焦り、苛つきがそんな考えさえ浮かばせる。  しかしその一瞬の不安も、どうやら杞憂に終わりそうだ。――前方に車列。 もう見慣れた、黒一色の装甲車だ。  * * * 『警報! 後方からバイクが一台、高速で追跡してきます!』 「何!? さっさと始末しろ!!」  ボリスは挿入直前に邪魔が入り、通信機に向かって怒りもあらわに怒鳴りつけた。 行き場を失ったエネルギーを保ったままの男根をやむなく収め、 ボディスーツを着直しながら大声で指示を続ける。 「三号車・四号車、車線を封鎖・足止めしろ! 一号車と二号車は本車を護衛、このまま全速で突っ走れ!! ‥‥くそっ、いいところで‥‥」  怒鳴るボリスに、思わずザーラは薄笑いを浮かべる。 「ちっ。安心しろ。あんたみたいな悪党の淫乱女に白馬の王子様なんて来ねえよ」 782 :第四話:2006/10/08(日) 19:47:22 ID:nHHPRSn3  * * *  前方の小型装甲車が二台、急減速して車体側面をこちらに向け―― 「させるか!!」  二台の護衛車が向きを変えて車線を封鎖する直前にさらに加速し、その間を間一髪で突破。 反射的にハンドルを切ってしまった二台はその場で衝突・停止した。  無理な加速でエンジンも限界だが、そんなことはどうでもいい。前方の車列との距離が 急速に縮まってゆく。護衛車両が闇雲に機銃を撃つが、簡単に当たりはしない。 当たったところでこの強化スーツには豆鉄砲に過ぎない。――目当てはあくまでも輸送車。 後方の護衛を追い越し、走行中の装甲トラックに左から横付けして、並走したまま 操縦席のガラスをたたき割る。防弾ガラスなのだろうが、 最高レベルの強化人間である龍牙には薄板同然だ。  ――ガァン!!  混乱した副操縦手が拳銃を放つ。しかしその弾丸はヘルメットにかすり傷を 付けただけだった。龍牙は窓から右手を突っ込むと操縦手の首を手刀で叩き斬り、  そして窓枠をねじ曲げてドアごとねじ切った。そしてそこから車内へ入り込む。 副操縦手の頭をつかんで車外へ投げ捨てる――乗り手を失ったバイクが倒れ、 地面に落ちたその男を轢きつぶした。  龍牙はハンドルを握り輸送車を止めるべくブレーキを踏んだが、しかし多少思案した。 どうもこの車両は、車内から後部の兵員室には行けないらしい。そのとき。 『おい、どうなってる!! 返事をしろ!!』  明らかにあわてた声が、操縦席に響いた。見ると通信機が唸っている。 「貴様が指揮官か? 悪いがザーラを返してもらう」 『だっ、誰だ貴様!?』  この期に及んで「誰だ」とは、くだらないにもほどがある――思わず龍牙は失笑した。  指揮車両を奪われ護衛の二両も浮き足立っているようだ。しかし上官と捕虜を奪還すべく 向かってくるのは時間の問題だろう。龍牙は急ぎ車両をバックさせ、近くのビルに 後部ドアを密着させた。これで中から逃げることはできまい。 「そこで待っていろ、今から外の連中を片付けてくる。――女に傷を付けるな。 もしものことがあれば‥‥この世の地獄を見せてやる」  運転装置を破壊しおもむろに車外へ降り立つと、龍牙は手近な護衛車両に襲いかかった。  * * *  ボリスは焦っていた。いや、恐慌状態だった。  車外の激しい銃撃音や金属音、爆発音‥‥それらは徐々に小さくなり、戦闘が早くも 収束に向かっていることを示していた。  ――もしかしたら、部下たちがあの敵を倒しているかもしれない。  浅はかな彼は、そう思いたがった。自分が直面している脅威が、 いったい何者なのか――もう少し彼に想像力があれば、そんなかすかな希望を 思い浮かべることもなかっただろう。それに、こうして位置が知られ移動力も 奪われてしまった今、あの敵を倒せようが倒せまいが、増援に取り囲まれてしまうことは 想像が付きそうなものだ。しかし彼はそんなことさえ思いつかなかった。 「くっく‥‥ふふふ‥‥」  含み笑いが響いた。半裸のまま床に転がされて、女が笑っていた。 「くそ‥‥誰だ、誰なんだあいつは!」 「ふふふ、気づかなかったの? たった一人で車列を壊滅させる男なんて、そうそういないわ。 ――あの声、黒瀬龍牙よ。ふふふ、もう終わりね、あんた」 「な‥‥に‥‥!?」  半ば以上絶望に染まった声が漏れた瞬間、車両が揺れる。そしてメキメキと金属が きしんだかと思うと、後部扉が無理矢理に開放された。  逆光に、シルエットが見えた。頭の先から足の先まで黒ずくめの、 まごうことなき悪鬼の影だった。 783 :第四話:2006/10/08(日) 19:49:16 ID:nHHPRSn3  *  龍牙が後部扉を力ずくで開くと、中からあわてたような物音が聞こえると同時に、 「く、来るな!! こ、この、この女がどうなってもいいのか!?」  小悪党、というよりほかないセリフがコンテナの中から飛んできた。 見ると奥に、女の首を羽交い締めにした男がへばりついている。 「――ザーラ、無事か?」 「‥‥なんとかね」  龍牙が静かな口調で問うと、中から女の落ち着いた声が返ってきた。 「‥‥危害を加えていないだろうな」 「あ、ああ!」  怒りのこもった声に、情けない声が返答する。 「なら降伏しろ。抵抗しないなら命は助けてやる。彼女と一緒にこっちへ来い。 ――武器は捨てろ。もう味方は全滅した。勝ち目はない――早くしろ」 「わ、わかった‥‥」  女の身体を抱え、よたよたと出入り口まで近づいてくる。 「そこにザーラを降ろせ」  あごで示すと、ボリスは彼女を出入り口脇に降ろし、そして這々の体で車外へ現れ――  ドガッ!! 「ぐあっ!?」  首が見えた瞬間、その体は宙を舞い、道路にうつぶせに叩きつけられた。 「ぐぉ‥‥な、何を‥‥ひぎっ!!」  龍牙がボリスの右手首を思いきり踏みつける。ゴキブリのように無様にもがく男を 足で押さえたまま、龍牙はザーラを抱き起こした。そしてその手首の戒めを、 女の手を傷つけないように注意しながら解き放つ。 「大丈夫か? ――その服‥‥!」  服が破られ胸が露わになっているのを見て、龍牙は瞬時に顔を曇らせた。 ヘルメット越しではそれも分からなかっただろうが、しかしその感情の変化は 声に現れていた。 「‥‥ええ、ありがとう。大丈夫よ、挿入はされてないから」 同じ目に遭えば、ほとんどの女性は泣くか、少なくとも取り乱すだろう。 しかし彼女は気丈に応えた。だがそれで龍牙が安心するはずはない。急速に心が 煮えたぎり、どす黒い怒りがぐつぐつと湧き上がり――ボリスを踏みつけた脚に 思わず力が入る。悲鳴が起きたが、彼には聞こえなかった。 「‥‥それより少し頬が痛いわ」  見ると、腫れてはいないが、美しい横顔にかすかなアザがあった。それを知った瞬間、 龍牙の心の何かがはぜた。男を踏みつける力が一気に強くなり、幹部として改造を 受けているはずの骨がみしみしと音を立てる。 「ぎゃあっ!! やめ、やめろ!! こ、降伏するって言っただろ!!」 「‥‥ザーラに危害を与えなければ許す、と言ったはずだ」  静かな、だが猛り狂った怒りの炎をまとった言葉。 「そ、それはお前に会う前に――」 「同じだ」 「ぐぎゃあぁっ!! な、なんでだ、そいつだって俺と同罪、いや、もっと――うぎぃいい!!」  右手首を完全に踏みつぶし、今度は左手首に重心が移る。情けなくも悲痛な声を上げる かつての部下を、ザーラは氷のような目で見つめていた。 「‥‥確かにそうかもしれないな。だが‥‥こいつは俺の女だ」 「ぐぎ、ひぎいっ!!」 「俺の女を殴り、辱めた‥‥貴様は――何があろうと許さん」 「ひっ――」  ボリスが最後に見たのは龍牙の足だった。次の瞬間にはその頭がちぎれ飛び、 壁に叩きつけられ粉々に飛び散る。血を吹き出しながら、首のない骸がびくびくと震え、 そして動かなくなった。 784 :第四話:2006/10/08(日) 19:52:07 ID:nHHPRSn3  それを見届け、ようやく彼はヘルメットを脱いだ。 「遅くなった‥‥すまない。 もっと早く来るべきだったのに――いや、移送そのものに抵抗すべきだったのか‥‥」 「気にしないで。でも‥‥ふふ‥‥俺の女、なんて‥‥」  妖艶に、だが嬉しそうに笑う。 「ああ。お前は俺の女だ。誰にも渡しはしない。ザーラ、好きだ――お前のすべてが。 体に溺れているだけだと、色香に迷っているだけだと思おうとしていた。お前を憎もうとしていた。だが、もう無理だ。好きだ。愛してる。ザーラ‥‥」  無惨な死体の前で、龍牙は女を抱きしめ、愛を打ち明けた。女はそれを受け入れ、 甘い、濃厚なキスを。隊員たちが駆けつけたときも、二人はキスを続けていた。 正義であろうがなかろうが、もうどうでもよかった。堕落といわれようと、 偽善といわれようと、龍牙は二度とこの女を手放すことはできそうになかった。  * * * * *  数ヶ月後。  物々しい武装をこれ見よがしに手にした戦闘員達を正面から蹴散らす。 元は一般市民だった者が大半なのだが、拉致されたあげく粗雑な脳外科手術を受け 「生きた戦闘人形」と化してしまった彼らを屠る‥‥一抹の痛みを感じるのも確かだが、 しかしそれが彼らにとっての「救い」だと、龍牙は考えることにしている。 現場指揮官である上級戦闘員は自発的な敵組織員ゆえ、一切の容赦は不要だが。 まさに死屍累々、といった風景のなかを、静かに、かつ迅速に行動する。敵の増援が 来る前にすべてを終わらせなければ――この研究施設を完全に破壊しなければならない。  ――ゴシュッ!  無言で襲いかかってきた戦闘員の胴を、一撃の手刀でぐしゃりとへし折る。 無駄な抵抗を淡々と排除しながら、そしてついに施設最深部へと到達した。 「――これは‥‥」  しかしそこには、確かに研究施設として多数の機械がひしめいていたが、 しかし目当ての人物は見えない。 「くそっ‥‥はずれか」  この研究所は大きく二つの施設からなっている。龍牙は大型の施設の方に 重要人物がいると踏んでそちらへ潜入したのだが、どうもパートナーの潜入した 小型施設の方が「あたり」だったようだ。彼は忌々しげに舌打ちをしたが、 しかし何もしないという手もない。小型かつ高性能な爆弾を仕掛けると、 相方の向かった施設へと風のように走った。  * * *  無惨な死体の海に、二つの人影があった。三十代半ばとおぼしき男と、 ぴったりとしたボディスーツで体を覆った長身の女。彼女は戦闘用の 強化人間ではないとはいえ、《ヴァンガード》の技術の粋であるボディスーツの助力と 彼女の潜在能力をもってすれば、戦闘員の群れなど敵ではない。 「ま、待て、待ってくれ! 元同僚のよしみだ、い、命だけは‥‥!」 「くっくっ‥‥そうね、捕虜にするのも悪くないかもしれない。 だけどあなたは、私が情けをかけなければならないような仲じゃなかったわ」  壁を背にへたり込み、無様に命乞いをする男。これが曲がりなりにも自分と同じ 「最高幹部」に連なっていた男だとは。命乞いにしてももう少し毅然とした態度が とれないものだろうか‥‥その醜態に女は軽蔑の笑いを隠せなかった。 「‥‥それにね。いくら立場が変わったとはいえ、この私に戦闘員を差し向け、 この美貌と体に傷を付けようとした報い‥‥味わわせてあげようと思うのよ」  酷薄な微笑を浮かべ、ブーツをカツ、カツと響かせてじりじりと近づく。 「くそ‥‥っ、くそっ! 首領の愛人風情が!! 戦死したのかと思ったら敵に鞍替えか、どうせ股を開いて取り入ったんだろう。 恥を知れ、この売女!!」  絶望的な状況に陥っていることを知り、男は雑言を吐き散らす。 だが、それも長続きはしなかった。 785 :第四話:2006/10/08(日) 19:53:52 ID:nHHPRSn3 「醜いわ‥‥最期ぐらいもう少し堂々とできない? ‥‥それにね、一つだけ訂正しておくわ」  ドガッ!! 「ぐぉっ! ‥‥――ひぐっ!!」  蹴り飛ばされ、床にはいつくばる。その膝の裏をブーツが踏み、 じりじりと圧力を加えてゆく。脂汗が浮かび、必死にこらえる苦悶の声が漏れる。 「――股を開いて取り入ったんじゃないの。 私が溺れてしまったのよ‥‥黒瀬龍牙――あなたも知ってるでしょう? 彼に、ね‥‥。 首領じゃ満足できなかった私が、骨の髄から狂える‥‥だから裏切ったのよ。 ――ふふ、さあ、おしゃべりは終わり。 私を傷つけようとした罪、私をののしった罪‥‥たっぷり後悔なさい」  ――ボギャッ。  言葉が終わったとたん、男の膝を踏み砕く。その音と絶叫を合図に、凄まじい処刑、 いや処刑という名の残虐ショーが始まった。  多くの市民を拉致し、洗脳し、あるいは改造して生体兵器に仕立て上げる―― その一連の非道を指揮していた男だ。屠殺される家畜のような悲鳴を上げ、脂汗を流し、 必死の嘆願すら悲鳴にかき消えてしまう――当然の報いだろう。いや、これでさえ 生ぬるいかもしれない。  だが、この有様を放置することは‥‥彼には――龍牙にはできなかった。 かつて怒りにまかせて同じような振る舞いをしたことはあったが、しかしやはり、 彼の理性が受け入れることを拒む行為だった。 「やめろ!」  駆け寄り、そう呼びかける。だが悲鳴にかき消され、その言葉は届かない。 「やめろ! もういい、もう十分だ!!」  女の肩をつかみ、制止する――だが、女はその瞬間にも男の腕をねじ切った。 凄まじい悲鳴と血しぶき。 「あはん‥‥龍牙‥‥来たの?」  振り向いたその目――それを見た瞬間、龍牙はぞくりと電撃を感じた。 深く淀んだ目。どろりとした粘りを思わせる、血の沼のような残虐な瞳。 ‥‥そうだ。これこそがこの女の瞳だったのだ。 「よせ、もう――!」  またしても男を苦しめようとする女を制止しようとし――彼は無理に女の顔を振り向かせ、 そして一気に唇を奪った。 「んうっ‥‥!?」  驚いて目を見開いたが、しかしすぐにその瞳はとろけ、彼女は男に身をゆだねた。 肉感的な身体を龍牙に絡みつかせ、血にぬれた手を背中に回し、舌を絡ませて その口づけに応える。 「あ‥‥ん‥‥。龍牙‥‥」 「落ち着いたか‥‥?」  名残惜しげな女に、多少不安そうに彼は尋ねる。だが熱いキスに惚けてしまった彼女には 今ひとつ意味が通じないようだ。 「ぐ‥‥あ‥‥」  妙な沈黙を、苦悶の声が破った。ぼろぼろになった男が、動かぬ手足を必死にふるわせて かすかに動いている。 「‥‥お前が苦しめてきた人間の苦痛、少しは分かったか? だが‥‥少し甘いが、もう終わらせてやる」  * * *  郊外にあった施設が爆発し、煙と炎を噴き上げる。それをバックミラーで確認すると、 龍牙は助手席を横目で見た。 「なあ、玲」  だが、呼ばれた当人は窓に映り込んだ自分を見ながら、髪の手入れに余念がないようだ。 「玲!」 「‥‥あ、ああ、私のことか‥‥。悪いわね、まだ慣れなくて」  そう、「玲」というのは彼女に最近与えられた名前だ。 《ヴァンガード》特殊戦闘部員として、今までとは全く新しい人間に――己が欲望ではなく、 正義のために戦う人間になって欲しい‥‥司令がそう考えて与えたのだ。 その思いが功を奏しているかどうか、それは全く別の問題だが。 786 :第四話:2006/10/08(日) 19:54:48 ID:nHHPRSn3 「でも二人きりの時ぐらい、以前みたいに呼んで‥‥そう言ってるじゃない」 「‥‥そうだな。ザーラ、お前があいつに言ってたことだが‥‥」 「何よ、そんなところから見てたの?」 「ああ、まあな。 ‥‥お前は俺に‥‥その、なんだ、惚れてるから味方になったんだよな‥‥。 じゃあ、もしまた敵にお前を夢中にさせるような奴がいたら‥‥俺たちを裏切る‥‥のか?」  前を見て運転しながら、だがちらちらと女を見ながら、龍牙は言いにくそうに口を開く。 「‥‥ぷっ」  女は世にも楽しげに吹き出した。とてもではないが、我を忘れて敵をなぶり殺しに しようとした女だとは思えない――龍牙はそう思ったが、「笑われた」という点は いささか不快だ。 「‥‥そうね、そんな男がいれば――あり得るわね」 「‥‥」 「ふふ、ふふふ‥‥だけどそんな相手はこの世にいるわけない‥‥あなた以上に 私を夢中にさせる男なんて、絶対にね‥‥」 「‥‥」  いずれの答えにも龍牙は沈黙していた。‥‥黙るしかないではないか。  気がつけばもう街中に入りつつある。車の少ない交差点へさしかかろうとすると、 しかし残念ながら赤信号になってしまった。――信号に気を取られていた龍牙は 完全に油断していた。 「な、なん――んぅぅっ!? ぷはっ、お、おいっ――!!」 「‥‥んふ‥‥んんっ‥‥」  勝手にサイドブレーキを引き、ザーラは龍牙に襲いかかった。深紅の唇が重ねられ、 熱い舌が唇と歯列をこじ開け、舌に絡みつく。ハンドルを持つ手を胸元へ導き、 自分は運転席にむりやり移動し龍牙をシートに押しつける。 「よ、よせザーラ‥‥っ!」 「いやよ、どうせ外からは見えないわ‥‥。龍牙‥‥愛してる‥‥」  後ろでクラクションが鳴っている。だが二人の車が動き出したのは、 はるかに後のことだった。 (完) 787 :名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 19:57:36 ID:nHHPRSn3 以上です。どうも和姦しか書けないのでこんなことに。 788 :名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 20:31:38 ID:P/xj/zhd 超  G  J  !  ! 琴線に触れた。俺が望んでたのはこういうの。 悪の女をつかまえてというか、つかまられてという感じでしたねw 789 :名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 21:08:19 ID:Ul8FDmCN 81球ど真ん中ストライクで試合終了。 790 :名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 22:58:46 ID:WN8HwYzK GJ!グッジョブ!ぐっじょーぶ!! 待ってた甲斐がありました。 ザーラ様の魅力は素晴らしいっス。 機会がありましたらまた何らかの作品を落として下さい。 791 :名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 00:17:22 ID:J1NM5SxS 白馬の王子様きたああああああああ!!!!!!!! やばあいマジGJ!面白かったです。 792 :名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 01:45:15 ID:dEMyTXU8 GJ!素晴らしい。和姦もいいなぁ。 どっちかっていうと屠るスレの住人だし、Sっぽいのが好きだけどこれには参った。 和姦ではハァハァできない自分はこのSSにエロではなく、部屋でゴロゴロ転がりたくなる感じ(これが萌え?)を受けた。 793 :787:2006/10/09(月) 22:08:56 ID:CALuLcD/ 感想ありがとうです。 こういう微妙なネタで萌えてもらえて良かった。 また何か思いついたら投下します。 …けど、悪女系は基本的にこの手の女しか書けないんだよな…orz 794 :名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 21:20:55 ID:RIRTQE9n このスレも残すところ30kb強か。 実は地味に屠るスレよりも長寿で二年半続いてんだよな。 よく落ちずにここまできたと思うよ。 人が入れ替わったのもあって非常にバラエティに富んだ内容だったし面白いスレだ。 795 :名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 02:49:26 ID:gzcTEjae 真鍋譲治(群雄伝ライの人ね)の『てぇいる★ちぇいさー』っていう 最近出た成年マンガ(現代戦闘ヒロインもの)の後半が ほとんど悪の女幹部(褐色・巨乳・虎耳&尻尾)が青年(ヒロインのお気に入り)を逆レイプシチュで 占められていてかなりイイ。さすがに真鍋なので絵も上手いしストーリーもきちんとあるし。 ※ちなみに最後はヒロインの眼の前で女幹部と青年がHしてるのだが、突然の爆発で女幹部が膣痙攣!   身動き取れないところをやられるという(生死不明)すごい展開!屠る系が好みの人にもオススメできるかも。 796 :名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 00:59:34 ID:IDOl68/X >>795 情報d。いろんな意味で珍しい展開だなw 797 :名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 22:55:48 ID:W8Vizs5v 保守 798 :名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 21:14:09 ID:9XD4gmT/ 保守 799 :名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 21:45:43 ID:8ImzFH1c ttp://www.ktcom.jp/book/2dc/2dc026.htm ついにアンソロの詳細が公開されたな……期待していいのかなぁ。みんなどうよ。 800 :名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 22:18:45 ID:Ae2WD0cE どうせ同じような話が並んでるだけだろうからなぁ。 801 :名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 12:01:32 ID:LTFwFzQA 1話のページ数が少ないだろうから中身にはさほど期待しちゃいないが、 一応買うつもりでいる。 つか、出版側が「女幹部好き」をある程度意識してくれただけでも嬉しい。 802 :名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 20:00:49 ID:KbqZt/JE ニッチにも程があるからな俺らの趣味 正直悪役女好きってどれだけマイナーなんだよと 803 :名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 22:21:44 ID:OOLS3S7o >>802 俺としては、「男の性欲」の現れ方としては 比較的健全な部類だと思ってるんだがなあ…。 むしろなぜマイナーなのかがいまいちわからん。 804 :名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 01:26:42 ID:g5WQdR3X 悪の女幹部モノだと悪の親玉×女幹部が多いのだろうか。とアンソロ詳細見てて思った。 自分は敵味方だけど惚れちゃうのがすごい好物です。いいじゃんロマンスがあってハァハァhhァハァ 805 :名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 02:06:00 ID:c6a3OL7x ↑ジェットマンとかか? 806 :名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 02:42:13 ID:BbJJul/v 俺は悪の女幹部が誘惑して、男を弄んでるんだけど、 次第に逆転されて、うろたえながら犯され感じてしまうのが好きです… 悪人同士でやられても… 807 :名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 03:04:33 ID:Yxv4Ri8O >>805 わかんないや。ヤッターマンとか。 808 :名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 22:02:10 ID:w67Wf/xq >>804 >>806 悪同士じゃない、っていうのが結構大事なポイントだよな。 809 :名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 23:57:44 ID:3S+hbJ0T 悪の女を・・・ エッチなイタズラをしつつ返り討ちにし、 「おぼえてなさいよっ!(涙)」などの捨て台詞を吐きながら逃げ去る姿を見送りつつ、 次にはどんなエッチなことをしてやろうか、と欲望をめぐらす。 というパターンがイイ! 810 :名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 05:21:01 ID:y8d/z15D >>808 禿同 どっちが責めるとしても、悪と善のシチュじゃないと萌えない… で、後 28k か… 811 :名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 09:23:28 ID:7PTr1BDL 悪同士でやっちゃうと…結局のところ「お仕置き」か「ご褒美」言って純愛系(?)になっちゃうから微妙に萎え。 やっぱ正義の味方が悪の女を捕まえてきていろいろやった挙句 「俺たちは性戯の味方なんだよ」みたいな凶暴性とでも言うものが欲しいかも… 812 :名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 17:41:54 ID:HtcR6RWJ 正義と悪で純愛ってのが最萌えな俺が、一番の絶滅危惧種か? ムテキングのタコ美とか好きだったなぁ… 813 :名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 18:10:03 ID:4C4jWZTd >>812 自分はそれが一番萌えるな。 最初は死闘を繰り広げているのにだんだん正義の方にはまってく悪萌えー。 悪は能力はあるのに何やってもダメ人間で組織からも捨てられて紆余曲折の末正義に拾われてくとか。 814 :名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 22:47:17 ID:7XEXbxru 食パンマンとドキンちゃんのことかーー!! 815 :名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 00:11:25 ID:Cjo0uyJo シリアスものは正義と悪ってのが燃えるなー 逆にギャグものは悪同士が萌える。ポケモンとかDBのピラフ一味とか。 なんだろう?壁の厚さか? 816 :名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 10:00:07 ID:yVZ6qYzS 熟悪女萌えな人はいない? 817 :名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 14:45:01 ID:CBn/Yg15 常に若い子と比べられる、おーほほほとかいう台詞が似合うくらいの年齢の三十代〜四十代? それともトップの女王だったりNO2とかくらいで 水晶球とか杖とか持ってそうな感じの熟女〜老…ゲフンゲフン 後者とかだと初代セラムンの赤毛の魔女とか好き。 818 :名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 16:12:09 ID:rSlqM7L6 >>795 買った。…教エテクレテ アリガトウ セルヴェル様最高だ。褐色・やや筋肉質属性まで満たしてくれて俺は嬉しいよ(*´Д`) 生死はどうなんだろうな。続刊を見ないことにはなんとも…生きてて欲しいが。 >>816 30代を熟女というのかどうかは知らんが、30代なら余裕でおk。 40代は容姿による。 819 :名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 03:34:45 ID:RX8OWswt スパロボのサフィーネなんかはまさにツボだな。 公式設定で「タカビーでサドでマゾでニンフォマニア」とか、 戦闘セリフのエロさとか、まさにTHE悪の女って感じ。 機体のデザインも女王様だしね。 820 :名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 13:52:32 ID:pnih8sxd >>819 公式で淫乱認定ってすごいなw スパロボ持ってない俺に画像をめぐんでくれ… 821 :名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 18:48:28 ID:bpdhSUtn >>795・818 「ているちぇいさー」を雑誌で読んでる身なんだが、セルヴェル様以外にも獣耳陣営のお姫様 とかクールな参謀とかが出てきて今後もエロスに期待できそうだ、とだけ言っておくw …でも真鍋お得意の「剛毅な虎男」も好きだったり。 >>820 探してみたが全身図は見つからなかった…顔だけココにあったので張り。 ttp://www.h2.dion.ne.jp/~and/cg/masoukisin.html 822 :795:2006/10/31(火) 19:58:46 ID:pJEuljNJ ありがとう。期待して続刊を待ってるよ。 あと、昨日か今日発売のはずの悪の女幹部アンソロ買った人、感想希望! いや、つまらなくても売り上げに貢献してニッチから少しでも抜け出すために買うつもりなんだけどね。 823 :名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 04:08:36 ID:3mFNsgqv >>820 前に拾ったゲームキャプ画像でよければ VIPろだ画像板 viploader342183.png viploader342185.png 824 :名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 01:26:55 ID:a8V5kmZe age 825 :名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 09:45:00 ID:4c9B8nsV >>823 GJ! 露骨にエロいなあw 826 :名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 23:33:07 ID:8tivn9K/ >>823 GJ。二つ目ってイキそうな声だしながらやられてるんだよな。かなり最高。 あと悪の女幹部アンソロの反応inキルタイム総合スレ 621 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2006/11/01(水) 17:44:40 ID:Zj7AVm0I 立ち読んだだけだけど、痴女だらけっぽかったんでスルーした。 そういうのが好きな人なら良いんじゃね? 622 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2006/11/02(木) 00:25:39 ID:KzjL/gLg 買っちゃったけど、Don.繁とか古臭い絵柄の人ばっかりだな・・・ もうちっと、ぱふぇとか今風の人をメインに据えて欲しかった。 623 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2006/11/02(木) 01:33:30 ID:9sU2fJUs 買ったけど、俺の嗜好にあわなかったよ 625 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2006/11/02(木) 17:31:20 ID:ZI3pea6Q 逆レイプ的なもん期待して買ったが 最初のショタ戦隊が犯されるの以外使えるシロモノじゃなかった 陵辱なら他ジャンルでいくらでもやれるだろうに 否定的なレスばっかだが、悪の女幹部自体ウケ悪いのか、作品自体ダメなのか…… 痴女系悪女は好きなので買ってみよう。逆レイプ<陵辱らしいのが驚いた。 けど、ある意味、「つかまえて」というスレタイのこのスレむけ? 827 :名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 00:50:42 ID:pWDC3kBW 個人的に「誰に」陵辱かが気になる。雑兵多数×悪幹部とかは嫌だ 828 :名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 01:45:19 ID:BwVgTV8p 作品自体がだめだった。 もうちょっとちゃんとした人を使ってほしかった。 トップにふたなりはいかがなものかと。 829 :名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 03:29:17 ID:3pU+RHMy 「魔界の姫が部下の魔物(触手系)に裏切られて犯される」 っていうあらすじの作品が二つも入ってるのは正直どうかと思う 830 :名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 19:44:30 ID:VZ0ilybO このスレ向きの「正義の男に悪の女がヤられる」ってのも 某屠るスレのタイツ男みたいな変態が正義側だったんで なんだかなぁって感じだったし いや、あのスレのネタは好きだけどさ、 実際漫画の絵面で見たら萎えるっつーか 831 :名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 19:57:16 ID:JXzYfBoY このスレまで不評じゃ誰が買うんだよって気がする。 あともし買った人は各作品ごとに「正義の男×女幹部 レイプ」みたいに教えてくれると嬉しい。 いや、手間なのはわかってるが、傾向がみたいつーか。作品ごとの感想だけでもいいので聞きたいな。 832 :名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 02:38:40 ID:1sdhE092 「なるほど、今回は牛がモチーフの怪人か……」 そう、一人つぶやきながら女怪人の大きな乳房を背中越しにムニュゥッと掴み揉んだ。 柔らかいお乳が卑猥に形を歪ませる。 「か、感じるンモォォォッ」 二つの角、乳牛の怪人にふさわしい大きな二つの乳房、そして白と黒の斑模様の肌の怪人、 その名をホルスニュウといった。 素顔をアイマスクで隠し、紋付袴を着込み、ホルスニュウの胸を揉みしだいている男は大和仮面。 世界征服をたくらむ女怪人集団「妖装」に敢然と立ち向かう青年……では決してない。 彼女たちと決死の覚悟で戦うのはプリティキモノーズという派手な着物の謎の美少女三人である。 大和仮面のやっていることはちょっとしたスキマ産業とでもいうべきものであった。 毎回、色々な悪事を働く女怪人がプリティキモノーズにはかなく倒される前に、 彼女たちの身体をすみずみまで味わうことが彼の目的である。 833 :名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 02:40:00 ID:1sdhE092 「な、何をするんだモォォッ」 語尾にモォをつけるのが彼女を改造した科学者の趣味だとすれば狂っているというしかない。 人間を素体にして脳改造で「妖装」に完全に忠誠を誓わせたあと、本格的に身体を組み替える。 モチーフとなるのは植物や動物、昆虫などが多かったが何よりも共通しているのは、 どんなに姿形にされてもものすごく感じやすい肉体になっていることである。 全身性感帯といっても過言ではないほどなのだ。 「妖装」の首領は男だという噂があるが、もし彼の慰みモノとして改造されたのであれば、 彼女たちも哀れな存在だということだろう。 ホルスニュウも例外ではなく、乳房を揉まれることで感じていた。 彼女の筋力は牛をモデルにしているため、大和仮面の数倍はある。しかし、感じすぎて力が出せないのだ。 大和仮面はホルスニュウのおっぱいを堪能していた。今まで色々な怪人と相手(H)してきたが、 これほどまでに大きく柔らかい胸の怪人は初めてであった。 すでにホルスニュウはステーキレストランを襲い、店員や客をその角で皆殺しにしていた。 今は彼女が逃走に使った裏路地である。そこで大和仮面が背後から突然襲いかかり、今の状況となっていた。 まだレストランからはそんなに離れていない。 遅かれ早かれ事態を察知したプリティキモノーズがホルスニュウを倒しにやってくるだろう。 大和仮面の女怪人とのHはいつも時間との勝負であった。 834 :名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 02:41:37 ID:1sdhE092 大和仮面は今度は乳首を攻めようとまずは手のひらで、コロコロと二つの乳頭をころがす。 「うひぃぃ、モウモウモォォォッ」 ビクンとホルスニュウの身体が跳ねた。声もどんどん艶がかってくる。 大和仮面はついに勃起した乳首からわずかに両手をずらし、乳房の先をつまむように揉んだ。 「あはぁんっ、出ちゃう出ちゃう、もうもうモォォォッ」 ビューーッ お乳が、彼女の乳首から白い液が勢いよく飛び、ビルのコンクリートにかかった。 「フフ、牛の怪人ときたらこれしかないと思ったが、やはりそうだったか」 満足げにつぶやき、なおも乳首をきつくつまみ、責めつづける大和仮面。 ドピュドピューーッいやらしげなお乳がどんどんとホルスニュウから搾りだされる。 「あぁん、おっぱいがわたしのお乳がお乳がいっぱいでてるんだモォォォォッ」 アスファルトの上を白い濃厚な液が満たしていく。 「そぉら、どれだけ出るのかな」 楽しそうに大和仮面は乳房を揉んで揉んで揉みまくる。 「あぁぁっ、すごくすごく気持ちいいんだモォォっ  誰だか知らないが、わたしのお乳は美味しいから飲むんだモォォッ!」 その言葉に大和仮面は違和感をもった。 何故今までされるがままであったホルスニュウが、わざわざ媚びるかのように自分に乳を飲ませようとするのか。 「先におまえが飲んでみろ」 何かそこに彼女の策があると読んだ大和仮面、 そう言うと、ホルスニュウの乳首の角度を変え彼女の口にちょうどお乳が飛ぶように調整した。 ドピュウッ、お乳が絶妙の角度で喘ぐために開いていたホルスニュウの喉を直撃するように入りこみ、 慌てた彼女はそのままゴクンッと嚥下してしまう。 「あ、あああっ飲んじゃった、飲んじゃったモォォッ……」 そういってうなだれるホルスニュウ。 835 :名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 02:43:13 ID:1sdhE092 「飲むとどうなる?」 乳を揉むのを中断し大和仮面が聞くと、少しオツムが足りないのか、 ホルスニュウはすんなりと答えた。 「これは人に何でもいうことをきかせる液なんだモォッ、  飲んだあと最初に眼の合った人に薬が切れるまで絶対服従するんだモォッ……  プリティキモノーズに飲ませて操るつもりだったんだモォォッ…」 「それは、いいことを聞いた」 ニヤッと邪な笑みを浮かべると、両手をホルスニュウの乳から肩に持ちかえ、自分の方に向きなおらせた。 「キャンッ」 突然のことに小さな悲鳴をあげながら、こちらに身体を向かせられたホルスニュウ。 そのクリッとした大きく可愛い眼をアイマスクごしに大和仮面はジッとみつめる。 「あ、あっ、みちゃったみちゃったんだモォォッ」 少し経つと眼の怯えがすっと消え、何も映さないような虚ろな眼になった。 「なるほど、こういうことか…」 そういって、ホルスニュウの豊満な肉体を舐めるようにみる。 そしてその視線は白い液で濡れ光る巨大な乳房で止まった。 「おまえの名はなんという」 「ホルスニュウだモォォッ」 「ではホルスニュウ、俺のことは大和仮面様と呼ぶんだ」 「はいっ大和仮面様だモォッ」 「よろしい、それじゃあ……そのいやらしいおっぱいで俺のこれを挟んでしごいてもらおうか」 その言葉が発せられたのと同時に、袴をたくし上げてでてきた大和仮面のイチモツは、 並みの日本男児を遥かに凌駕する大きさ太さであり、すでに半勃起状態であった。 「はいだモォッ」 そういって、ホルスニュウは膝立ちになるとその豊かな両乳房で包み込むかのように優しくイチモツを挟んだ。 それでも、大和仮面のイチモツは彼女の巨乳で隠すことのできないほどに大きくその先がピョコンと飛び出している。 「乳房でしごくだけじゃなく、チンポの先は優しく舐めるんだ。いいな」 コクリとうなづいたホルスニュウの表情は淫乱女そのものだ。 彼女は先ほどみせた虚ろな表情はどこかに消え去り、白黒の斑肌であるが十分に可愛い顔を淫らに歪ませている。 ホルスニュウが飲んだお乳には催淫の薬でも含まれていたのだろうかと大和仮面は思った。 836 :名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 02:44:10 ID:1sdhE092 そして……ホルスニュウの強烈な責めがはじまった。 豊満な乳房をすくいあげるように下から上へ、下から上へと大和仮面のイチモツをまずはゆっくりとしごく。 そして、淫蕩な表情で美味しそうに彼の亀頭を舐めあげる。 あまりの刺激にすぐに完全な勃起状態となる大和仮面のイチモツ。 「き、気持ちいいですかモォッ、大和仮面様ぁ」 「あ、ああっ」 気持ちよすぎて、そう短く応答するしかない大和仮面。 今まで女怪人と何度もまぐわってきたが、パイズリは初だった。 この行為には二つの条件がある。一つは何よりもまず乳が大和仮面の男根を挟めるほどに大きいこと。 そして、もう一つは相手の協力、つまり女怪人が積極的に乳に挟みしごいてくれる状況にならねばならないことである。 どちらも満たしたのは今回が初めてだったのだ。 837 :名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 02:45:45 ID:1sdhE092 大和仮面はその両手で数十人の罪なき人々の命を奪ったホルスニュウの角を掴み、 彼女の淫らな顔とフニュフニュと形を変化させつづける巨乳を見下ろし快感に身を委ねていた。 固く完全にイチモツが屹立したことを確認したホルスニュウは、自ら掴んだ豊乳を交互に激しく動かし始めた。 左乳房が上にいけば右乳房が下に。左乳房が下にいけば、右乳房が上に…… 「フォォォッ」 女怪人にふさわしい締まりのいい膣にも負けぬ乳圧を、おのがイチモツに受けてたまらず声をあげる大和仮面。 その責めが一分ほどつづいたが、さすがは大和仮面といったところか、まだ射精にはいたっていない。 「フフッまだまだですモォォッ」 そういうや、ホルスニュウはスッと激しかったイチモツへの責めを中断する。 数瞬後に今度はおのれの乳を両手でギュッと外側から大和仮面のイチモツを固定するように締め付けた。 そしてゆっくりと自らの身体を上下に動かす。 グゥゥッグッ グゥゥッグッ 今まで以上に乳圧が高まったウシチチという名の名器に、まるで挿入を繰り返すような刺激が大和仮面に襲い掛かる。 「クワァァッ」 「さぁさぁ、イっちゃっていいんですモォォォッ」 ドピュピュピュッ、ドピュドピュドピュッ ついに大和仮面は我慢しきれず精をホルスニュウの顔に放った。 彼女があたり一面に大和仮面によってまき散らかしたお乳とは違う、 白く濁ったドロリとした液体が、白と黒の斑模様の肌を汚していく。 「ああ、美味しいですモォォッ」 そう叫ぶような大きな声でいいながら、命令もされていないのに精液を舐めとり飲むホルスニュウ。 彼女の妖しく淫靡な姿をみて、精を放ち萎えつつあった大和仮面のイチモツがムクりムクりと再び活力をとりもどしてくる。 838 :名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 02:55:20 ID:1sdhE092 「さぁ、次は次はどうするんだモォォッ」 エロくいやらしげな瞳で大和仮面をみつめ嬉しそうに次の指示を待つホルスニュウ、 大和仮面も次はいよいよ、彼女の蜜壷に挿入だと期待していたのだが、 その願い叶わず、二人の睦み合いは終わりを告げようとしていた。 「あっちで何か声がしたわ…」 「怪人かもしれない!急ぎましょう!」 「わかった」 声が、大和仮面の楽しみを奪う女たちの声が遠くから聞こえてきた。プリティキモノーズだ。 脳を改造され救う術のない女怪人たちは更生の余地なく、 また超人的な力を持つ彼女たちを捕らえつづけられる場所も存在しない。 人々の平和を脅かす彼女たちを倒すことは正しい行いなのだろう。 ただ、怪人とはいえ女を大和仮面には倒すことはできない。 あまりにも魅力的な彼女たちを殺すのは『もったいない』、そんな気持ちが大和仮面にこのような行動をとらせるのだ。 「ホルスニュウ、今からプリティキモノーズが来る。  否応なく、おまえを倒そうとするだろう。いつもの女怪人ならどんなに勝ち目がなくても戦おうとする。  けど、おまえは今なら俺のいうことを聞くだろう。よくきけ、どんなことがあっても生き延びるんだ。  逃げてもいい、おまえのやった罪は許されることではないが、殺されるのは忍びない。わかったな」 いつもなら、さっさと逃げるところだが大和仮面は今回だけは一縷の望みを託し、そうホルスニュウに告げた。 「………わかったモォォッ」 あどけない無垢な表情のままいうホルスニュウに大和仮面は微笑み、頭をなでる。 「さらばだっ、次に会えるのを楽しみにしている」 そういって、大和仮面は彼女に背中をむける。 もし、ホルスニュウが生き延びたとしても次に会うときは、 彼女を今支配している薬の効果は切れ、再び敵同士である。 それでも大和仮面は生き延びて欲しかった。ただ、その事を願いながら足早にその場から立ち去った。 「そこまでよっ」 そんな凛々しい声とともに大和仮面と入れ代わるかのようにプリティキモノーズの三人があらわれた。 はたしてホルスニュウの運命やいかに……… 839 :名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 03:00:05 ID:1sdhE092 いつもセーラー○ーンを観て、 自分がタ○シード仮面だったらこうするのにと思ってたネタをSSにしてみた。 ギャグにしようとはじめたのに、どうも半端にシリアスになってしまった……よければ感想おねがいします。 840 :名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 04:02:04 ID:LI8R2168 なぜだろう、ほるすにゅうとして牛柄ビキニにツノつけた牛柄みくるが浮かんだ。 ともかくGJ、キモノーズに出しゃばらせてくれるな!w そうそう、屠るスレのほうで 『捕まえてスレにも絵掲を使ってもらってはどうか』 っていう意見が出てたんだけど、正直どうよ。 841 :名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 13:37:16 ID:sOZEkdRZ >>839GJ   _  ∩ ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!続き!続き!  ⊂彡 842 :名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 16:59:55 ID:Z8Bn7mjM >>839 俺の妄想をそのまま表してくれてGJ!。 怪人ってやっぱ独特のエロさがあるなぁ。 お暇でしたらスカーやう・トモダチのようなロ系でもお願いします・・・ 843 :名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 21:28:31 ID:gkJncBLY >>840 おーぜひ頼む 844 :名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 21:41:02 ID:1sdhE092 感想くださった皆さんありがとうございます。 ただ、もしホルスニュウの続きor他の怪人を書くとしたら次は屠るスレになるかもって思ってます。 今回、途中で終わった感じになっているのは実はそういう理由がありまして…… あと、Hバージョン、屠るバージョン2パターン用意して、それぞれのスレに投下ってありだと思いますか? >>840 ということで自分は屠るスレとこっち、どちらにも顔だしてるので歓迎です。 ただこちらに絵のリンクを貼る時は注意書きをしてもらうような形でどうでしょう。 845 :名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 23:06:48 ID:LI8R2168 >>844 なるほど。 じゃあ絵掲に『*捕まえてスレからお越しの絵師様へ』 って注意書きでもしときましょか。 屠るルートとHルート、どちらも期待してます。 846 :名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 23:19:24 ID:Q9KVEEwA >大和仮面の女怪人とのHはいつも時間との勝負であった。 特にここワロタwww 絵掲、屠る絵は苦手なので貼りに行くとき・見るときには 捕まえてスレ向きなのだけ見たいのだけどそういう風にすることって可能? 847 :名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 01:28:49 ID:2tOSunND >>846 そういうのはこちらで対応するしかないんじゃない? 全体にではなく、スレに貼る時は直接その絵&コメントのみにリンクするとか。 一応、屠るスレ生まれの掲示板だし、こっちで使う場合は多少の窮屈も必要かもと思う。 とまぁ、すべて管理人さんが決めることなので何ともいえんが。 ところで、あと残り10kbだが、次スレ立てないか。テンプレはこんな感じでOK? 絵版はどうなるかわからないので今回はパスか2以降で、間に合えば1にいれてもいいけど。 【つかまえて】悪の女とH 2【つかまえられて】 いじめが大好きな女子高生から残虐非道の悪の女幹部まで。 悪の女を捕まえたり、悪の女に捕まったり、時には悪の女とラブロマンス! とにかく「悪の女とH」が基本コンセプトのスレです。 ・創作/二次創作、どちらも歓迎。ただし実在人物はNG。 ・「やられ」・「グロ」表現が多少なりともある場合は投下前に注意書きをしましょう。   (悪の女が死んじゃう場合は下記に該当スレがありますのでそちらに投下しましょう) ・雑談や感想レスなど、書き手が投下しやすい環境を心がけましょう。 ◆前スレ  悪の女をつかまえて  http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1080476860/ ◆関連スレ  悪の女をつかまえて INエロゲ板   http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1152888591/  【戦闘】強い悪の女戦士を屠るスレ 2【やられ】   http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152028736/           悪の女を屠るのがメインの場合はこちらに(やられ・グロ表現があるので注意!) 848 :安奴隷 :2006/11/06(月) 04:17:59 ID:7W9Aht7f 失礼、終了が近いので手短に。『絵をクリック→そこのURLコピペ』でその絵と米だけ閲覧書込可、投稿待ってます。 849 :名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 18:27:56 ID:nwSMd8Tz >>847 テンプレはそれでいいと思う 俺は規制中なので誰かお願いします 850 :名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 22:45:06 ID:vSBzoByx 【つかまえて】悪の女とH 2【つかまえられて】 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1162820600/ >>847の案で立ててきた。必要ならテンプレの拡充・保守などよろしく。 851 :名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 00:31:21 ID:jQnD9Ykl ここ埋めといた方がいい? 852 :名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 09:56:13 ID:wkMbg9Pi 適当に埋め 853 :名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 23:01:41 ID:CLJaIRCO 埋めです。 いやぁ、本当になんとか完走できたね。 次スレも盛り上がることに期待したい。 しかし、前半から後半までこんなに色が変わってしまったスレも珍しいだろうな。 854 :名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 01:51:32 ID:VROwMHcj うめこ デカピンク 855 :名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 01:59:59 ID:VROwMHcj うめのすけ 856 :名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 02:38:39 ID:3IMfRk+u 梅ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー! 494 KB [ 2ちゃんねる 3億PV/日をささえる レンタルサーバー \877/2TB/100Mbps] 新着レスの表示 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50 名前: E-mail (省略可) : read.cgi ver 05.0.4.3 2006/07/29 FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)